商品詳細
西陣の老舗・小森織物が仕立てる、最高級の袋帯
1892年創業の西陣織の老舗・小森織物が、古典の美意識と現代の高度な織機技術を融合させて完成させた最高級の袋帯です。長年にわたり培ってきた高い意匠性と、丁寧な裏糸処理による高品質な帯製造で知られています。特に草木染を用いた帯は内閣総理大臣賞などの受賞歴を持つほど、業界での評価は極めて高いブランドです。
こちらの袋帯は、「佐賀箔百華」という銘は、四季折々に咲く百種の花が煌めく美しさを表現しています。
登録商標「双重布久路」~職人の心配りが宿る仕立て~
本帯は、小森織物が登録商標として認定している特別な仕立て方法「双重布久路(そうじゅうふくろ)」を採用しています。
帯のたれ(結ばれた時に見える下部)に、わざわざ文様を織り込む手間をかけることで、結ばれた時に重厚で品格ある表情が生み出されます。帯を結ぶ人の想いに心配りをした、職人こだわりのお品です。
書物に描かれた雅な世界~古典柄の輝き~
帯地に織り込まれた意匠は、古典書物に描かれた図柄をモチーフとしています。その中には、以下のような四季の草花木々が繊細に施されています。
- 御所車(ごしょぐるま):平安貴族の優雅な乗り物
- 松竹梅:吉祥の象徴
- 菊:秋の花、気品と高潔さの象徴
- 牡丹:春を代表する豪華な花
- 紅葉(もみじ):秋の風情を彩る
- え霞(えかすみ):古典の意匠美
帯地にも松や藤などが気持ちよく配され、全体に華やかさと気品が添えられています。
佐賀箔~伝統工芸「佐賀錦」に由来する格高い輝き
本帯に使用される「佐賀箔」は、ただの金箔ではなく、特別な工法で作られた「箔糸」です。
本物の金や銀を薄く伸ばした箔を漆で和紙に貼り、それを驚くほど細く(約0.3mm~)裁断して糸状にしたもの。この技法は、17世紀に佐賀の鍋島藩で生まれた伝統工芸「佐賀錦」で確立された独特の織り方に由来します。
西陣の老舗である小森織物は、この佐賀錦の美しさと伝統に着目し、その高度な織機と職人技でこの素材と技法を再現・応用しました。つまり、「佐賀錦特有の、和紙と箔が織りなす奥深い輝きと、上品な品格」を、西陣仕立てで実現させたものです。
光の角度により、様々な表情を見せる箔糸の煌めきは、金色系の優雅な地色と相まって、帯全体に格式と上品さをもたらします。
【品 質】
西陣織の高度な織機と職人技
小森織物は、経糸と緯糸が何度も何度も織り返される過程で、佐賀箔との調和が生み出され、ふくよかで上品な質感が実現されています。これは単なる機械織りではなく、職人の手と目によるこだわりの仕立てであり、丁寧な裏糸処理による高品質な仕上げが特徴です。
素材と耐久性
- 素材:最高級絹糸、上質金箔
- 仕立て:登録商標「双重布久路」採用
- 仕上げ:帯地にも松・藤などの文様を配置
- サイズ:長さ 435cm、幅 31cm
金箔を織り込むことで、通常の箔加工よりも耐久性と風合いが大幅に向上します。長くご愛用いただけるよう設計された上質な袋帯です。
経年変化の美しさ
金箔の煌めきは時間が経っても失われることはありません。むしろ着用を重ねることで、帯に独特の風合いと深みが増していきます。大切にご使用いただければ、世代を超えてお持ちいただける一生ものとなります。
【用 途】
この佐賀箔百華は、以下のようなシーンで真価を発揮する高級袋帯です:
格式高い装いに
- 結婚式の留袖・黒紋付:金箔の輝きが厳粛さと豪華さを兼ね備えた装いを実現
- 帯結びの格が問われるお席:帯の重厚さが品格を物語る
- 訪問着での上品な装い:四季の花々が着用者の優雅さを引き立てる
茶会や文化行事に
- 茶会での訪問着:古典の意匠が茶人の嗜好と響き合う
- 能・歌舞伎鑑賞:古典芸能を愛でる人の格を高める
- 美術館や展覧会:上質な装いで文化を享受する場に
特別な記念日に
- 結婚記念日:夫婦で格式高い食事の席へ
- 叙勲式や授賞式:人生の栄誉を彩る最高級の帯
- 訪問や謝辞の場:相手への敬意を示す装いに
