お茶席向き名古屋帯

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少しずつですが、お客様のご要望が届いています。
一つ身(初めてのお孫様)や忙しくない時期に四つ身を決めておこう等。

3月、4月、5月の初めはさすがに厳しかったです。いまも完璧に戻った
わけではないですが、春のお茶席の時期にすべて自粛は本当に気分が
どよんでいました。

「仕立て屋さんに仕事を出さないと」という課題も残っています。
洗張りでも裄直しや身幅直しでもいいから仕事を取ってこないとと奮闘して
います。まだまだ、持ち直すのに時間がかかりますが、頑張っていきたいと
思います。

今日は、名古屋帯をご紹介いたします

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、名古屋帯といえど重厚な感じを受けます。
全体は色紙の図柄の一部を切り取ってあるかのようにも見えますしお城の石垣
の部分に柄を施している様にも見受けられます。
合間に波や七宝などを施して上品に仕上げています。

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「市松に梅松柄・織成なごや」

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席
向きの装い」と言えます。

※現在西陣でこの技法で織れる方はただ一人で尚且つその方はご高齢の為、
いつの日か生産が途絶えてしまうこととなります。だから今現在希少価値の
高い織物になっています。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・市松に四季の花」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。
お色を考えると、透けない単衣のお着物に合わせてはいかがですか?

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
綺麗な黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、
唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してござい
ます。帯のお色がきれいですので今からの時期にはぴったりです。


織成名古屋帯について

投稿日:

【織成袋名古屋帯】
平織組織の紋織で綴れ織りの一種です。
本来、綴れ織りは緯畝の平織で、地を表す地緯糸を用いず、色緯糸を折り
返して織るためにハツリ孔を生じますが、織成は地緯糸と文様を表す色緯糸
の2種の緯糸を用いて交互に折るため緯畝やハツリ孔が見られません。
正倉院裂にもみられる技法です。

こちらの「織成」の技法で織れる方はご高齢で、今、おひとりしかいらっ
しゃらなくて(私が問屋さんからおききしたところ)、その方がお亡くなり
になられたらこの技法を受け継ぐ方がいらっしゃらないということで大変
貴重なお品となっております。


今“きものむらたや”にございますのはこちらの色合いの織成袋なごや帯
です。
明るめのお色が宜しければこちらもございます

こちらは、私共が買い求めなかったお品ですが、問屋さんに聞いてみる
ことも可能です。

【紹巴】
名物裂の一つです。
千利休の弟子である、里村紹巴が所持していたとこからこの名があると
言われています。経、緯ともに強撚糸を用いて、細かい横の杉綾文や山形文状
のを地紋を出し、幾何模様や花や唐子が遊んでる様子を文様化したものもござ
います。現代では、帯地に作られています。

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5%
レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・きれいなブルーの地色
・生地幅 :約35.0㎝

西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】
「紹巴織り華唐草柄・淡いクリーム色」

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・紹巴の華唐草
・淡いクリーム色
・生地幅 :約35.0㎝

【装 束】
平安時代の公家の正装から、狩衣などの略装迄の総称です。
古くは、「そうぞく」と言い、儀式や行事の施設を整備することを指し
季節によって変える調度品のことを言っていましたが、その後、服装を
整える意として用いられるようになりました。
男性の装束は衣冠、束帯、布袴(ほうこ)、直衣(のうし)、狩衣がござい
ます。女性の女房装束、子供用の童装束などがございます。

特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」
能装束唐織


【品 質】
・山城機業店 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.216
・絹52%、レーヨン21%指定外繊維(和紙)17%ポリエステル10%
・日本製
・寿宝尽くし段文
・六通柄
・生地幅   : 約31.0㎝
・長さ       : 約4.4m

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明日よりいよいよセールが始まります↓

ご質問があれば遠慮なくこちらからどうぞ。お問合せフォームです。

単衣向きの小紋と帯

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6月・9月は単衣のきものです。
しかし5月になれば、まぁまぁ暑いです。だから皆様工夫をして
着物を着られています。
夏の襦袢に半襟だけを替えたり、横絽ではなく縦絽の襦袢にしたり
麻の襦袢にされる方もいらっしゃいます。

