お茶席向き名古屋帯

投稿日:

少しずつですが、お客様のご要望が届いています。
一つ身(初めてのお孫様)や忙しくない時期に四つ身を決めておこう等。

3月、4月、5月の初めはさすがに厳しかったです。いまも完璧に戻った
わけではないですが、春のお茶席の時期にすべて自粛は本当に気分が
どよんでいました。

「仕立て屋さんに仕事を出さないと」という課題も残っています。
洗張りでも裄直しや身幅直しでもいいから仕事を取ってこないとと奮闘して
います。まだまだ、持ち直すのに時間がかかりますが、頑張っていきたいと
思います。

今日は、名古屋帯をご紹介いたします

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、名古屋帯といえど重厚な感じを受けます。
全体は色紙の図柄の一部を切り取ってあるかのようにも見えますしお城の石垣
の部分に柄を施している様にも見受けられます。
合間に波や七宝などを施して上品に仕上げています。

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「市松に梅松柄・織成なごや」

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席
向きの装い」と言えます。

※現在西陣でこの技法で織れる方はただ一人で尚且つその方はご高齢の為、
いつの日か生産が途絶えてしまうこととなります。だから今現在希少価値の
高い織物になっています。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・市松に四季の花」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。
お色を考えると、透けない単衣のお着物に合わせてはいかがですか?

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
綺麗な黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、
唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してござい
ます。帯のお色がきれいですので今からの時期にはぴったりです。


単衣向き小紋

投稿日:

きものむらたや からのお薦め小紋です。
これからですと単衣ですかね。
5月ももうじき半ばを迎えます。お仕立てを考えると単衣がお薦めです。

透けない着物で、爽やかな涼し気な感じの着物が好まれます。

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

正絹小紋 京染め[唐織紋意匠に葵文様・薄クリーム色]

正絹小紋[蔦の葉]お色が二色で施されています。優しいお色ですので
これからの季節には、ちょうど良いと思います。

東京染小紋(正絹)≪貞子好みより≫

【品 質】

100%使用
生地 丹後ちりめん
日本の絹
スタンプ
有り
江戸小紋登録
商標証紙
有り
伝統工芸品
証紙
有り
染元 富田染工芸
長さ 13.0m
量目 約700g
生地幅 約38.5㎝

※東京染め小紋 沢村貞子好みより
こちらは、生地も優しいのでどちらかというと単衣にされたら宜しいかと思います
画像より実際にご覧いただいた方が良さが分かります。

正絹小紋【東京染め】[往年の名女優・沢村貞子好み・ライトブラウン色]

【品 質】

100%使用
生地 丹後ちりめん
日本の絹
スタンプ
有り
江戸小紋登録
商標証紙
有り
伝統工芸品
証紙
有り
染元 富田染工芸
長さ 13.4m
量目 約720g
生地幅 約38.0㎝

※東京染め小紋 沢村貞子好みより

小紋にされても良いですし、コートや羽織にされてもおしゃれです

合わせやすい名古屋帯です
九寸名古屋帯(西陣織)【藤原織物謹製】
「紹巴織り華唐草柄・淡いクリーム色・総通」

西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してございます。
帯は、軽く何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすい
です。国の象徴の桜が施されていることによりスリーシーズン(夏以外)
お召し頂けます。

 

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この度、セールを始めました。
是非、ご覧ください

香煎席~お薦めの帯~

投稿日:

田舎とはいえ、コロナの打撃を受けていないわけではありません。
先程も、お客様とお話をしていましたが、
「お茶関係も自粛で当分は予定が無いのよ」
とおっしゃられていました。

致し方ないのですが、「なんか寂しいですよね。」とお話しました。
「お家元からの自粛というお達しだから、4月はお稽古もお休みなのよ。」
祭りもない。楽しいことは自分で探す。難しいですよね。
等々と桜茶を頂きながらお話をしました。

