急場しのぎのお手入れとお茶席お薦めの帯

昨日は、「着物の収納」と「着用後のお手入れ」についてお話ししました。

本日は、急場のお手入れ方法についてです。

例えば、飲み物が着物に付着したら?
飲食を伴う会では在りがちなことと思います。
1.直ちに糊けのない白い綿ガーゼ(ハンカチ)で水分を取り除きます。
2.少し水分を含ませた別の布で軽く押さえて写し取ります。
この二点だけはしておきましょう。

次に食べ物が着物に付着したら?
1.同じく白い綿ガーゼ(ハンカチ)で食べこぼしを取り除きます。
2.少し水分を含ませた別の布で軽く押さえて写し取ります。

※ お手入れの注意点として
とにかく「こすらない」「強く叩かない」「強くつままない」です。
どんな汚れでも完璧に取り切れる訳ではございません。
取りあえずの応急処置をされて、終わってから早めに専門店へご相談ください。

※ おしぼり等は使用しないで下さい。
それは、営業用おしぼりには、薬品(塩素系漂白剤)が含まれていることが
ございますので着物のお色を脱色させる可能性がございます。

何人もの方がこすられたり、(それもおしぼりで)叩いたりして持ってこられた
着物をみております。

披露宴などで、着物にこぼすと必ずおしぼりをすぐ持ってきてくださいます。
それだけならまだ良いのですが、こすってこすってこすりあげて生地を傷め
しまうのです。
パールトーン加工済みでしたのに生地から傷めたので直すのにいくらかの金額が
発生しました。もしふき取る程度でしたらパールトーンでアフターサービスで
落とせたかもしれません。

ミニ知識として頭の片隅にでも入れておいてくださいませ。

【お茶席向きの着物】

着物は、坂井教人作「かたくり」をモチーフに生地に織り込んであり
無地付け下げのような感じです。

袋帯は名物裂の帯です。一見地味目になりますが、着物を明るめにすると
帯も引き立ち良い感じになると思います。

名物裂ですので、出してあるところが変われば印象も変わります。
お薦め訪問着と袋帯

お薦め袋帯

左  : 特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「バチカンⅡ」
中央左: 特選西陣織袋帯【藤原謹製】「正倉院文様尽くし」
中央右: 特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」
右  : 特選西陣織袋帯【都 謹製】「松華飾文・六通」

三つとも同じ帯です。出すところによってイメージも変わります。
そして、サイトに載っている写真は、光沢があるように見えますが
質感はこちらの写真が近いと思います。
“きものむらたや”サイトの写真

こちらは、《雁金百撰》
錦絵・摺者・絵本・肉筆画など様々なジャンルに渡り作画した
不世出の天才絵師“葛飾北斎”が残したお手本を基に創作した帯です。
名は「北斎上代佐賀」

 

こちらクラスになると、正式なお茶会にお締め頂ける上品な袋帯です。
特にお薦め致します。

詳しくは、ショッピングサイトのページをご覧ください→こちらです

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併せて他もご覧くださいませ。