水質日本一の清流・高津川の鮎、夏の付け下げ、そして朝茶へ|きものむらたや

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夏の楽しみが、少しずつ近づいてきました

梅雨の雨音を聞きながら、夏の訪れをそっと待つこの季節。

今年の梅雨明けは全国的に平年並みか、やや早めと予想されており、7月中旬〜
下旬には夏の青空が戻ってくる見込みです。

「梅雨が明けたら何をしよう」「夏のお茶席には何を着ていこう」と、心の中で
ひそかに夏支度を始めている方も多いのではないでしょうか。

今回は、私どもきものむらたやの近況も交えながら、この季節ならではの4つの
話題をお届けします。

水質日本一の清流・高津川と、天然鮎の塩焼き

先日、地元のお店で天然鮎の塩焼きをいただきました。

シンプルな塩焼きなのに、香ばしくて、さっぱりして、絶品。思わず目を細めて
しまいました。

この鮎が育った川が、「高津川(たかつがわ)」です。
(2022年に高津川という映画になりました。余談ですが・・・・・)

国土交通省が毎年発表する一級河川の水質調査において、「水質が最も良好な河川」として度々「水質日本一」に選ばれている清流です。本流にダムが一切ないため
透明度が高く、島根県益田市などを流れて日本海へと注いでいます。

今年は昨年より大きめの鮎が育っているというお話も聞きました。

毎年、東京の親戚にお中元として送っています。
(送るばかりで、自分たちの口には滅多に入りませんが…)

「こんな貴重なものを」と叔母様がいつもおっしゃってくださいます。

亡くなった義母から「喜ぶものを選んでね」と言われていたので、お口のこえている叔父様・叔母様に何が喜ばれるかと考えたとき、「これしかない」と思った次第
です。

嬉しかったのは「良いお嫁さん貰ったわね」と言っていただけたこと。
何よりの誉れの言葉です。

天然鮎と和菓子「若鮎」

初夏の川を泳ぐ鮎の姿を模した和菓子「若鮎(わかあゆ)」は、夏のお茶席を彩る代表的な主菓子です。

カステラ生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、魚の形に折って目やヒレの焼き印を押したその愛らしい姿は、見ているだけで涼しい気持ちになります。

本物の天然鮎がおいしく育つ清流は限られています。水質日本一の高津川で育った天然鮎と、全国どこでも見かける和菓子の若鮎。どちらも初夏にしか出会えない、この季節だけの贈り物です。

夏の付け下げ×絽の袋帯|涼やかな準礼装のご提案

夏のお茶席や改まったお席に、何を着ようか迷ったとき。この一枚がきっと答えになります。

変わり絽の付け下げ

横絽に縦絹を混ぜた「変わり絽」の付け下げです。

淡い紫をベースに、草花が静かに、品よく描かれています。絽ならではの透け感が、見た目にも、まとった瞬間にも自然な涼しさをもたらしてくれます。

付け下げは訪問着よりも気軽でありながら、よそゆきから準礼装まで幅広く対応できるのが魅力です。一枚持っていると、夏の装いがぐっと広がります。

七宝柄の絽の袋帯

合わせた帯は七宝柄の絽の袋帯です。

グレーの地にパステルカラーの花々と金糸が品よく輝きます。着物の淡い紫と帯のやわらかな多色使いが、不思議と自然に溶け合います。

夏の袋帯ならではの涼しさと格調が両立した、お茶席にぴったりの一本です。

ご興味のある方は、お気軽にお声がけください。

夏のしつらえ、整いました|夏茶碗を飾って

店頭のウィンドウを夏仕様に入れ替えました。

主役は夏茶碗たちです。

ぽってりとした赤みがかった茶碗、すっきりとした白い茶碗、味わい深い小ぶりの茶碗。三者三様の表情が並ぶだけで、もう夏のお茶席が始まりそうです。

  

茶碗は使う季節、お点前の種類、そしてその日の気分で選びます。同じお抹茶でも、茶碗が変わると味わいまで変わる気がします。

通りがかりにふと目に留まって「夏が来たな」と感じていただけたら嬉しいです。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

お抹茶の高騰について

近頃、お抹茶が手に入りにくくなっています。海外の方にも茶道・日本茶の魅力が伝わっている証拠ですね。嬉しいことでもありますが、なかなか大変でもあります。何とか今は残りがございますので、お稽古やお茶席にぜひご活用ください。

④ 7月の「朝茶(あさちゃ)」|夏の茶の湯の最高峰

7月は、茶道において特別な趣向の茶事が行われる季節です。それが「朝茶(あさちゃ)」です。

朝茶とは

暑さが本格化する前の早朝(午前6〜7時頃)に客を招き、清涼感と非日常的な時間を楽しむ趣向の茶事です。「水」と「涼」を主役としたもてなしが特徴で、夏の茶の湯において非常に格式が高く、人気のあるスタイルです。

まだ涼しい朝の空気の中で、水打ちされた露地を歩き、一杯のお茶をいただく時間は、何より贅沢なひとときです。

朝茶のこだわりポイント

打ち水と露地の準備 亭主は前夜から入念に打ち水を行い、露地(庭)を清めます。翌朝、客が踏みしめる石畳に残る水の気配が、涼を呼び込む大切な演出です。

懐石料理 盛夏という季節柄、生魚を避け、焼き物を省いた「一汁二菜」が基本です。冷たい素麺や酢の物、さっぱりとした献立で涼を誘います。

目にも涼しい設え ガラスの器・青竹の花入れ・朝顔や撫子など夏の花。すべてが「涼」を表現するための選択です。

朝茶の席には、絽の付け下げや紗の着物に涼やかな帯を合わせると、装いも場の雰囲気にぴったり馴染みます。


絽の付下げと絽の袋帯でAIに着姿を作って貰いました。イメージ画像です

 

⑤ お茶席の着物、何を着ればいい?|
呉服屋が教える選び方とマナー

「お茶席に招かれたけれど、何を着ていけばいいか分からない」というご相談をよくいただきます。茶道には独自のルールがあり、着物選びに迷われる方は多いです。ここで呉服屋の立場から、分かりやすくお伝えします。

迷ったらこの2択|どんなお茶席でも失礼になりません

● 色無地(いろむじ)+一つ紋(ひとつもん)

柄のない一色染めの着物です。背中に一つ家紋を入れるだけで、お茶席に最適な格になります。主役であるお道具や主催者を引き立てるため、お茶の世界で最も愛される着物です。色は落ち着いた上品な色合いのものを選ぶと間違いがありません。

● 訪問着(ほうもんぎ)/付け下げ(つけさげ)

模様がつながっている華やかな着物です。初釜(新年最初のお茶会)や大きなお茶会にゲストとして招かれた際にぴったりです。ただし、あまり派手すぎない、古典的で優しい柄行きが好まれます。今回ご紹介した変わり絽の付け下げのような、品のある色柄のものが重宝します。

お稽古やカジュアルなお茶会には

● 江戸小紋(えどこもん)+一つ紋

遠目には色無地に見えるほど細かい職人技の柄が入った着物です。特に「鮫(さめ)」「通し(とおし)」「行儀(ぎょうぎ)」という柄は格が高く、お茶席に最適です。一つ紋を入れることで、準礼装としても通用します。

● 小紋(こもん)

紋のない一般的な小紋は、普段のお稽古着として重宝します。気軽に動けて、洗いやすいものを選ぶと日常使いにも便利です。

絽ではございませんが、一番困単衣時期にお勧め
帯はスリーシーズンなので真夏以外はかなり長く締めれます。
着物は単衣にされると6月9月(お茶席では)それ以外の方は
気温に応じて着用されたら良いかと思います。(温暖化のため)


お茶席で絶対にNGな着物・マナー

お茶席には独特の厳しいルールがあります。初めて参加される方は特にご注意ください。

❌ 「紬(つむぎ)」はNG 大島紬や結城紬など、どれだけ高級な紬であっても、織りの着物は「普段着」とみなされるため、お茶席(お稽古以外)には着ていけません。これは着物の価格とは関係なく、あくまでも「格」の問題です。

❌ 光る帯留め・指輪・時計は外す 高価なお茶碗や道具を傷つける恐れがあるため、アクセサリー類はすべて外すのが鉄則です。帯留めも控えるか、柔らかい素材のものを選びましょう。

✅ 白い足袋(たび)が必須 畳を汚さないよう、お茶室に入る前に新品または清潔な「白足袋」に履き替えるのがマナーです。足袋カバーをお使いの方は、席入り前に必ず外しましょう。

 

夏の着物ライフを、もっと豊かに

今回は4つの話題をお届けしました。

テーマ ポイント
高津川・天然鮎 水質日本一の清流が生む極上の味
夏の付け下げ×袋帯 変わり絽×七宝柄で涼やかな準礼装
夏のしつらえ 夏茶碗で店頭も夏仕様に
朝茶 早朝の涼と非日常を楽しむ茶事
お茶席の着物選び 色無地・付け下げ・NGマナーまで

梅雨明けを心待ちにしながら、夏の着物や茶の湯の楽しみを少しずつ準備していく時間は、なんとも豊かなひとときです。

お稽古やお茶席、夏のお出かけに向けて、ぜひお気軽にご相談ください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 


桔梗柄ぼかし絽の着物に夏の帯の着姿 イメージ画像

夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」夏のお茶事

流れるような蔦や葡萄。それぞれに吉祥文様として、七宝、青海波、亀甲柄が唐織で施されています。お色も涼しい感じのする夏名古屋帯に仕上がっています。夏のお茶事、お茶会にご友人との会食に是非どうぞ。


お稽古の着物と帯に東レの絽の小紋と夏の帯の着姿を作って貰いました

東レの着物と夏の八寸名古屋帯

お稽古やお茶席、夏のお出かけに向けて、ぜひお気軽にご相談ください。皆さまのご来店も心よりお待ちしております。

https://www.kimono-murataya.com/

きものむらたや 島根県益田市

タグ:#夏の着物 #付け下げ #変わり絽 #絽 #夏の袋帯 #七宝柄 #朝茶 #夏の茶の湯 #夏茶碗 #高津川 #天然鮎 #若鮎 #島根 #益田 #茶道 #お茶席コーデ #きものむらたや

梅雨を味方に!お着物の賢い保管術と、夏の着物・茶の湯の楽しみ方

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はじめに|梅雨こそ着物と向き合う絶好の季節

じめじめとした梅雨の空が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今年の梅雨明けは、全国的に平年並みか、やや早めと予想されています。7月中旬〜下旬には夏の青空が戻ってくる見込みとのこと。気象情報に耳を傾けながら、「梅雨が明けたら夏の着物を思いっきり楽しもう!」と、今から心を弾ませている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、梅雨の時期は着物にとって最大の難敵でもあります。湿気・カビ・虫食い……大切なお着物を守るためにも、この季節の正しい保管が何より重要です。

今回のブログでは、

  • ①梅雨時期の着物保管に役立つ便利グッズのご紹介
  • ②夏の着物の楽しみ方(素材・コーディネート・お出かけ術)
  • ③7月の朝茶(あさちゃ)茶事について
  • ④初夏の風物詩・若鮎(わかあゆ)と高津川の天然鮎のお話

の4つのテーマでお届けします。どうぞ最後までお読みいただければ幸いです。


① 梅雨の湿気から大切なお着物を守る!「長期保管袋」のご紹介

梅雨の時期、着物ダンスの中が気になりませんか?

