夏の着物と帯

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[夏の茶会]

高級正絹付け下げ ≪夏物≫ お茶席、観劇、夏の式典にどうぞ
この度は、お仕立て付きの上セールとなっておりますので大変お買い求め
やすくなっております。(7月末まで)

日本の四季は、きものを通じて季節を感じることができるます。
夏のきものは特にです。四季を思い感受性豊かに育んだ感情とセンスを
磨くのは、夏のきものが一番です。こちらの付け下げは、社長自ら京都に出向き
一目見て惚れ込んだほどのお品です。
むらたやが自身を持ってお薦めできる付け下げです。

合わせる袋帯は色々とございます。


菱市松の中に松と唐草文様の「金」「銀」「白」と色も分けて施して
ございます。格も有り合わせやすい帯となっております。

こんな感じの袋帯でしたら合わせやすいです。

色々和柄を目にしますが、何だろう?と思う時はございませんか?
一部ですが、ご覧ください。
【柄と名前】
☆笹づる紋

☆一重蔓菊唐草文様

☆古渡うつし 更紗

こちらの品は、先先代からのもので、問屋さんに行くと手土産に頂いていた
そんな良い時代の頃のものです。
多少、私共がお客様にお譲りしたり、茶いれの裂を作って先生に差し上げたりと
ずいぶん減りましたが、まだまだ残っております。
たまに見て勉強しております。

着物の柄とひとえに言っても、色々とございます。かなりの知識のある方でも
まだまだ見たことのない柄や名前があると思います。
わたくしなどは、もっともっと色々なものを見て勉強しないとと感じております。

少しずつですが、着物をアップしながら柄についても考えていきたいと
思っています。

江戸小紋の柄なども沢山ございますので、明日は江戸小紋の柄を中心にお伝えしたいと思います。

只今セール期間です。ご覧くださいませ。

 

急場しのぎのお手入れとお茶席お薦めの帯

投稿日:

昨日は、「着物の収納」と「着用後のお手入れ」についてお話ししました。

本日は、急場のお手入れ方法についてです。

例えば、飲み物が着物に付着したら?
飲食を伴う会では在りがちなことと思います。
1.直ちに糊けのない白い綿ガーゼ(ハンカチ)で水分を取り除きます。
2.少し水分を含ませた別の布で軽く押さえて写し取ります。
この二点だけはしておきましょう。

次に食べ物が着物に付着したら?
1.同じく白い綿ガーゼ(ハンカチ)で食べこぼしを取り除きます。
2.少し水分を含ませた別の布で軽く押さえて写し取ります。

※ お手入れの注意点として
とにかく「こすらない」「強く叩かない」「強くつままない」です。
どんな汚れでも完璧に取り切れる訳ではございません。
取りあえずの応急処置をされて、終わってから早めに専門店へご相談ください。

※ おしぼり等は使用しないで下さい。
それは、営業用おしぼりには、薬品(塩素系漂白剤)が含まれていることが
ございますので着物のお色を脱色させる可能性がございます。

何人もの方がこすられたり、(それもおしぼりで)叩いたりして持ってこられた
着物をみております。

披露宴などで、着物にこぼすと必ずおしぼりをすぐ持ってきてくださいます。
それだけならまだ良いのですが、こすってこすってこすりあげて生地を傷め
しまうのです。
パールトーン加工済みでしたのに生地から傷めたので直すのにいくらかの金額が
発生しました。もしふき取る程度でしたらパールトーンでアフターサービスで
落とせたかもしれません。

ミニ知識として頭の片隅にでも入れておいてくださいませ。

【お茶席向きの着物】

着物は、坂井教人作「かたくり」をモチーフに生地に織り込んであり
無地付け下げのような感じです。

袋帯は名物裂の帯です。一見地味目になりますが、着物を明るめにすると
帯も引き立ち良い感じになると思います。

名物裂ですので、出してあるところが変われば印象も変わります。
お薦め訪問着と袋帯

お薦め袋帯

左  : 特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「バチカンⅡ」
中央左: 特選西陣織袋帯【藤原謹製】「正倉院文様尽くし」
中央右: 特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」
右  : 特選西陣織袋帯【都 謹製】「松華飾文・六通」