先程桜茶を頂いたばかりですので、折角ですから
本日は、【香煎をいただく】です


◆右手奥が正客、手前が次客です。お運びの方が盆に茶台にのせた香煎を
揚げて運んでまいります。 そして正客の前に茶台にのせた香煎を置き
どちらの方も一礼をします


◆正客は茶台を持って押しいただき、軽く頭を下げます


◆香煎を茶台から外し手前に置きます


◆正客は、両手で前後をはさんで、九十度を二回まわし、お運びの方に
茶台の正面が向くようにします


◆お運びの方は茶台を持って退室して、同じように次客、三客へと出
します


◆正客は、次客との間に茶碗を置き、次客に「お先にいただきます」と
一礼をして、次客も「どうぞお先に」と一礼します。


◆お運びの方が次客に香煎をお出しします
次客も同じ作法です


◆次客は、茶碗を正客との間に置きます


◆次客は、正客に「お相伴させて頂きます」と一礼をします。
正客も軽く一礼をします


◆次客は茶碗を自分の前に移動させます


◆次客は茶碗を軽く押しいただき、香煎を飲み、飲み終わったら畳の
縁の向こうに茶碗を出しておきます


◆お運びの方が茶碗を下げ、一礼をして茶碗を盆にのせ、横に移動して
次客の前にきて一礼をして茶碗を盆にのせて戻ります。

これが、だいたいの流れです。
お茶席での作法は分かるけど、香煎席では悩む方がいらっしゃいます。
香煎のお席と言っても椅子で来られた方が自由に座られているお席も
ございます。そんな時は臨機応変にされれば宜しいかと思います。
しかし、ある程度の基本がわかってないと悩みますので参考になさって
下さいませ。

こちらは、お薦めの帯です

【織悦謹製】「ルーマニア立菱縞文、有悦織」
帯地はとてもしなやかで、裏地も表と同じ織機で織られたものです。
表と裏が同じ糸、織機を使っているということは手間がかかっている
ということです。価格が上がっても良いものを作ると言う志がある
織悦さんです。

【品 質】
・織悦 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.964
・正絹
・日本製
・有悦織
・ルーマニア立菱縞文
・全通
・生地幅   : 約31.0㎝
・長さ      : 約4.5m

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織成名古屋帯について

投稿日:

【織成袋名古屋帯】
平織組織の紋織で綴れ織りの一種です。
本来、綴れ織りは緯畝の平織で、地を表す地緯糸を用いず、色緯糸を折り
返して織るためにハツリ孔を生じますが、織成は地緯糸と文様を表す色緯糸
の2種の緯糸を用いて交互に折るため緯畝やハツリ孔が見られません。
正倉院裂にもみられる技法です。

こちらの「織成」の技法で織れる方はご高齢で、今、おひとりしかいらっ
しゃらなくて(私が問屋さんからおききしたところ)、その方がお亡くなり
になられたらこの技法を受け継ぐ方がいらっしゃらないということで大変
貴重なお品となっております。


今“きものむらたや”にございますのはこちらの色合いの織成袋なごや帯
です。
明るめのお色が宜しければこちらもございます

こちらは、私共が買い求めなかったお品ですが、問屋さんに聞いてみる
ことも可能です。

【紹巴】
名物裂の一つです。
千利休の弟子である、里村紹巴が所持していたとこからこの名があると
言われています。経、緯ともに強撚糸を用いて、細かい横の杉綾文や山形文状
のを地紋を出し、幾何模様や花や唐子が遊んでる様子を文様化したものもござ
います。現代では、帯地に作られています。

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5%
レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・きれいなブルーの地色
・生地幅 :約35.0㎝

西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】
「紹巴織り華唐草柄・淡いクリーム色」

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・紹巴の華唐草
・淡いクリーム色
・生地幅 :約35.0㎝

【装 束】
平安時代の公家の正装から、狩衣などの略装迄の総称です。
古くは、「そうぞく」と言い、儀式や行事の施設を整備することを指し
季節によって変える調度品のことを言っていましたが、その後、服装を
整える意として用いられるようになりました。
男性の装束は衣冠、束帯、布袴(ほうこ)、直衣(のうし)、狩衣がござい
ます。女性の女房装束、子供用の童装束などがございます。

特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」
能装束唐織


【品 質】
・山城機業店 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.216
・絹52%、レーヨン21%指定外繊維(和紙)17%ポリエステル10%
・日本製
・寿宝尽くし段文
・六通柄
・生地幅   : 約31.0㎝
・長さ       : 約4.4m

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明日よりいよいよセールが始まります↓

ご質問があれば遠慮なくこちらからどうぞ。お問合せフォームです。

単衣向きの小紋と帯

投稿日:

