商品詳細
雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある大倉織物の≪誠之輔≫ブランドです。
博多織の名門・大倉織物の「誠之輔」ブランドより、夏用の八寸名古屋帯(紋紗織)をご紹介します。透け感のある紋紗は、風を通しやすく、涼しげで軽やかな印象。白地に織り出された幾何学模様がモダンで上品です。シンプルなお着物とも相性抜群です。
博多帯ならではの張りとしなやかさを併せ持ち、締め心地の良さも魅力です。単衣や夏の着物と合わせて、6月〜9月の盛夏はもちろん、春の陽気が感じられる4月末頃〜初夏(5月)や、残暑の残る9月〜10月上旬までもご使用いただけます。気温次第では11月までお楽しみいただける可能性も。まさに「長く使える夏帯」です。
お茶会・観劇・お稽古・街着としてもおすすめ。夏の装いに、上質な博多織の一品をぜひお試しください。
【品 質】
・大倉織物
・機屋誠之輔 謹製証紙 有
・紋八寸なごや帯
・日本製
・全通
・絹:100%
・生地幅 :約31.0㎝
・平織
【用 途】
発表会、展覧会、観劇やコンサート、お茶会、お稽古、ご友人とのお食事会等の趣味の集まりにどうぞ。色無地、江戸小紋、とび柄小紋、紬、おめしに合わせてください。
【年 代】
あまり年齢は問いません。
【博多織物】
760年間織りつがれた伝統織物です。しなやかさと丈夫さを合わせ持つのが博多帯の特徴で、又、絹鳴りと呼ばれる締める時に絹が擦れて鳴る「キュッキュッ」という独特の音も特徴です。身支度をする時にこの音を聞いて清々しい気持ちになる、気が引き締まるという方もいらっしゃいます。その秘密は、ずばぬけて高い密度の経糸、その数約6,500本を使用し、一寸間の中に50回往復させて丹念に織り上げる所です。
※博多織の職人からすれば「鳴かせてこそ一人前」という言葉が受け継がれていると言われています。
【大倉織物】
昭和48年創業。以来博多織の原点である平地八寸なごや帯をはじめとし袋帯、半幅帯と独自の織の表現を追求。原材料にも妥協せず愚直なまでに創業当時の製法を守っている。現在は、「誠之輔」ブランドとして博多織を追求し博多織770年の伝統技術を継承するとともに新商品作りに励んでいる
【帯の保存とお手入れ法に関するご注意】
〇帯はお締めにならなくても、春と秋の二回湿気の少ない天気の良い日に陰干しをして下さい。
〇ご着用後は、体温や湿気を発散させるために、数時間陰干しをして下さい。
〇帯をおしまいになる場合は、湿気の多い所や風通しの悪い所はお避け下さい。汗・湿りは変色やカビの原因になる事がございます。カビが生えるとしみ抜きをしても落ちない場合がございます。
〇おしまいになる時は、ビニール袋の使用やにおい袋を直接帯に置いたり、香水をかけたりすることはおやめください。変色の原因になる場合がございます。
〇乾燥剤・防虫剤は直接帯に触れないようにしてください。二種類以上の乾燥・防虫剤を使用しますと変色、シミの原因になりますのでご注意下さいませ。
〇汚れやシミ等が付着した場合は、早めにお買い求めの呉服店か百貨店、専門の洗張りシミ落とし店にご相談くださいませ。ご家庭での洗濯はできません。