50代からの着物と帯(歌舞伎編)

小紋といっても色々とございます。
・江戸小紋
・京染小紋
・加賀小紋
・紅型小紋
・蝋纈(ロウケツ)
・絞り

江戸小紋は特にお定め柄などを使っている場合は格が高く、紋を入れて
無地と同様にお召になられます。

こちらは「家内安全」と彫られた美濃の型紙を使って、伝統工芸士の方が東京で
染めていただいたものです。




※「江戸小紋」という名称は特許庁で地域商標を取得して

 いますので美濃の型紙を使用して、東京で染めたものしか
 「江戸小紋」という名称が使用できません。
 当社の江戸小紋はすべて東京の染元さんで染めて頂いた
 本物の「江戸小紋」です

こちらの江戸小紋は、ご年配向けのお色ですが、結構お若い方もお好きな方が
いらっしゃるみたいです。

落ち着いた雰囲気で帯も合わせるとお茶の先生級の方がお召になられます。

又、江戸小紋は、観劇などに重宝します。

観劇とひとえに言いましても色々とございます。その中で一番歌ハードルが高い
のは、「歌舞伎座」ではないでしょうか。
母も昔はよく歌舞伎を見に行ってたみたいです。そこで気になるのが服装です。
昔若いころに、「とりあえず着物であればどんなものでも良いわよ。」と
教えてくれた方がいらっしゃって、「鵜呑みにして出かけたら大恥をかいたわ。」
と言ってました。その当時はまだまだ着物文化は廃れてなかったのでそうだった
のでしょう。

実際のところ、歌舞伎観劇には何を着て出かけても問題ないと思います。
歌舞伎はもともと庶民の娯楽であり、武家の身分の高い方々は見ませんでした。
しかし、明治時代に外国の要人にお見せするようになってから、世界に誇る
日本伝統芸能として扱われるようになりました。だから、敷居も高く感じる
ようになったのです。
ですから、本来はドレスコードというものはないのです。
しかし折角ですので、この機会に普段と違う雰囲気を味わうためにお着物で
お出かけになられることをお薦めします。訪問着、付け下げ、無地、江戸小紋、
とび柄小紋、等々色々とございますが楽しんでその日をお過ごしになって頂ける
とリフレッシュできて良いのではないでしょうか。

ただ、座るお席によっては格を気にされた方が良いこともございます。
例えば、一等席などの前方の席に座られる方は訪問着や小紋でも、おとなしめ
のお着物をお薦めします。お席の値段も高いので、比較的年齢層が高い方
もしくは、特にゆとりのある方ですのでお着物も上品にお召しになられている
方が多いですので、その場で浮く感じでは肝心の歌舞伎を集中してご覧
いただけません。

又、三等席などは、お席が後ろの方でどちらかというと、カジュアルな着物を
粋にお洒落に着つけた方が多いものです。歌舞伎観劇に慣れていて着物の
おしゃれを楽しんでいる方が多いのが「歌舞伎」です。



こちらは、おとなしめの付け下げです。お色も明るく優しい雰囲気ですので
観劇向きです。
もちろんお茶席でもこれからの季節良いのではないでしょうか。
単衣にされて六月、九月に涼しいお顔でお召いただけると宜しいと思います。



こちらは、柄が少なめの訪問着です。しかしやはり有名メーカ菱健の作品だな
と感心するほど見ごたえのある訪問着です。印象が素晴らしいです。
こちらにとなみ織物謹製の【人間国宝・大場松魚の世界】を合わせては
いかがですか。

 

お洒落に観劇をとおっしゃられる方には、こちらの小紋はいかがですか。


こちらは、東京染め小紋です。ブランド貞子好みの型紙で東京の染屋さんの
伝統工芸士の方に染めて頂きました。むらたや特注品です。


このような四季を表現した袋帯をお締め頂いてもおしゃれです。

今時期ですと桜の文様の名古屋帯もおしゃれにお召いただけます。
東京染め小紋と合わせて観劇に是非いかがですか。

 

きもの むらたや 

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