チャリティー茶会とこれからの着物と帯~むらたやお勧め~

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新緑の頃
庭を観ながらのお茶会。風流です。どこの流派もお客様に目と舌と香りで
楽しんでもらおうと色々な思考を凝らしていらっしゃいます。

 


水墨画で有名な室町時代の禅僧・雪舟が作庭された庭園が『万福寺庭園』
国指定名勝および史跡であるほか、室町時代・南北朝時代から残る本堂が
国指定重要文化財となっています。日本遺産『中世日本の傑作 益田を味わう
-地方の時代に輝き再び-』の構成文化財です。

以前、むらたやもこの庭園をモチーフに藍染で額を作らせて頂きました。
好評でした。作者は、古庄さんです。藍のお色が何とも言えず深みがあり
流石本藍染めと感服したのを覚えています。

この日のお菓子は、「あやめ」をモチーフにして作って頂いたそうです。
能登半島地震復興支援のチャリティー茶会だから「希望」という意味を
持つあやめを主菓子にされたそうです。

 


五月と言えば「端午の節句」元気な男の子が(金太郎?)が支えている
そんな感じのする蓋置きです。

5月はまだ、袷の着物に一般的な帯です。
がしかし、6月になると単衣となります。帯も先取りで絽の帯又は裏地は
絽でも表から見たら夏帯かしら?と微妙な帯などもございます。

6月のはじめ頃ですと夏帯にすべきか迷いますよね。
そんな時は、スリーシーズンの帯が便利です。

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」

しなやかに織り上げられたグレーをベースにした帯地です。透け感のある
薄い織り地ですので4月頃より秋頃までスリーシーズン締めていただけます。
単彩ですのでお召し物にも合わせていただきやすいです。
とはいえ、裏地が絽とかではないので真夏は控えられた方が宜しいかと思います。
あえて言うなら、4月の暑くなる頃から7月初め(本来なら6月終わり)9月10月
でしょう。それからは、寒そうに感じられるかと思います。

 

こちらは「ひなや」の小紋一方付けです。合わせている帯は夏ではございません。
しかし、重宝する九寸名古屋帯です。

九寸名古屋帯【橋本テル織物謹製】「紹巴名物裂・全通」

生地のベースは生成り色にいちご紋様柄が細かな段差をつけてあり、
大きな段で織り方を変えています。 色無地や江戸小紋、とび柄小紋などに
合わせてお締め頂けます。

 

 

 

先に「一方付け」とはをお話しておきましょう。
その字の通り、
「一方つけ」とは何かというと… パッと見は普通の小紋なのですが
前から見ても後ろから見ても一方方向に柄がついているということです。

本来は、前が上向きの柄ならば、後は下向きの柄となるのが小紋です。
(上前と後は一枚でつながっているからです)
最近は、上を向いたり下を向いたりする柄が増えて一方つけを気にせずに
仕立てられたりできるのでお客様も気にされなくなってきています。

前から見ても後ろから見ても、柄が同じ方向を向いている。ほかに、こちら
型染めですので板に生地を張って染めます。端まで行くと生地を折り返し染
めます。

「一方つけ」は肩山や袖山で柄の向きが反転するので、前から見ても後ろから見ても、柄は同じ向きになるのです!

一手間かけられたちょっと格高な小紋です。縫い手方が気を付けて縫って
くださるから「普通の小紋」ではなく「一方つけ」という格上の小紋に仕立て
上がるんです。

 

こちらのとび柄小紋は、
正絹小紋 高級京友禅染め [蔦草花模様・ライトグレー色]

単衣でも袷でもお勧めの小紋です。サラっとして柔らかな上質の生地が
着姿を美しくお顔映りをより華やかに演出してくれます。 動きに合わせ
て陰影を奏でる地紋に、蔦に日本の美があふれる草花の柄を大胆に配置
してあります。 気品に満ちた、このお品は年齢幅も広く、合わせる帯に
よって着ていく場所が広がる小紋です。

多分ですが、取り立てて悪いところはないのですが、ネットを始めて
からこちらのお品がございますので、特別価格商品に入っております。
かなりお得になっていると思います。

合わせている帯は
正絹西陣織袋帯 【高島織物 謹製】鎖美織全通

鎖美織全通柄のおしゃれな袋帯です。裏地はグレーで表は鎖美の
織と流水ぼかしが施されています。袷のお着物はもちろんですが、
単衣のお着物にもお締め頂けます。五月ごろから六月にかけての
単衣時期には軽くて締めやすく重宝します。勿論、9月の単衣にも。
普段からおしゃれに粋にお召いただける袋帯です。付け下げ、無地
江戸小紋、とび柄小紋にあわせられます。