三つとも同じ帯です。出すところによってイメージも変わります。
そして、サイトに載っている写真は、光沢があるように見えますが
質感はこちらの写真が近いと思います。
“きものむらたや”サイトの写真

こちらは、《雁金百撰》
錦絵・摺者・絵本・肉筆画など様々なジャンルに渡り作画した
不世出の天才絵師“葛飾北斎”が残したお手本を基に創作した帯です。
名は「北斎上代佐賀」

 

こちらクラスになると、正式なお茶会にお締め頂ける上品な袋帯です。
特にお薦め致します。

詳しくは、ショッピングサイトのページをご覧ください→こちらです

只今、セール中につきお買い求めやすくなっております。
併せて他もご覧くださいませ。

着物のお手入れ~収納と着用後のお手入れ

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今日は、雨です。
梅雨入りでうっとおしいです。風も強いので傘もあまり役に立ちません。
今日のような天気の日には、絶対に雨コートがいります。

雨コートと道行は一生のうち最低でも2回は作るものだと教えて頂きました。
若い時と年配になってからの2回です。
最近は「着物は着ないからいらない。」
そうおっしゃられる方もいらっしゃいます。聞いていると寂しくなりますね。

しかしながら、ご年配(子供から手がかからなくなって)になられたら
『着物着てみようかしら?』そうお考えの方も増えています。

私のインスタグラムでも週末だけ着物生活とか、着物を着て自撮りをしたり
ご自身の着物と帯そして小物でコーディネイトをして楽しんでいらっしゃる
方が色々といらっしゃいます。

実際、着物に憧れる外人さんのように日本の女性も憧れがあるのだと思います。

但し、「着れない」「管理が大変」「どう合わせたらいいのか分からない」
等々の理由で着物から遠ざかっているのではないでしょうか。

そこで、本日は、管理の方法についてお話しますね。

私どもは、新しくお作りになる方にはパールトーン加工をお薦めしております。


なぜかというと、パールトーン加工には、水撥ね防止にもなるからです。
(今日のように雨がひどい場合はこれには当たらないですが)
水滴をはねて、生地に浸透しないからと言って通気性が悪い訳でもございません。
又、パールトーンをされていると湿気を寄せにくいと言われています。

中央だけパールトーン加工をしてございます。両端は加工がしてありません。
ご覧の通り中央は、水滴が丸く乗っておりますが、両端は水を吸っています。
この様に、水をはじく効果があることから、湿気を寄せにくく生地の狂いが
最小限になると。(絶対ではございません)が言えます。

着物と帯の保管について

《場所》
乾燥した部屋が好ましい。又、気温が一定するような部屋が望ましい。
冷暖房を繰り返す居間などは、温度が変化するので好ましくないです。
コンクリート造りの場合壁に結露するなど湿気を生じやすいので風通しを
良くして下さい。

《収納》
1、納められた着物の中の厚紙(移動用でずれない為)は、出してください。
空気が通らない為変色やカビが発生しやすくなります。
2、におい袋やウールの腰ひも・ゴム製ベルトなどは、別の引き出しに保管する。
酸化窒素ガスに変化すると黄色い物質が発生し黄変します。
3、防虫剤、乾燥剤は、直接着物に触れないようにして下さい。又、必ず1種類の
防虫乾燥剤にして下さい。
混用したり多量使用すると酸化してシミの原因になります。

4、本来は虫干しをしたほうが良いのですが、どうしてもできない方は、湿気の
少ない良く晴れた日に箪笥を数センチ開けておくだけでも効果がございます。
5、たとう紙に黄色いシミが付き始めたら取り替え時期です。湿気を含んでカビ
の発生原因となります。

