商品詳細
西陣の老舗機屋「ふくい」謹製による、上質な西陣織九寸名古屋帯です。
やわらかな地色に、段取りで表現された唐華文様や牡丹唐草文様が織り出され、華やかさの中にも落ち着きと品格を感じさせる一本に仕上がっています。
柄は六通柄となっており、結んだ際のバランスが美しく、後ろ姿まで上品な印象を与えます。
派手すぎず、控えめすぎない意匠は、茶道のお稽古やお茶会、趣味の着物姿にも取り入れやすく、長くご愛用いただける名古屋帯です。
商品詳細【品質】
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種類:西陣織 九寸名古屋帯
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柄付け:六通柄
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意匠:段文様(唐華文様・牡丹唐草文様)
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織元:ふくい謹製
西陣織工業組合産地証明証紙№295
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素材:正絹
絹80%、レーヨン・ポリエステル、金属糸風(和紙)20%
日本製
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仕立て:名古屋仕立て(※お仕立て方法は別途ご相談可)
生地幅34㎝
段の中に配された唐華や牡丹唐草は、古典文様でありながら現代の装いにも馴染みやすく、
小紋・付下げ・色無地・江戸小紋など幅広い着物に合わせていただけます。
用途・おすすめのシーン
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茶道のお稽古
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大寄せ茶会・月釜
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観劇・食事会
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趣味での着物のお出かけ
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きちんと感が求められる場面の装い
お茶席では、主張しすぎない文様と落ち着いた配色が好まれますが、
こちらの帯は茶席の雰囲気を損なわず、着姿を上品に引き立てるため、
お茶を嗜まれる方に特におすすめです。
また、趣味で着物を楽しまれる方にも、
「きちんと見える名古屋帯」として重宝していただけます。
【年 代】
問いません
【唐 華】
中国から伝えられた花形文様で形は様々なものがある。特定の花をさすものではなく、例えば牡丹のような形の唐風の花などを唐花とよんでいる。
【牡丹唐草】
牡丹の花に唐草を構成した文様です。正倉院の宝相華文様の系譜を受け継いだ生命力あふれる蔓草と百花の王である牡丹の取り合わせが金襴で表現された裂地は当時から格が高いものとして尊重されてきました。現代のきものや帯にもこの名物裂写しが晴着用に使われ、品格のある文様として愛好されています。
茶道をたしなむ方へ
茶席では「目立ちすぎないこと」「清潔感」「格の調和」が何より大切です。
この唐華文様と牡丹唐草の名古屋帯は、段となっていて主役になりすぎず、着物を引き立てながら、きちんとした印象を与えてくれる一本です。
特に年齢を重ねてからが上手にお使いいただけるのではと思っております。長く寄り添ってくれる帯として自信をもっておすすめできるお品です。