秋の小紋~お茶席向き小紋と帯

萩・すすき・くず・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ
とくれば・・・・・秋の七草です。
春の七草が長寿を祈って粥に入れて食べるものなら、こちらは見て楽しむもの。

有名なのは、月見に欠かせない、「ススキとオミナエシ」
香りが良いのは「フジバカマとくず」というところでしょうか

秋はとても目の保養になる時期です。紅葉の季節ですし外でお茶会なんて
素敵ですよね。

野点でする茶会には、気軽に小紋ですか。周りの風景の邪魔にならず、それでいて
お道具の邪魔にもならない。そう考えると結構難しいです。

9月は単衣です。10月は暑くても袷、これまた考えますね。

京友禅染とび柄小紋[霞に月紋]

月と霞をアレンジしてとび柄であしらっています。三日月ですのでおぼろ月
とも言えませんが雰囲気はございます。お召しになる日を限定しないための
アレンジと思います。お色も淡色ですので上品になっています。

そんな工夫がお茶席を選ばない小紋と言えるのではないでしょうか。
合わせる帯はこちらが小紋ですので勿論、名古屋帯でいいのですが、とび柄
ですのでしゃれ袋でも宜しいかとも言えます。
この度仕入れました全通の帯も合う気がいます。

こちらが全通で柄はお茶席向きの帯です。

未だサイトには載せておりません。先日入荷したばかしのほやほやで
こちらの写真がとれたてです。

濃い目の帯がお好みの方にはこちらはいかがですか

市松模様ですが、その中にも柄が施されています。帯締め帯揚げが入ると
また違ってきます。着物って奥が深いですし、面白いです。合わせ方で
雰囲気が変わってきますものね。

 

 

特選西陣織九寸名古屋帯【織楽浅野織物謹製】

こちらは名古屋帯ですが
大変シンプルな帯ですだす位置を変えるだけです。かといってお太鼓の
雰囲気ががらりと変わる?というわけでもありません
だからお茶席の雰囲気を壊すこともなく、着物の雰囲気を損なうことも
ございません。

帯締めや帯揚げも色々と楽しめます

私でしたら江戸組の帯締めなどを結びます

     

 

正絹小紋 高級京友禅染め [唐華菱文・亜麻色]

地色は上品な亜麻色に近いお色。とび柄で3㎝×4cmの唐華菱文が
概ね25センチ間隔にあしらっています。小ぶりな柄ですので上品に
感じますのでお茶席のお道具にも邪魔にあらない小紋です。

いかがでしたか?

9月初めの第一弾でした。

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