50の手習い~着物と帯~

投稿日:

50の手習いとはよく言ったもので、
最近、お子さんから手が離れ自分の時間を作れて趣味を持ちたいと
お考えの奥様がいらっしゃいます。

働いている方は、「まだまだ時間がない。」ともおっしゃられますが、
何かしたいお気持ちはおありのようです。

取りあえず道具を買わず為になる事ということを考えた時に
「自分の着物を着たい。着て友達とお茶したい。」と思われるみたいです。

そうして、着付けを習い始める方が増えています。
30代でも今から何かできたらと思われた時に着付けを習いたい。
そして何かの時には、着物を着て出席したい。とお考えのようです。
その方は、義母さまの影響で着物が好きになりそして自分で自由に着てみたい。
そう思われたみたいです。

50代の方は、お茶を習いはじめ、ご自身にと持たせて貰った着物をリメイク
したり、帯を新調したり、単衣用の小紋をお誂えたり、雨用草履をご注文されたり
昔には無かった新商品や開発された商品をご自身の生活スタイルにあわせた
お品を見つけて楽しんでお茶のお稽古や着付けされています。

 


こちらは、とび柄小紋ですので無地感覚でお召し頂けます。格の高い名古屋帯や
袋帯(あまり金銀使っていない)をお締め頂くと品よく上品になります。

お薦めの袋帯はこちらです↓
こげ茶色というかチョコレート色というか何とも言えないおしゃれなお色に
唐華文様です。存在感のある合わせ方と思います。

こちらは、中央にアラベスク文様が施されている袋帯です。上の小紋と合し
てしっとりと上品にお召し頂けます。帯締めを濃いめのお色にされると全体が
締まります。しなやかな帯地で見た目から高級感ある袋帯ですが柄はお太鼓
柄です。こちらの写真は加工業者が勝手に垂に柄をたしました。
本来は、垂は無地で淡いグレーです。↓

 

こちらは、白綾苑大庭の名古屋帯です。
さすが、白綾苑大庭の帯だわ~と感心するほどの技法が組み込まれ
ている名古屋帯です。全体に柔らかい色目と思いきや紺や黄色とはっ
きりとした色目で施された文様は目を引くお品です。こちらクラスの
名古屋帯でしたら付下げに合わせてもしっくりくる帯です。締めやすさも
勿論のことですが、格があるので普段より良いお茶席やオシャレに観劇で
又は、入卒のお着物に合わせる帯に重宝します。↓

こちらの小紋は紋意匠に花縁取りとび柄小紋です。
葡萄唐草文様の紋意匠ですので地色が少し地味目と感じにくい色目です。
どちらかといえば、上品な“グレーベージュがかった淡い茶系”という風に
口で言い表しにくいお色です。とび柄の花縁取りは加工もしっかりとしていて
丁寧です。こちらも、上の加納幸のこげ茶の袋帯がお似合いです。

 

 

小森の名古屋帯で七宝柄続きです。こちらを合わせると柔らかい印象を
受けますのでお茶席には重宝します。↓

 

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

入学式や卒業式にむく訪問着と袋帯

投稿日:

日本で最初に「デパートメント宣言」を発表した百貨店の三越が
「訪問服」のネーミングで新しい感覚のきものを売り出したことが
きっかけで、「訪問着」が誕生したといわれています。それまでの
着物の名称は特に統一化されておらず、一般に「小袖」といわれて
いました。当時の小袖には全体に柄のある総模様のタイプと、裾に
模様のある裾模様のタイプしかなく、一般の人が気軽に着られる
よそいきの着物が欲しいという時代のニーズに答えたものでした。

明治の終わり頃から始まった「和」の復活の動きもあり、西洋のものも
良いけれど、やはり“いざ”という時はきものがいいわ!という声もあり
三越が「訪問服」、白木屋が「社交着」、銀座松屋が「プロムナード」
といったネーミングで新しいデザインの着物を発表し、斬新でおしゃれ
な着物は、女性が社会に進出し始めたこともあり、大ヒットとなり今の
訪問着となったと言われています。

しかし当時の訪問着は一枚一枚手作りのものしかなく、その為どうしても
高価になりがちでした。一部の人の「ぜいたくな楽しみ」だった訪問着で
したが、昭和30年代に入ると、若い女性の間で白地の訪問着を披露宴の席
で着るのが流行した為、それをきっかけに「訪問着」は広く一般に着用さ
れるようになりました。

訪問着は着用の場所がとても幅広い着物です。タイプも様々ですので、それ
だけに「その場にふさわしいタイプ」を選び、そして「その場にふさわしい
装い」をすることが大切になってきます。 例えば披露宴に出席するのなら、
少し明るめの色で華やかなタイプを。とか、またお子様の七五三や入卒業式
でしたら、主役はあくまでお子様ですから、少し控えめで上品なタイプを
お薦めします。お茶席であったら、無地感のタイプや、ワビサビのきいた、
うんと凝った柄使いのものもおもしろいのではないでしょうか。
一枚の訪問着で着まわしをしたい場合は、かっちりとした飽きのこない
古典柄を選び、帯や帯〆・帯揚などの小物を変えていくのも一つの方法です。
しかし、あまり形式にこだわりすぎるのも考えものですので、基本は押さえた
上で自由な発想をして貴方らしいそんな着こなしを工夫して下さい。

