商品詳細
伝統と洗練が息づく逸品です。雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。本品は、その博多織の名門「大倉織物」謹製、誠之輔ブランドによる本場筑前博多織の紋八寸名古屋帯です。全通柄で織り上げられた正絹100%の帯は、しっかりとしたハリとコシがあり、締めやすく、緩みにくいのが特徴です。柄行は「華段」と名付けられておりますが、実際には幾何学的でモダンな印象です。シンプルですが目を引く洗練されたデザインです。さりげない個性とおしゃれ感を感じさせます。
色合いも上品で、無地感のある着物や小紋、紬との相性も良く、普段使いからカジュアルなお茶席、観劇やお食事会などにも活躍する一本です。江戸小紋にも合う柄となっています。
【品 質】
・大倉織物
・機屋誠之輔 謹製証紙 有
・紋八寸なごや帯
・日本製
・全通
・絹:100%
・生地幅 :約31.0㎝
・平織
【用 途】
お茶会、観劇、発表会、展覧会、コンサート、お稽古、趣味の会、ご友人とのお食事会等にどうぞ。色無地、江戸小紋、とび柄小紋、紬、おめしに合わせてください。単純な柄行ですので合わせにくいお着物も難なく合わせられます。
【年 代】
年齢は問いません。
【博多織物】
760年間織りつがれた伝統織物です。しなやかさと丈夫さを合わせ持つのが博多帯の特徴で、又、絹鳴りと呼ばれる締める時に絹が擦れて鳴る「キュッキュッ」という独特の音も特徴です。身支度をする時にこの音を聞いて清々しい気持ちになる、気が引き締まるという方もいらっしゃいます。その秘密は、ずばぬけて高い密度の経糸、その数約6,500本を使用し、一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げる所です。
※博多織の職人からすれば「鳴かせてこそ一人前」という言葉が受け継がれていると言われています。
【大倉織物】
昭和48年創業。以来博多織の原点である平地八寸なごや帯をはじめとし袋帯、半幅帯と独自の織の表現を追求。原材料にも妥協せず愚直なまでに創業当時の製法を守っている。現在は、「誠之輔」ブランドとして博多織を追求し博多織770年の伝統技術を継承するとともに新商品作りに励んでいる
【帯の保存とお手入れ法に関するご注意】
〇帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
〇ご着用後は、体温や湿気を発散させるために、数時間陰干しをして下さい。
〇帯をおしまいになる場合は、湿気の多い所や風通しの悪い所はお避け下さい。汗・湿りは変色やカビの原因になる事がございます。カビが生えるとしみ抜きをしても落ちない場合がございます。
〇おしまいになる時は、ビニール袋の使用やにおい袋を直接帯に置いたり、香水をかけたりすることはおやめください。変色の原因になる場合がございます。
〇乾燥剤・防虫剤は直接帯に触れないようにしてください。二種類以上の乾燥・防虫剤を使用しますと変色、シミの原因になりますのでご注意下さいませ。
〇汚れやシミ等が付着した場合は、早めにお買い求めの呉服店か百貨店、専門の洗張りシミ落とし店にご相談くださいませ。ご家庭での洗濯はできません。