お盆の語源と単衣向きの着物と帯


八月に入り、お盆が近づいてきましたが、
お盆の語源はご存知ですか?

仏教でいう「盂蘭盆会の略」と思われている方が多いようです。

あながち間違いではありませんが、そもそも「お盆」とは、いわゆる

ご先祖様にお供えを盛る器のことだったのです。これが、盂蘭盆の盆

と混じりあった意味になっています。盂蘭盆は、サンスクリット語の

ウランボンの音訳で、逆さに吊るすという意味があります。

亡くなられた方々が、そんな苦しみを受けてはいけないので、その苦

しみを救うための供養が盂蘭盆会なのです。どうぞ丁寧に手を合わせ

てあげてください。

丁寧に手を合わせると、両手のしわとしわが合わさって

「しわあわせ→しあわせ」幸せになるのです。

そうでないと、両手の節だけが合さり、「ふしあわせ」 不幸に

なりかねません。ともあれ、お盆は浴衣の季節です。取りあえず、浴衣

から着てみるのも着物に慣れるには一番早道ではないでしょうか。

只今、益田の石見美術館(グラントワ)にて浴衣展が開催されています。
昔の浴衣、ルーツ諸々を学芸員の方々が丁寧にお話して下さいます。
是非、足をお運びください。

ちょっといつもと違った時間を過ごすことができます。
着物ってそんな魅力のあるものだと思います。
夏は、是非浴衣から・・・・・

今、小千谷ちぢみが涼しくていい感じです。

淡いピンク地

紺の小千谷です。向こう側が透ける感がとっても涼しそうですよ。

【単衣の着物とこれからの帯】

8月となりそろそろ9月の単衣の着物と帯を考える時期となりました。
お茶席などに良い着物をご紹介します。


小紋:とび柄七宝柄

袋帯:柄名銀影シルバー【西陣まいづる謹製】

単衣にされてもしっかりした生地です。
袋帯ですがおしゃれに結べます。


小紋:江戸五嶋紐監修の小紋ライトパープル色

名古屋帯:有職段文に菊尽くし【小森織物謹製】

同系色でまとめました。お茶席や観劇に是非どうぞ。気軽にお召いただけます。

きものむらたや 

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