 

【東レの着物】

雨の日には絶対重宝する小紋や無地です。

東レの小紋 (輪つなぎ文様)

雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の水屋仕事にどうぞ

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、セミフォーマルな装い
から普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。
洗濯機で洗えるので、天候を気にせず着用できます。

単衣で縫われて夏の帯で雨の多いこれからの季節に宜しいかとも言えます。

お茶会で水屋でのお手伝いは東レのお着物が最適です濡れてもご自宅で洗えて
便利です。

東レの絽の小紋(横絽)
雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の水屋仕事にどうぞ

洗濯機で洗えるので、暑い時、汗や天候を気にせず着用できます。

それでも正式なお茶会には正絹の着物と袋帯で格を上げてご出席の場合は
こちらは、夏の絽の正絹の付け下げと夏の袋帯です

日本の四季は、きものを通じて季節を感じることができるます。夏の
きものは特にです。四季を思い感受性豊かに育んだ感情とセンスを磨く
のは、夏のきものが一番です。こちらの付け下げは、社長自ら京都に出
向き一目見て惚れ込んだほどのお品です。むらたやが自信を持ってお薦
めできる付け下げです。

帯はこちらです
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「華唐草文様・六通」

アイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさ
せます。松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が
施されています。上品にまとまっていますので夏のお茶席、六月
や九月のお茶席にも結ぶことができます。(夏帯ですので勿論七月や八月も)

こちらも絽の付け下げと夏の袋帯です。

涼し気な爽やかな感じがいたします。

帯締めや帯揚げで雰囲気が変わりますのでこれも又選ぶ楽しみがございます。

帯は、こちらです
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「松と唐華互い違い菱型・六通」

オフホワイトの地色の帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い
違いに施されています。お色からして涼しさを感じさせます。格のある
柄行となっております。又、上品にまとまっていますので夏のお茶席、
六月はもちろん柄からいって季節を問いませんので九月のお茶席にも
結ぶことができます。ただ、お茶をされている方には九月は着物は単衣
帯は先取りですので、絽等は避けるはずです。ただ、九月初めくらいで
したらまだ、許される範囲ともいえるかもしれません。

全く関係のないキモノのお好きな方でしたら九月はまだ暑い時期です。
十分結ぶことはできます。帯は絽ではございますが、わかりにくいです。
よって可能かと思えます。

 

和のしきたりとお薦め訪問着

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立春も過ぎ、毎年忘れるてる所なのですが、今年は覚えてました。

「お雛様」そろそろ飾らなければ、
(忘れてはいないけどまだ飾ってもいないんです(T_T))

私共の地域では4月3日まで飾ってますので三ヵ月飾ることと
なります。三月がけで縁起が悪いと思われる方もいらっしゃる
かと思いますが、最近はこだわらない方の方が多いようです。

綺麗なお雛様を飾って楽しんだ方が気持ちも晴れやかになります。

だから、私も毎年三月がけをしています。

 

和の「しきたり」について
陰陽の関係で考えれば、日月は(日が陽で月が陰)
上下(上が陽で下が陰)、左右(左が陽で右が陰)
紅白(紅が陽で白が陰)、前後(前が陽で後が陰)となる

これを日常生活の作法や配置に取り入れたら覚えやすくなります。

上座下座で言えば上が陽で左も陽なので、ご主人から見て左、
こちらから見れば向かって右に位置します。

では、
お雛様の男雛と女雛はどちらを右に飾りますか?

お内裏様はどちらがどちら?迷いませんか?
でも最近は、平均的に向かって左に男雛、右に女雛です。
しかし、昔ののお内裏様はその逆でした。
上座がの位置が雛段から見て左(向かって右)が上席とされて
いたからです。

明治になり国際習慣に従い天皇皇后両陛下がお写真を撮られるときに
向かって左を上座として天皇が立たれました。

それ以降東京の雛人形組合が男雛を向かって左にすると決めたそうです。
(雛人形の国際化?)

