江戸小紋の魅力~むらたやがお薦めする名古屋帯~


「江戸小紋」とは

細かくて精緻な柄と、文様の多様性です。

鮫や行儀、角通しと言った基本の小紋や縞、草花、道具、幾何、文字等々
柄行には限りがありません。
弊社が染めて頂いている染工芸さんは、12万枚という数の伊勢型紙を
お持ちです。又独自のブランド・・・貞子好みがあり又おしゃれです。




一見、無地に見えるほどの細かい柄だから、その文様が立ちすぎることなく、
あくまでも控えめでありながら、実は大変にお洒落な柄、
そのさりげなさが、江戸小紋の魅力です。
 

 

シンプルな柄行ゆえに、帯の取り合わせも幅広くさらっとお洒落着として
お召しになるのならば、染帯や名古屋帯を、フォーマルにお召しになるの
ならば袋帯や、格のある名古屋帯を、さらには紋を入れることで、色無地と
同格に近くお茶席などでも重宝にお召し頂けます。

細かい白の目と相まって出てくる江戸小紋の色目は、とっても柔らかい品の
良い雰囲気のお着物姿となります。

江戸小紋の生地の両縁には、地色の色が出てきますが、その本来の地色と生地
の中の白と相まってくる色目を比べますと、どれだけおさえた雰囲気で色目が
出てきているかよく分かることと思います。
本来の色の半分の濃さと考えられたほうが分かりやすいと教わりました。
例えば、染めた色がこちらで⇓    全体を見ると⇓
      

 

さらには、細かい柄の江戸小紋は、同じように柄がつながっている
とはいえ型彫り、染め付けそれぞれの工程では、すべて手で行う作業
のため微妙な力の強弱が付いてきます。

間近で生地を見ているときには分かりにくいですが、
すこし離れてみたり、お着物姿になったときには
全体に自然とぼかした霞の様に色の濃淡が微妙に現れてきます。

帯合わせ、取り合わせ、顔うつり・・・
全てにその色目の柔らかさが出てくるため
江戸小紋ならではのお着物姿を楽しむことが出来るのです。

大変難しい技術がことさら出てきて主張するのではなく、
控えめにさりげなく出てくる面白さ
でもぱっと見たときに何とも言えない深み・・・
難しい言葉で説明するのではなく、
お着物姿から自然と伝わってくる、そんな江戸の粋をお楽しみなって下さい。

◇江戸小紋に合う名古屋帯

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「扇面松竹梅・六通」

上品なお色の江戸小紋にあわしてメリハリをつけられると良いですし
このボリュームですので小紋から無地、付け下げまでお締め頂けます。

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「色紙集・太白」

ぱっと見て名古屋帯とは思えないボリュームです。
お太鼓の所は、一重ですが付け下げや無地に合わせても十分お締め頂けます。
もちろん江戸小紋に合わせても品よく着姿を楽しめます。


只今セール中に付きこちらからお入りください。→お仕立て付き名古屋帯

九寸名古屋帯(正絹)【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

こちらの名古屋帯の地色が素敵で、今まであまり見たことのない
きれいなターコイズブルーに古典調の柄を施してございます。
地味に思えがちな江戸小紋に合わせると映えるのではないでしょうか。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「校倉裂さがら段文・濃茶色・六通」

江戸小紋や東京染め小紋に合わせて粋にお締め下さい。
普段にお締め頂くと“きもの通”になります。

まだまだ色々な帯が“きものむらたや”には揃っています。
是非じっくりとご覧くださいませ。

 

きもの むらたや 

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