カビや虫食い、黄ばみの原因のほとんどは湿気と空気の流れにあります。着物を美しく、長く使い続けるためには、保管環境を整えることがとても大切です。

そこで今回ご紹介したいのが、「長期保管袋」です。

長期保管袋とは?

この保管袋は、着物専用に開発された防湿・防虫機能付きの収納袋です。通常のたとう紙や風呂敷での保管とは異なり、袋の内側に特殊加工が施されており、湿気や害虫から着物をしっかり守ってくれます。

長期保管袋の主な特徴

● 優れた防湿性能 袋の素材が余分な湿気を遮断し、着物が湿気を吸収してカビや黄ばみが発生するのを防ぎます。梅雨の時期でも安心してタンスや押し入れに収納できます。

● 防虫効果 虫食いの被害は、大切な絹の着物にとって取り返しのつかないダメージになります。長期保管袋は防虫成分を含まない安全な素材でありながら、虫が入り込みにくい密閉構造を備えています。

● 着物の形を崩さない適切なサイズ設計 畳んだ着物がきちんと収まる縦950mm×横130mm前後のサイズ設計(商品によって異なります)で、余計なしわや型崩れを防ぎます。

● 繰り返し使えてエコ・経済的 使い捨てではなく、洗って繰り返し使える素材のものも多く、長い目で見るとコスパに優れた選択です。

きもの安心 長期保管袋

国際特許取得

国際特許取得済商品です。

たとう紙に綺麗にしたお着物や帯を入れて保管します。5年は保管できるという
特許商品です。

箪笥に乾燥剤を入れて完璧にしても絶対とは言えません。そんな方を沢山見て
きました。すべてのお品にこのきもの安心をお使いくださいと言う訳ではござい
ません。これだけは(高いお品だったから)とか(思い入れがある)とか。
これからずっと着るときが無いけど大切に保管したい方(お振袖や留袖や喪服)

こんな方におすすめ

  • 夏物を片付けて秋冬物を出す「衣替え」のシーズンに
  • しばらく着用しない礼装・訪問着を保管したい方
  • 実家から譲り受けた着物をきれいな状態で保管したい方
  • カビや虫食いで着物を傷めた経験がある方

梅雨の時期に一度、タンスの中を見直して、長期保管袋で大切なお着物を整理してみてはいかがでしょうか。着物の「虫干し」ができない季節だからこそ、保管方法を見直す絶好のタイミングです。

※お値段 一枚¥3740(税込み)今のところはこの価格でご提供できます。
ナフサの影響により今後お値段の安定はまだ見込めません。いわゆる値上がりする
可能性もあるかと言われました。

今までは、こちらの乾燥剤をお勧めしていました。
ひと箱に4シート入って、箪笥の引き出しに1シート入れて半年が期限とされて
います。お値段は¥979(税込み)です。

  • 乾燥剤  そうび

これらは使い方と思います。
防虫・防カビ調湿・防カビ臭・効果のある保存剤です。着物だけでなく
毛皮・セーター・スーツなどを保管するのにお役立ちいただけます。

すべてのお着物にきもの安心 長期保管袋を使用されなくても良いと思います。
良く着用されるお着物なら尚更必要はないです。お着物もてお通してもらえて
カビは防げます。シミは着用時に気を付けられたら問題はございません。気になられたら、その部分だけを早くシミ落としされる方がお安く仕上がるかと思います。


② 夏の着物の楽しみ方|素材選びと着こなしの工夫で、驚くほど涼やかに

梅雨が明けたら、いよいよ夏の着物シーズンの到来です。

「夏に着物なんて暑くないの?」とよく聞かれますが、実は素材選びと着付けの工夫次第で、驚くほど涼しく快適に楽しめます。夏ならではの透け感や涼やかな風情は、洋服では決して味わえない和の魅力です。

夏の着物の素材ガイド

🌿 絹の薄物(うすもの):格調高い涼しさ

夏の正装・準礼装に用いられるのが、絹の薄物です。

  • 絽(ろ):絽目(ろめ)と呼ばれる透かし織りが特徴で、フォーマルな場面でも活躍します。横絽・経絽などの種類があり、盛夏(7〜8月)に最もふさわしい生地です。訪問着・付け下げ・小紋など、幅広いシーンで使えます。着物と帯でイメージ画像を作って貰いました。(AI作)


    横絽に縦絹混ざり織り変わり絽の生地に淡い紫がベースになって付け下げの柄が描かれています。訪問着より気軽にお召しいただき、よそゆきから準礼装まで対応ができる着用範囲の広いおきものです。訪問着に近い柄の付け下げとなっておりますので袋帯や格の高い織りの名古屋帯を合わせてください。

    帯地は、淡いグレーパープルです。金糸・銀糸で雪輪や波、観世水、抽象化した花などを施しています。夏の暑い時期に涼しそうなお色と柄行です

  • 紗(しゃ):絽よりもさらに透け感が強く、風通しの良い生地です。カジュアルからセミフォーマルまで対応でき、紗の訪問着は夏の茶会にも重宝されます。絽と紗を重ねた「絽紗(ろしゃ)」も人気です。

🌿 自然素材(麻・木綿):普段着のシャリ感が心地よい

  • 麻・上布(じょうふ):シャリっとした独特の感触が特徴で、肌離れが良く速乾性にも優れています。宮古上布・越後上布など、産地によって風合いが異なり、夏の着物愛好家の間でも特に人気の高い素材です。汗をかいても風を通してくれるので、お出かけにも最適。近江ちぢみの麻の着物と絽の名古屋帯 縦の筋、黒地の麻 透け感がさわやか。夏・西陣織九寸名古屋帯【沢本織物謹製】「幾何学文様」
    イメージ画像
    近江ちぢみこちらはまだ写真を撮っていません。きものむらたやの店内
    にございます。
    帯は 夏・西陣織九寸名古屋帯【沢本織物謹製】「幾何学文様」です
  • 夏の木綿:浴衣よりも少し格上の着物として、近年注目を集めています。肌触りがやわらかく、初心者の方にも扱いやすい素材です。

    夏の着物「小千谷織物 越後片貝・紺仁綿紬」【紺仁工房謹製】

九寸名古屋帯(正絹)【手織り・お太鼓柄】

🌿 東レ(化繊)の夏着物:洗えて便利、現代ライフに最適

夏の着物で見逃せないのが、東レなどの化繊素材の夏着物です。汗をかいても洗濯機でそのまま洗えるのが最大の利点。旅行や気軽なお出かけにも安心して着られます。見た目も絹に近い美しさで、忙しい現代生活にぴったりの選択肢です。


夏のお稽古や水屋のお手伝いに
東レの夏のきもの

夏の帯八寸
東レの絽の小紋と八寸名古屋帯夏物です。気軽にお稽古や水屋仕事に、雨の日のお出かけ暑い日ににも汗を書いたらその日に洗濯機で丸洗い着物はです。帯はできません
イメージ画像です


夏着物のコーディネートを楽しむ上級テクニック

長襦袢の色で遊ぶ

透け感のある絽や紗の着物の醍醐味のひとつが、下に着た長襦袢が透けて見える美しさです。あえてカラーの長襦袢を合わせることで、着物の透け感がより一層引き立ち、独自のコーディネートが生まれます。たとえば、白地の絽の着物に薄いブルーや淡いピンクの長襦袢を重ねると、涼しげで品のある印象になります。これは中・上級者に人気の着こなし術です。


お出かけ時の便利アイテム

夏の着物でお出かけする際に、ぜひ取り入れてほしいアイテムがあります。

☀ 日傘 着物に直射日光は大敵です。色焼けや着物の劣化を防ぐためにも、日傘は必携アイテム。和装に合う和傘や、レースの日傘はコーディネートのアクセントにもなります。

🪭 扇子(せんす) 手軽に涼をとれる扇子は、夏の着物姿に欠かせないアクセサリーのひとつです。涼む目的ではなく、茶会や改まった席での礼儀作法として使われる扇子はお茶の時のご挨拶用の扇子です。普段暑い時涼む扇子とは意味合いや大きさが違います。
夏の必需品扇子


③ 7月の「朝茶(あさちゃ)」茶事|夏の茶の湯の最高峰

7月は、茶道において特別な趣向の茶事が行われる季節です。それが「朝茶(あさちゃ)」です。

朝茶とはどんな茶事?