6月・9月は単衣のきものです。
しかし5月になれば、まぁまぁ暑いです。だから皆様工夫をして
着物を着られています。
夏の襦袢に半襟だけを替えたり、横絽ではなく縦絽の襦袢にしたり
麻の襦袢にされる方もいらっしゃいます。

6月は確実に単衣ですが、5月が微妙ですので皆様、頭を悩ませます。
お茶の世界は(社中によりますが)きちんと伝えられたように着物を
お召しになられます。

暑くても涼し気に着られているんです。さすがですよね。

今は、お茶会も自粛ということでなくなることが多いです。
だから、今はいらないわ。とおっしゃられる方もおいでです。
でも、だからこそ今がお買い得かもしれません。

単衣向きのSALEを私どもも考えています。4月半ばまでには打ち出し
ますので楽しみにしていてください。

本日のお薦めの単衣向きの小紋と帯です。



練色の小紋で葵文様です。
淡いお色のとび柄小紋ですので帯によって雰囲気がかわります。
だから、年齢もあまり関係なく着用できます。

お薦めの帯は、名古屋帯、袋帯(堅苦しくない)を合わせられます。

お好みによりますが、こちらはいかがですか?

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」


しなやかに織り上げられたグレーをベースにした帯地です。透け感のある
薄い織り地ですので4月頃より秋頃までスリーシーズン締めていただけます。
そして、軽いです。上の小紋と合わせると優しい感じになると思います。
帯締めで全体を締めるとまとまりが良いです。

西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」

帯地は軽くてしなやかな風合いですので、締めやすく、重さをまったく
感じさせませんので長時間結ぶときには重宝します。こちらの袋帯は
重たい雰囲気の着物には合わないと思います。
今回ご紹介した単衣向きのとび柄小紋などには大変合わせやすくましてや
これからの時期にはぴったりです。

お茶会、お稽古に是非お使いください。

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自粛の中楽しい事、上達したい事を見つけて楽しみましょう。
着物のお好きな方是非“きものむらたや”のLINE公式アカウントに
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付下げとは~お薦めのきものと帯

投稿日:

【付け下げの語源】

「付け下げ」は、着た時に前から見ても後ろから見ても柄が上を向いています。
小紋は、一方付けといって、板に張った白生地に端から型紙を送っていくので
染め上がった時に柄は、一方方向を向いています。それを裁って着物にするの
で、前は上向きにすれば後は下向きの柄となります。逆にすれば前が下向きで
後が上向きになります。又は、上前の身頃を中心に、互い違いに上下を向かせ
ようかと考えるのが柄合わせです。

しかし、付け下げは、柄の中に「花や鳥」があればそれぞれ上を向くように
あらかじめ計算して柄付をされています。鋏(ハサミ)を入れる場所は決まっ
ているんです。

この「付下げが」急速に広まったのは、昭和40年代の初めです。
小紋より改まって、訪問着より気軽に着られるというおしゃれ着は、あっさ
りとした柄付の着物でした。

この、付け下げの模様が次第に位を高くして、ついに訪問着代わりに着られ
るまでに至りました。

「肩山や袖山から柄を付け下げる」と言うところから「付け下げ」の用語
がきたとご理解して頂いて宜しいかと思います。

【付け下げ】
帯は参考です。
こちらの帯は加工会社が合わせた帯となります。
私的には今一つパッとしないです。

瓶覗色…いわゆる水色にグリーンやグレーが混ざった感じの綺麗なお色です。
全体的に目立った柄付とお色ではございません。どちらかというとおとなし
めの付け下げになります。

この付下げにお薦めの帯です。
【袋帯】
特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」


落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。

【付け下げ】

帯は参考です。
こちらの帯は加工会社が合わせた帯となります。

主張しすぎず控えめ過ぎない柄行はお茶席向きです。又、何らかの式典
には重宝する一品です。
こちらの付け下げにお薦めの帯です。
【袋帯】
正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】全通


しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣のよう
にふんわりとした風合いです。枯茶色(こげ茶に近い)と胡桃染め(こげ茶に
グレーを足した感)との横段に暈し織り上げられた帯地にペルシャ小花紋を
流れるように施してございます。
こんな感じで合わせるとメリハリがあって良いかと思います。