ただ、京雛は従来通り向かて右に男雛を飾っています。

【3月4月のお茶会やこれからの茶会やパーティーに】

紋意匠に橘を描き上品に絞りを使っている図柄は、優しい雰囲気に
仕上がりました。肩にブルーグレーのお色が使ってあり、肩から流れ
るように橘が描かれている所は、さすが「美の花」と感心させられます。
空間も上手に使ってますので、落ち着いた感じにもなります。橘の時期に
限らずにお召いただけます。長寿という意味合いと子宝に恵まれると言う
意味合いがございますので、初めてお作りになる晴れ着には大変縁起が
宜しいのではないでしょうか。

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし」

西陣織袋帯【京藝謹製】「美粧・正倉院華文様」

名門帯屋ならではの洗練された柄。また帯の地色は、どのような
お着物にも合わせやすい白地の帯。 とくにお慶びの席などに、この上
ない後姿を演出してくれます。柄には優美な花柄を華文のように織り成
して、上品で、それでいて女性らしいやわらかさを感じさせる袋帯です。

 

 

お勧め秋の小紋のお色や柄と名古屋帯

投稿日:

秋には、もみじが赤く染まり木の実が実ります。温かみのあるお色や柄を
お召しになると季節感がでます。紅葉は春の楓が赤くなりそれが紅葉とな
ったものです。「紅葉」は、平安時代から夏の癒やしや秋の収穫を願いた
い時観賞するようになったそうです。温かみのあるお色を選ぶと秋らしさ
を増します。

眺めて楽しむのが「秋の七草」です。

1月7日は五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」で、人を大切にする
という節句。お正月のご馳走で胃腸を休めると同時に寒い季節に薬効のあ
る七草を食べることで邪気を祓って人を病気から守り、その年を健康で過
ごせるようにという想いが込められた大切な風習なのです。

 

 

9月はまだ暑いです。上旬と下旬でもまた気候も違います。ならばどんな
お色?どんな柄の着物を着たらいいのかしら?と悩んでしまいますよね
9月の着物は、秋を感じさせるような深みのあるお色や柄を選んでみては
どうでしょうか?秋晴れのすんだ空の下でなら濃い(くすんだお色)お色
も素敵に見えるということです。
柄で悩まれているときは、秋の七草をヒントに選ばれると良いですよ。
こちらは、紋意匠に月象紋のとび柄です。9月のお月見の時の単衣の
着物にいかがですか?
【藤原織物謹製】
「松葉木瓜華文」

「しょうは」の帯です。お茶席にも合いますしこれからの帯ですので
冬にかけてずっと結んでいただけます。勿論、春にかけても結べる逸品
となっていますので重宝していただけます。
【藤原織物】
「天平菱華文 六通」

これらの九寸名古屋帯を合わせられても素敵です。

 

秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]

気軽にお召しになる小紋やコート、道行などにいかがですか?
おしゃれに粋に着られます。お色が秋らしく柄は、特別感はなく
いつでも大丈夫です。だから逆にコートなど作っても面白いかも(*^-^*)

 

 

 

帯を合わせるとしたら好き好きがあります。
半幅で気軽に結ばれるのもよし。メリハリを取るのもよし。グレーの名古屋帯
を持ってきてみました。とても地味になりますが、帯締めを明るめにされると

特選天然草木染江戸小紋【車輪梅染・紅藍舎(東京・京都・鹿児島)】
江戸小紋の染料に鹿児島・奄美大島・沖縄に自生してタンニン酸と褐色系
の色素を含む染料(車輪梅のエキス)を混入させることで一層のコクとキレ
のある染を実現。それを、濵ちりめんに草木染で全体には江戸小紋の万筋、
その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらっています

色々な柄を施してあるところにおしゃれなところ粋なところがございます。

お色もいい加減です。ですから帯も合わせるのに楽しめることでしょう。

私でしたら【泰生織物】

こちらでモダンに結んでみたいと思います。
こんな感じでされても楽しめます【川島織物】
柄は、ペルーの民族柄に近寄った柄行です。帯地がベージュと生成りの
中間どころで、どんな着物のお色にも合わせやすい帯となっております。
所々にふっくらとした柔らかな質感のモール織が施されていて、表情が
豊かでオシャレな名古屋帯となっています。
夏が過ぎ絽などの夏物をクリーニングされたい時は呉服やさんにご相談
ください。染め替え仕立て直しなどもきっと色々と相談に乗ってくださ
います。勿論、私共も同じです。お近くならば是非お寄りくださいませ。
「きものむらたや」にない商品でも探させていただきます。
もっと気軽にお問い合わせはこちらからどうぞ

十三参りについて

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十三参りという言葉聞いたことはある方は多いかと思います。
実際何をするのどうするのと聞かれわかる方は、実際に経験された方
がほとんどではないでしょうか?

わたしも実際の所よくわかっていませんでした。
なぜ???十三歳の時にお参りする???のかな???