簡単にまとめましたが、私が今まで色々な方からお聞きしたり、実際に目にしたりの経験からです。

《お召しになった後のお手入れ》
1、着物は、洋服ほど簡単に洗えないので(正絹)日頃から汚さないようにする。
それは当たり前でお分かりと思います。まずそのために忘れがちなのが
手を洗う事です。手による汚れは侮れません。
着る時、脱ぐとき、片付ける時など。着物に触れる前は必ず洗いましょう。
2、着物を仕舞う前には、必ずほこりを払いましょう。これは、大切なお手入
です。見過ごして放っておくと知らず知らずのうちに汚れとして定着します。
ハンガーに掛けたまま柔らかいブラシかビロードふとんで全体のほこりを
きれいに取ります。特に肩から袖、衿付の縫い目、裾は丁寧に。気づかずに
汚れている箇所があります。気が付いたら、お早めにお近くの呉服屋さん
にご相談ください。

もし行きつけの呉服屋さんもなく、どこに行ったらいいのか分からなければ
私共にご相談下さっても構いません。
お電話もしくはこちらに詳細をお書きくださいませ。

シーンに合わせた着物選び

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着物の種類?と聞かれ

正確に答えられる方はそんなに多くはないと思います。

お持ちの着物を少しでも活用して頂きたくて

きものの種類と格とについてお話を致します。

【黒留袖】

こちらは、入荷したばかりの黒留袖です。
メーカーは、CMで武井咲さんが着ているきものを作っている所です。
雲取りに文箱や草花が施されていて上品で華やかな黒留袖です。
“きものむらたや”では、今、黒留袖のカテゴリーがございませんので
お気に召した方は、お電話かこちらまでメールを頂けますとご相談に
乗らせて頂きます。


こちらは、在庫がございません。

以上のお品は、黒地に裾模様のきもので、既婚女性の第一礼装です。
現代では、主に婚礼で仲人夫人、新郎新婦の母、親族が着用します。

年齢や立場に応じて

レンタルされる場合も多々ございますが、その場合柄は殆んど選べません。
また、正絹か化繊かも分かりません。そして使いまわしということですので
柄の刺繍がほどけかけていたり、箔がはがれていたりで、十分に納得できる
お品とは巡り合えません。

実際に失敗したというお客様のお話です。
「東京で結婚式だから、持っていくのも送るのも面倒だから借りる事にしたのよ。
そしたら、上前の刺繍がほどけかけていて、みっともないから式中ずっと
手で隠していたのよ。こんなことなら持っていけばよかったわ。」

なるほどと思いました。

【色留袖】

黒以外の色の地に格のある裾模様の着物です。
既婚女性だけでなく、振袖を卒業した未婚の女性も礼装、準礼装として着用
できます。婚礼では、未婚の姉妹や親族、立場の重い列席者は、色留袖が
宜しいかと思います。

また、華やかなパーティーや初釜などにもお召いただけます。
五つ紋付きに白の比翼仕立てならば、第一礼装となりますが、三つ紋ならば
より幅広い機会に着ることができます。

合わせている袋帯は、→こちらです。

【訪問着】

胸と裾に柄合わせをした模様を染めた着物です。格調高い古典柄や豪華な
きものには、一つ紋を付け、準礼装として装うことができます。
婚礼(列席者や親族)、パーティー、お茶会、会食など色々と幅広く活用
できますが、着る場面に応じて相応し柄行でコーディネートを選びましょう。

婚礼や格式のあるお茶会では一つ紋付にされた方が宜しいかと思います。

【付下げ】

おとなしめの柄行ですが品がございます。

同じ絵羽模様でも、白生地を裁ってから染める訪問着に対して
反物のまま染める着物のことを付け下げといいます。
基本的に、縫い目に柄が渡らない柄行なので、訪問着より軽い外出着に
なります。
しかし、現代では柄行が多様化して、訪問着と区別しにくくなっている
付下げもございます。ただ、模様の格と豪華さで着分けることは大切です。

 

【江戸小紋】

江戸小紋の[家内安全]の柄です。

柄の無い着物が無地です。紋を入れるとお茶会などで重宝します。
お茶をされている方は必ず数枚はお持ちの着物です。紋の数によって格が
違ってきます。五つも紋を入れて礼装とすることもできますが、実際には
一つ紋が着やすく重宝します。お茶をされている方は一つ紋が多いです。

