お茶席の名古屋帯

投稿日:

昨日、問屋さんがお越しになられ名古屋帯と袋帯を見せて頂きました。

お茶席向きの名古屋帯で目を引くものが数点ございました。

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5% レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・茶系地色
・生地幅 :約35.0㎝

   
紹巴の名古屋帯蔓笹文様      裏です

しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、唐草と共に
松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。

こちらは、お問い合わせがあり、その時には色は違うんですが同柄の
藤原織物の名古屋帯が一日差で売れてしまっていたんです。
それから、お客様のご要望で、探して欲しいという事となり問い合わせ
をしたところ、「今はその柄は作ってない。でも注文受ければ作ります。」
という事で受注いたしました。

おめでたい柄で、尚且つ落ち着いた色目ですのでご年配の方にも
お締め頂けます。

【織成袋なごや帯】

特選八寸名古屋帯(西陣織)【安藤謹製】「市松に梅・松柄織り」

【品 質】
・老舗 安藤 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№208
・日本製
・六通柄
・絹:100%
・市松に梅・松・青海波・七宝
・生地幅 :約31.0㎝

つづれの帯ではないのですが、技法はつづれの技法を使っております。
古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された
格式の高い技法です。軽くてしなやかな上に、綴織に準ずる格式をそなえ
ているため、まさに「茶の装い」の為に存在すると言えるのではないで
しょうか。
芯を入れる必要がないため、軽く結びやすくて、よく締まります。

きれいな色を市松に配した優しい仕上がりとなっています。

詳しいことがお聞きになりたい方は、お電話もしくは
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夏名古屋帯と五嶋紐

投稿日:

雨も上がりましたが、まだまだジメジメした日が続きます。
気分転換は、人それぞれですが、
最近始めたインスタでは、かなりの方が着物を着て楽しんでいらっしゃいます。

又、お茶道具も発信されていて、最近では、昔盆略点前の盆が山道盆で習われた
という方のインスタを拝見しました。素敵でした。

着物を着られる時、雰囲気を変えたい方は、帯締めや帯揚げを工夫します

帯   夏・西陣織九寸名古屋帯【佐々木染織謹製】
帯締め 五嶋紐(こちらは、むらたや店舗にお問い合わせください)

 

 


麻の名古屋帯です。真夏にお締め頂くのが宜しいかと思います。


トンボ玉の帯締めです。
夏に涼し気な雰囲気を持ち込むことができる帯締めです

 

[きもの豆知識]

現在では結婚に至るまでの手続きが簡略化され、儀式と言うよりはパーティ感覚
と考える方が濃くなっています。

家と家の結びつきではなく、結婚する当人同士の意思で物事を決める……
表向きはそうですが、こと結婚に関しては現代っ子といえども、保守的になる
傾向がみえます。

家財道具や電化製品とともに花嫁支度のひとつを成す着物。
本来は、結婚の際に訪問着、無地、留袖、喪服などをご用意するのですが
最近は、嫁ぎ先によってお仕度に掛ける度合いが変わったり、
どうせ着ないからといって作らない。というご家庭が増えています。

私の母は、良くこう言ってました。『貴方が嫁ぐ時は、晴れ着と喪服を作って
あげます。他は既に用意してある物を持って行きなさい。』と……
確かにお茶をされている方は小紋・色無地や訪問着をお持ちの方が多いと
思います。だから改めて作る必要は無いのだと思いますが、喪服に関しては
必ず持って嫁がれたほうが宜しいと感じます。

暑い時は 「着ないからとか」「バタバタするから着てる暇がない」などは
ハッキリ言って言い訳です。本来は故人を偲んで葬の最高礼装である
黒喪服五つ紋の抜き紋を着るべきです。その方が故人を偲んでお越しの方にも
故人に対しても気持ちが伝わります。

着物離れで着ないからと言う理由だけで、喪服を作らないのではなくひとつの
お道具として是非ご持参されたほうがお嬢様にとっても嫁ぎ先に対しても宜し
いかと思います。

「さてここからが豆知識です」
「どこの紋をいれるか?」ということ。実家の紋を入れる。嫁ぎ先の紋を入れる等々、様々なケースがあります。

『関東では父方の紋、関西では母方の紋』と言う風に地域によって紋の入れ方が
違ってきています

『おんな紋』という言葉をきいたことがございますか?私も嫁ぐまで全く知りま
せんでした。

[女紋とは]
女性は父方の家紋を使うことは殆どなく、母親が自身の結婚に際して持ち込む
もので、母親の母親(祖母)から伝えられたものです。
女性は、きものや持ち物にはこの『おんな紋』を入れて、母方の血縁集団の
一員であることを示すのです。

女性は、紋つきの初めてのきものは『喪服』と言われています。
ですから、19歳の厄落としの時に喪服をお仕度される方がいらっしゃいます。
(最近は殆んどいらっしゃいません)

男の子は生まれた時に宮詣りの一つ身に五つ紋を入れますがそれが最初に
なります。

地域によって紋の入れ方は違っていますが、私共のあたりでは、家の紋を
入れて嫁がせます。

是非覚えておいてください。

江戸小紋の柄と小紋と名古屋帯

投稿日:

 【江戸小紋】

武士の裃に用いた柄が始まりとされる、江戸小紋。
次第に庶民にも広がり、富士山と茄子を描いた
「初夢」や
文字を意匠化した「家内安全」「雪月花」等
遊び心のある柄が発達しました。

家内安全
風月花

 

七福神
竹垣根に松竹梅
紅葉づくし
水紋
梅づくし
宝尽くし

やく(厄・役・薬)とおろしをかけた「大根におろし金」や無病息災を
かけた「六瓢箪」など、洒落を利かせた
「いわれ小紋」は、粋でおしゃれ
を楽しむ江戸っ子の
ユーモアが凝縮されています。
遠目には無地に見え、近づけば思わずうなる遊びがらは、さりげなく個性的
を演出するのにおすすめです。

こちらは、「家内安全」です


生地は高級浜ちりめんを使用
お柄は細かく美術的に「家内安全」という文字が配置されています。
同じ柄がつながっているとはいえ、伊勢の高級和紙を型彫りして、寸分の
狂いもなく染め付けていくという行程を人間の手作業で全て行っております。
だからこそ着物としてお召しになったときの着姿は色の濃淡が微妙に変化し
て見えて深みを感じるのです。
おしゃれ着としてお召しの場合は、染帯や九寸名古屋帯で
フォーマルでお召しになるなら袋帯や格調のある名古屋帯で合わせて下さい。
お召しになる場所に応じた幅広いお着物としてまさに好適品です。

【小紋と帯】

 

小紋 正絹小紋 京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]

袋帯 西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」


こちらの名古屋帯を合わせています。
九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

秋のお茶会に小紋にあわせてください。
メリハリを利かせると粋におしゃれになります。
お手伝いでもここらクラスの帯を締められると華やかになるでしょう。

【小紋】

観劇やコンサート、食事会、などちょっとしたおでかけに重宝します。
ひと口に小紋と言っても
 柄ゆきの種類は豊富で、友禅染の総柄小紋や
古典柄は, よそゆきとして着ることができます。
逆に幾何学文様や遊び心のある柄などは、街着として装います。小紋に
合わせる帯は、名古屋帯が基本です。
パーティーや観劇には、織や染め
の帯をお好みで合わせ
てみてはいかがですか?
お茶席等には、無地感のとび柄小紋はいかがですか?お手伝いには重宝する
お着物です。
無地が無難と言われていますが、ちょっと寂しい気がします。紋がついて格も
上がるのですが、色無地は仏でも着用しますので、お茶会でも、特におめでたい
お席ならば、訪問着か付け下げ、お手伝い程度なら江戸小紋、とび柄小紋で
出席されると宜しいのではないでしょうか?

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染織りの着物と帯

投稿日:

六月に東京で催事がございます。
場所は 目黒雅叙園です。
こちらは、私共がいつも仕入れをしている問屋さんの催事です。
かなりのお客様(一般の方)がいらっしゃると思われます。

この時期は、私共も店にて催事を致しますので、今まであまり行くことが
無かったのですが、幸いにも東京のお客様もできましたので、こちらの催事
にも参加してみようと思います。

古典柄が得意な問屋ですので、ずっとお召し頂ける一品が見つかると思い
ます。

付下げや、オシャレな小紋、袋帯・名古屋帯、そして夏帯
色々と取り揃えてございます。

こちらのお品は色出しや柄付迄こだわっていらっしゃいますので、素敵で目を引く
商品ばかりです。

4月の受注会にも参加(京都)いたしました。
ネットに出したい商品がたまっていて(写真を撮れず)なかなか
皆様にお見せできずすみません。

新作、小森の帯(名古屋帯)は単衣にも良いですが、9月からの単衣や
10月からの袷にとてもいい帯です。(未撮影)

こちらの会社の小紋も評判が宜しいです。
生地もしっかりしていて、一目で気に入られご購入して頂きました。
八掛のお色で迷われましたが、最後は、しっくりくるお色に決められました。
お仕立も、納得いく寸法を何度も測って頂きましたが、一度お決め頂ければ
次からは、寸法を残してございますので、安心してお選びになる事が出来ます。

~お薦めの小紋~

京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]


市松模様かと思わせるような地模様のはいった丹後ちりめんの生地に
蛍が飛んでいるかのようなボカシが所々に施されています。
その白地のボカシの中に、淡いクリーム色の厄除けのウロコ柄をあし
らっています。

こんな感じで合わせても宜しいかと思います。


帯 : 九寸名古屋帯 小森織物謹製 有職段に菊づくし 六通


帯  :  九寸名古屋帯 となみ織物謹製 三色段に桜 全通

合わせる帯によって雰囲気が変わります。

京染め[紋意匠に飛び柄華文]
金彩加工で縁取りされた柄に、白で染めた古典的な花柄を、品良く
飛び柄にあしらっています。 京染めではありますが、柄の雰囲気は
まさに東京感覚のオシャレな小紋です。

こちらの小紋は比較的帯は合わせやすいと思います。
白綾苑大庭の名古屋帯はいかがですか。

こちらですと色合いからいってもメリハリがあり、帯の宝尽くし
の柄行がお茶席には良い感じとなっております。
九月の単衣時期ににも十分お締め頂けます。


小紋だけでなく、付け下げや無地にも合わせられるのがこの帯の
幅広く重宝する所です。

令和元年6月15日よりSALEを致します。
お急ぎでなければ、この日を待ってお求めくださいませ。

 

裏千家のお茶席~万葉公園にて~

投稿日:

万葉公園でお茶会が催されました。


裏千家の淡交会の皆様が催していらっしゃいました。


つくばいとししおどし。涼し気な水の音にししおどしの竹の音。
情緒を感じます。


5月5日、端午の節句です。こいのぼりも気持ちよく泳いでいます。


まずは、お床の拝見。

お道具も拝見させて頂きました。

裏千家さんは、必ず設えを整えていらっしゃいます。
お道具もじっくり拝見できますし、目の保養になりました。


お茶碗 : 紫雲作
棗   : 幸斉作

棚  :  荒磯棚
水差し:  雪舟焼

それぞれ時期のもの柄付のものを使用していらっしゃって
お招きする方を楽しませてくださいました。

素敵なお道具を拝見できただけで楽しかったです。

お茶は外で頂きました。

天気も良かったので、万葉公園を少し散歩いたしました。

おもてなしをされている方は、小紋が多かったです。
それもとび柄小紋です。
無地感にも感じられますし、品もございます。
帯は、袋帯もしくは、格のある名古屋帯の方が多いように思えました。

この連休中に地元に帰られる方が、万葉公園を訪れた時に
ちょっと休憩して、お茶を親しんで頂く。そんなプロセスなのでは
ないでしょか。

私も、娘が帰省していましたので、折角ですので寄らせて頂きました。
ただ、散歩する格好でしたので少し申し訳ないと思いましたが、
気楽にという雰囲気でしたので良かったです。

2日間されましたので、なかなか大変だったと思います。
汗もかかれたでしょうし、そんな時は、家で数日陰干しをして
その時に帯周りのシワが落ちないようでしたら汗を十分吸っていますので
クリーニングにお出しするのをお薦めします。
さっとシワが無くなるのでしたら、気になるシミのみをシミ落としで
だされたらいかがでしょうか。

分からない時は、お近くの専門店にご相談ください。
勿論、“きものむらたや”でもご相談はお受けいたします。
宜しければ、こちらまでご相談くださいませ⇒お問合せ
お電話でよければ、⇒0856-22-0098 迄

~お薦めの小紋~

紋意匠生地に淡いパープルグレー色の地色に縦長に唐華柄を施したとび柄
となっています。柄は主張しないので帯は合わせやすく上品になります。

合わせる帯として

【名古屋帯】


こちらで合わせられると“おしゃれに粋”になります。

正統派でいかれたい方は、

これからの時期を考えますと軽くて締めやすい方が宜しいかと思います。
こちらは、袋帯ですが、軽くてお色も濃すぎなく、小紋と同系のお色
ですので違和感なくお締め頂けます。二重太鼓となりますのでちょっとした
お茶席には重宝します。
本日のようなお茶席にはうってつけといえるでしょう。