てな感じでした。

改めて調べてみると素敵な行事ではないですか(#^.^#)

これは絶対に広まって欲しい行事です。

では、十三参りについて簡単に書いていきご説明します。

 

【由来】

清和天皇が13歳のとき、京都の嵐山の法輪寺で成人の儀を行ったこと
が由来。
そこから、虚空蔵菩薩にお参りして知恵を授かるという風習
が生まれました。
また、13歳は生まれて初めて干支が一周し厄年となります

※以前は京都大阪と関西を中心とした行事でしたが最近では、東京等の関東圏域の方もお参りをされます。できれば全国での行事となればいいなと思います。

 

【いつ頃???するの】

4月13日を中心に3月13日~5月13日頃。ご本尊の虚空蔵菩薩さまは13日が
縁日なので虚空蔵菩薩さまの一番大きなお参りの日は旧暦の3月13日となっ
ています。

【十三参りとは何】

☆13歳まで無事に成長したことを感謝して、立派な大人になれるように祈念する

☆13歳の厄を祓うという意味。
※これは、生まれてから干支が一周する、昔でいうと元服の年齢になることから
人生の節目を祝う成人式のような役目でもある

☆無限の知恵と慈悲を持つという虚空蔵菩薩を詣でることで知恵を授かる
※「知恵詣り」「知恵もらい」ともよばれている

 

【具体的に何をする???】

本人が、好きな文字を一文字写経とし奉納して祈祷していただきます。
それからお札やお守りを頂きます
※これは一生に一度しか貰えないものです。

 

嵐山の法輪寺では十三参りの時にやってはいけないことがあるそうです
それは、本殿を出て渡月橋を渡りきるまでは振り返ってはいけないということです。
もし振り返ったら、せっかく授かった知恵を返すこととなると言われています。

※ただ、この言い伝えは、大人になってから初めて禁止事項を守って
自覚を促すということで、それを破れば覚えていることで戒めになると
言われているのではないでしょうか

 

【どんな服装で?】

男の子は、紋付き袴

女の子は、大人の着物を仕立てて肩あげをした振袖を着ます

※十三参りの日を境に子供の用の四つ身仕立ての着物から大人の本裁ち
の長い袂の着物に肩揚げをしてお参りが終わると肩揚げを外す。
そこまでが儀式とされています

 

 

【十三参りをされた方の実話】

・7歳の時に着られる着物を十三参りに使えるように予め生地から四つ身を縫って
十三参りの時に縫いかえる

・お母様、おばあ様の振袖や訪問着や付下げや小紋を使用

・小柄だから四つ身をそのまま使われた方

・十三参り用に振袖をレンタルされた方

等など

十三参りは、七五三や成人式のお祝いと違ってお着物の種類は問いません。
大切なのはお子様の成長をお祝いする気持ちです。お母様の小紋をお召しになる
とお袖の長さは一尺三寸(約49㎝)になりす。あくまでお祝いですのでお袖の
長さは気にせずお召しになってください。

もちろん、ご相談には乗らせていただきます。
振袖のレンタルのさせて頂きます。

以上は、お値打ち品のお振袖です。⤴
レンタルでお勧めなのはこちらです⤵

  

 

 

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株式会社むらたや

呉服部(きものむらたや)
村上 紀子
Noriko Murakami

〒698-0024島根県益田市駅前町11-16
11-16 Ekimae-cyo,Masuda-shi,Simane(698-0024)Japan
TEL    0856-22-0095
E-MAIL   haruka.1999murakami@gmail.com

URL    https://www.kimono-murataya.com/

お問合わせhttps://www.kimono-murataya.com/index.php?main_page=contact_us
☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆─────☆
おかげさまで、創業130年を迎えることができました。
新店舗になってから20周年という記念すべき年です。
こらからも、
皆様に和の心を伝えたく精進していきたいと思います
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鏡開き~お薦め小紋と帯

投稿日:

今日は、鏡開き

ぜんざいを作り飾ってあったお餅を食しその年の幸せと魂
いわゆる生きる力を頂きました。

     

さぁ今年も頑張って色々と発信していきたいと思います。

本日は、こちら↓↓↓

こちらの小紋です。


縦縞の小紋で、普段使いに是非どうぞ。
また、コートなどにされても宜しいかと思います。
きものとしてお召しになられるのでしたら、帯はこちらはいかがですか?

同系でまとめるとこんな感じはいかがですか?
小森織物の帯
七宝つなぎと松のおめでたい柄です

白綾苑大庭の帯です
源氏香が施されています

弥栄織物の帯
幾何学文様ですので結ぶ決め事はないです。

山田織物のなごや帯
唐草、七宝、花菱などであしらわれている柄はおめでたお席向きです

こちらの小紋もお薦めです。
ペーズリー調の地紋の生地に四配色で縦に施されているお色
その上から「ろうけつ吹雪染め」を施してございます。
二番目と三番目の画像の方がお色がより近いです。

こちらに合わせるとしたら
こちらはいかがですか?