細かい柄を白上げで染める江戸小紋も色無地と同じ感覚で着用できます。
細かく格のある柄ならば一つ紋を付けて準礼装で着られます。
紋がない色無地や江戸小紋はおしゃれ感覚で軽い外出着として活用できます。

【小紋】

地紋おこし染め風・花唐草柄クリーム色

全体に柄があり、一方向に柄を繰り返している着物をいいます。
一般に軽い外出着とされ、お稽古や観劇、友人との食事などに向く着物
です。ただ、小紋にも様々なタイプがありますから、模様の格と華やかさ
によって着用する場面を考えます。
格式張らない場であってもカジュアルなパーティーや軽いお茶会には
格のある古典柄の着物を選んだ方が宜しいかと思います。

【袋帯】

袋帯は、二重太鼓に結べる長さの帯で、かつては袋状に織られた
ことからこの名があります。
金銀の多いもの、格調高い模様を織合したものは、留袖や色留、格のある
訪問着に合わせます。
模様もおしゃれ感覚の袋帯は、付下げや江戸小紋、無地、小紋向きです。

【織名古屋帯】


帯屋捨松謹製「唐花華文・薄黄色・お太鼓柄」

仕立てると袋帯より短く、一重太鼓に結ぶ帯を名古屋帯といいます。
一般的に軽い小物に合わせますが、格のある古典柄の織名古屋帯なら
付下げや紋付の色無地にも合わせられます。

【染名古屋帯】

江戸更紗染めの名古屋帯です。

模様を染で表した帯のことをいいます。
こちらは、小紋や紬に合わせます。

この名古屋帯は、オシャレに粋に小紋と合わせてください。
むらたやの新作です。メーカーと相談して染名古屋を作りました。
是非ご覧ください。

今年も残り少なくなりました。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。

お薦めの名古屋帯 と「分業」が良い訳

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帯を楽に結べる方法はないかしら?

やはり、時期だからでしょうか。ちょっとした所に「きもの」で
そうお考えの方が多いようです。

先程も年末に着物を着るけど作り帯はできる?
と聞かれました。
「勿論、できますよ。」そうお伝えしたら
「むらたやさんは、着付けを教えていないの?」とおっしゃられたんです。
私は、着せることができても 着付けの免除はないですし、
できれば、お免除を持ていて教えられて、きれいに着せられる方にお願い
したほうが、その方にとっても良いのではと考えました。

何でも一手に取り込むのではなく、「分業」と考えることも
大切なことではないでしょうか。やはり、その道のプロが一番です。

店の利益も大切かもしれませんが、しかし
着物を着たいという方の利益が一番です。

着物需要が減ってきた今は尚更と思います。

できるだけ多くの方に着物を着て頂きたいと思い
只今、セールを致しております。

年末に行事で着物を着られる方。年明けに初釜などのお茶会がある方。
卒業式や入学式に着物でとお考えの方に是非ご覧いただければと思います。

お仕立て付き九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】
「牡丹唐草文様・全通」お茶席向きです。

しなやかに織り上げられたホワイトグレーの地色に菊菱文を配した帯地に
牡丹唐草を施した全通の名古屋帯。グレーというお茶では大変好まれるお色
の帯ですので、色無地なども合わせたら上品になるのではないでしょうか。
小紋でも色々に合わせることができます。
持っていて重宝する名古屋帯です。

お仕立て付き西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】
「三色段に桜・全通」お茶席や観劇に小紋でどうぞ

淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してあり、帯は軽く
何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすいです。
国の象徴の桜が施されていることによりスリーシーズン(夏以外)お召し
頂けます。

お仕立て付き 九寸名古屋帯【山田織物謹製】
「校倉裂さがら段文・濃茶色・六通」気軽にお茶会、観劇に

生地の地模様には正倉院の校倉造りのデザインをモチーフにして、その間には
まるで帯締めを織り込んであるような別組織のストライプを配していて、とても
モダンな間道模様の柄を作り上げています。 品格を持ちながら、創作性に富んだ
デザインです。