そこでお薦めの訪問着です。
こちらは、入学式や卒業式、お茶席等にお薦めです。

柄は橘ですので、入卒時期にはぴったりです。流れるような背中の枝は
あまり強調していなくて、お色も主張しすぎていないので合わせる袋帯により
長くお召いただけます。

お薦めの袋帯をご紹介しましょう。

【となみ織物の袋帯です】


華やかな袋帯ですので、晴れ晴れしい卒業式や入学式におすすめです。

こちらは、鈴木謹製の袋帯です。
丁寧に施されている短冊の中のお柄は勢いがあり上の訪問着の
地色ともマッチしていて素敵です。短冊の文様はそれぞれおめでたい
柄となっておりますので、おめでたいお席でしたらきっと上品に
お締め頂けます。

 

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

50代からの着物と帯選び

投稿日:

お嫁入りの時に持たせてもらったり、気に入って長年着てきた着物でも、
色や柄が年齢的に合わなくなってきます。
それは、だいたいが50代を境にといわれています。

ピンク系の着物については、50代から上の方は派手すぎるとか、浮きそう
などとおっしゃって着なくなります。しかし、決して着れないお色ではない
のです。着ていいかどうか悩む人も多いと思いますが、ピンクの色目が淡
かったり、ピンクのお色がくすんでいたり、帯を地味目にすればまだまだ
着れるピンク色もございます。
また、お客様ご自身がピンクのお色をお召になられても違和感が全くない
雰囲気の方もいらっしゃいます。

それでもとおっしゃられる方には、染め替えをおすすめしております。
解きハヌイをして上から一色かけて抑え目な色にしたり、無地で生地が
しっかりしていたら色を抜いてからお好きな色お染することもできます。

こちらのピンク色は、50代くらいでも大丈夫です。
付下げですので上品な柄付となっており、流水に橘が施されています。
帯によってお召いただける年代が変わります。

※帯はイメージです

こちらの付け下げに合いそうな袋帯は、
織匠小平謹製の袋帯で、こちらの袋帯でしたら年代も広いです。
明るい赤の入ったい帯締めや金の入った明るい帯締めなどを持って
くると若々しくお召し頂けて、紫系統をもってこられると少し落ち着いた
感じの印象を受けます。

お若い方ならこちらの袋帯をお薦めします。
藤原謹製の袋帯で柄はおめでたい柄ばかりです

こちらの帯もお薦めです。
となみ織物謹製の正倉院華文様柄です。
華やかな袋帯ですのでパーティーに宜しいかと思います。


格のある名古屋帯で合わせるのならばこちらはいかがですか。

こんな感じも良いと思います。
となみ織物の名古屋帯で九百佐賀錦の松の柄でおめでたいお席に重宝します。

一つの付け下げによってこれだけ帯を変えることにより雰囲気も変わります。
今のお歳に合ったコーディネイトができる一品です。
長い間楽しめる付け下げです。入学式や卒業式にもお召し頂けてお茶席にも
重宝します。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

入学式や卒業式の名古屋帯と袋帯

投稿日:

今日は、帯の問屋さんがいらっしゃいました。

最近、名古屋帯が良く出ますので、何か良いものがあれば
と思いながら拝見していると、“良いもの”と一目で分かるお品を
色々とお出しになられました。さすが、この道50年のベテランの
方です。色々な機屋さんをご存じです。小さな機屋から大きな織物
メーカーまでです。結構、本当の家業といって良いような機屋さんが
丁寧で上品な帯を作られます。
西陣織組合には入っていないけど締めやすく、お茶席にはもってこいの
袋帯などを作られています。
全てを買うことはできませんが、私共も色々と拝見させて頂き勉強させ
て頂いています。

白綾苑大庭の名古屋帯・藤原織物の名古屋帯などは、目を引く一品でした。
白綾苑大庭の帯はボリュームもあり上品ですので無地にお締め頂ける
名古屋帯です。藤原織物は、お茶席向きの定番といっていいほどおしゃれに
上品に仕上がっている“しょうはの帯”です。

先日仕入れたばかりのほやほやの小紋に合う帯を探していました。
やはり、小紋の加工が上等となるとのせた時にしっくりくる帯というのが
なかなか見つからず、ボリュームのある白綾苑大庭の名古屋帯ですとしっくり
いきました。

現在“きものむらたや”にも白綾苑大庭の袋帯はございます。しかしまた違った
趣ですので是非楽しみにしていてください。

こちらの袋帯は、良いものを作る機屋さんの帯です。袋帯ですので小紋には・・・
と思いましたが、やはりここらあたりまでボリュームがないと良い着物が良く
見えません。というか着物の上に乗せてもしっくりこないのです。

 

こちらの袋帯は本当にボリューム感があり無地のお着物でしたら何色のお色を
持ってきてもしっくりくるというお品で、柄は宝尽くしですので嫁がれる時に
持っていかれたら、ずっとお締め頂けるまた、お着物を良く見せてくれる
袋帯です。江戸小紋に合わされても素敵になると思います。
良いものや 山城機業店さんの袋帯です。

人形作家 奥田小由女の世界 となみ織物謹製です。
優しい帯ですので付け下げ、無地、江戸小紋に合わせられたら素敵です。

綺麗なブルーのお色の名古屋帯を悩んでいます。どちらが良いかしら?

これらの帯でしたら、入学式や卒業式にお締め頂けます。
綺麗なブルーのお色ですので華やかな感じにもなり、又、しょうは織
ですのでお茶席にも上品にお締め頂けます。

こちらは、袋帯です。綺麗な地色に色とりどりのクジャクの羽を施していて
こちらも無地や付け下げ、江戸小紋に合わせて入学式や卒業式、宮参りなどに
お締め頂けます。

これから写真を撮ってサイトにアップします。
その時までこうご期待くださいませ。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで