お盆とこれからの着物

本日、送り火(最近は焚いているお家を見かけませんが)でご先祖様をお見送り
になり無事に天国へお帰りになられたことと思います。

こんなお話で始まると『どこかの宗教?』と勘違いされるかもしれません。
これはお盆の行事の一つです。
送り火があると言うことは、迎え火がございます。
ご先祖様が迷わずに里帰りをして貰う為の行事です。

又、夏の野菜を飾ります。
なす牛、キュウリ馬は、割りばしやつまようじをさして作ります。
家族のもとに帰ってくるときはキュウリ馬(キュウリを馬に見立てて作る)
に乗って、天国に帰るときはなす牛に乗って帰ります。

そんなお盆の行事もあまり見かけなくなりました。
盆踊りもその中の一つです。今は盆踊りはイベント化されていて色々な楽曲で
踊られます。それもひとつです。しかし本来は、里帰りをしたご先祖様の霊を
迎え送るための念仏踊りでした。

盆踊りには『浴衣』ですね。浴衣がお気に召さない方は、麻の長着に名古屋帯
でお出かけされてはいかがですか。

   

淡いピンク地に絽の名古屋帯をあわせました。

夏は浴衣だけでなく、夏の着物を是非お召しになってください。
襦袢は、夏用です。(縦絽、横絽、麻など)
できれば、夏の襦袢は、すぐ洗えた方が良いので東レのシルックの
襦袢をお薦めします。洗濯機で丸洗いができて便利です。

むらたやでは、お茶の先生から生徒さん、皆様『便利ね。』といって
ご利用して頂いてます。
半襟を付けたまま洗えますので取り外し不要ですので喜ばれています。

こちらの小地谷ちぢみは8月末までの着用で、9月からは、
『透けない単回衣』です。
御召や江戸小紋でお出かけなんてのもお薦めです。
裏(胴裏と八掛)を付けずに単衣(裏なしで)仕立てます。
9月いっぱいの着用期間となります。10月からは袷となります。
どちらも単衣でも袷でもお仕立て可能です。

      

こちらの名古屋帯を合わせたりしてはいかがですか。
【山田織物謹製】と【小森織物謹製】です

 

 

袋帯を合わせるならば
スリーシーズン(7月・8月以外)にお締め頂けるこちらの帯をお薦めします。
【弥栄織物謹製】の袋帯です。

    

きもの むらたや  

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