朝茶は、暑さが本格化する前の早朝(午前6〜7時頃)に客を招き、清涼感と非日常的な時間を楽しむ趣向の茶事です。日中の暑さを避け、「水」と「涼」を主役としたもてなしが特徴で、夏の茶の湯において非常に格式が高く、人気のあるスタイルです。

夏の朝、まだ日が昇りきらない時間に静かな露地を歩き、水打ちされた庭の涼気の中でいただくお茶は、日常を忘れるほどの豊かな体験です。

朝茶の見どころ・こだわりポイント

🕕 時間の工夫 席入りは日が昇り切らない早朝に行います。熱がこもりやすいお茶室でも、朝のうちなら自然の涼しさを感じることができます。この「時間を味方にする」という発想こそ、朝茶の真髄です。

💧 水屋の準備と打ち水 亭主(ていしゅ)は前夜から入念に準備を行い、露地(庭)に打ち水をして清めます。翌朝、客が踏みしめる石畳に残る水の気配が、涼を呼び込む大切な演出のひとつです。

🍽 懐石料理 盛夏という季節柄、生魚を避け、焼き物を省いた「一汁二菜」が基本となります。冷たい素麺、酢の物、さっぱりとした献立で涼を誘います。器にも工夫があり、ガラスの器や青竹の箸など、目にも涼やかな設えが喜ばれます。

🎋 設え(しつらえ)の美 ガラスの器・青竹の花入れ・朝顔や撫子など夏の花。
すべてが「涼」を表現するための選択です。茶道の美学が最も凝縮された形で表
れるのが、朝茶の設えともいえます。

7月に朝茶の茶事をご予定の方は、ぜひ着物の選び方にもこだわってみてください。絽の訪問着や紗の着物に、涼やかな帯を合わせると、朝茶の席にぴったりの装いになります。


④ 初夏の風物詩「若鮎」と、水質日本一の清流・高津川の天然鮎

お菓子の「若鮎」について

「若鮎(わかあゆ)」は、初夏の川を泳ぐ鮎の姿を模した、代表的な夏の和菓子です。

小麦粉・卵・砂糖を焼いたカステラ生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、魚の形に折って目やヒレの焼き印を押しているのが特徴です。やわらかいカステラ生地と、もちもちした求肥の組み合わせが絶妙で、夏の訪れを告げる風物詩として全国の和菓子屋で親しまれています。

茶事の主菓子(おもがし)としても広く用いられますが、朝茶には「涼」が感じられないため使いません。(時期もずれているため)
そちらかと言えば見た目が涼しそうな感じのお菓子を使います。以前竹から水ようかんを押し出してお客様にお出しした経験がございます。青竹でした。最近はプラスチックの竹もどきで作られているお品をよく見ますが、やはり青竹が良いですね。これは京都のお菓子屋さんでした。当時は物珍しかったですが、最近はその手法も結構見ますね。ちなみに、仙太郎の竹の水は青竹使用でした。
仙太郎のくず桜は今時期ですと涼しそうで良いですね。朝茶に良いお菓子かと思います。


天然鮎といえば「高津川」|水質日本一の清流が生む極上の味

お菓子の若鮎のお話から少し脱線しますが、私どもの地元・島根県にある高津川(たかつがわ)について、ぜひご紹介させてください。

高津川は、国土交通省が毎年発表する一級河川の水質調査において、「水質が最も良好な河川」として度々「水質日本一」に選ばれている清流です。本流にダムが一切ないため透明度が高く、島根県益田市などを流れて日本海へと注いでいます。

その澄んだ水の中で育つ天然鮎は、格別の美味しさを誇ります。今年は昨年よりも大きめの鮎が育っているというお話も聞きました。

先日のゆかた祭りでは、昨年の鮎の塩焼きが出店で販売されており、いただいてきましたが、やはり絶品でした。炭火でじっくり焼かれた塩焼きの香ばしさと、川魚ならではの淡白でさっぱりとした旨みは、夏の風物詩そのものです。

天然鮎の漁法と希少価値

高津川の天然鮎の漁には、「竿釣(友釣り)」「網漁」の二種類があります。特に竿の一本釣り(友釣り)で丁寧に釣り上げた鮎は、魚体を傷つけずに取り出せるため、品質が最も高く、高値で取引されます。

竿釣りで揚がった上質な鮎は、まず業者さんに出荷されます。それがお中元として各地の先方に届くのは、おおよそ7月頃とのことです。

お菓子の「若鮎」は全国どこでも見かけますが、本物の天然鮎がおいしく育つ清流は限られています。水質日本一の高津川で育った天然鮎は、まさにこの土地ならではの贈り物。私どもの地域に暮らす誇りのひとつです。


まとめ|梅雨を越えて、夏の着物ライフをより豊かに

今回は4つのテーマでお届けしました。

テーマ ポイント
長期保管袋 梅雨の湿気から着物を守る専用保管グッズ
夏の着物 絽・紗・麻・化繊、素材を知れば夏も快適
朝茶 早朝の涼と非日常を楽しむ夏の茶の湯の最高峰
若鮎・高津川 初夏の和菓子と水質日本一の清流が生む天然鮎の味

梅雨明けを心待ちにしながら、大切なお着物の保管を見直したり、夏のコーディネートを考えたりする時間は、なんとも豊かなひとときです。

7月の朝茶や夏のお茶会に向けて、ぜひ今から薄物のお着物や帯を広げて、夏支度を楽しんでみてください。

またお稽古やイベントでお会いできるのを楽しみにしております。どうぞ素敵な夏をお迎えください。


ご質問・お問い合わせはお気軽にどうぞ。 次回のブログもお楽しみに。


LINE公式アカウントも開設してございます。
今までは、不具合も多くあまり使用してなかったですが徐々にお客様からのお声を
色々と聞けるようにと作り直しました。

宜しければご利用くださいませ。

【6月のお茶と着物】単衣・梅雨支度・雨の日のお茶会マナーを徹底解説

投稿日:

6月の装いは「単衣」で風情よく

六月といえば、暦の上では「衣替え」の季節です。

着物の世界では、袷(あわせ)から単衣(ひとえ)へと衣替えをする時期が
まさにこの6月。裏地のない単衣は、見た目にも清涼感があり、初夏のお茶席
にぴったりの装いです。

ただし、「単衣なら何でもいい」というわけではありません。お茶の席では、
季節感と格のバランスがとても大切です。お茶会の格や場の雰囲気、亭主側の
趣向に合わせて、きちんとコーディネートを整えることが、客としての礼儀で
もあります。


AIに着つけた感じをイメージして画像を作って貰いました

高級小紋[伝統工芸士雅号:木永栄絹作 遊心] 色は青丹色 柄は松の絞り、亀甲、菊菱、桜、菊、青海波でお茶席や観劇に松名古屋帯を合わせて
高級小紋[伝統工芸士雅号:木永栄絹作 遊心]
お茶席や観劇、同窓会、趣味の会に
夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】
「唐織・吉祥文様」夏のお茶事・パーティー

 

 

江戸小紋【竹垣根に松竹梅・金茶】生地は、浜ちりめん(高砂縮緬)染元:富田染工芸 染め師:佐藤勇山、の小紋を単衣としてスリーシーズンの袋帯を合わせてみました
きもの:江戸小紋(正絹・未仕立て)【竹垣根に松竹梅・金茶】
帯:西陣織袋帯【ふくい謹製】「雪輪の柄・六通」スリーシーズン用


AIに着姿を作って貰いました。イメージです。

6月上旬はまだ比較的すごしやすい気温の日もありますが、中旬以降は梅雨の湿気とともに気温が上がります。着物の素材選びも、正絹の単衣はもちろん、洗える素材のものを上手に取り入れることで、雨の日でも安心してお出かけができます。


帯は夏を先取り—6月の帯選びのポイント

着物の世界には「帯は着物より季節を先取りする」という大切な考え方がござい
ます。

6月の単衣の時期には、帯はすでに夏物、あるいはスリーシーズン対応の帯を締
めるのが基本です。

夏の帯とは? 夏の帯には、絽(ろ)や紗(しゃ)、羅(ら)など透け感のある素材が使われます。見た目の涼しさが特徴で、6月から8月にかけて活躍します。

夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」夏のお茶事
絽の名古屋帯:夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」

夏・西陣織八寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】「シンプルに縦に線」夏のお稽古・気軽なお茶会
夏・西陣織八寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】
西陣八寸名古屋ですので本来は帯芯は入れないのですが、とても柔らかいので
帯芯を入れることをお勧めします。

夏の袋帯【田中義謹製】「丸に雪輪中に柄・六通」夏のお茶事

夏の袋帯【田中義謹製】「丸に雪輪中に柄・六通」夏のお茶事にお勧め


スリーシーズンの帯とは?
一方で、袷の時期(10月〜5月)と単衣・夏(6月〜9月)に両方使えるスリーシーズン対応の帯というものもあります。博多織の帯や、シンプルなざっくりした素材感の帯がこれにあたります。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通 《袷・単衣のスリーシーズン袋帯
正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通 《袷・単衣のスリーシーズン袋帯》


AIにイメージ画像を作って貰いました。注文が多いとなかなか思うように
言うことを聞いてくれなくてこの一枚にかなり時間がかかりました。

初めてのお茶会や、まだ帯を何本もそろえられていない方には、

このスリーシーズン対応の帯から始めるのがおすすめです。一本持っていると、
季節の変わり目に重宝します。6月9月また、それから10月11月12月と
真夏以外は締めれますので大丈夫です。

こちらの付下げを単衣に仕立てて帯を合わせています。

6月の帯コーディネートのポイント

  • 帯の素材は絽・紗・博多織など涼しげなものを
  • 帯締め・帯揚げも夏向きのものを合わせると統一感が出る
  • お茶席では派手すぎず、品のある色柄を選ぶ

帯の柄は、あじさい・柳・流水・波といった梅雨〜夏の自然をモチーフにしたものが季節感を演出します。ただし、個性が強すぎる柄よりも、すっきりとした古典柄や幾何学柄の方が、茶席では場を選ばず使いやすいでしょう。


付け下げ・小紋で格を整える—お茶会にふさわしい単衣の選び方

6月のお茶会に参加する場合、どんな着物を選べばいいのでしょうか?

付け下げ(つけさげ) 付け下げは、訪問着よりも控えめな柄行きながら、略礼装として使える一枚です。格の高いお茶会や、少し改まった席に向いています。

単衣の付け下げは、正絹のほか、洗える素材で仕立てられたものもあります。6月の雨の日が多い季節には、洗えるポリエステル素材の付け下げも実用的な選択肢です。

色は、淡いグリーン・水色・藤色・白地に刺繍など、涼やかな色合いが梅雨の季節に映えます。

小紋(こもん) 小紋はカジュアルな着物の代表格ですが、お稽古やお茶会の種類によっては小紋で参加することも多くあります。

気軽なお茶会で夏の正絹小紋に夏の帯

 

柄はこちらです⇓⇓⇓

東レシルックの夏の着着物と夏の帯を合わせてお稽古に
東レのシルックに夏の帯でお稽古を
夏名古屋帯 正絹 未仕立て|黒×グリーン×紫 幾何学模様 盛夏用
の帯であわせて。
上の町の気軽なお茶会でもこちらの帯を合わせてAIに作って貰っています。
着物が変われば雰囲気が変わりますよね。

凛とした黒を軸に、深みのあるグリーンと紫が織りなす、モダンで
ミステリアスな美しさ。 夏の着物姿をぐっと引き締めてくれる、大人
の女性のための夏名古屋帯です。

着物が変われば雰囲気も変わります。

お茶会の形式が「気軽な茶話会」「お稽古の延長上のお茶会」であれば、品のある小紋は気負わず着られて、とても重宝します。初めてお茶会に参加される方、着付けを習い始めたばかりの方にも、扱いやすくて季節感が出しやすい小紋はおすすめです。

格合わせの基本

お茶会の格 おすすめの着物
正式な茶事・口切りなど 色無地(一つ紋)・付け下げ
一般的なお茶会 付け下げ・江戸小紋・上品な小紋
気軽なお稽古茶会 小紋・紬(つむぎ)※先生に確認を

「どの席にどの着物を着ていけばよいか」は、先生や先輩にひと言確認するのが一番確実です。それも、お茶を学ぶ上での大切なコミュニケーションの一つです。


梅雨どきのお茶会、雨の日対策は万全ですか?