お仕立て付き 西陣織袋帯【浅山織物謹製】
「蘭奢待」お茶席や観劇、パーティーに
箔糸を贅沢に使った世界感の名門機屋【浅山織物】の特選西陣織袋帯です。
おとなしめな雰囲気ですが、ある程度のお色のお着物にも合わせやすく重宝
する帯です。
お茶席はもちろん、レストランでの会食や同窓会、観劇などの楽しみにお締め
頂くと あなたの着姿が上品になること間違いないでしょう。

 

お子様の節目の行事

投稿日:
  • ≪誕生≫
    お子様誕生後最初の行事は、出産七日目に行う「お七夜」です。
    現在では、七日目にこだわらず、命名の日に命名書を神棚に供えたり
    身内で祝ったりして健やかな成長を祈ります。

  • ≪初宮参り≫
    初めて産土神に参詣し、お子様の健やかな成長を願う儀式です。
    産後三十一日~三十三日に行うのが一般的です。
    男の子の場合は、先方の家紋を入れてお送りします。
    一般的には女性(嫁いだ方、養子に入ったら逆)が送ります。

地域によって考え方が様々です。
例えば、産まれた子が女の子でしたら女性の方が買い求めます。
男の子なら男性の方の家が買われます。考え方がその地域によって
変わりますので先方様とよくお話になって揃えるのが宜しいと思います。

  

熨斗をかけて壽と下には送る方の苗字を入れて納めます
左の方はフードセットです。


  • ≪お食い初め≫
    生後百日目に、子供が生涯食べ物に恵まれますようにとの願いを
    込めて行う儀式です。
    子供の為のお祝い膳にお椀や柳箸を揃えて、尾頭付きの焼き魚や
    赤飯などで祝います。

  • ≪初節句≫
    お子様が初めて迎える節句が初節句です。子供の月齢により翌年に
    する場合もございます。女の子なら三月三日にひな人形を飾り
    男の子なら五月五日なら武者人形を飾って祝います。

    


  • ≪七五三≫
    古くから三歳、五歳、七歳に行われてきた儀式をまとめて行う
    ようになったのが「七五三」です。三歳は初めて髪を伸ばし始める
    「髪置の儀」、五歳は初めて袴を着ける儀式「袴着の儀(着袴の儀)」
    七歳は付紐から帯を結ぶようになる「帯解の儀(帯直し)」が原型で
    江戸時代から次第に十一月に行われるようになりました。
    現代では数え年、満年齢にこだわらず、男子は五歳、女子は三歳と
    七歳に行うのが一般的です。十一月十五日前後に神社にお参りし
    成長に感謝すると共に幸福を願います。三歳の時は、一つ身を利用します。
    七歳の時は四つ身を仕立てて、帯や小物はすべて(草履以外)
    三歳の時のものが使えます。(中寸の帯使用)
    こちらの四つ身は小学四年生まで着用できました。

    

四つ身に仕立てた着物です

 


  • ≪十三参り≫
    干支が一巡する数え十三歳に智恵と福徳を授かるように、虚空蔵菩薩に
    お参りするのが十三参りです。
    現代では、男女とも四月十三日前後にお参りするのが一般的です。
    関西は盛んで、京都の法輪寺が特に有名ですが、東京では浅草寺が知ら
    れています。虚空蔵菩薩に限らず地域の神社にお参りする人も多いです。

こちらは、娘の十三参りの時の着物です。当時お箏を習っていましたので
着物を仕立てる際に大振袖にせず短めでお願いしました。
襦袢は母の襦袢を仕立て直しました。
   

こちらのような束ね熨斗の柄で絞りが入っているお着物で
お作りになると柄も流行りがなく成人式の時にもお召いただけます。

袋帯は結びやすく変わり結びが作りやすい帯をお薦めです。


  • ≪成人式≫
    古くは、男子は髪を結って冠をかぶる「元服」、女子は初めて裳を着ける
    「裳着」が大人になったことを表す儀式でしたが、現代では二十歳で成人式
    を行うようになりました。昭和二十三年に成人の日が一月十五日に制定され
    今では一月の第二日曜日に行われます。
    地方では、成人式をお正月の二日か三日にされるところや、逆に夏にされる
    地域もございます。
        

このような流れで成長の節目のお祝いがございます。
まだまだと思っていても早いものですよ。節目の時の思い出をご家族で
共有して下さい。

こちらは、今年の新柄です。
とはいえ、古典柄ですので長くお召いただける振袖です。

炉開きの着物

投稿日:

炉開きのお茶会は、茶人にとって大切な行事です。
風炉から炉へと切り変わり、その炉を使って「口切」茶壷の口封を切り
初夏に摘んで寝かせておいた新茶でお茶を点てる。
そして新しい年が始まるというお茶の世界にとってのお正月なのです。
だからこそ大切な行事となっています。

そんな時のきもの・・・・迷いますよね。

少し華やかにしたい所ですが、かといって訪問着は行き過ぎで小紋と
名古屋帯ではくだけすぎ?
社中のお稽古を兼ねた炉開きなら紋付の無地や江戸小紋が無難です。
又は、とび柄小紋に格のある名古屋帯という合わせ方も良いのではない
でしょうか。

小紋  →蛍ぼかしとび柄 

名古屋帯→院蔵特殊織裂・ベージュ色・総柄

小紋  →高級京友禅染 [とび柄七宝・ライトブルーグレー色]

名古屋帯→【河合美術織物謹製】「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」

名古屋帯→【山田織物謹製】「校倉裂 さがら段文・ライトパープル色・六通」

京友禅染高級小紋[花の夢舞・友禅]
こげ茶のようなあずき色のようなチョコレート色のようなお色が混ざった
ような品のあるお色で、友禅染で桜をモチーフに変形させた桜の花が流れ
るように施してあります。
桜は日本(国家)の花として広く知られていますので、いつの時期にもお召
いただける着物となります。お茶席でしたら、これからの炉開きに是非どうぞ。

帯を合わせるならば、しゃれ袋帯もしくは、格の高い名古屋帯で合わせて
見てはいかがですか。

こちらは、【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」の袋帯です。
お茶席向きの帯です。
白地にグレーでおめでたい松竹梅をお洒落に粋に変形させて施して
あり、菱の形を基本に松・竹・梅や他の柄を菱の形になるように描き
落ち着いた雰囲気を持つ帯となっています。

 

【吉村織物謹製 】 全通 《袷・単衣のスリーシーズン袋帯》
シンプルでいて、デザイン性の高い創作袋帯です。こちらは、「綾羅織」
と題された独特なよろけ模様を織り上げた帯。透け感すら感じさせる程に
軽やかな風合いは単衣の時期にも重宝します。
意匠は銀色の地に淡い桃色の横段柄。その中は細かい市松模様になってい
ます。 シンプルでモダンな表情の意匠なので、飽きのこないオシャレな袋帯
です。着物とメリハリも付き全体にまとまりやすくなります。

【高島織物謹製】「九寸唐織 蜀江華文 白地 お太鼓柄」

白地に八角形の中に唐織で「松」や七宝柄の中は、淡いピンク色に一見花
に姿を変えた十字架の紋章にみえる華をデザインして配置しています。
花びらは金糸、銀糸、などを使い、見て美しく華やかになる帯に仕上げて
ございます。小槌や羊歯等おめでたい柄も織り込まれておりますので
紋付の無地や付け下げに合わせても大丈夫です。

お太鼓柄ですが、色々な着物に合わせられて重宝する名古屋帯です。

お太鼓の部分は縦幅が広くなっています。

これから、まだまだお茶会が増えます。社中だけのお茶会や大寄せ茶会、
格式のあるお茶席など色々と着物を着る機会も増えます。
そんな時は、こちらまで→「きものむらたや」迄ご相談ください。

着物の右前と左前~小紋と帯

投稿日:

「着物は、何故、右前でお召しになるのかご存知ですか?」
そう質問をすると、「着物は左前よねぇ~」と答えられる方が
いらっしゃいます。
着物を着る時に襟が「左前だとか、右前だとか」言いますが、
偶にその言葉遣いを誤解していらっしゃる方をお見受けいたします。