6月は確実に単衣ですが、5月が微妙ですので皆様、頭を悩ませます。
お茶の世界は(社中によりますが)きちんと伝えられたように着物を
お召しになられます。

暑くても涼し気に着られているんです。さすがですよね。

今は、お茶会も自粛ということでなくなることが多いです。
だから、今はいらないわ。とおっしゃられる方もおいでです。
でも、だからこそ今がお買い得かもしれません。

単衣向きのSALEを私どもも考えています。4月半ばまでには打ち出し
ますので楽しみにしていてください。

本日のお薦めの単衣向きの小紋と帯です。



練色の小紋で葵文様です。
淡いお色のとび柄小紋ですので帯によって雰囲気がかわります。
だから、年齢もあまり関係なく着用できます。

お薦めの帯は、名古屋帯、袋帯(堅苦しくない)を合わせられます。

お好みによりますが、こちらはいかがですか?

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」


しなやかに織り上げられたグレーをベースにした帯地です。透け感のある
薄い織り地ですので4月頃より秋頃までスリーシーズン締めていただけます。
そして、軽いです。上の小紋と合わせると優しい感じになると思います。
帯締めで全体を締めるとまとまりが良いです。

西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」

帯地は軽くてしなやかな風合いですので、締めやすく、重さをまったく
感じさせませんので長時間結ぶときには重宝します。こちらの袋帯は
重たい雰囲気の着物には合わないと思います。
今回ご紹介した単衣向きのとび柄小紋などには大変合わせやすくましてや
これからの時期にはぴったりです。

お茶会、お稽古に是非お使いください。

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自粛の中楽しい事、上達したい事を見つけて楽しみましょう。
着物のお好きな方是非“きものむらたや”のLINE公式アカウントに
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付下げとは~お薦めのきものと帯

投稿日:

【付け下げの語源】

「付け下げ」は、着た時に前から見ても後ろから見ても柄が上を向いています。
小紋は、一方付けといって、板に張った白生地に端から型紙を送っていくので
染め上がった時に柄は、一方方向を向いています。それを裁って着物にするの
で、前は上向きにすれば後は下向きの柄となります。逆にすれば前が下向きで
後が上向きになります。又は、上前の身頃を中心に、互い違いに上下を向かせ
ようかと考えるのが柄合わせです。

しかし、付け下げは、柄の中に「花や鳥」があればそれぞれ上を向くように
あらかじめ計算して柄付をされています。鋏(ハサミ)を入れる場所は決まっ
ているんです。

この「付下げが」急速に広まったのは、昭和40年代の初めです。
小紋より改まって、訪問着より気軽に着られるというおしゃれ着は、あっさ
りとした柄付の着物でした。

この、付け下げの模様が次第に位を高くして、ついに訪問着代わりに着られ
るまでに至りました。

「肩山や袖山から柄を付け下げる」と言うところから「付け下げ」の用語
がきたとご理解して頂いて宜しいかと思います。

【付け下げ】
帯は参考です。
こちらの帯は加工会社が合わせた帯となります。
私的には今一つパッとしないです。

瓶覗色…いわゆる水色にグリーンやグレーが混ざった感じの綺麗なお色です。
全体的に目立った柄付とお色ではございません。どちらかというとおとなし
めの付け下げになります。

この付下げにお薦めの帯です。
【袋帯】
特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」


落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。

【付け下げ】

帯は参考です。
こちらの帯は加工会社が合わせた帯となります。

主張しすぎず控えめ過ぎない柄行はお茶席向きです。又、何らかの式典
には重宝する一品です。
こちらの付け下げにお薦めの帯です。
【袋帯】
正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】全通


しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣のよう
にふんわりとした風合いです。枯茶色(こげ茶に近い)と胡桃染め(こげ茶に
グレーを足した感)との横段に暈し織り上げられた帯地にペルシャ小花紋を
流れるように施してございます。
こんな感じで合わせるとメリハリがあって良いかと思います。

こちらの二つの付け下げでしたら、格のある名古屋帯で合わされても宜し
いかと思います。

【名古屋帯】

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」
こちらの帯ですと二つの付け下げには合います。

「九百佐賀錦」と名の通り絢爛豪華です。帯自体とても軽く締めやすく、
柄は金銀色和紙を使用してますので大変重厚感があります。

【名古屋帯】
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「市松に梅松柄・織成なごや」


織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
八寸名古屋帯ですが、お茶会のきもの(無地、付け下げ、小紋)には
大変重宝します。

 

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明日で最終日です。

次回も色々と考えています。

着物の右前と左前~お薦めの帯

投稿日:

着物を着られる時に右前・左前と言いますが、その言葉の使い方を
誤解していらっしゃる方も少なくありません。

ご存知の方が多いかもしれませんが、今一度お話します。
ご自身で着られて、上にくる方が前と思われている方がいらっしゃいます。
着物を着られる場合、前とは胸に近い方を言いますので右前が正解です。

そして、右前であるわけは、ほとんどの方が右利きということで、
右手がすぐ懐に入れられて懐に入っている小物をすぐ取り出せるという
合理性が必然的にルールを生み出し、作法になったといいます。

「生きている方は、右前。亡くなられた方は左前。」というのは
勿論、ご存知でしょう。
転じて、財産が傾くと死に近くなるという意味から「左前になる」という
言葉が使われます。
また、品物が使い物にならなくてオシャカになるとかオシャカにしたと
言います。これは、お釈迦様が左前の着物を着て寝ている所からきた
ものです。

先日は、小紋のお薦めをしましたので今回は、帯のご紹介です。


藤原織物の名古屋帯です。
お色がきれいですので、これからの季節に映えるのではと思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「有職文様段・六通」

年齢を選ばない名古屋帯です。
気軽に、お稽古やちょっとしたお茶会、会食などに是非どうぞ。

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通

モノトーンのお色ですのでおとなし目に感じます。だからこそ
合わせやすい帯といえます。黒地ですが、帯自体が軽いですので
これからの小紋にメリハリをつける際に重宝します。

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」


こちらは、特に薄くて軽い名古屋帯です。スリーシーズン用ですが、
裏を絽にすれば全通の袋帯にもなります。
気軽に結ばれるなら名古屋帯が良いとは思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「幾何学模様・菱垣重ね」

幾何学文様ですので結ばれる年齢は関係なくご使用になられます。
合わせる小紋のお色によって色んな表情をしてくれます。
気軽に結べる一本と思います。

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遠慮なくどうぞ質問して下さい。

残心とお薦め着物と帯

投稿日:

「残心」茶の湯の用語です。
お茶をされていらっしゃる方はご存じのことと思います
意味は、
紹鴎(千利休を教えた先生)は
「道具は、取る時よりも置くときにより綿密であれ。」
そう教えていらっしゃいます。
確かに、花瓶でもお茶碗でも、取る時はさほど神経を使わなくても
粗相をすることが少ないものです。
しかし、置く段になって「ガッチャン」と大きな音をたてたり、手を
滑らせたりします。
よく、大工さんの仕事も同じで梯子を上る時より降りる時に、それも後
一段と言う所で足を踏み外して怪我をすることが多いといいます。

幕末の大老、井伊直弼は「茶の湯一会集」で亭主は客の姿が見えなくなる
まで見送る。そして再び炉辺に独座して独服するのが、一会の極意だと
教えています。

残心は、人だけでなく、お道具のたたずまいに至るまで余韻を残します。

お茶事をされた時は、余韻を是非楽しんでください。

こちらは、これからの時期のお茶席に良い着物と帯です
このオフホワイトの帯は、特にわたくしがお薦めです。
お茶席に重宝し、着物の合わせやすいです。

袋帯:正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 
付下げ:高級付け下げ [正絹未仕立て]

左の小紋:正絹小紋 京染め[地紋おこし染め・ユリの花の総柄模様]
右の小紋:正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]

左の帯:西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「校倉裂さがら段文」
中央の帯:特選西陣織九寸名古屋帯【河合美術織物謹製】
「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」
右の帯:西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】「三彩織格子柄・総柄」

お薦めの名古屋帯

九寸名古屋帯(正絹)【東京染め江戸更紗 富田染工芸謹製】

「市松に染びった柄」
しなやかな帯の生地に江戸小紋・江戸更紗染めで有名な富田染工芸さん
と相談しながら染め上げた逸品です。有職菱の紋意匠生地を使っていて
その帯地には銀糸が織り込まれていますので白生地だけでも十分に価値
があり、その上江戸更紗を上品に施しています。

今こんな時期だから目の保養になればと思います。
気に入って頂ければ尚嬉しいです。

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気になる商品があればお問い合わせください。

 

お茶の心とお薦め着物と帯

投稿日:

茶の心・・・・・「百尺竿頭一歩を進める」
百点満点で満足しないでそれ以上のものを目指す。
かと言って百十点を取るという意味ではないんです。
百尺の缶竿を上りつめて、さらに登れば墜落します。
頂上を確かめた上で少し降りなければならない所を見つけるのです。