6月といえば梅雨。「今日は晴れていたのに、帰りは土砂降り」ということもしばしばです。

お茶の世界では、雨の日も晴れの日も、茶席での心構えや作法は変わりません。ただし、雨の日には「茶室を汚してしまわないよう」に、事前の準備と会場での振る舞いに一層の注意が必要です。

雨の日の持ち物チェックリスト

  • 替えの白足袋(必ず!)
  • 足袋カバーを履いて出かけましょう
  • 傘を入れる防水袋(ビニール袋を二重にしたもの、または専用の傘カバー)
  • 草履カバー(雨下駄・草履用のレインカバー)
  • 着物用雨コート(道行きコートの上から羽織るタイプが便利)
  • 汗ふきタオル・手ぬぐい
  • 風呂敷(着替えや荷物をまとめるのに必須)

    足袋カバーは、玄関で脱いだ方が良いと思います。
    だからなのでしょう。最近は、こはぜのついていない足袋カバーを求められる
    お茶をされている方が増えています。

    こはぜ無し

    こはぜ付き

    ☆道中で履いていた足袋カバーは、靴や草履を脱ぐ玄関の上がり框(あがりかまち)や式台で外します。カバーを外した状態で、真っ白で綺麗な足袋で席入りするのが作法です。

    雨の日などで足袋が濡れたり汚れたりしてしまった場合は、カバーを脱いでも綺麗な状態とは言えません。
    その場合は寄付きで「替え足袋」に履き替えるのが最適です。
    道中何がおこるか分からないので、替えの足袋は毎回ご用意された方が良いかと
    思います。

これらを前日のうちに準備しておくと、当日の朝のバタバタを防げます。

「雨の日だから」と家を出るのが遅くなりがちですが、雨の日こそ、いつもより少し早めに出発することをお勧めします。傘をたたんだり、コートを脱いだり、足袋を履き替えたりと、晴れの日よりも時間がかかることを見越して行動しましょう。


玄関での正しい振る舞い—
意外と知らないマナーの落とし穴

お茶会の会場に到着したとき、実は玄関周りでの振る舞いがとても重要です。

玄関に入る「前」にすること

建物の玄関をくぐる前に、まず軒下や建物の外でコートを脱ぎましょう。

なぜかというと、コートについた雨なら水滴が、雨でなくても塵汚れをまねかれた先の玄関の中や廊下に飛び散って汚すのは以ての外なのです。
(これは、茶道に限っての作法ではございません。)
雨の日は特に、コートに思いのほか多くの雨水が含まれています。玄関の中でバタバタとコートを脱ぐ行為は、周囲への配慮が欠けた印象を与えてしまいます。

脱いだコートは、濡れた面を内側にして小さく畳むのが正解です。ただたたむだけでなく、濡れた外側が他のものに触れないよう工夫しましょう。

傘は、傘立てがあれば必ずそちらへ。傘立てがない場合は、持参した防水袋(ビニール袋を二重にしたもの)にしっかり入れ、水が垂れない状態にして持ち込みます。水滴がポタポタと垂れたまま寄付や廊下を歩くことは、厳禁です。

「玄関で足袋を履き替える」は大きなマナー違反

特に雨の日によく見かけるのが、「足袋が濡れてしまったから、早く履き替えたい」という焦りから、玄関で靴を脱いだその場で足袋を履き替えようとする方です。

しかし、これはお茶席では大きなマナー違反となってしまいます。

理由は二つあります。

一つ目は、玄関は次々と他のお客様が入ってこられる動線(通り道)だからです。そこで立ち止まって足袋の履き替えをすると、後から来たお客様の入場を妨げてしまいます。

二つ目は、玄関の土間に近い場所は外からの泥や雨水が跳ねやすく、せっかく持参した真っ白な替え足袋を、その場で再び汚してしまうリスクがあるからです。

玄関ですることは、「靴を脱いで上がること」と「大きな雨具(傘など)の処置」だけに絞りましょう。足袋の履き替えは、次のステップである「寄付(よりつき)」に移動してからが正解です。


寄付(よりつき)での過ごし方—
お茶会の第一印象を決める控室作法

玄関を上がったら、まず「寄付(よりつき)」と呼ばれる控室に案内されます。

寄付は、単なる待合室ではありません。お茶会が始まる前に心を整え、お客様同士がご挨拶を交わす、大切な場所です。ここでの立ち居振る舞いが、その日のお茶会全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。
簡単に香煎の頂き方をまとめてみました
寄付きでの過ごし方 

 

寄付での「足袋の履き替え」

足袋の履き替えは、この寄付で行います。

正しい足袋の替え方の手順

  1. 荷物を落ち着けられるスペースに移動する
  2. 風呂敷を広げ、その上に荷物を整理しながら置く
  3. 濡れた足袋を脱ぎ、用意してきた白い替え足袋に履き替える
  4. 脱いだ足袋は風呂敷の中にまとめてしまう

風呂敷は、この場面でとても重宝します。広げてその上で作業をすれば、床を汚す心配もありません。替え足袋・扇子・懐紙・菓子切り(ようじ)などを一式まとめて入れておくと、寄付での準備がスムーズです。

荷物の置き方

寄付に入ったら、荷物はできるだけコンパクトにまとめ、邪魔にならない場所に置かせてもらいます。

風呂敷包みに必要なものをすべて入れ、使うものだけを取り出して、きちんと整頓しておくことが大切です。ボストンバッグや大きなトートバッグをそのまま広げっぱなしにするのは、他のお客様の邪魔になります。

寄付でのチェックポイントまとめ

  • 白足袋に履き替える(これが最重要!)
  • 扇子・懐紙・菓子切りを帯や懐に収める
  • コートや雨具は風呂敷にまとめる
  • 貴重品以外の荷物は風呂敷にまとめて隅に置く
  • 携帯電話はマナーモードに
  • 香水は控える(お茶の香りを妨げるため)

寄付でのご挨拶も忘れずに。はじめてお会いする方にも、軽く会釈をしてご挨拶するのがお茶の世界の作法です。


着付け・お茶の初心者さんへ—
7月に向けた小紋のお勧め

「着付けを習い始めたばかり」「お茶を習い始めたけれど、着物のことがよくわからない」という方に向けて、7月のお茶席に向けた小紋のお勧めをご紹介します。

絽の小紋飛び柄、柄は桔梗、合わせている帯は夏の名古屋帯

7月はいよいよ薄物(うすもの)の季節

7月になると、着物は単衣から「薄物(うすもの)」へと移ります。絽(ろ)・紗(しゃ)などの透け感のある素材の着物です。

ただし、お稽古レベルのお茶会であれば、単衣の小紋でも7月初旬までは着用できることもあります。先生のお考えや、その地域の慣習によっても違いますので、まずは先生に確認しましょう。


こちらの着物と帯を合わせてAIにお稽古の前を作って貰った画像です。

正絹小紋 京染め[紋意匠に捺染染め総柄小紋]お稽古や観劇に
夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」夏のお茶事

これらを合わせています。

初心者さんに夏の着物をお勧めするなら

① 絽の小紋(ろのこもん) 最もオーソドックスな夏の小紋です。絽は横段に透け目が入った素材で、上品な透け感が涼しげ。白地や淡い色地に型染めされたものは、お茶席でも使いやすいです

柄のおすすめは、花丸・七宝・青海波・縞など。シンプルな柄行きの方が、帯を合わせやすく使い回しがきくので、最初の一枚に向いています。

② 洗える素材の絽小紋 近年は、洗濯機で洗えるポリエステルの絽小紋も品質が上がっています。梅雨から夏にかけての時期は汗をかきやすいため、お稽古用の一枚として洗える着物は大変便利です。

「着物は洗えないから大変」と思っている方にこそ、洗える夏の小紋をおすすめします。

洗濯機で洗えるので便利な着物です。汗をかくときはすぐ洗いたいですよね。
お稽古にもピッタリです

③ 紗の小紋(しゃのこもん) 絽よりもさらに透け感が強い紗の小紋は、見た目の涼しさが格別です。帯も透け感のある夏帯を合わせると、統一感が出ます。お茶席向きの控えめな色柄を選ぶのがポイントです。

帯合わせのポイント(再確認)

夏の小紋には、絽の名古屋帯・紗の名古屋帯・博多帯などを合わせます。帯締め・帯揚げも夏用のものに変えると、一気に夏らしいコーディネートが完成します。

初心者の方は、まず「着物・帯・帯締め・帯揚げ」の素材感をそろえることを意識してみてください。素材感がそろうと、自然とすっきりとした着こなしになります。

6月7月と言えばお中元の時期ですね。直にご挨拶された方が良い方のお宅へご訪問などの装いに。
気を遣わせないようにかといってくだけすぎない。
難しいですよね。
こんな感じはいかがでしょう?

先程お勧めした小紋と名古屋帯です。
涼しそうですよね。


こちらは東レの小紋に先程の夏の帯を合わせています。
重宝する帯です。黒を合わせるのとベージュでは雰囲気が違ってきます。

AIを使って合わせてみました。比べるのにはとても便利な道具です。
雰囲気も何となくわかります。

いかがでしょうか。


まとめ

六月は、着物の世界でも茶道の世界でも、季節の変わり目を丁寧に感じながら過ごす大切な時期です。

単衣に夏の帯、梅雨どきの雨支度、お茶会での作法——どれも「相手への配慮」と「季節への敬意」が根底にあります。

雨の日も晴れの日も、お茶の席での心構えは変わりません。ただ、雨の日はひと手間多くかかるからこそ、前日から丁寧に準備をする習慣が、自然と茶道の精神を育ててくれるのだと思います。

着付けを習い始めた方、お茶を習い始めた方も、まずは「今の季節に合った一枚を丁寧に着る」ことから始めてみてください。その一歩が、着物とお茶の世界への確かな入り口になるはずです。

七月の薄物の季節に向けて、今から少しずつ準備を整えてみませんか?