こちらの二つの付け下げでしたら、格のある名古屋帯で合わされても宜し
いかと思います。

【名古屋帯】

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」
こちらの帯ですと二つの付け下げには合います。

「九百佐賀錦」と名の通り絢爛豪華です。帯自体とても軽く締めやすく、
柄は金銀色和紙を使用してますので大変重厚感があります。

【名古屋帯】
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「市松に梅松柄・織成なごや」


織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
八寸名古屋帯ですが、お茶会のきもの(無地、付け下げ、小紋)には
大変重宝します。

 

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明日で最終日です。

次回も色々と考えています。

着物の右前と左前~お薦めの帯

投稿日:

着物を着られる時に右前・左前と言いますが、その言葉の使い方を
誤解していらっしゃる方も少なくありません。

ご存知の方が多いかもしれませんが、今一度お話します。
ご自身で着られて、上にくる方が前と思われている方がいらっしゃいます。
着物を着られる場合、前とは胸に近い方を言いますので右前が正解です。

そして、右前であるわけは、ほとんどの方が右利きということで、
右手がすぐ懐に入れられて懐に入っている小物をすぐ取り出せるという
合理性が必然的にルールを生み出し、作法になったといいます。

「生きている方は、右前。亡くなられた方は左前。」というのは
勿論、ご存知でしょう。
転じて、財産が傾くと死に近くなるという意味から「左前になる」という
言葉が使われます。
また、品物が使い物にならなくてオシャカになるとかオシャカにしたと
言います。これは、お釈迦様が左前の着物を着て寝ている所からきた
ものです。

先日は、小紋のお薦めをしましたので今回は、帯のご紹介です。


藤原織物の名古屋帯です。
お色がきれいですので、これからの季節に映えるのではと思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「有職文様段・六通」

年齢を選ばない名古屋帯です。
気軽に、お稽古やちょっとしたお茶会、会食などに是非どうぞ。

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通

モノトーンのお色ですのでおとなし目に感じます。だからこそ
合わせやすい帯といえます。黒地ですが、帯自体が軽いですので
これからの小紋にメリハリをつける際に重宝します。

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」


こちらは、特に薄くて軽い名古屋帯です。スリーシーズン用ですが、
裏を絽にすれば全通の袋帯にもなります。
気軽に結ばれるなら名古屋帯が良いとは思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「幾何学模様・菱垣重ね」

幾何学文様ですので結ばれる年齢は関係なくご使用になられます。
合わせる小紋のお色によって色んな表情をしてくれます。
気軽に結べる一本と思います。

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遠慮なくどうぞ質問して下さい。

残心とお薦め着物と帯

投稿日:

「残心」茶の湯の用語です。
お茶をされていらっしゃる方はご存じのことと思います
意味は、
紹鴎(千利休を教えた先生)は
「道具は、取る時よりも置くときにより綿密であれ。」
そう教えていらっしゃいます。
確かに、花瓶でもお茶碗でも、取る時はさほど神経を使わなくても
粗相をすることが少ないものです。
しかし、置く段になって「ガッチャン」と大きな音をたてたり、手を
滑らせたりします。
よく、大工さんの仕事も同じで梯子を上る時より降りる時に、それも後
一段と言う所で足を踏み外して怪我をすることが多いといいます。

幕末の大老、井伊直弼は「茶の湯一会集」で亭主は客の姿が見えなくなる
まで見送る。そして再び炉辺に独座して独服するのが、一会の極意だと
教えています。

残心は、人だけでなく、お道具のたたずまいに至るまで余韻を残します。

お茶事をされた時は、余韻を是非楽しんでください。

こちらは、これからの時期のお茶席に良い着物と帯です
このオフホワイトの帯は、特にわたくしがお薦めです。
お茶席に重宝し、着物の合わせやすいです。

袋帯:正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 
付下げ:高級付け下げ [正絹未仕立て]

左の小紋:正絹小紋 京染め[地紋おこし染め・ユリの花の総柄模様]
右の小紋:正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]

左の帯:西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「校倉裂さがら段文」
中央の帯:特選西陣織九寸名古屋帯【河合美術織物謹製】
「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」
右の帯:西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「三彩織格子柄・総柄」

お薦めの名古屋帯

九寸名古屋帯(正絹)【東京染め江戸更紗 富田染工芸謹製】

「市松に染びった柄」
しなやかな帯の生地に江戸小紋・江戸更紗染めで有名な富田染工芸さん
と相談しながら染め上げた逸品です。有職菱の紋意匠生地を使っていて
その帯地には銀糸が織り込まれていますので白生地だけでも十分に価値
があり、その上江戸更紗を上品に施しています。