千利休が豊臣秀吉を茶に招いた時のお話です。
最高の客来ということで弟子たちは大騒ぎで準備をし、庭や路地などは
塵一つないほどに掃き清めました。
下見に来られた千利休は、暫く眺めていたのですが、突然庭木に手を
かけて、ざわざわとゆさぶりまし。
せっかく掃除をした庭に木の葉が5,6枚パラパラと舞って散りました。
家人は、びっくりしたとの事です。しかしながら、改めて見直すと庭の
風情が格段に良くなっていました。

百達成して戻るのは、手を抜くのではなく風情なのです。
お茶の世界は、特にそうなのだと思います。

お薦めの小紋と帯

こちらは、京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]です。
お茶席に重宝する小紋です。
単衣にされても宜しいかと思います。

合わせる帯は、名古屋帯、しゃれ袋帯などでしょう。


こちらの袋帯を合わせるとメリハリもありおしゃれになると思います。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】
「有職段文に菊づくし 六通」


しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
段々によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

今は、自粛ムードですのでお茶会の話を聞きません。
この度、「益田まつり」「万葉まつり」もございません。
3/29日に予定していた桜を見ながらのお茶を出す会もキャンセルとなりました。
ですが、茶道をされている方は、研修会などはきちんとされて日頃から
鍛錬されています。いつなんどき何があっても良いように日々努力をされて
いらっしゃいます。素晴らしいことです。

私も、少しでも皆様にご協力ができればとブログで「きもの」「お茶会」「お茶」
について発信していきたいと思います。

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入荷したてのお品や、今のお薦めなどを載せています。
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お彼岸に紋付を買う理由

投稿日:

暑さ寒さも彼岸までといいますが、
最近は、あまり季節を感じなくなっていると言われていますが、でも何となく
納得の気候です。
なんだか生温かい風。でも季節の変わり目でその上ウイルス騒ぎ。
鼻炎の方、花粉症の方大変でしょう。私も鼻炎で苦しんでます。
体調管理にはご自愛下さいませ。

さて、今日はお彼岸です。
お彼岸はお客様が着物を買わないから催事をされない呉服屋さんがいます。
しかし、お彼岸には縁起がいいと言われていることもあるんです。それを
豆知識として簡単にお話をしたいと思います。

◆お彼岸に紋付を買う

【理由】
①お彼岸に「仏物を買う」というのは縁起がいいとされています。
②紋付は本来御守りですのでこの時期にお作りになるのが良いのです。
③三月ですと寒染めという時期で染まりと色の発色が良い。

余談ですが、生まれて初めて作る紋付、男の子は宮詣着。女の子は喪服と
言われています。(紋屋さんからのお話です)

お薦めの名古屋帯です。

白綾苑大庭謹製


流行に左右されない古典柄ですので長く結んで頂ける名古屋帯です。
それと、名古屋帯とは言え、格も有り色無地などにも合わせることが
できる逸品です。
白綾苑大庭の名古屋帯は、軽い付け下げや色無地に結べる重宝する帯です。

こちらも白綾苑大庭の名古屋帯です

柄は、瓢箪と蔦唐草で施されています。地色がアイボリーですので
どのような柄やお色のお着物にも合わせやすくお茶席等の雰囲気に溶け込み
やすい格の高い名古屋帯になっています。

こちらも白綾苑大庭の名古屋帯です。

源氏香に花の柄です。地色が黒ですが、困った時は黒の地色の帯を選べ
と言われているくらい、合わせやすいです。
無地や付け下げに合わせるができます。

ここまで、白綾苑大庭の名古屋帯をご紹介してきました。
三本とも格がありますのでお茶席にはうってつけです。

こちらは、となみ織物謹製です。

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
お茶席に小紋はもちろん無地や付け下げにも合わせられます。
だから、お茶をされる方には大変重宝されます。

こちらも、となみ織物謹製の九百佐賀錦です。

「九百佐賀錦」と名の通り絢爛豪華です。帯自体とても軽く締め
やすく、柄は金銀色和紙を使用してますので大変重厚感があります。
お色を考えると、透けない単衣のお着物に合されるととても素敵に
なります。松が扇面型に施されています。お茶席に重宝する一品です。

 

これから帯を考えられている方にお薦めです。重宝すると思いますよ。

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単衣向きの着物と帯

投稿日:

春にお薦めの着物と帯のご紹介です

こちらは、特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】
「九百佐賀錦・唐華・六通」

きれいなレモン色の帯です。一見合わせる着物が難しいように
思えますが、帯の中の唐華のお色で合わせるとしっくりくるのでは
ないでしょうか?
例えば、こちらの小紋を合わせたらいかがですか?