となみ織物の九百佐賀錦の名古屋帯

特選西陣織九寸名古屋帯【川島織物謹製】 お太鼓柄です

こちらは、袋帯で、柄は雪輪ですが、全体的に生地が軽くどちらか
というと、しゃれっ気のある帯ですのでろうけつ吹雪染めの小紋に
合わせても合います

 

 

【訳あり商品】

新作名古屋帯

投稿日:

昨日と本日と二日続けて問屋さん、帯のメーカーさんがお越しでした。

初日は、月一で京都から通ってこられるところです。若い頃は何ともなかった
道のりですが、さすがに年とともにきつくなっているようです。
でも、今回は、「どうしても“むらたやさん”に見せたくて京都から直行しました」とお顔が自身に満ちておっしゃられるのです。

タイシルクで織られた塩瀬の帯、染は栗山吉三郎です。

確かに凄い。
染帯の不得意な地域だから染帯の仕入れをしない私どもですら心が躍るような
お品でした。
簡単ですが写真を撮りましたのでご覧ください。サイトにはまだ載せていません。
これから写真を撮って載せます。もう少しお時間がかかります。<(_ _)>

【塩瀬(タイシルク)栗山吉三郎染】お太鼓柄

どれも【和染紅型 栗山吉三郎作】です。
塩瀬は、難がでやすいから嫌がる方が多いのですが、この栗山吉三郎さんは、
さすが、自信がおありなだけありお上手です。
ましてや、生地がしっかりとした生地タイシルクです。高級品ですので、
「もしも失敗したら・・・・・・」ということを考えると躊躇する仕事です。

そんな生地で染められるからこそいいお色で染め上がってきたようです。
すでに、市内(京都)の呉服屋さんで数点売られたようです。
県外では、弊社(むらたや)に取り敢えず持ってこられました。

これからは、今までありそうで無かったものをそれも良い商品を売っていこう
とおっしゃっていました。

そこの主力商品であるお品も見せて頂きました。
織り方は企業秘密ですのでお教えはしていただけませんでした。

一層で織ってございます。
本来なら一層ということは、裏は、表の柄の裏側の柄が普通ですが、こちらは
違います。裏は表とは全く違う柄(無地感)となっています。
風通紋紗の帯です。
結ぶ期間は、スリーシーズンとおっしゃっていました。
5月・6月・7月・9月・10月頃でしょうか。紗なので8月も結んでも大丈夫か
と思いますが、おしゃれで結ぶなら8月は羅を選ばれたら尚おしゃれかなと
思います。フォーマルでいくなら絽の帯で結ばれると間違いはないでしょう。

次の日は、個人でされている帯の問屋さんです。この方は年に数回お越しで
良いものを持ってきてくださいます。また、情報も色々とくださいます。

今回も、最新の情報とともにお越しになられました。

ここで私共は、安藤織物の織成袋なごや帯を仕入れています。
数か月前からお話をしているように、この技法ができる方はただお一人で
その方が、入院されたというお話をしました。
その後、無事退院をされたんですが、高齢で悪いのが心臓ということでご家族の
皆様が、もう織るのをやめて欲しい。長生きをしてほしい。という説得があり
退院後数本織って、あと三本織れば糸もなくなるだろうという寸前でやめられたそうです。

その最後の仕事を拝見させていただきました。

配色も柄も「初めてだわ」というものでした。なんだかこれで最後と思いうと
ほんとにもったいないと思わざるおえません。
一つの大切な技術が失われたということです。

最後のお仕事のご紹介です。
【織成袋なごや帯】六通

 

こちらの八寸名古屋帯を広げた時、鱗模様の帯のお色がきれいで目につきました。
柄も鱗模様は知っていますが、こちらの帯で鱗模様は初めて拝見しました。
黄色も、卵色のようなきれいなお色ですので、きれいなお色の小紋に合うのでは
と思います。

問題は、これらがおいくらくらいなのかということです。
「数か月前までは、今後高くなることはあっても安くなることはない」
と言われていました。だから前回で仕入れは最後にしようと決めていました。

しかし、今回、織るのをやめるからこそ、本当にお好きな方、この帯を大切に
してくださる小売店にお安くお分けしたいとのお申し出が弊社にございました
ので、数点仕入れることにいたしました。

これで最後といわれました。
だから、以前に近いお値段でお分けできると思います。

これは、現在サイトに載っている帯です。

付下げと小紋の柄~立秋からの着物

投稿日:

