商品詳細
日本の四季は、人の感受性を豊かにしてくれます。歴史ある文化と共に育まれた『きもの』は、時代が変わっても形は変わらず、柄行や品質にこだわり続け末永くお召いただける日本の民族衣装として生まれてきました。そんなおきものの中の付け下げをお探しの方に自信を持ってお薦めします。単衣にも袷にも良いお色の付け下げをご紹介です。
濱ちりめんの付下げ|抽象菊柄・ベージュ|上質な日本の正装きもの
この付下げは、ベージュの地色に、日本の伝統工芸である濱ちりめんを使用した格調高い一枚です。菊の花を幾何学的・抽象的に表現した洗練された柄行は、季節を問わず一年中お召いただけます。(夏以外は)
今回特別価格でご提供する理由
付下げという格式あるお着物が、近年お求めになる方が少なくなってきた現状を受け、長く大切に保管してきた在庫を見直すことにいたしました。コロナ禍以前のお品ですので付け下げも職人さんの加工もよく売値は¥390,000(税抜き)でした。そんな眠っていた逸品たちに、新しいご縁を結んでいただきたい——その想いから、原価を切った特別価格でのご提供を決断いたしました。
決して品質に問題があるわけではございません。むしろ、時間をかけて丁寧に保管してきたからこそ、今も美しい状態を保っております。小紋や名古屋帯の整理を優先してきたため、撮影の手間がかかる付下げは後回しになっておりましたが、一点一点に込められた職人の技と想いを、改めて皆様にお届けしたいと考えております。
基本仕様
| 素材 |
正絹100%(高品質な絹糸を使用) |
| 日本の絹印 |
有(日本産絹糸使用の証) |
| 京友禅シール |
有(京友禅振興協議会) |
| 地色 |
ベージュ |
| 柄 |
菊の花文様(抽象的表現) |
| 配置 |
付下げ特有の絵羽模様で、着姿が美しく映える計算された配置 |
| 状態 |
未仕立て(長期保管品ですが、シミ・汚れなどは多分ございません) |
| 素材 |
濱ちりめん |
| 量目 |
730g |
| 長さ |
12.5m |
| 生地幅 |
約37㎝ |
【品 質】
濱ちりめんの特徴
この付下げに使用された濱ちりめんは、江戸時代から京都で織り継がれてきた上質な絹織物です。
- しぼ感: ちりめん特有の凹凸が生まれ、上品な光沢と奥行きが特徴
- 肌触り: 柔らかく、長時間のご着用でも快適
- 耐久性: 質の良い絹糸を使用しているため、代々受け継げる品質
日本の絹印について
日本の絹印が付与されていることは、以下を保証します:
- 経糸に日本産の絹糸を使用
- 国内での品質管理と検査をクリア
- 長く大切にお召いただける信頼の証
【用 途】
付下げは、着物の柄の位置が決まった格式高い正装のきものです。
主な着用場面
- 結婚式: 親族・知人のご出席
- お祝いの席: 七五三、成人式、お宮参り
- 訪問: 特別なご家庭への訪問
- 茶事・茶会: 上座でのご出席
- 格式高い集まり: 同窓会、女性会など
帯合わせのポイント
ベージュの落ち着いた色合いは、以下の帯との相性が良好です:
- 帯締めのある格式高い帯全般
- 金銀の配色を含む帯
- 古典的な吉祥文様の帯
【付下げの良さ】
1. 格式と上品さの調和
付下げは訪問着に次ぐ格式を持つ正装きもです。この商品の抽象菊柄は、写実的な描写を避けることで、季節を限定しない「格律(格調高い決まりごと)」としての文様になっています。
2. 季節を問わず一年中ご着用可能
菊を幾何学的に表現することで、花そのものの季節感を弱め、通年で着用できる柄行となっています。
- 春: 新しい始まりを象徴する古典文様として
- 秋: 菊本来の季節の花として
- 冬: 格調高い装いとして
3. 濱ちりめん素材の価値
- 江戸時代から続く伝統技法
- 日本産絹の使用で品質が保証される
- 世代を超えて愛用できる耐久性
- お手入れ次第で、より風合いが増す
4. ベージュ色の汎用性
ベージュは、帯や帯締め、草履、足袋など周辺小物との合わせが容易で、幅広い装い方が可能です。