左前とは、左側の襟が前へ出るのではなく、左側の方が肌にくっつく
事をいうのです。だから、正しく言えば、私共は右前に着物を着ている
ことになります。

そして右前である訳は、ほとんどの人が右利きからくるそうです。
右手が利き手ですから、右前ですと右手がすぐ懐に入れられる訳で
懐に入れた小物などをすぐ取り出せるという合理性が必然的にルールを
生み出し、そして作法になったといいます。

生きている方は、右前で、亡くなった方は左前と区別するのはご存知と
思います。
転じて財産が傾くと死に近くなるという意味から左前になるという
言葉が使われます。
似たような言葉ですが「製品」や「材料」などが使い物にならない不良な
物となってしまった場合“オシャカになる”とか“オシャカにした”などと
いいます。これは、お釈迦様が左前の着物を着て寝ている所から来たもの
です。

着物に関してまだまだ分からないことが多いというのは当たり前なことです。
遠慮せず何でも聞ける“きものむらたや”となっていけるよう努力いたします。



東京染め小紋
お茶席や発表会、パーティーやレセプッション、観劇やコンサートやご友人
とのお食事会等と着用シーンは幅広いです。
無地感ではありますが、粋にお召いただけます。
こちらのような袋帯と合わせてみてはいかがですか。

【となみ織物謹製】で特選西陣織袋帯 奥田小由女の世界「綾羅織」

こちらは、五嶋紐監修の小紋です。


とび柄小紋ですので、上の袋帯(奥田小由女の世界)でも合います。

私が名古屋帯をお見立てさせて頂くとしたらお薦めは、
【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」はいかがですか?


こんな感じになります。

もう一つお薦めがこちらです。

【白綾苑大庭謹製】「扇面松竹梅・六通」です。帯自体に格があり
付下げや無地に合されても十分通用します。

着物と帯の組み合わせを考えるのって結構楽しいですよ。
一度、ご自身のお着物を出して帯を合わせてみたらいかがですか?
仕舞いっぱなしではなく出してあげると着物にも良いですし、
湿気によりカビや汚れを確認することができ早めの処置ができます。

派手になった着物も洗い張りをして染めなおせます。

先日は、派手になった着物をお孫様の四つ身にお仕立て直された方も
いらっしゃいます。オレンジ色で大変可愛くなりました。

ターコイズブルーの名古屋帯(古典柄)~今更聞けない着物の知識~

投稿日:

◇【今更聞けない着物の知識】 ~八掛編~

八掛と言うと大体の方がお分かりになられます。
最近はお客様の方が知識が豊富な場合がございます。ならば我々呉服屋は、
今以上に知識を増やし、それをお客様に提供していかなくてはなりません。

たまに、八掛はどれにされますか?とお聞きすると『八掛って何?』と
答えられます。きものでの生活環境になっていないのでそれも仕方のない
ことかもしれません。ならば、私共呉服屋が売るばかりでなく 必要な知識を
お教えする・・・それが大切なのではないでしょうか。

補足ですが、「何故八掛と言うのか。」それは、八掛の八は、衽(おくみ)、
前身ごろ、後ろ身ごろ、袖口にそれぞれ左右二枚ずつ、合計八枚に裁った所
から付けられた名称です。最近は、衿先にも同じ布を用いるようになったの
で現在は十枚裁ちです。並み幅で約4メートル10センチ裾回しという言い方
をされる方もいらっしゃいます。

ちょっとしたことですが、知識として知っておいて頂きたい。そう思います。
そんな事は常識よと お叱りを受けるかもしれませんが「知りたくても聞くの
が恥ずかしい。」「どう聞けばいいか分からない。」等々と思われている方も
いらっしゃいます。聞きたいことがあれば遠慮なく聞いていただける、そんな
雰囲気のお店にしたいと思っております。

◇お薦め名古屋帯と小紋

九寸名古屋帯(西陣織)【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」
お茶席・お稽古・観劇・お食事会にそうぞ

綺麗なターコイズブルー色の名古屋帯です。どんな着物に合せたら
いいのか分からないとおっしゃられる方が多いです。
光の加減で左が明るく映っていますがどちらかというと右に近い
発色となっております。