金箔が織り成す上品な煌めきは、着る人の凛とした美しさと気品を一層引き立てます。帯地に描かれた四季の花々は、古典の世界へ人々の心を誘い、どのような着物と合わせても全体を品良くまとめ、洗練された印象をお与えします。
※変わり結びではなく普通のお太鼓の結びをお勧めします。
【素材・寸法】
- 全長:435cm
- 幅:31cm
- 六通
- 日本製
- 素材:絹糸(最高級)、佐賀箔(金・銀)
- 仕立て:登録商標「双重布久路」採用
- 製造:小森織物 西陣織工業組合産地証明証紙No.54
【お取り扱いのご注意】
保管について
金箔を使用している為、以下にご注意ください:
- 摩擦や過度な折り曲げはお避けください
- 保管の際はたとう紙に包み、湿度の少ない場所でお保管いただくことをお勧めいたします
- 直射日光による色あせを避けるため、暗い場所での保管が理想的です
着用について
- 帯締めは柔らかい素材のものをお選びください
- 長く愛用いただくために、着用後は風通しの良い場所で陰干ししていただくことをお勧めします
小森織物について~西陣の老舗が仕立てる、佐賀錦の美しさ
小森織物は、1892年創業の西陣織の老舗です。
長年にわたり、古典柄を現代調に落とし込んだ高い意匠性と、丁寧な裏糸処理による高品質な帯製造を専門としてきました。特に、草木染を用いた帯は内閣総理大臣賞などの受賞歴を持つほど、業界での評価は極めて高い着物・帯ブランドです。
小森織物の帯の特徴は、落ち着いた色味としっかりした生地感にあります。それは、単なる見た目の美しさだけでなく、素材への吟味と職人の手仕事の確かさが一本一本に込められているからです。
「双重布久路」に込められた品質への自信
本帯に使用される「佐賀箔」は、17世紀に佐賀の鍋島藩で生まれた伝統工芸「佐賀錦」に由来する格高い素材です。小森織物が「双重布久路」に佐賀箔を採用するということは、単に金ピカなだけではなく、「佐賀錦特有の、和紙と箔が織りなす奥深い輝きと、上品な品格」を備えているという、小森織物の品質への揺るがぬ自信の表れと言えます。
西陣の高度な織機と職人技で、古来より伝わる佐賀錦の美しさを現代に再現したこの逸品は、着物通にも高く評価される逸品なのです。
まとめ
小森織物謹製「佐賀箔百華」は、金箔織りの高級袋帯であり、古典の美意識と現代の職人技が融合した逸品です。
四季の花々と御所車が描く雅な世界、登録商標「双重布久路」による心配りある仕立て、そして金箔が織り成す上品な煌めき——すべてが、着る人の品格と美しさを高める最高級の帯です。
人生の大切な節目、格式高いお席へ。一生ものの帯として、ぜひこの逸品をご検討ください。
おきもの通の方でしたらきっとご存知でございましょう。
織物の一貫生産を行う織り元で、織機の原型である「空引き機」を復元し西陣織物が持つ本来の味わいを出すことに努めておられます。その卓越した意匠力と織りの技術は、問屋間でも高い定評がございます。
【小森の帯】
◆帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
◆ご着用後は、体温や湿気を発散する為に、数時間陰干しをして下さい。
◆帯をおしまいになる場合は、湿気の多い所や風通しの悪い場所はお避け下さい。汗、湿りは変色やカビの原因になる事があります。カビが生えるとシミ抜きをしても落ちない場合があります。
◆おしまいになる時は、ビニール袋の使用や、におい袋を直接帯の上に置いたり、帯に香水をかけたりすることはおやめください。変色の原因になる場合が有ります。
◆防虫剤は帯に直接触れないようにして下さい。二種類以上の防虫剤を同時に使用されますと、変色、シミ等の原因となりますのでご注意下さい。
◆帯に加工されている、金銀糸箔のある部分には薄紙をあてておしまい下さい。又、硫黄分を含んだもの(輪ゴム等)に触れると金銀糸箔が変色する場合がありますのでご注意下さい。
◆高熱アイロン及び蒸気アイロンは金銀糸箔を傷めますので使用しないで下さい。
◆汚れやシミ等が付着した場合は、早めにお買い求めの呉服店や百貨店又は専門の洗張り、しみ抜き、にご相談下さい。ご家庭での洗濯は出来ません。