付下げの語源

先日、仕立て屋さんと、小紋の柄合わせについて話し合っていた時のことです。
その小紋は、とび柄で、形が決まっているわけではないので上下がはっきりしない
柄でしたが、どの位置に柄を持ってくるかで雰囲気が変わります。

衿に柄があるのか、ないのか、裾の柄、身幅に柄が並びすぎる?などと、一つ
ずつクリアしながら決めていきました。少しでも不都合あれば柄合わせを一から
やり直し。結構大変な作業です。

その時、「結構、付け下げや訪問着の柄の方が悩まずにいいかもね」という話に
なったのです。仕立てることは難しいかもしれませんが、柄合わせは概ね決まっ
ているので悩むことはないかもね。・・・・・と。

【付け下げ】
着用した時、前から見ても、後から見ても柄が上を向いています。
柄である花や鳥など、上を向くようにあらかじめ計算をして柄付をされています。
☆肩山や袖山などを中心に柄を付け合わせて染めれば仕立てた時に上を向くので、
鋏を入れるところが決まている

【小紋】
一方付けといって、板に張った白生地に端から型紙を送っていくので、染め上
がった一反の着尺地の柄は、一方方向を向きます。それを裁って着物に縫いま
すので、前は上向きならば、後は下向きになります。後を上向きにすれば逆に
なります。

※付下げが広まったのは、昭和40年代の初め頃かと思います。
小紋よりいくらか改まって、訪問着より気軽に着られる、あっさりとした柄付け
のきものでした。

明日から暦の上では「秋」です

まだまだ暑いです。残暑厳しいというべきでしょう。

そんな中ですが、秋は刻々と近づいてきます。
そろそろ秋の単衣、10月からの袷のきものや帯をご用意をされても良い時期
かもしれません。

単衣にも袷にもお勧めの小紋のご紹介です

京友禅[橘桐菊文様]


京染め[紋意匠に葡萄唐草文様]

合わせる帯は
特選袋帯【華陽織物謹製】「牡丹唐草文様」

九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 正倉院草花文 六通」

こんな感じで合わせても素敵です。

きものと帯の組む合わせで雰囲気も変わります。合わせる楽しみも増えますよ。

この時期お薦めの訪問着

 


蔦の葉と曼珠沙華のような花をモチーフにした訪問着です。
多分「秋」をイメージして作られたのではないでしょうか。
贅沢な一品です。さすが、「菱健」さんです。

【株式会社 菱健】
昭和24年創業。一貫して「自らの感性を磨き、付加価値の高いものづくりに徹し、良品廉価で販売し、もって和文化発展に寄与する。」というポリシーをお持ちの企業です。制作理念は「本流にこだわる」であり、大量生産・大量販売というものづくりではなく京都に在籍する伝統工芸士や職人が持つ「ハンドメイドの味」を活かし、きものに表現するものづくりにこだわっている企業です。

 

文月のきもの

投稿日:

文月 夕涼みという夕食後の湯上りに「浴衣」はいかがですか?
浴衣で縁日、花火大会という日本らしい情緒ある風情があるのが良い所で
懐かしいところなんですが、今はなかなか情緒を感じる機会も減ってきて
寂しい気がします。

縁日のそぞろ歩き、浴衣を着て(夜は明るめの浴衣が映えます)足もとは素足
が美しい黒塗りの下駄で。
花火大会での浴衣、盆踊りでの浴衣、納涼大会での浴衣という風に
本来は、色々と着る機会がございます。

社中での朝茶の茶会にも浴衣をお召しになる方もいらっしゃいます。
せっかくですので、朝茶事に「蓮見の会」を催されても情緒があって素敵です。

今時期が良い時期です。こじんまりで宜しいので各社中で催されてみてはいか
がですか

 

源氏物語の浴衣

源氏物語の浴衣

鎌倉彫の下駄

 

◇盛夏(七月、八月)の外出にお薦めのきもの

☆絽、粋紗、薄お召し、薄大島、上布、明石、紅梅などの透けるきものです。
その時の長襦袢には注意を払ってください。絽か麻の白がよく、着丈が短く
足首が透けてみえるない方が良いです。

☆夏の薄物では、逆光に注意
盛夏の薄物のきものは、きものも襦袢も透けるものが多く逆光線に立つと足
形が透けて見えるるものが多いです。
暑いので、気持ちがゆるみがちになります。腰のくずし方や足の休め方に気
を付けましょう。

 