5. 付下げだからこその特徴
付下げは、帯で隠れる部分の柄付けが簡潔になるため、帯の魅力を最大限に引き出せます。同時に、裾や袖に現れる柄は上品さを演出します。
おすすめするお客様
この付下げは、以下のようなお客様におすすめいたします:
✓ 上質な日本きものを末永くお召いただきたい方
✓ 季節を問わず着用できる一枚をお探しの方
✓ 結婚式やお祝いの席で上品に装いたい方
✓ 濱ちりめんの風合いを愛でたい方
✓ 帯合わせの幅を広げたいお客様
用途・着用シーンとおして
付下げは訪問着に次ぐ格のお着物として、以下のようなシーンに最適です
- 茶会(控えめな柄行きが茶席に調和)
- 観劇・美術館鑑賞
- お食事会・同窓会
- 初釜・お茶会のお客様として
- 入学式・卒業式などの学校行事(華やか過ぎず品格あり))
単衣にも袷にも対応可能
こちらの付下げは、生地の風合いと柄行きから、単衣仕立て・袷仕立てのどちらにも向いています。
- 単衣仕立て:春先(5月終わり頃~6月)や初秋(9月)の爽やかな季節に
- 袷仕立て:秋冬春(10月~5月)の長いシーズンに
お好みやお召しになる時期に合わせて、お仕立て方法をお選びください。
当店からのメッセージ
長年、呉服に携わってきた私たちだからこそ、一枚一枚の着物に込められた想いを大切にしています。そして「付下げ」は、最もお茶席には必要なお着物かと思います。かつては多くの方に愛されていたお品です。しかしながら今は何でも重宝する無地が多い気がします。紋も入れれば格も上がり春用に一枚、秋冬に一枚あればどこへでも出かけられるとお客様はおっしゃられます。確かにその通りなのですが、あるお茶の先生がおっしゃっていました。久々に新し着物を作ったけどやっぱりいいよね。気持ちもうきうきして。心が弾むわ。と分かる気がします。
お召しになる機会は減ってきましたが、その分、「本当に付下げを必要とされている方のために」「本当に着物が好き」「特別な日に相応しい一枚を探している」という方にこそ、手に取っていただきたいと願いを込めて在庫整理という形ではありますが、これも新しいご縁の始まりです。大切に保管してきたお着物が、皆様のもとで再び輝く日を楽しみにしております。
まとめ
日本の四季は、人の感受性を豊かにしてくれます。歴史ある文化と共に育まれた『きもの』は、時代が変わっても形は変わらず、柄行や品質にこだわり続け末永くお召いただける日本の民族衣装として存在し続けています。
この濱ちりめん付下げは、伝統工芸と現代のしなやかさを兼ね備えた一枚です。抽象菊柄は、格調高さと季節を超えた汎用性を両立させ、どの季節のお出かけにもご相応しい装いを叶えます。
自信を持ってお薦めする、上質な日本の正装きもの。この付下げとの出会いが、皆様のきもの人生をより豊かにすることを願っています。
・お仕立てを伴う場合:詳しくはこちらをご覧ください。
・八掛のお色は、お任せいただければお選びします。
もしくは、見本帳をお送りいたします。
・ご不明な点は、お電話かお問合せよりご連絡ください。
【縫い紋について】
| ケシ縫い |
ほとんど、目立たないような縫い紋です。
玉結びで縁取るようなイメージです |
| マツイ縫い |
一般的な縫い紋です。抜き紋で白く抜く部分の
縁取りを色糸で表します。 |
| スガ縫い |
ボリュームのある縫い紋です。
抜き紋で白く抜く部分を刺繍で埋めます。 |
【抜き紋】
| 抜 き 紋 |
白く抜けていない無地染めや訪問着などに
対し抜染剤や抽出剤などを使い、ご指定の
家紋の形をした型紙を利用して漂白を行い
その上に前述の手描き紋を入れます。 |
※平安紋帳に無い紋の場合には、別途料金が発生いたします。
詳しくは当社までお電話もしくはお問合せ下さい。
お入れする紋の名称は、お申し込み時に、備考欄にお書きください。
紋の名称が分からない場合は、紋のコピーを添付、もしくは、ファックスなどでお送りください。
間違いを防ぐために、出来れば手書きはご遠慮下さいませ。
※写真の帯はイメージです
※FAX 0856-23-7405