50代からの着物選び

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令和最初のブログ第一弾は

50代からのお着物えらびです。

子育てから解放、または少し余裕が出てきたから趣味で。

はたまた、着物があるから何かしようかしら。

などなど理由は様々ですが、お茶に興味を抱きお稽古を始める方が

増えてきているのは確かです。

私どもの所でさえ、着付けから茶道の道へ入られる方がいらっしゃいます。

だからこそ、この年代からのお着物探しにお手伝いをさせて頂きたいと思い

令和元年5月1日のブログはこのお題にしようと決めていました。

50代からとひとえに言っても色々といらっしゃいます。

昔と違って皆様お若いです。そしておきれいです。見た目もですが、気持ちも

お若く明るいですのでお着物選びも楽しいですよ。

本日のお薦めは、

こちらはいかがでしょうか
正絹小紋 京染め[唐花文・パステルグレー色]

グレーというお色は大変お茶席に向くお色です。
かといって、濃すぎたり暗めのグレーですと地味になりがちです。
こちらでしたら、明るいイメージでお召し頂けます。
流れるように施された唐華は、地色と調和して主張していません。
ですから、お茶席に、お稽古に、ご友人との会食にと気軽に着て頂ける
そんな小紋です。

こちらは、無地付け下げに袋帯です。

無地付け下げは、「かたくり」をモチーフにされている、
鎌倉の友禅作家 坂井教人先生の作品です。
(こちらは、ネットには出しておりません。)
袋帯は、特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」です。
結婚式のお着物やお茶席のお着物。無地、付け下げ、訪問着
そして黒留袖にも合わせられます。
※無地付け下げが気になられる方は、お電話もしくはこちら から
ご連絡いただければ、お返事させて頂きます。

こちらは、東京染め小紋~貞子好み~です

全体的にベージュで柄は格子のようになっています。
オシャレに粋にお召しになられたい方にはお薦めです。
古典調とは少し離れた感じですが、江戸小紋染の技術で染められています。
型紙が工夫されているだけです。

本物の江戸小紋は、美濃の型紙を使って東京で染めたもの(伝統工芸士)
を江戸小紋といいます。

上の東京染め小紋は、東京で伝統工芸士が染めたものには違いありません。
“きものむらたや”がいつもお願いしている江戸小紋染のメーカーにお願い
をしてそのメーカーのオリジナルの~貞子好み~というブランドから
選んで染めて頂きました。

こちらは、正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

滑かな格子をあしらっていて、一見、洋?のように感じさせる雰囲気は
正に気軽に着て出かけられる。そんな小紋です。定規で引いたような線で
はないので、型ぐるしい感じがいたしません。
勿論、お茶会に着用できます。また、観劇やご友人とのお食事会など
多岐にわたる活用方法がありますので重宝致します。

お薦めの袋帯です。
正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製 】 全通 、袷はもちろん単衣時期にも
重宝する帯です。

「綾羅織」と題された独特なよろけ模様を織り上げた帯です。
軽やかな風合いは、単衣の時期にも重宝して頂けます。 意匠は銀色の地に
淡い桃色の横段柄です。その中は細かい市松模様になっていますので、 シンプル
且つモダンな表情の意匠なので、飽きのこないオシャレな袋帯に仕上がりました。 オシャレな訪問着や付下げ・色無地にそしてとび柄小紋などに合わせて頂けます。観劇、コンサート、お茶会など様々なシーンでご着用できます。

上の三反の小紋でしたらどれでも合いますよ。

「小紋だからやはり名古屋帯がいいわ。」とおっしゃられる方に
こちらはいかがですか。
西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

お茶席やご友人とのお食事会、そしてお稽古など
気軽にお締め頂ける名古屋帯です。
桜の花模様ですが、昨今「さくら」は日本の花の象徴とされていますので
着用時期はあまり気にせずとも大丈夫です。

楽しんで着物lifeを満喫してください。

令和の時代は、また、着物に目を向けて下さる方が増えることを
期待しております。