「紋意匠にとび柄華文」こちらの小紋に合わせると上品な感じにな
ります。


こちらは、東京染め小紋の「貞子好み」よりの見本帳から“むらたや”が
生地を指定して染めて頂いた小紋です。単衣にされても良い雰囲気のお色で
画像よりはるかにいい感じです。
こんな感じの小紋で合わせてターコイズブルーの名古屋帯をお締め頂くと
おしゃれに決まります。帯締めと帯揚げを工夫するともっといい感じになります。

これらの小紋ですとしゃれ袋をお締め頂いてもいいです。

例えば、

染匠 市川純一郎作【染匠いち川謹製】「網野織・裏地も純一郎オリジナル」

「ちょっと控えめだけど、目立たずして目立つ」を目指していらっしゃいます。又、「主人公は着る方。我々の仕事は脇役で、お客さまがどう素敵に見えるかが
大事なんです。」その思いで作られた帯がこちらになります。


西陣織袋帯【加納幸謹製】「華文平」

こげ茶色の生地に上品な華文を形・大きさを変えてバランスよく位置してあり、
派手ではなく、控えめな色彩が上の小紋とメリハリがつき良い感じになると
思います。

夏の結婚式にはどの着物?

投稿日:

お客様からよくご質問されるのですが、
『夏の結婚式は黒留は絽でないとダメかしら?』
夏の礼装のきものをお持ちの方は是非お召しになってださい。
しかし、今は袷のきもので出席されてもかまいません。
最近は、冷房が効いているから室内なら袷でもかまいません。

現在、花嫁さんは一年を通して袷ですから装いを揃えるという意味もございます。
また記念写真に一人だけ夏物となると、周囲の袷のきものと違って見えます。
ただ、最近の記念写真は、屋外(ホテルの屋上)などで撮られる方が多く、
『暑くて汗びっしょりになったわ。』とよく耳にします。
実を申しますと私共の姪が結婚式をした時も屋外で記念写真を撮りました。
11月でしたので、まだ良かったです。

今日お越しのお客様は、8月に結婚式に呼ばれたの。どうしたらいい?
とご相談にいらっしゃいました。

お嬢様が嫁ぐときに単衣のお着物(上等の訪問着を単衣に)を作られ、それに
合わせて私共が言うのも変ですが、良い帯を合わせられてその帯は、ある程度の
格のあるお着物には合わせやすい格のある袋帯でした。
お嬢様は、「単衣の着物を着たい。」とおっしゃっていて、帯をどうしようと
お母さまが悩んで、考えた末、むらたやにお越しになられたのです。

はじめは、8月だから帯は夏用が良いのではと一緒になって悩んで帯締め帯揚げも
一緒になって悩みました。

着物と帯を改めて見たときに、「暑いけど我慢してその着物と帯にされたほうが
良いと思う」と私共が結論付けました。本来なら夏の着物ですが、
着物を今からお仕立てするのは間に合わないということと、
単衣に絽の帯を合わせてみましたが、しっくりこなくて(お買い求めいただいた
袋帯が良すぎて)一時のことだからということと、夏の着物はこれから先着ると
いうことがないかもという事でお手持ちの着物と帯にされました。
帯締めと帯揚げをボストンに忘れてきたからそれだけを合わせて差し上げました。

お喜びになられたのでそれで私共は良いと思います。
ただ、結婚式が終わってから、汗抜きクリーニングにはお出しになられた方が良い
と思います。とだけお伝えしておきました。

留袖と袋帯

夏に結婚式や結納、お茶席等に良い着物です。

横絽に縦絹混ざり織り変わり絽の生地

衽と上前

夏のきもの≪小千谷ちぢみ≫

麻100%
夏のきものです。反幅も十分ございますので裄の長い方でも大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

単衣向き帯締め(五嶋紐)です。

夏用の帯締め(五嶋紐)です。

夏のきもの(絽の無地)と袋帯

 

小千谷ちぢみと名古屋帯
  

瓶覗色の高級付け下げです。(帯はイメージ)

衽と上前です

日本の四季の植物紋様が描かれています。
色合いから、単衣に良い付け下げとなっております。

勿論、袷にもできます。

きものむらたや 

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