6月の着物選びは付け下げで決まる!梅雨の季節に映える上品な装いと必須の管理方法

投稿日:

季節が初夏へと移ろう6月。梅雨を迎え、蒸し蒸しとした空気が漂う季節だから
こそ、着物選びには特別な配慮が必要です。特に、お茶会や礼装が必要な場面
では、気品と格式を兼ね備えた「付け下げ」が欠かせません。当店では5月の
セール期間に、上質な付け下げ、小紋、そして帯を厳選してご用意しております。
6月に向けて、梅雨の季節を上品に過ごすための着物選びと管理方法をお伝えし
ます。

6月の着物選びで付け下げが選ばれる理由

付け下げとは何か

付け下げ(つけさげ)は、訪問着と小紋の中間に位置する格式ある着物です。
訪問着ほどの豪華さはありませんが、小紋よりも格が高く、幅広い場面で活躍
します。

付け下げと小紋の最大の違いは、柄の向きです。小紋は一方付けで、生地全体に
同じ柄が繰り返されますが、その柄が左右上下に異なる向きで配置されています。
一方、付け下げは、前身頃も後ろ身頃も、柄がすべて同じ方向(上向き)に統一
されています。さらに、付け下げは裾や袖に柄が集中するように設計され、帯で
隠れる部分は柄が少なく配置されることが多いです。

訪問着との主な違いは、訪問着は前身頃と後ろ身頃の柄が異なり、より複雑な柄
配置が特徴ですが、付け下げは柄の方向性が統一されており、よりシンプルで
洗練された印象を与えます。この特性により、正装から街着まで、幅広いシーン
で装うことができるため、着物初心者の方からお茶をされている経験者の方まで、多くの人に愛されています。

お茶会に付け下げが欠かせない理由

お茶の世界では、季節感と格式が極めて重視されます。6月はちょうど初夏から
夏へ移行する季節であり、梅雨という特殊な時期を迎えます。この時期のお茶会
では、無地の着物か、上品な柄が入った付け下げが最適とされています。

無地の着物は清潔感と格式を表現しますが、付け下げは無地よりも季節感を演出
することができます。6月に相応しい柄——「例えば、あじさいの花や雨を表現
した幾何学模様」——などは、季節の美しさを表現しながらも、お茶会の格式
を損ないません。

当店が付け下げの品揃えを充実させた背景には、こうしたお客様からのニーズ
があります。初心者の方であっても、正しい付け下げを選ぶことで、お茶会での
失礼のない装いが実現できるからです。

お茶会に付け下げが欠かせない理由

お茶の世界では、季節感と格式が極めて重視されます。6月はちょうど初夏から
夏へ移行する季節であり、梅雨という特殊な時期を迎えます。
この時期のお茶会では、無地の着物か、上品な柄が入った付け下げが最適とされ
ています。

無地の着物は清潔感と格式を表現しますが、付け下げは無地よりも季節感を演出
することができます。6月に相応しい柄——例えば、あじさいの花や雨を表現し
た幾何学模様など——は、季節の美しさを表現しながらも、お茶会の格式を損な
わないのです。

当店が付け下げを改めて品揃えを充実させた背景には、こうしたお客様からのニーズがあります。初心者の方であっても、正しい付け下げを選ぶことで、お茶会での失礼のない装いが実現できるからです。

5月のセール対象商品—付け下げ・小紋・帯について

付け下げの選び方:色と素材のポイント

6月の付け下げ選びで最も重要なのは、色選びです。この季節に相応しい色は、深緑、紫紺、深い藍色、そして淡いグレーや薄紫です。梅雨の湿った空気の中で、こうした色は落ち着きと上品さを強調します。白地に古典柄が入ったものも、爽やかで梅雨時期に似合います。単衣にしますので軽やかな感じが好感が持てます。

素材も重要です。6月は気温と湿度が高まる時期です。麻混の素材や、透け感のある上質な綿麻混の付け下げは、通気性に優れており、長時間の着用でも快適です。しかし、お茶会などの格式ある場面では、正絹(上質な絹)の付け下げが推奨されます。正絹は吸湿性に優れており、梅雨の湿度を適度に吸収しながら、高級感を保ちます。

濱ちりめん 裾菖蒲柄 付下げ | ベージュ系 単衣向き 上質な草花柄
西陣織袋帯【ふくい謹製】「雪輪の柄・六通」

帯は「名門ふくい」の袋帯です。しなやかで、ハリ感のある帯地に、雪輪の柄を施しています。こちらの帯は、軽く、どちらかというと単衣向きです。スリーシーズンの帯となっていますがお勧めは暑くなってきたなと思われたら締められて良い帯です。また、9月の単衣にはお勧めです。
6月の単衣の帯でも大丈夫ですが、「帯は先取り」という言葉があり絽を締める方が
多いのでスリーシーズンの帯は忘れがられがちですが、結べます。

https://www.kimono-murataya.com/images/t-TK-2089180228-1_06.jpg
AIによる画像です。雰囲気だけでもご理解いただければと思います。

帯は夏の袋帯を使用
夏<絽>・特選西陣織袋帯【京都イシハラ謹製】「道長吹き寄せ」

小紋——日常使いから準礼装まで

小紋は江戸時代から愛される着物で、全身に同じ柄が入る特徴があります。
付け下げに比べ格式は劣りますが、その分、季節ごとのコーディネートの
自由度が高く、初心者の方にも愛用されています。

6月の小紋選びでは、古典的で精緻な柄が◎です。当店では特に江戸小紋と
呼ばれる、江戸時代より続く伝統的な細かい柄の小紋もお勧めしております。
幾何学模様や麻の葉模様、といった古典文様は、どの帯を合わせても調和し
季節を問わず活躍します。

小紋の利点は、コーディネートの多様性です。帯や帯締め、帯揚げで印象を大
きく変えられるため、限られた着物の枚数でも、様々な場面に対応できます。

重要無形文化財彫型写 伊勢型小紋 雪輪柄 正絹反物


帯は「帯屋捨松」


AIに作って貰いました。背景の水車は地元の万葉公園です。
お茶会の日に写真を撮りました。それを加工してもらいました。

重要無形文化財彫型写 伊勢型小紋 雪輪柄

正絹西陣織袋帯【織の弘彩 謹製】『籠目』

小紋:高級小紋[伝統工芸士雅号:木永栄絹作 遊心]
帯 :西陣織 名古屋帯「都」謹製

 

西陣織 名古屋帯「都」謹製


AIに作って貰いました。雰囲気だけでもご理解いただければと思います。

帯はこちらです。
夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】

帯選びの重要性——袋帯と名古屋帯の使い分け

着物の印象を大きく左右する帯。6月の帯選びには、素材と色選びが欠かせません。

袋帯(ふくろおび)は、訪問着や付け下げに合わせる格式高い帯です。見た目にも豪華です。6月の袋帯では、涼しげな素材や夏らしい柄—麻素材の帯や、夏用の絽(ろ)素材の帯が推奨されます。帯の柄も、麻の葉模様や麻の家紋、水を表現した古典文様などが季節感を演出します。

名古屋帯は、袋帯より格式は低いものの、日常のお出かけや、小紋との組み合わせに最適です。素材の涼しさが重要な6月では、麻混の名古屋帯や、通気性に優れた素材を選ぶと、快適に過ごせます。つづれなどは名古屋帯でも最高級のお品です。織方によって決まってくる場合がございます。

色選びでは、帯と着物の色のバランスが重要です。6月の深緑や紫紺の付け下げには、格子文様や古典柄を施した金色の帯が映えます。一方、淡いグレーや白地の付け下げには、深い紺色や深緑の帯を合わせ、引き締めることで洗練された印象を与えます。

こちらは
高級付け下げ [正絹未仕立て] 籠に四季草花文様 単衣・袷兼用
生地はとても柔らかく単衣向きです。写真には同系に近い感じに映っています。
帯は絽の袋帯です。全体を帯締めで締めた感じにしてございます。

梅雨の季節の着物管理——湿度対策の完全ガイド

6月の梅雨は、着物の大敵です。正しい管理方法を知らないと、せっかくの上質な付け下げも、シミやカビの被害を受けることになります。

着用後の重要なステップ

着物を脱いだ直後が勝負です。以下のポイントを必ず実行してください。

1. ハンガーで陰干しをする 着用後は、
必ずハンガーにかけて、2〜3日は陰干しをしてください。この際の目的は、身体のぬくもりと湿気を払うことです。直射日光は絶対に避けてください。日光は絹を傷め、変色の原因となります。陰干しの最適な場所は、通気性の良い日の当たらない場所でしたら大丈夫です。

2. 汚れと湿度のチェック
陰干し中に、布目に沿ってほこりを払ってください。目立つシミや汚れがないか、細かく調べることも大切です。この段階で汗じみを見つけた場合は、要注意です。目立たないシミでも、時間が経つと酸化して変色します。

3. 数日経っても着用しわが取れない場合
通常、陰干しで着用しわは自然に取れますが、数日経っても取れない場合は、汗などの湿気を多く含んでいるサインです。このような場合は、迷わずクリーニング(丸洗い)に出してください。特に「汗取りクリーニング」を指定することをお勧めします。梅雨時期に汗をかいた可能性は高く、湿気を放置するとシミやカビの原因になります。

保管時の4大ポイント

着物をしまう前に、以下の4点を必ず実行してください。

[1] 汚れを取り除く 目立たないシミでも、放置するとカビやシミが発生します。
着用後のクリーニングは、後々の大きなトラブルを防ぐための投資です。当店
では、お客様に安心のクリーニングサービスをお勧めしています。
ライン公式アカウント

[2] 湿気を防ぐ
これが最も重要です。湿気は絹の大敵であり、黄ばみ、カビ、縮みの原因となります。梅雨時期に着物をしまう際は、必ず乾燥剤を入れてください。当店で推奨している乾燥剤「そうび」は、防虫・防カビ・除湿機能を備えており、絹製品の長期保管に最適です。こちらを参考にしてください

[3] 虫喰いを防ぐ
一度、虫に喰われてしまうと、かけつぎでも跡は消えません。乾燥剤を使用することで、虫喰いの大部分は防げます。また、定期的に風通しをすることも効果的です。※絹は虫には喰われにくいと言われています。(絶対とは言えません。)主にウールなどです。ウールのアンサンブルなど流行った時代のお品

[4] 間違ったたたみ方や重圧は禁物
箔や刺繍、絞りが施された着物は、折ったり押さえつけたりすると、箔が剥がれたり、風合いが損なわれたりします。付け下げを保管する際は、なるべく平らに、他の着物の重みがかからないようにしてください。

湿気対策が着物の寿命を決める

古い着物を開いてみると、シミやカビに覆われていることがあります。その多くは、着用後にしっかりと乾燥させず、そのまましまわれていたことが原因です。汗じみは、しまう時には見えなくても、数カ月後に変色することがあります。

梅雨時期に着物をしまう際は、一度丸洗いに出してからしまうことを強くお勧めします。その後、新しい乾燥剤を入れ、定期的に交換することが、着物を末永く愛用するための秘訣です。

乾燥剤の使い方——注意すべき点

乾燥剤の使用には、注意が必要です。

古い乾燥剤を使い続けてはいけない よくあるミスが、新しい乾燥剤を足す際に、古い乾燥剤もそのままにしておくことです。これは絶対に避けてください。異なるメーカーの乾燥剤が化学反応を起こし、着物が焼けたり、変色したりすることがあります。実例として、お客様の着物に、乾燥剤の二重使いが原因で出来た焼けシミが付いていたケースがあります。古い乾燥剤は必ず捨て、新しいものに交換してください。

以前、このシミ落ちますか?と付け下げを持ってこられたお客様がいらっしゃい
ました。たとう紙のまま持参されたので分かったことですが、たとう紙と同じ形をしたシミが裾についていました。そこに乾燥剤を置いてたということでしたが、それだけでは、ここまで酷くはならないけど?とお客様に問いかけてみました。

違う乾燥剤も入れてましたか?と

その通りで前のを出さずに(勿体ないから)新しいのを入れたとのこと。
化学反応を箪笥の中で起こしたようです。
お金はかかりましたが、綺麗になりましたので一安心でした。

 

文庫紙(たとう紙)の状態をチェック 着物をしまう際に用いる文庫紙の状態は、
湿気の指標です。紙が茶色に変色していたり、シミが出ていたりしたら、湿気を
吸収している証拠です。このままにしておくと、その湿気が着物に移り、シミが
付く可能性があります。文庫紙は定期的に交換し、常に清潔な状態を保つことが
大切です。

カビ発生の仕組みと予防策

カビは、以下の4つの条件が揃うと発生します。

  • 温度(特に20℃〜30℃)
  • 湿度(特に70%以上)
  • 栄養分(汗などの汚れた繊維)
  • 酸素

梅雨時期は、この4つの条件が揃いやすい季節です。そのため、カビ予防は極めて重要です。

カビが発生しやすい着物 特に注意が必要なのは、以下のような着物です。

  • 大島紬や紬などの先染め商品
  • 藍染商品
  • 帯全般(特に帯芯)
  • 胴裏や比翼地

これらの商品は、生地に水溶性の糊が含まれており、この糊がカビの栄養分となります。紬類は、泥や草木染といった天然素材を用いて染められているため、菌の繁殖率が他の着物より高いのです。

カビの予防策

  1. 文庫紙に商品を一枚ずつ入れ、カビの拡大を防ぐ
  2. シミや汚れを放置しない
  3. 定期的に風通しや虫干しを行う

虫干しが面倒な方でも、天気が良くカラッとしている日に、箪笥の引き出しをそっと開けておくだけでも効果があります。ただし、直射日光は避けてください。

カビ発見時の対処法

もしカビを発見した場合は、早急に対処する必要があります。

白い粉状のカビは払い取るだけで見た目はきれいになりますが、カビ菌は除去されていないため、必ず再発生します。きもの専門店に持ち込み、カビ取りクリーニングで滅菌することが重要です。

カビが元で変色している場合、完璧に取ることは難しい場合がありますが、多くの場合、ほぼ分からないくらいまで修復できます。見つけ次第、専門店に相談することが肝心です。

6月の着物コーディネート例

お茶会向けコーディネート

着物:深緑の付け下げ、古典文様入り :格子文様が入った金色の袋帯、または深い紫紺の袋帯 帯締め・帯揚げ:白や淡いグレーで、帯を引き立たせる

このコーディネートは、古典的で格式高く、どのお茶会でも失礼のない装いです。

初心者向けコーディネート

着物:江戸小紋、紺地に麻の葉模様 :名古屋帯、白地に古典文様 帯締め・帯揚げ:紺や深緑で、統一感を出す

このコーディネートは、比較的簡単でありながら、洗練された印象を与えます。名古屋帯は半幅帯よりも格が高く、小紋との合わせ方の自由度も高いため、初心者向けに最適です。帯締めや帯揚げも気になるお品があればお問い合わせください。
サイトに載せていないお品を合わせている場合が多いです。
(時間もないのでなかなかアップできずにいます。大きく写真とお値段をと言われればお応えいたします)

ライン公式アカウント からご連絡下さい。
お問い合わせ からでも構いません

当店の5月セール—今が買い時

当店では5月のセール期間に、上質な付け下げ、小紋、帯を特別価格で提供しています。6月の梅雨を前に、質の良い着物を手に入れるのに、このセール期間は絶好の機会です。

付下げや小紋は、初心者の方からお茶をされている経験者の方まで、広く活用できる着物です。
今は、深緑、紫紺、淡いグレーなど、6月に映える色合いだけでなく色々とお取り揃えしています。

小紋や帯も、季節ごとのニーズに対応した質の高いものを用意しており、すべてセール対象です。この機会に、ぜひ当店にお立ち寄りいただき、専門スタッフのアドバイスを受けながら、自分に合った一枚を見つけてください。

まとめ——6月を上品に過ごすために

6月は、梅雨という特殊な時期です。湿度と気温の変化に対応できる着物選びが重要です。付け下げは、お茶会などの格式ある場面で、その真価を発揮します。色選び、素材選びに配慮し、適切な帯と合わせることで、梅雨の季節を上品に過ごすことができます。

何より重要なのは、着用後の管理です。湿度対策、カビ対策、シミ対策を確実に実行することで、愛用する着物を末永く守ることができます。

当店での5月セール期間に、質の高い付け下げ、小紋、帯を手に入れ、正しい管理方法を実践することで、6月の梅雨を、より一層美しく、上品に過ごしていただきたいと思います。

ご不明な点やご相談があれば、当店のスタッフまでお気軽にお問い合わせください。創業136年の経験と信頼で、皆様の着物ライフをサポートさせていただきます。

夏の着物と帯~お勧めの着物お茶席向き

投稿日:

【夏の名古屋帯】

これからの季節に必要となる帯です。夏の名古屋帯は普段に締めることが
できる帯です。

【夏の付け下げ】

日本の四季は、きものを通じて季節を感じることができます。夏のきものは
特にです。四季を思い感受性豊かに育んだ感情とセンスを磨くのは、夏のきもの
が一番です。こちらの付け下げは、社長自ら京都に出向き一目見て惚れ込んだほどのお品です。むらたやが自信を持ってお薦めできる付け下げです。

良いか悪いか夏というか暑い時期が長くなっています。こちらのお着物は完璧な「絽」だけではなく織が変り織がございます。

こちらは付下げですのでやはり名古屋というより袋帯をお勧めいたします。

【正統派袋帯】
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「松と唐華互い違い菱型・六通」

オフホワイトの地色の帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い違いに
施されています。お色からして涼しさを感じさせます。格のある柄行となって
おります。又、上品にまとまっていますので夏のお茶席、六月はもちろん柄から
いって季節を問いませんので九月のお茶席にも結ぶことができます。
単彩ですのでお召し物にも合わせていただきやすいです。きもの愛好家におすすめのおしゃれな袋帯です。

※お茶会では季節を重視されますので分かりにくいとはいえ、社中の先生に
きちんとお聞きになられた方が無難です。

 

今時期は9月も暑いです。四季の区切りが分からなくなっています。
どう対処していくのが正解なのかか悩むところでしょうか。

私共も、六月終わりこれから七月・八月と夏本番となります。

しかしながら、お仕立が必要なお着物だと夏物を仕入れた方が良いのか?
単衣向きが良いのか?

帯もそうです。夏が良いのか?単衣向きが良いのか?
しかし、まだ帯は着物より良いのかもしれません。芯仕立、八寸名古屋でしたら
かがるだけです。夏帯を選ばれてもかろうじて間に合います。

それに、今この時期暑すぎて本当にこのままの四季に合わせて着物を着ていて
良いのか悩みます。

 

夏には夏の着物が納まりが良いです。
【麻の着物と麻の帯 夏のお草履】

涼し気なセットを合わせてみました。かといって本当に涼しくなるわけでは
ないのですが、見た目は涼し気です。何気に涼しそうに見えたら素敵と思い
ます。

 

夕涼みには浴衣というのもありかもです。


これから時期的に納涼会、花火大会と色々とございます。
浴衣は夏の必需品です

【夏のコート】
おしゃれ着のコート
スリーシーズンのコート(真冬以外)
奄美大島本泥染技法と最高峰の染技術の融合

伝統美を保つ奄美大島の泥で彩り、我国古代の染色技法を今日に伝える唯一の
民族的文化財であり、染色、風合いは、他の織物に見られない優れた特徴を
持って居り、確信を持ってご推薦できるお品です。

夏の暑い時にもう一枚羽織るの?と思われるでしょうが、帯付けでお出かけに
なれない所もございます。そんな時のコートです。スリーシーズン用ですので
4月くらいから11月はお召いただけるのではないでしょうか。
(この暑さなら)

黒地でも麻なら涼し気です。そして粋です。


麻の着尺 麻の帯 夏の草履
夏の着尺は麻で黒地に縦のストライプです。

 

雨の日には、東レの絽の無地がお勧めです。

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、フォーマルな装いから
普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。洗濯機
で洗えるので、天候を気にせず着用できます。

