お茶席の名古屋帯

昨日、問屋さんがお越しになられ名古屋帯と袋帯を見せて頂きました。

お茶席向きの名古屋帯で目を引くものが数点ございました。

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:90% ポリエステル:5% レーヨン(金属糸風):5%
・紹巴のぶどう笹蔓文
・茶系地色
・生地幅 :約35.0㎝

   
紹巴の名古屋帯蔓笹文様      裏です

しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、唐草と共に
松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。

こちらは、お問い合わせがあり、その時には色は違うんですが同柄の
藤原織物の名古屋帯が一日差で売れてしまっていたんです。
それから、お客様のご要望で、探して欲しいという事となり問い合わせ
をしたところ、「今はその柄は作ってない。でも注文受ければ作ります。」
という事で受注いたしました。

おめでたい柄で、尚且つ落ち着いた色目ですのでご年配の方にも
お締め頂けます。

【織成袋なごや帯】

特選八寸名古屋帯(西陣織)【安藤謹製】「市松に梅・松柄織り」

【品 質】
・老舗 安藤 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№208
・日本製
・六通柄
・絹:100%
・市松に梅・松・青海波・七宝
・生地幅 :約31.0㎝

つづれの帯ではないのですが、技法はつづれの技法を使っております。
古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された
格式の高い技法です。軽くてしなやかな上に、綴織に準ずる格式をそなえ
ているため、まさに「茶の装い」の為に存在すると言えるのではないで
しょうか。
芯を入れる必要がないため、軽く結びやすくて、よく締まります。

きれいな色を市松に配した優しい仕上がりとなっています。

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