商品詳細
日本の四季は、人の感受性を豊かにしてくれます。歴史ある文化と共に育まれた『きもの』は、時代が変わっても形は変わらず、柄行や品質にこだわり続け末永くお召いただける日本の民族衣装として生まれてきました。そんなおきものの中の付け下げをお探しの方に自身を持ってお薦めします。
■ 商品詳細:現代的な感性と伝統の融合
地色は、都会的で品格のある「小町鼠(こまちねず)」。グレーの中にほんのりとパープルが溶け込んだ温かみのあるお色で、日本人の肌を明るく、美しく引き立てます。
最大の見どころは、上前(うわまえ)に施された**「市松模様」の構図**です。伝統的な市松の中に、松や桐といった吉祥文様と、菊、萩、桔梗などの四季の草花が、パッチワークのように繊細に描き込まれています。
■ 品質表示:手にした瞬間に伝わる「重目」の質感
一生ものとしてお召しいただけるよう、生地の質にも徹底してこだわりました。
| 素材 |
正絹 100%(最高級「日本の絹」証紙付き) |
| 地色 |
小町鼠にほんのりとパープルが溶け込んだ温かみのあるお色 |
| 柄 |
松、菊、桐、などの吉祥文や抽象画で表現された四季の花 |
| 配置 |
付下げ特有の絵羽模様で、着姿が美しく映える計算された配置 |
| 状態 |
未仕立て |
| 生地 |
丹後ちりめん |
| 量目 |
760g |
| 長さ |
13.2m |
| 生地幅 |
約37.5㎝ |
※通常よりも打ち込みがしっかりとした「重目(しなやかで厚みのある)」生地です。
■ 用途とTPO:お茶席から式典まで、自信を持って
付下げは、訪問着よりも控えめで、小紋よりも格段に格上の「準礼装」です。
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お茶をされる方へ: 茶席では「主客や道具を邪魔しない、控えめな美しさ」が尊ばれます。このお着物は、低い位置に柄を抑えた上品な構成であり、かつ「露芝」や「四季の草花」という季節を問わない吉祥柄を含んでいるため、初釜から各月の茶会まで、安心してお召しいただけます。
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式典・お祝いの席へ: 入学式、卒業式、七五三、結婚式の披露宴など。派手すぎず、しかし確かな品格を求められるシーンで、周囲に「きちんとした印象」を与えます。
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初めての付下げをお探しの方へ: 帯合わせが非常にしやすく、合わせる帯によって30代から70代まで、世代を超えて受け継いでいただける汎用性の高いデザインです。
■ 付下げの豆知識:なぜ「付下げ」がお茶席で愛されるのか
訪問着は華やかですが、お茶席では時に「華やかすぎ」と捉えられることもあります。その点、付下げは**「控えめな贅沢」**を体現する着物です。
特に本作のように「市松」の中に柄を込めたデザインは、立ち姿ではスッキリと知的に見え、座った際には膝元に上品な彩りが集まります。この「控えめな主張」こそが、おもてなしの心を大切にする日本伝統の美意識に合致します。
付け下げは訪問着に次ぐ格のお着物として、以下のようなシーンに最適です:
- 茶会(控えめな柄行きが茶席に調和)
- 観劇・美術館鑑賞
- お食事会・同窓会
- 初釜・お茶会のお客様として
- 入学式・卒業式などの学校行事(華やか過ぎず品格あり))
単衣にも袷にも対応可能
こちらの付下げは、生地の風合いと柄行きから、単衣仕立て・袷仕立てのどちらにも向いています。
- 単衣仕立て:春先(5月終わり頃~6月)や初秋(9月)の爽やかな季節に
- 袷仕立て:秋冬春(10月~5月)の長いシーズンに
お好みやお召しになる時期に合わせて、お仕立て方法をお選びください。
当店からのメッセージ
長年、呉服に携わってきた私たちだからこそ、一枚一枚の着物に込められた想いを大切にしています。そして「付下げ」は、最もお茶席には必要なお着物かと思います。かつては多くの方に愛されていたお品です。しかしながら今は何でも重宝する無地が多い気がします。紋も入れれば格も上がり春用に一枚、秋冬に一枚あればどこへでも出かけられるとお客様はおっしゃられます。確かにその通りなのですが、あるお茶の先生がおっしゃっていました。久々に新し着物を作ったけどやっぱりいいよね。気持ちもうきうきして。心が弾むわ。と分かる気がします。
お召しになる機会は減ってきましたが、その分、「本当に付下げを必要とされている方のために」「本当に着物が好き」「特別な日に相応しい一枚を探している」という方にこそ、手に取っていただきたいと願いを込めて在庫整理という形ではありますが、これも新しいご縁の始まりです。大切に保管してきたお着物が、皆様のもとで再び輝く日を楽しみにしております。
・お仕立てを伴う場合:詳しくはこちらをご覧ください。
・八掛のお色は、お任せいただければお選びします。
もしくは、見本帳をお送りいたします。
・ご不明な点は、お電話かお問合せよりご連絡ください。
【縫い紋について】
| ケシ縫い |
ほとんど、目立たないような縫い紋です。
玉結びで縁取るようなイメージです |
| マツイ縫い |
一般的な縫い紋です。抜き紋で白く抜く部分の
縁取りを色糸で表します。 |
| スガ縫い |
ボリュームのある縫い紋です。
抜き紋で白く抜く部分を刺繍で埋めます。 |
【抜き紋】
| 抜 き 紋 |
白く抜けていない無地染めや訪問着などに
対し抜染剤や抽出剤などを使い、ご指定の
家紋の形をした型紙を利用して漂白を行い
その上に前述の手描き紋を入れます。 |
※平安紋帳に無い紋の場合には、別途料金が発生いたします。
詳しくは当社までお電話もしくはお問合せ下さい。
お入れする紋の名称は、お申し込み時に、備考欄にお書きください。
紋の名称が分からない場合は、紋のコピーを添付、もしくは、ファックスなどでお送りください。
間違いを防ぐために、出来れば手書きはご遠慮下さいませ。
※写真はAIに作っていただいたものです。イメージが湧けばと思います。
※FAX 0856-23-7405