七五三~お母さまの装い~

お子様が七五三をお迎えのお母さま、そのご家族の皆さま
折角のおめでたい日だからこそ家族みんなで着物を着てみようかしら
と思われることはございませんか??
少なからずもお母様は着物にしようかしら?洋服にしようかしら?
とお考えになったはずです。

七五三は身内のお祝いですので服装に特別なルールはございません。
しかしそのお子様にとって一生で一度の思い出の一枚になるはずです。
家族みんなで着物とまでは、なかなか難しいのでしたらせめてお母様は
記念に着物姿でお写りになられたらと思います。

[上前]

※帯はイメージです。
華やかな帯にされてもシックな帯にされても宜しいかと思います。
例えば、

[西陣まいづる謹製]

[山口美術織物謹製]


この辺りクラスの訪問着でしたら色々と着用機会がございます。
四季も問いませんので夏以外は気にせずお召しになられます。
[京藝謹製]

[いづくら謹製]

後々お子様がお嬢様なら「お母さんのこの着物を私も着たい。」と
そんな会話もあるのではないでしょうか。

私の友人の方は、お母様は持っている帯に合わせて新しく訪問着を
お誂えして家族全員で写真を撮られました。ご主人は、お姑さんが
誂えて持たせてくれていたので、着物と羽織・袴のお姿でした。
お父様もお母様もお子様のお着物と格を合されてお召しになられて
いました。
ちなみにお嬢様方もみんな着物姿でした。圧倒するお写真でした。
本来は、このお考えのお姿が正解だと思います。
しかし、そこまで合されるのは珍しいことですが、せめてお子様が
お着物の時は、親御様は準礼装か略礼装となります。
そうしなければ、写真がチグハグになってしまいます。

女性の準・略礼装では、色留袖(比翼なし)、訪問着、付下げ、色無地、
江戸小紋が使えます。
この中のどれを選んでもよいのですが、訪問着、付下げ、色無地あたり
から選ばれる方が多いようです。

私の主人の母は、孫の成人式の時は、義母が自分の娘に誂えた
紅型の振袖を着せたいと張り切っています。

誂えるのも良し、思い入れのあるお着物を仕立て直して着るのも良し
ではないでしょうか。

※礼装とは、基本的に紋(家紋)がある着物を指します。式典ではござ
いませんので、七五三のお母様のお着物は、紋の有無にこだわらなくて
よいのではないでしょうか。
色無地や江戸小紋をお召しの場合は、一つ紋があったほうが、無難と
いう方もいらっしゃいます。私もそう思います。
紋を入れる場合は、一つ紋か三つ紋を、染め抜きや縫い紋(刺繍)
で入れます。訪問着や付け下げは、紋を入れない方が増えています。
お茶をされている方は、紋を入れられる方が多いです。ちなみに、
着物は紋の数が多い方が、格が高くなりますので、一つ紋の色無地の
方が紋のない訪問着よりも格の高い着物とされます。

 

きもの むらたや  

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