【お中元】
暑い時ですのでお届けにしても電話か葉書での挨拶ですませることが現代的
ですが、敬意を表さねばならない場合、相手先に出向くのは奥様のお役目。
そんな時に、粋紗のきものに紗の袋帯か羅の帯、献上博多なら紗織りの透か
したもので合わせてはいかがですか。

青、納戸系の涼し気なお色のきものに白の帯、帯締めでアクセントをきかせ
草履やバッグも色を揃えたり、白地にして盛夏のおしゃれを楽しんでください。

【お出かけ後】
帰宅後は、脱いだ着物はハンガーに掛けて吊るし、両手にきれいな濡れタオル
を持って、汗ジミの部分を挟んで軽く叩き、汗を吸い取らせる。(あくまで軽く
濡れすぎたタオルですと逆に着物の生地をが縮む可能性があるので注意)

【絽の無地】

 

 

【小千谷ちぢみ・杉山織物謹製】

 

 

汗やシミが気になる方には、東レの絽のきものがお勧めです。

【東レ絽の無地】

【東レ絽の小紋】

 

 

【絽の名古屋帯】

【八寸名古屋帯】

【絽の名古屋帯】

日本の伝統行事~お盆~

投稿日:

お盆は、日本古来の「信仰」と「仏教」が結びついてできた行事
お盆の正式名称は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言います。
先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます

多くの地域(一般的には)が8/13の迎え盆~8/16日の送り盆の4日間を言います。

※地域によっては7月一杯をお盆、または旧暦どおり7月15日を中心に行う地域
がございます。

(先祖の魂を迎え、送り出すまでのお盆の儀式を言います)

13日:迎え盆
夕方に仏壇や精霊棚の前に灯りを灯した盆提灯をおき、庭先や門口に皮をはぎ取った麻の茎(麻幹)焚きます

※皮をはぎ取った麻の茎を「おがら」という

この灯りを「迎え火」といい精霊に戻る家の場所を伝えます。

16日:送り火

お盆を一緒に過ごした霊が、無事にあの世に戻れるように願いを込めて焚きます。

 

 

※精霊馬(しょうりょううま)→キュウリとナス
キュウリとなすに割りばしを刺して馬と牛に見立てたもの
「なす牛キュウリ馬」

キュウリは馬のたとえです。お盆の時に少しでも早く現世に戻れるよう
にという願いを表現しています。ナスは牛を表していて、お盆が終わって帰る時にのんびりと。
いわゆる、久々の我が家をかみしめながら帰っているのではないでしょうか。

 

【お盆に向けての準備】

7日:ご先祖様を迎える精霊棚を飾る。

7~12日:墓掃除や仏壇を掃除してご先祖様をお迎えする準備

13日:迎え火を焚く

14~15日:お盆のお供え
16日:朝は御供、夕方は送り火を焚く

その日のうちに片づけをする

簡単にいうとこんな感じです。

一番熱い時期ですが、こんな時に着物でお過ごしになられるのも素敵
ではないでしょうか?

やはり夏のきものは、
麻の生地が一番涼しいかと思います。

小千谷ちぢみ【杉山織物謹製】

紺色です。お色が濃いと暑そうに思えますが、透け感がありますので
逆に涼し気に感じます。

 

【佐々木染織謹製】「夏の花文様」

【京都イシハラ謹製】「幾何学文様」

別のお色の小千谷ちぢみにされると雰囲気がガラリと変わります。

小千谷ちぢみ」【杉山織物謹製】

【品 質】

100%使用 緯糸に強撚糸使用
生地産地 新潟県越後小千谷市 杉山織物
小千谷織物の証紙 有り
無地
淡いレモンイエロー
長さ 12.5m
生地幅 約40.0㎝

【京都イシハラ謹製】「雪輪文様」

帯地は、涼しさを感じさせる紺色です。横絽なんですが、幾何学文様の
紋意匠と雪の結晶紋を施した帯地になっております。雪輪もぼかしてある
ように施されていて雪輪自体のお色も白とほのかにピンク色が入った感じ
になっております。

絽の小紋などに合わせて気軽に結んで頂けます

お仕立て上がりの名古屋帯もございます。
こちらは、仕立て上がりのお品ですので今すぐ必要な方にお勧めです。

 

「小千谷織物 越後片貝・紺仁綿紬」【紺仁工房謹製】

こちらは、暑い夏でも気軽に着れるきものです。綿でできていますので家で
着物生活をされる方、お茶を習っている方がお稽古に、納涼会、夕涼みなど
にお召いただけます。夏に着物を着る場合汗が気になります。お家で手洗い
ができるタイプですと安心して着れます。

 

 

 

 

 