今こんな時期だから目の保養になればと思います。
気に入って頂ければ尚嬉しいです。

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気になる商品があればお問い合わせください。

 

お茶の心とお薦め着物と帯

投稿日:

茶の心・・・・・「百尺竿頭一歩を進める」
百点満点で満足しないでそれ以上のものを目指す。
かと言って百十点を取るという意味ではないんです。
百尺の缶竿を上りつめて、さらに登れば墜落します。
頂上を確かめた上で少し降りなければならない所を見つけるのです。

千利休が豊臣秀吉を茶に招いた時のお話です。
最高の客来ということで弟子たちは大騒ぎで準備をし、庭や路地などは
塵一つないほどに掃き清めました。
下見に来られた千利休は、暫く眺めていたのですが、突然庭木に手を
かけて、ざわざわとゆさぶりまし。
せっかく掃除をした庭に木の葉が5,6枚パラパラと舞って散りました。
家人は、びっくりしたとの事です。しかしながら、改めて見直すと庭の
風情が格段に良くなっていました。

百達成して戻るのは、手を抜くのではなく風情なのです。
お茶の世界は、特にそうなのだと思います。

お薦めの小紋と帯

こちらは、京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]です。
お茶席に重宝する小紋です。
単衣にされても宜しいかと思います。

合わせる帯は、名古屋帯、しゃれ袋帯などでしょう。


こちらの袋帯を合わせるとメリハリもありおしゃれになると思います。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】
「有職段文に菊づくし 六通」


しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
段々によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

今は、自粛ムードですのでお茶会の話を聞きません。
この度、「益田まつり」「万葉まつり」もございません。
3/29日に予定していた桜を見ながらのお茶を出す会もキャンセルとなりました。
ですが、茶道をされている方は、研修会などはきちんとされて日頃から
鍛錬されています。いつなんどき何があっても良いように日々努力をされて
いらっしゃいます。素晴らしいことです。

私も、少しでも皆様にご協力ができればとブログで「きもの」「お茶会」「お茶」
について発信していきたいと思います。

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入荷したてのお品や、今のお薦めなどを載せています。
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きものの着付け「楷・行・草」と袋帯

投稿日:

着物が一人で着れれば自ずと「着物を着ようかな。」と
思う方が増えてくれると思います。
そんな時着物の着付けこれで良い?と思うことがあるかもしれません。

着物の着付けにも、「楷、行、草」というものがあると思います。

「楷」は、書と同じできちんとかしこまっているスタイル。
キチンと着つけてある。カチッとしているというイメージでしょう。

「行」は、書で言う少し柔らかに角を落とした感じだから気軽に着られる
スタイルで、紬と名古屋でおしゃれに等

「草」は、書で言う手のおもむくまま自由自在にというところから
着付けの柔らかさがいっそう感じるスタイルでしょう。
衿元を詰めずに帯むすびも角だし、銀座むすびで粋にと言う所でしょう。

この場合、「行」と「草」の区分けが難しいです。
勿論、自由にですので今までにない着物自体の着方もこちらの「草」に
入ると思います。(あまりおすすめは出来ませんが)

でも、基本段階の「楷」のきちっとした形ができてからのことです。
ただ、最近は「楷書スタイル」の着付けが多いように思えます。

普段に着られる時は、個性を出してみてはいかがですか?

私どもは、どうしてもお茶席向きの着物と帯をお薦めしていますので
「楷」もしくは、「楷に近い行」と言うべきでしょうか。

今日は、袋帯のご紹介です。

【藤原織物謹】



落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。
こちらは、正装用ですので、いわゆる「楷」と言えます。

こちらも、藤原織物謹製の袋帯です

クリーム地に優しい色使いの吉祥文様を施してある格の高い袋帯です。
忍冬や立湧くに華文、笹蔓、小葵や波を工夫して施してございます。

こちらは、【泰生謹製】の袋帯です


西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある袋帯です。
しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣のように
ふんわりとした風合いの水衣錦です。
結びやすく締まりやすいです。全通が又ありがたいです。
こちらの帯は、できれば「楷」として結んで頂きたいですが、織の雰囲気から
「行」として着つけられても問題なく上品にまとまります。

一つの帯で印象が変わるものです。
だから、小物一つでも合わせると楽しいです。

色々と試してみてください。

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