【品 質】
・生地        東レシルック
・夏のきもの     横絽の無地
・色         淡紅藤色
・生地幅       約40.0㎝

帯は、正絹が良いと思います。締りが違います。

夏の袋帯【田中義謹製】「丸に雪輪中に柄・六通」

帯地は、淡いグレーパープルです。金糸・銀糸で雪輪や波、観世水
抽象化した花などを施しています。とても涼し気に見える帯です。

上の東レの着物とは同系となりますが、帯締めで工夫するまとまると
思います。

東レの無地で、こちらのお色もございます。先ほどの帯を合わせても宜しい
感じかと思えるお品です。

気軽なお茶会や研修会で「当日、晴れなら正絹、雨ならば東レの着物を着ましょ」
と割り切ってお考えいただくのも一つの手なのかもしれません。

実際にいらっしゃいます。雨の日は泥はねや雨でぬれたらお手入れが大変。
クリーニングやシミ落としも費用がかさみます。ならば家で洗濯ができる東レの
無地に袋帯を合わせるコーデはベストだと思います。

夏・西陣織八寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】

オフホワイトの帯地に黒系の縦に筋模様という本当にシンプルの帯です。
八寸名古屋帯ですので本来はかがりだけでいいのですが、何度か結ん
でいくとシナっとなり結びにくくなる可能性も出てくるかと思います。
その時に芯を入れるということもできますし。はじめから芯を入れて
帯としてしっかりとさせるということもできます。

 

こちらは色違いです

まもなく夏本番です。
仕立て上がりの浴衣もございます。
仕立て上がりの西陣の名古屋帯もございます。

サイトには載せておりませんが、東レの絽の長襦袢もございます。

いよいよ難物大特価商品をアップする準備が整いつつございます。こちらもどうぞ
ご覧くださいませ。

 

 

夏には夏の着物と帯~お勧め東レの着物と正絹の帯~

投稿日:

天気が良かったり悪かったりと不安定な日が続きます。
そんな時のお稽古には気軽に洗えるお着物「東レの小紋」がお勧め
かと思います。

洗濯機で洗えるので汚れても、汗でも安心です。
お手入れも楽なので特に初心者の方には人気です。合わせて、シルックの
襦袢も好評です。

①ネットに入れて洗濯機で洗います。
②軽く脱水(水が滴り落ちない程度)
③着物ハンガーにかけて陰干し
④NOアイロンで大丈夫です。
※もし気になる所があればそこの所だけアイロンをしてください
脇・胴など着用しわが残っている場合は当て布をして中温で当てて下さい。

着物 東レシルック
帯  選博多織紋八寸名古屋帯
【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、フォーマルな装いから
普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。
単衣にも袷にもどちらでも大丈夫です。

しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な博多織の帯です。
小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物におすすめです。

お稽古や裏方のお手伝いには最適です

 

こちらは、東レの絽の無地の着物(横絽)です。

雨の降りそうな時や水屋のお手伝いの時には最適です。絽のお着物ですので
汗を気にされる方は夏のお茶事(社中の簡単なお茶事)ならばお召しになるのも
宜しいかもしれません。

【品 質】
・生地        東レシルック
・夏のきもの     横絽の無地
・色         淡紅藤色
・生地幅       約40.0㎝

【品 質】
・生地        東レシルック
・夏のきもの     横絽の無地
・色         淡い千草鼠
・生地幅       約40.0㎝

東レの着物にも縫い紋は入れられます。

色無地でしたら、袋帯が宜しいかと思います。
流石に帯は正絹をお勧めいたします。締りが違います。

 

 

 

右 斉藤三才に合わせてございます絽の袋帯
【田中義謹製】「丸に雪輪中に柄・六通」

帯地は、淡いグレーパープルです。金糸・銀糸で雪輪や波、観世水
抽象化した花などを施しています。夏の暑い時期に涼しそうなお色と柄行です。

 

初代、北出与三郎の無地付下げに
中央 特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「松と唐華互い違い菱型・六通」

オフホワイトの地色の帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い違いに
施されています。涼しさを感じさせます。格のある柄行となっております。

 

鎌倉友禅作家の無地付下げ坂井教人作「かたくり」
左 特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「華唐草文様・六通」

アイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさせます。
松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が施されています。
裏は絽目ですが表地は色々な織で夏を表現しております。
その中に櫛織などもございます。

このように六月は単衣に夏の帯を合わせてお茶会にご出席はいかがでしょう。

今からですとお着物は間に合いませんが。九月の単衣には間に合います。

帯は、7月、8月と着用されますので使えます。

 

これからの時期雨が多いとなれば、東レのお着物というお考えも一つ
頭の片隅に入れておくのも宜しいかと思います。

絽の小紋(横絽)
雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の水屋仕事にどうぞ

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、フォーマルな装いから
普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。
洗濯機で洗えるので、天候を気にせず着用できます。

帯はやはり名古屋帯、正絹です。

西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」
流れるように銀糸で紋を施してある上から菊菱や紗綾型、菊や花菱
などといった唐織があしらわれていて爽やかで涼し気でこれからの
季節には大変重宝する一品です。

ピンクにブルー爽やかな取り合わせかと思います。

帯締めや帯揚げで工夫をされるとより一層良くなるかと思います。

 

西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」

流れるような蔦や葡萄。それぞれに吉祥文様として、七宝、青海波
亀甲柄が唐織で施されています。お色も涼しい感じのする夏名古屋帯に
仕上がっています。

 

夏ですので綺麗なの色、爽やかなお色でお召しになるのもお相手からの印象
も良いものになるかと思います。

 

地味目が好みの方ならば、お着物をおとなしめにしてみてください。
雰囲気は必ず変わります。

横絽の小紋、白縹色(しろはなだ)色です

 

東レの絽の小紋(横絽)

月白色に流れるように葉が施されています。

 

このように着物は夏物の東レがございます。かといって、帯はやはり
正絹をお勧めします。

そうすると。9月の単衣に分厚い帯では暑すぎます。そんな時にはやはり
スリーシーズン用の帯をご利用されるということをお考えになっても宜し
いのではないのでしょうか。

例えば、

西陣織袋帯【大光織物謹製】「七宝文様に唐華・スリーシーズン」

しなやかに織り上げられた牡丹鼠色をベースにした帯地です。透け感のある
薄い織り地ですのでスリーシーズン用にとメーカーさんが作られた帯です。
できれば盛夏を外した3月終わりから4月~7月始め、9月~11月ごろ。気候を
考えて結んで頂きたい商品です。

 

西陣織袋帯【大光織物謹製】「唐華と幾何学文様・スリーシーズン」

しなやかに織り上げられたブルーグレーをベースにした帯地です。
透け感のある薄い織り地ですのでスリーシーズン用にとメーカーさんが
作られた帯です。できれば盛夏を外した3月終わりから4月~7月始め
9月~11月ごろ。

 

軽い袋帯で気軽にお茶会のお手伝いをされるというのも時にはありかと
思います。

普段のとび柄小紋や紬などに合わせてお出かけも宜しいかもしれません。

気候の定まらない時期は暑いと汗をかくのは必然。最小限に抑えるためには
何かを軽くするということを考えても宜しいかと思います。

勿論、東レの着物という考えもその中のおひとつに入れられても宜しいか
とも思います。

暑くても、楽しんでお着物をお召しになりましょう。TPOにあわせて・・・・・

四季を大切にしましょう。それが日本の美しさでもございます。

チャリティー茶会とこれからの着物と帯~むらたやお勧め~

投稿日:

新緑の頃
庭を観ながらのお茶会。風流です。どこの流派もお客様に目と舌と香りで
楽しんでもらおうと色々な思考を凝らしていらっしゃいます。

 


水墨画で有名な室町時代の禅僧・雪舟が作庭された庭園が『万福寺庭園』
国指定名勝および史跡であるほか、室町時代・南北朝時代から残る本堂が
国指定重要文化財となっています。日本遺産『中世日本の傑作 益田を味わう
-地方の時代に輝き再び-』の構成文化財です。

以前、むらたやもこの庭園をモチーフに藍染で額を作らせて頂きました。
好評でした。作者は、古庄さんです。藍のお色が何とも言えず深みがあり
流石本藍染めと感服したのを覚えています。

この日のお菓子は、「あやめ」をモチーフにして作って頂いたそうです。
能登半島地震復興支援のチャリティー茶会だから「希望」という意味を
持つあやめを主菓子にされたそうです。

 


五月と言えば「端午の節句」元気な男の子が(金太郎?)が支えている
そんな感じのする蓋置きです。

5月はまだ、袷の着物に一般的な帯です。
がしかし、6月になると単衣となります。帯も先取りで絽の帯又は裏地は
絽でも表から見たら夏帯かしら?と微妙な帯などもございます。

6月のはじめ頃ですと夏帯にすべきか迷いますよね。
そんな時は、スリーシーズンの帯が便利です。

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」

しなやかに織り上げられたグレーをベースにした帯地です。透け感のある
薄い織り地ですので4月頃より秋頃までスリーシーズン締めていただけます。
単彩ですのでお召し物にも合わせていただきやすいです。
とはいえ、裏地が絽とかではないので真夏は控えられた方が宜しいかと思います。
あえて言うなら、4月の暑くなる頃から7月初め(本来なら6月終わり)9月10月
でしょう。それからは、寒そうに感じられるかと思います。

 

こちらは「ひなや」の小紋一方付けです。合わせている帯は夏ではございません。
しかし、重宝する九寸名古屋帯です。

九寸名古屋帯【橋本テル織物謹製】「紹巴名物裂・全通」

生地のベースは生成り色にいちご紋様柄が細かな段差をつけてあり、
大きな段で織り方を変えています。 色無地や江戸小紋、とび柄小紋などに
合わせてお締め頂けます。

 

 

 

先に「一方付け」とはをお話しておきましょう。
その字の通り、
「一方つけ」とは何かというと… パッと見は普通の小紋なのですが
前から見ても後ろから見ても一方方向に柄がついているということです。

本来は、前が上向きの柄ならば、後は下向きの柄となるのが小紋です。
(上前と後は一枚でつながっているからです)
最近は、上を向いたり下を向いたりする柄が増えて一方つけを気にせずに
仕立てられたりできるのでお客様も気にされなくなってきています。

前から見ても後ろから見ても、柄が同じ方向を向いている。ほかに、こちら
型染めですので板に生地を張って染めます。端まで行くと生地を折り返し染
めます。

「一方つけ」は肩山や袖山で柄の向きが反転するので、前から見ても後ろから見ても、柄は同じ向きになるのです!