唐華の中にこちらのお色が使ってございますのでしっくりくると思います。
プラチナ箔で施されている小紋柄ですので高級感がございます。
生地も紋意匠生地ですので光沢もございます。

こちらの小紋は、、京染め[紋意匠に縦に唐華文様です。
地色がお茶席向きのグレー系の紫ですので落ち着いた雰囲気になります。
こちらで合わせても宜しいかと思います。

こちらの名古屋帯は
特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 縅花段文 六通」

こちらの帯は、何度かブログでご紹介させて頂きました。
ホントにお薦めですので再度ブログに登場させました。
上品で格がありお茶席に大変重宝するお品です。
色無地に合わせたり、付け下げにも合わせられます。
名古屋帯は、本来は小紋などに合わせるべきものなのですが、作りが
格が高い名古屋帯も沢山ございます。そんな帯は、無地・付け下げに
合わせても十分と言えるでしょう。

こちらの小紋に合わせたり、

こちらの小紋に合わせたりと色々と楽しめます。

こちらは、単衣向きの小紋です。
江戸小紋染めで染め上げています。紋意匠生地で光沢が少しあります。


画像より実物がやはり良いです(T_T)
単衣にされて藤原織物の帯を合わせられると5月の後半から6月・9月の
お茶会にお使いいただけます。

 

只今、店舗では春のSALEを行っております。

サイトでもSALEをしておりますので是非覗いてみてください

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気軽に名古屋帯と正式な袋帯

投稿日:

お茶席にお薦めの小紋、名古屋帯、袋帯、無地感お召など
取り揃えております。

今、お茶会が延期になったり、中止になったりと気分が低迷することが多いなか、
室内でも庭園を拝見しながらお茶を頂く。いわゆる締めきっていない所でお茶を
頂けるところは中止とはなっておりません。
そうなると少しは豊かな気持ちにさせて貰えるのではないでしょうか。

気分転換にネットで着物や帯を観るのも目の保養になります。
そんな時、是非“きものむらたや”のサイトをご覧ください。
⇒https://www.kimono-murataya.com/

 

【お薦め名古屋帯】

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】
「市松地に唐草文様・ライトグリーン色・六通」

色は品のあるライトグリーン色に、柄は古典的で流行のない更紗と小花の
柄を全体に配置してあります。地模様は縦線、横線、の交互の市松模様の
地紋が織り上げており、見る角度によっては、より地紋柄が浮かび上がります。


九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプのオシャレ感
を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に七宝模様の柄が施
されています。 しかも全て柄のある全通の帯という、贅沢な逸品です。

こちらは、好きずきのある柄と思いますが、合わせやすい帯ですので重宝する
こと間違いなしです。
お茶席、お稽古にどうぞ。

色違いもございます。こちらからどうぞ

【お薦めの袋帯】

特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」

能装束唐織は、西陣を代表する織物「唐織」は綾織地の上に多彩な色糸を
使い、 柄を刺繍のように縫い取りで織り出す技法で、錦地の中で最も高級と
される織物です。将軍など限られた人の装束や能衣装として用いられていた
技法です。黒地に色とりどりでおめでたい柄、吉祥文を施しています。

こちらクラスは、色留袖、訪問着、紋付無地、付け下げに結んでください。
黒留に結ぶには少し地味になりがちかもです。格からいうと黒留クラスには
重宝する帯ではございます。

こちらは、お茶席向きの袋帯です。

特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。
勿論、結婚式の披露宴や結納のお席で結んで頂ける礼装用袋帯です。

こちらは令和の帯です

令和を記念して作られたお品です。
上の方は令和にちなんで100の柄の違うおめでたい吉祥文様を施してございます。
下の方の柄をお太鼓にしても良いようにできています。
裏はこんな感じです。

こちらの令和の帯はネット通販では受け付けておりません。
(ネットに出さないようにと仕入れ先から忠告されました)
ですから、お電話もしくはお問い合わせからご連絡いただけると対応させ
て頂きます。下記のお問い合わせフォームからでも大丈夫です。

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