夏のきものと帯

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~梅雨時期からの着物と帯~

梅雨入りをすると夏の始まりを感じます。梅雨は普通1か月~1か月半と言われていますが、梅雨明け(出梅)が過ぎると本格的な夏『盛夏』となります。そんな時期の「きもの」どうしたら良いのかしらと悩まれる方も多いと思います。
本来、六月ですと透けない単衣で帯は先取りですので絽の帯を結びます。

こういった決まりごとがございますのでそれに沿ってお召し頂けると間違いはないのですが
暑くて汗びっしょりになって着られている方も多いですので、無理をせず、工夫をして楽しく着物をお召しになってください。
透けない単衣は、六月と九月に着用します。なので、六月の着物の小物選びは、夏用でも袷用でもどちらでも大丈夫です。
但し、衿元を夏の半衿にされるならば、小物はすべて夏物にしたほうが宜しいです。
逆に九月の単衣ですと着物は季節を先取りで着こなすので、夏が終わっても尚まだ小物や帯が夏物なのは宜しくありません。

 

≪単衣向きのきものと夏のきもの≫

[正絹小紋 京染め唐花文]
[東京染め小紋・貞子好みより]
☆左の小紋は、お茶席に好まれるグレーの地色でモダンな地模様の上に、花の柄が染めてある上品な小紋です。
☆右の小紋は、光沢のある丹後ちりめんの生地を使用して柄を施してございます。サラッとしていますので着心地は宜しいかと思います。
こちらの生地をお勧めして頂いたのはむらたやが江戸小紋を染めて頂いている富田染工場の社長様からです。やはり餅は餅屋ですね。
素敵に染め上がって参りました。画像ではこの小紋の良さをお伝え出来ないことが惜しいです。

 

[正絹小紋 京染め紋意匠に捺染染め総柄小紋]
[正絹小紋 京染め紋意匠に葡萄唐草文様]

☆左の小紋は、春から初夏にかけて気軽にお稽古、普段に着物生活をされる時重宝します。 お色から涼し気な印象を受けますのでご友人と
お食事にお出かけされても良いですね。 勿論袷にされても大丈夫です。

☆右は、オフホワイト系のクリーム色の紋意匠生地に葡萄唐草を施しています。私一押しの気軽に着れる小紋です。お色からしてこれからの
季節に適した小紋です。

 

[小千谷ちぢみ・杉山織物謹製]
[小千谷ちぢみ・杉山織物謹製]
☆両方とも夏にぴったりの麻の生地「小千谷ちぢみ」です。気軽にお出かけされたりお稽古や観劇、ご友人とのお食事会にどうぞ

 

[横絽に縦絹混ざり織り変わり絽の付け下げ]
[絽の付け下げ・五泉の生地]

☆訪問着より気軽にお召しいただき、よそゆきから準礼装まで対応ができる着用範囲の広いおきものです。訪問着に近い柄の付け下げとなっておりますので袋帯や格の高い織りの名古屋帯を合わせてください。。

☆右は、ブルーがかった淡いグレーで帯を描いた柄と帯締めを描いた柄が調和している上品な付け下げとなっております。左より柄行がおとなし目となっております。品よく上品にお召いただける付け下げです。これからのお薦めの帯はこちらです。

 

≪夏の雨の日にお薦めの東レの無地≫

[東レシルック・絽の無地]
[東レシルック・絽の無地]
☆東レの生地は最高級ポリエステルきもの「シルック®きもの」です。洗濯機で洗えるので、天候や汗を気にせず着用できます。

≪これからのお薦めの帯≫

 

[大光織物 謹製・スリーシーズン用 ]
[夏・特選西陣織袋帯・大光織物謹製]
☆透け感のあるブルーグレー地に織り上げられた生地に唐華と幾何学文様が施されていますので、盛夏を外した4月~7月初め。9月~11月がお勧めです

☆帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い違いに施されています。お色からして涼しさを感じさせます。格のある柄行です。夏のお茶事にどうぞ

[西陣織袋帯・ 田中義謹製]

[特選西陣織袋帯・大光織物謹製 ]
☆帯地は、淡いグレーパープルです。金糸・銀糸で雪輪や波、観世水、抽象化した花などを施しています。夏の暑い時期に涼しそうなお色と柄行です
☆右はアイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさせます。松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が施されています。

 

[西陣織九寸名古屋帯・京都イシハラ謹製]
[西陣織九寸名古屋帯・佐々木染織謹製]
☆左は段々にありあげられた帯地に幾何学も文様が施されている名古屋帯です。社中の夏のお茶事や研修会にお勧めです
☆右はほのかにピンク色とアイボリー色で織っていてその上に抽象化された花が施されています