着物の保管とメンテナンス~お薦め夏の付け下げと名古屋帯~

今日は全国的に雨です。週末の普段のお仕事は、お着物を受け取りに
お越しになられたり、お着物の相談に来られたりすることが多いので
すが、今日はどうでしょう。

雨と言うことで、着物のメンテナンスについて、お話をさせて頂きます。

【保管の4大ポイント】

①汚れを取り除く
目立たなくても後が大変・・・・シミ・カビの元になります。

②湿気を防ぐ
湿気は絹の大敵で、黄ばみ・カビ・縮みの原因となりますのでお気を付け
ください。

③虫喰いを防ぐ
喰われたらかけつぎでも跡は消えません。
絹は虫は喰わないといいますが、絶対にとは言えません。あらゆる原因で
虫喰いになりかねません。

④間違ったたたみ方や重圧は禁物
折ったり押さえつけたりは、箔・刺繍・絞りには大敵です。
剥がれたり風合いが損なわれます。

これだけ聞くと『着物って大変そう』『面倒くさいな』『私にはできないわ』
などとお考えの方が多いと思います。

それを解消してくれるのが昔からある呉服屋さんです。行きつけの呉服屋さん
を見つけておけば、そこの方がきっと丁寧にご指導くださいます。
そうでないと呉服屋はいけないと思います。キチンとした所でなかったら
別の呉服屋さんにご相談をしても良いのではないでしょうか。ご自身に合った
お店選びも大切です。

どうしても探せないようでしたら、ネットという手もございます。
最近よく見かけますよ。格安丸洗いなどを・・・・・
相談窓口もきっとあると思います。お問合せコーナーでお問い合わせてみては
いかがですか。
ちなみに“きものむらたや”でも丸洗いやしみ抜きも承っています。
ご連絡先お問合せ→こちらより
染め替えも勿論、仕立て替えもです。
その時は必ず見積もりを取ります。→京都へ
お仕立て上がりのきもので生地に余裕があれば、二パターンくらいの試し染めを
したりしてお客様にご納得いっていただき染め替えを始めます。

戻ってから“きものむらたや”の抱えている地元の仕立て屋さんにお願いをして
仕立てて頂いています。

 

話を元に戻します。

箪笥に入れっぱなしにしで久々に箪笥を開けてみると大切なお着物に湿気のため
シミ・カビ、変色していることがございませんか?
それは、着用後にしっかりと乾燥させてしまわなかったり、汗等その時は見えなくても時間が経つとその部分が変色していたりします。
当分着ることが無い場合は、一度丸洗いに出してから箪笥にしまわれた方が宜しいと思います。その時に必ず乾燥剤を入れてしまってください。

ひと箱に4シートはいっています。箪笥一段にえ1シート入れて頂ければ
十分です。しかし変え時期は半年後となっておりますのでお気を付けください。

こちらの“そうび”は、防虫・防カビ・除湿・脱臭シートとなっております
ので絹だけでなくウールの物にも適しています。

お取替え交換時に違う乾燥剤が入っていましたら、勿体ない思いますが
前の乾燥剤は捨ててください。

違うメーカーのものでしたら、箪笥の中で化学反応をおこして着物が
ヤケたり致します。

実際のお話です。
客様のお着物が、シミを落として欲しいとご依頼があり、見ると文庫紙
(たとう紙)に着物のシミと同じ形のシミがあり分かったのです。
箪笥の中で化学反応をおこしてシミとなった。・・・・・と・・・・
そのような事もございますので、十分に気を付けて下さい。

又、雨の日等に着物を着られる場合には、泥はねや雨のシミ、お車に
乗られる場合は、車についている汚れがお着物につく場合がございます。
そのような場合、概ねクリーニングのみでは落ちきらない事が多いです。
その落ちていない汚れをそのままにしておくとシミが黄ばんで段々と落
ちにくくなります。

落そうものなら、かなりの金額が必要となります。

是非早めの処置をされて置かれた方が宜しいと思います。一番宜しいと
思うのは、きれいな状態でパールトーン加工をされておかれたら襟(ファン
デーションや汗)の汚れやその他の場所のシミは、パールトーンに出せば、
お手入れのみでほぼ直して頂けます。(パールトーン加工してから20年間有効)

最近では、仕立てあがっている大切なお着物や高額なお着物。
また紋付や袴や30年前の振袖・コートや羽織まで色々とパールトーン加工
をされる方が増えてきました。
汚れた時のショックと直すのにかかる金額を考えた時に先行投資と思い加工を
される方が増えてきました。

夏のお着物には是非パールトーン加工をお薦めします。

上のお着物には、袋帯を合わせています。

むらたやでは、只今セール中につき
お仕立て上げての価格となっております。

お薦めの夏の名古屋帯もお仕立て付き価格です。