大型連休ももう少しで終わりです。

しかし、お茶事などはまだまだ色々と催しが社中ごとにあると思います。
そんな時は是非、“きものむらたや”を頼りにして下さいませ。

次回は、単衣向きの着物とそれに合う帯のご紹介をしたいと思います。

 

50代からの着物選び

投稿日:

令和最初のブログ第一弾は

50代からのお着物えらびです。

子育てから解放、または少し余裕が出てきたから趣味で。

はたまた、着物があるから何かしようかしら。

などなど理由は様々ですが、お茶に興味を抱きお稽古を始める方が

増えてきているのは確かです。

私どもの所でさえ、着付けから茶道の道へ入られる方がいらっしゃいます。

だからこそ、この年代からのお着物探しにお手伝いをさせて頂きたいと思い

令和元年5月1日のブログはこのお題にしようと決めていました。

50代からとひとえに言っても色々といらっしゃいます。

昔と違って皆様お若いです。そしておきれいです。見た目もですが、気持ちも

お若く明るいですのでお着物選びも楽しいですよ。

本日のお薦めは、

こちらはいかがでしょうか
正絹小紋 京染め[唐花文・パステルグレー色]

グレーというお色は大変お茶席に向くお色です。
かといって、濃すぎたり暗めのグレーですと地味になりがちです。
こちらでしたら、明るいイメージでお召し頂けます。
流れるように施された唐華は、地色と調和して主張していません。
ですから、お茶席に、お稽古に、ご友人との会食にと気軽に着て頂ける
そんな小紋です。

こちらは、無地付け下げに袋帯です。

無地付け下げは、「かたくり」をモチーフにされている、
鎌倉の友禅作家 坂井教人先生の作品です。
(こちらは、ネットには出しておりません。)
袋帯は、特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」です。
結婚式のお着物やお茶席のお着物。無地、付け下げ、訪問着
そして黒留袖にも合わせられます。
※無地付け下げが気になられる方は、お電話もしくはこちら から
ご連絡いただければ、お返事させて頂きます。

こちらは、東京染め小紋~貞子好み~です

全体的にベージュで柄は格子のようになっています。
オシャレに粋にお召しになられたい方にはお薦めです。
古典調とは少し離れた感じですが、江戸小紋染の技術で染められています。
型紙が工夫されているだけです。

本物の江戸小紋は、美濃の型紙を使って東京で染めたもの(伝統工芸士)
を江戸小紋といいます。

上の東京染め小紋は、東京で伝統工芸士が染めたものには違いありません。
“きものむらたや”がいつもお願いしている江戸小紋染のメーカーにお願い
をしてそのメーカーのオリジナルの~貞子好み~というブランドから
選んで染めて頂きました。

こちらは、正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

滑かな格子をあしらっていて、一見、洋?のように感じさせる雰囲気は
正に気軽に着て出かけられる。そんな小紋です。定規で引いたような線で
はないので、型ぐるしい感じがいたしません。
勿論、お茶会に着用できます。また、観劇やご友人とのお食事会など
多岐にわたる活用方法がありますので重宝致します。

お薦めの袋帯です。
正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製 】 全通 、袷はもちろん単衣時期にも
重宝する帯です。

「綾羅織」と題された独特なよろけ模様を織り上げた帯です。
軽やかな風合いは、単衣の時期にも重宝して頂けます。 意匠は銀色の地に
淡い桃色の横段柄です。その中は細かい市松模様になっていますので、 シンプル
且つモダンな表情の意匠なので、飽きのこないオシャレな袋帯に仕上がりました。 オシャレな訪問着や付下げ・色無地にそしてとび柄小紋などに合わせて頂けます。観劇、コンサート、お茶会など様々なシーンでご着用できます。

上の三反の小紋でしたらどれでも合いますよ。

「小紋だからやはり名古屋帯がいいわ。」とおっしゃられる方に
こちらはいかがですか。
西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

お茶席やご友人とのお食事会、そしてお稽古など
気軽にお締め頂ける名古屋帯です。
桜の花模様ですが、昨今「さくら」は日本の花の象徴とされていますので
着用時期はあまり気にせずとも大丈夫です。

楽しんで着物lifeを満喫してください。

令和の時代は、また、着物に目を向けて下さる方が増えることを
期待しております。

万葉まつり茶会

投稿日:

毎年4月29日は、「万葉まつり」です。
そこで、お茶会が催されます。

この度、飲ませて頂いたのはお煎茶でした。
一煎目は甘く、お茶の何とも言えないいい香りがして
『ホッと』する一口目です。

二煎目は、少し苦みが出るのですが、甘いお菓子を頂いたのち
ですので、苦みも口に残ったお菓子の甘さで調和され大変美味しく
頂きました。

本来は、外の水の流れる情緒ある公園での茶会でしたが、
あいにくの天気ですので大事をとって屋根のある所でのお点前でした。
場所は狭いのですが、雰囲気作りを重視されていました。

この様なお茶会にお薦めの着物と帯のご紹介です。

こんな感じの小紋に江戸更紗の名古屋帯を合わせたら若い方から
少しご年配の方までおしゃれにお召いただけます。



お薦めの小紋と名古屋帯

投稿日:

只今、セールの真っただ中です。平成も残りわずかのお日にちを残すばかりです。
寂しい気もしますが、平成という時代に感謝を込めて催事を始めました。

着物文化に慣れ親しんで頂く為にと、着物と帯というものをもっと身近に感じて頂きたくお買い求めしやすい価格にさせて頂きました。

お薦めのお品をご紹介いたします。

【小紋】
正絹小紋 京染め[紋意匠に葡萄と河骨枝丸文のとび柄]

地色は、グレーが入った綺麗な淡いパープルです。
これからのお茶会にお召いただけます。
6月や9月の単衣にお仕立されても宜しいかと思います。

帯を合わせるとしたら、
こちらの名古屋帯はいかがですか?

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」
単衣でお召し頂くのであれば、こちらの名古屋帯は9月がお薦めです。
決して6月は締めれないという訳ではございません。
あくまで、帯は先取りと言われておりますのであえて9月をお薦めしました。


こちらは、柄的には厳密にいうとお太鼓柄なのですが、お太鼓の柄の所が
比較的広くとってあり、尚且つ全体をご覧いただいたらお判りでしょうが、
パープルとベージュの段がありその中に菊の模様が施されています。
お太鼓の部分だけが菊の描き方が違っていますが、お締め頂くときに多少ずれても
気にならない作り方となっております。

ポイントのお太鼓柄ですと、お太鼓の部分でどこに持ってくるのかで印象が
変わりますので、締めにくいと思います。

こちらでしたら、そんなことは、気にされずにお締め頂けます。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】
「市松地に唐草文様・ライトグリーン色・六通」

地模様は縦線、横線、の交互の市松模様の地紋が織り上げており、
見る角度によっては、より地紋柄が浮かび上がります。
着物の初心者の方から、上級者の方まで、幅広くおすすめのできる
ひと品です。柄は牡丹唐草といった古典調ですが、花の部分に5色ぐらい
使っておりますので、ある程度のお着物には(小紋)合わせやすく
なっております。

こちらは、サイトには載せていない商品です。
これからの季節、暑いからといって帯付だけではという方が多いので
特別にご紹介いたします。

私どもの地域のお客様は、京都に行かれる時などには、必ずコートをお持ちに
なります。そこで普通のコートよりもこれからの時期は、こちらのような
スリーシーズンのコートをお薦めしております。
問屋さんにお聞きすると今は作っていないとの事です。
お洒落ですので、好評でした。しかし、むらたやでも残り2反となりました。
ですから、いつもは飾っておりません。棚に保管されております。

でもやはり、着て頂ける方を探した方が、こちらの反物の為になります。
ですから、これからの時期は、お薦め商品とさせて頂きますので、度々
ブログに載せると思います。
その旨宜しくお願い致します。

お薦め名古屋帯~お茶席向き

投稿日:

お薦め名古屋帯

4月に注文しました名古屋帯が入荷しました。
併せて最近の名古屋帯でお薦めの商品をご紹介いたします。
※もちろんサイトにはまだ載っておりません。

小森織物(小森の帯)

「変わり七宝に格子に松」

地色はこげ茶系のお色です。
規則的に施された、松の柄は、お締め頂く時期を考えず着物に合わせて
お締め頂けます。
上で変わり七宝と申しましたが、見方によっては鎖繋ぎのようにも見えます。
ただ、松は主張しない程度に菱の形の中にあしらわれています。
だからこそ、バランスが良く地色とも合っています

こちらの帯は、小紋、無地、付け下げなどに合わせられます。
小紋でしたら、とび柄のお着物で淡い感じのお色で合わせられるとメリハリもあり
お茶席にちょうど良いです。

次は、今年になってから仕入れたお品のお薦め品です。

蔦にひょうたんの柄付です。

 

先程、京都出張に出かけた折、どうしても時間の都合で回れなかった、問屋さんが
急に来店されました。
折角ですので、
新しいものをご紹介いたします。

これからは、夏物の帯になります。

もちろん、まだサイトにはアップしておりません。

地色は紺で夏の名古屋帯です。


黒地にお太鼓柄です。刺繍で施してございます。

前は、こんな感じです。

紗、博多の帯です。

涼しそう感覚が出ています。

紗の博多の帯です。
締まりも良いですし、とても涼し気です。
西陣も良いのですが、博多帯は博多織の良さが出ています。
お仕立ては、かがりだけです。

夏の小地谷ちぢみに合わせてお締め頂くとお稽古や、夕涼みなどに大変
重宝します。

本日、入りたてのほやほやのお品です。

今や、お茶席に名古屋帯は必需品となっております。
着物にもよりますし、名古屋帯の格にもよりますが、お稽古はもちろん
ちょっとしたお茶会にお手伝いでご出席されたり、お客様でいかれたりと、
色々と重宝します。

これからの着物に合わせておひとついかがですか?

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是非お友達追加して旬な情報を仕入れてください

これからの季節着物を着てお手入れ(クリーニング)に出される方が
多いと思います。そんな方の為に
きものむらたやのLINE公式アカウントポイント付与付きQRコードが
ございます。そちらをお支払いの時に着物と帯、襦袢をクリーニングに出されてお支払いされた数だけポイントがたまります。

10枚たまれば1枚丸洗いがサービスとなります。
※着物と帯どちらを買われても1ポイント付きます。
そんな特典を付けて沢山の方に気軽に着物を着て頂く企画を始めました
注)有効期限1年です。

商品についてのお問い合わせは下記の所からもご連絡いただけます

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これからの付け下げお薦め品~袋帯と名古屋帯

投稿日:

今回お薦めするきものは、付け下げです。

お色からいってもこれからの時期にはぴったりと思います。

淡いブルーグレーのお色に古典柄をあしらった付け下げです。
こちらは、単衣にされても十分お召いただけます。

袋帯:正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」
光沢のある白地にグレー系統のお色で松や梅、笹(竹)、菱を施してございます。
こちらは、お茶席に是非、お締め頂きたい袋帯です。

こちらの帯は、特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」
こちらもお茶席向きの袋帯です。
京の老舗[小森の帯]の帯で、松・紅葉・梅などの植物を豪華に施し、雲取りの中に、波・唐華唐草・鳳凰をあしらっています。全体的に優しい色使いですので上品に合わせることができます。

こちらは、名古屋帯で合わせてみました。

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「扇面松竹梅・六通」

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、大変珍しいお品です。
名古屋帯といえど重厚な感じを受け、又、柄も松竹梅と菊や紅葉そして
霞などを施してあり扇面に青海波や花菱などの柄も帯の雰囲気に溶け込んで
いて格の高い名古屋帯になっています。

だからこそここらクラスの名古屋帯は、小紋はもちろんですが、付け下げ
色無地にも合わせられます。

締めやすく、使いやすく合わせやすい。そんな重宝する名古屋帯です。

こちらは、白綾苑大庭の帯のマークです。
ここの帯は、名古屋だろうが袋帯だろうが、必ず入っています。

次にお薦めするのが、単衣向きの小紋です。

近くで見るとこんな感じです。
紋意匠の生地ですので、光沢がありますが、かといって煌びやかな雰囲気
ではなく、正にこれからのお茶席に良い小紋となっております。

小紋といえど、遠目から見れば無地感に感じられます。
しゃれ袋で合わせても十分おしゃれにお召いただけます。

こんな感じに合わせると、お茶席にうってつけではないでしょうか。
メリハリも利いています。
帯は老舗の(有)華陽の袋帯です。上質な感じが東京染め小紋「貞子好み」の
きものに合っています。
※こちらの帯はまだサイトには載っておりません。
お問い合わせはこちら もしくは、お電話0856-22-0098までお問合せ
下さいませ。

只今、平成ありがとうSALEを行っております。
こちらから是非どうぞ↓