一手間かけられたちょっと格高な小紋です。縫い手方が気を付けて縫って
くださるから「普通の小紋」ではなく「一方つけ」という格上の小紋に仕立て
上がるんです。

 

こちらのとび柄小紋は、
正絹小紋 高級京友禅染め [蔦草花模様・ライトグレー色]

単衣でも袷でもお勧めの小紋です。サラっとして柔らかな上質の生地が
着姿を美しくお顔映りをより華やかに演出してくれます。 動きに合わせ
て陰影を奏でる地紋に、蔦に日本の美があふれる草花の柄を大胆に配置
してあります。 気品に満ちた、このお品は年齢幅も広く、合わせる帯に
よって着ていく場所が広がる小紋です。

多分ですが、取り立てて悪いところはないのですが、ネットを始めて
からこちらのお品がございますので、特別価格商品に入っております。
かなりお得になっていると思います。

合わせている帯は
正絹西陣織袋帯 【高島織物 謹製】鎖美織全通

鎖美織全通柄のおしゃれな袋帯です。裏地はグレーで表は鎖美の
織と流水ぼかしが施されています。袷のお着物はもちろんですが、
単衣のお着物にもお締め頂けます。五月ごろから六月にかけての
単衣時期には軽くて締めやすく重宝します。勿論、9月の単衣にも。
普段からおしゃれに粋にお召いただける袋帯です。付け下げ、無地
江戸小紋、とび柄小紋にあわせられます。

 

【東レの着物】

雨の日には絶対重宝する小紋や無地です。

東レの小紋 (輪つなぎ文様)

雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の水屋仕事にどうぞ

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、セミフォーマルな装い
から普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。
洗濯機で洗えるので、天候を気にせず着用できます。

単衣で縫われて夏の帯で雨の多いこれからの季節に宜しいかとも言えます。

お茶会で水屋でのお手伝いは東レのお着物が最適です濡れてもご自宅で洗えて
便利です。

東レの絽の小紋(横絽)
雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の水屋仕事にどうぞ

洗濯機で洗えるので、暑い時、汗や天候を気にせず着用できます。

それでも正式なお茶会には正絹の着物と袋帯で格を上げてご出席の場合は
こちらは、夏の絽の正絹の付け下げと夏の袋帯です

日本の四季は、きものを通じて季節を感じることができるます。夏の
きものは特にです。四季を思い感受性豊かに育んだ感情とセンスを磨く
のは、夏のきものが一番です。こちらの付け下げは、社長自ら京都に出
向き一目見て惚れ込んだほどのお品です。むらたやが自信を持ってお薦
めできる付け下げです。

帯はこちらです
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「華唐草文様・六通」

アイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさ
せます。松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が
施されています。上品にまとまっていますので夏のお茶席、六月
や九月のお茶席にも結ぶことができます。(夏帯ですので勿論七月や八月も)

こちらも絽の付け下げと夏の袋帯です。

涼し気な爽やかな感じがいたします。

帯締めや帯揚げで雰囲気が変わりますのでこれも又選ぶ楽しみがございます。

帯は、こちらです
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「松と唐華互い違い菱型・六通」

オフホワイトの地色の帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い
違いに施されています。お色からして涼しさを感じさせます。格のある
柄行となっております。又、上品にまとまっていますので夏のお茶席、
六月はもちろん柄からいって季節を問いませんので九月のお茶席にも
結ぶことができます。ただ、お茶をされている方には九月は着物は単衣
帯は先取りですので、絽等は避けるはずです。ただ、九月初めくらいで
したらまだ、許される範囲ともいえるかもしれません。

全く関係のないキモノのお好きな方でしたら九月はまだ暑い時期です。
十分結ぶことはできます。帯は絽ではございますが、わかりにくいです。
よって可能かと思えます。

 

春のお茶会~お勧めの小紋と名古屋帯としゃれ袋~

投稿日:

「春分の日」が過ぎるといよいよ春の到来という気分になります。

お着物も春らしいお色の小紋に名古屋帯はいかがでしょうか?
大寄せのお茶会や社中でのちょっとしたお茶会でしたらとび柄小紋
と名古屋帯で大丈夫かと思います。

色無地は無難で紋がついていれば格が上がるので安心ですが、大寄せ
等の茶会ですと寂しい気も致します。

野点ですと尚更、桜や新緑が目ににまぶしく、頂くお菓子も季節感の
あるお菓子をやお茶をご提供されます。季節に合ったお色や柄を選ぶ
も良し。全く違っているけど全体が整っているそんな雰囲気で行かれ
るも良しです。

大寄せ茶会は、お茶会デビューにはとても良い場所です。
また、文化や風習を身をもって楽しめるいい機会です。

着物:紬 【板場友禅】
帯 ;特選西陣織九寸名古屋帯【都 謹製】

着物;正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]

帯 :博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

 

丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄となっております。
JAPAN蒼blueの企画お品ですので品よくまとまっています。
きれいなブルーのお色が特徴なので、爽やかに感じられお召しになる方を
魅了するお着物です。単衣にされても良いお色です。

もし単衣にされたならば
帯は先取りですので、6月にこちらの絽の帯を締められてもメリハリがあって
落ち着いていて良いのではないでしょうか。

夏<横絽>・西陣織九寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】

帯地は、涼しさを感じさせる紺色です。横絽なんですが、幾何学文様の
紋意匠と雪の結晶紋を施した帯地になっております。雪輪もぼかしてあ
るように施されていて雪輪自体のお色も白とほのかにピンク色が入った
感じになっております。

着物:特選小紋 京染め[型染め・とび柄]
帯 :特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】

ひし形の中に唐華を配した模様で、その菱にも細かい柄がございます。
つくりは同じですが、模様のとび具合、仕立て方によって雰囲気が多少
変わります。唐華の向きも多少違います。落ち着いたお色ですので、こげ茶系と一目見れば誰もs一般的には言うでしょう。もっとよく見ると、「憲法染め」いわゆる赤みがかった黄色のくらい黒茶色に近いお色ではないでしょうか。

9月の単衣、10月からの袷にはとても良いお品だと思います。

特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

「鎌倉友禅」とは、凛とした決意が感じられる気品ある友禅です。それを
生み出した方が坂井教人先生。この無地付け下げの作者です。その先生の
モチーフは「かたくりの花」や「水芭蕉の花」、風景では木場風景・オー
ロラなどです。その方の作品の無地付下げです。主張しすぎないように地紋
でかたくりを施しています。全体に地紋の「かたくり」が施されているの
ではなく裾(上前・後・下前・衽)とお袖(左の前・右の後)にあり他は、
地紋がなくすっきりとしていて帯も合わせやすい感じになっています。
「かたくり」の凛としたたたずまいが上品です。お茶席や結婚式や入卒など
の式典などに重宝いたします。

 

 

【今時期委に良いお勧め名古屋帯】

帯 :九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を
交互に段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
段々によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると
雰囲気も変わります。単色使いですので上品に仕上がっております。
又、軽くてしなやかな風合いですので、重宝する一本です。

柄が、菊ですが、5月から8月の菊と9月~11月の菊、12月~1月の菊がございますので、概ね大丈夫な柄と言えるでしょう。

 

単衣向き又は袷にされても軽いしゃれ袋でお出かけはいかがですか?

 

着物:正絹小紋 高級京友禅染め [蔦草花模様・ライトグレー色]

帯 :正絹西陣織袋帯 【高島織物 謹製】鎖美織全通

鎖美織全通柄のおしゃれな袋帯です。裏地はグレーで表は鎖美の織と
流水ぼかしが施されています。袷のお着物はもちろんですが、単衣の
お着物にもお締め頂けます。五月ごろから六月にかけての単衣時期には
軽くて締めやすく重宝します。普段からおしゃれに粋にお召いただける
袋帯です。付け下げ、無地、江戸小紋、とび柄小紋に重宝いたします。

暑さを感じる時期などには帯地の厚い袋帯を結ぶより暑さはましに。
また、全通ですので便利です。

小紋の方は、【特別価格商品】

として出しています。特別どこがという訳でもございません(多分)
こちらは、気軽なお茶席やお稽古、普段使いできる着物です。ネットを
始めた当初からある商品で「反物のみみ」を入れて反幅も37㎝と特別広
いわけではございません。最近の方は裄が長い方が多いのでいくら質が
良くても襦袢と合わなければ着用できません。だから「異例の特価価格商品」
という形としてお出しすることにいたしました。もし不安がある場合は
こちらからよりご連絡くださいませ。ご対応させていただきます。
お着物のお好きな方、お茶をされている方に是非お勧めです。

 

 

二月の気軽なお茶会~小紋と名古屋帯としゃれ袋

投稿日:

【大寒】
外は雪
本当に寒さが身に凍みる時期です。これを過ぎれば
立春で「春」と呑気にインスタに書きはしましたが
寒さに弱い私には、本当の「春」はまだ遠い気がします。

先日、初釜を終えられたお客様が仰っていらっしゃいました。

「やはりコートは必要です。寒かったです」と・・・・・・

年末にお伺いしていた「アップルコート」塵除け雨除け?には
なるかと思いますが、生地が薄いかもしれませんねぇ~裏もつ
いてなさそうですし。と色々とお話をしていました所
出来上がり品ですのでお値段はこれからお仕立するよりはるかに
お安いので、お客様にとっては有難いお話でしたが、裏がないことと
薄くて防寒には程遠いとお感じになられたようです。

洗えて気軽にお召しになられる反物をご用意する予定です。

大寒を過ぎれば「立春」節分ですね。そんなお茶会もされるところも
あるのでは?

春らしいお召し物とはいえ2月です。「梅・蝋梅・椿・水仙」などが
施されていると尚素敵でおしゃれになることでしょう。

型染小紋(正絹)[油滴天目茶碗のイメージで作られた]

こちらは、特別、花が施されているわけではございません。
どちらかというと油滴天目茶碗をイメージしてして作られた反物です

お茶をされている方にもお勧めですし、おしゃれな方にもお勧めです

油滴天目茶碗をイメージして、茶碗の黒い釉中に油の点滴に似た小さな
丸い斑点を型染で縦ストライプの紋意匠白生地に色々なお色で施してご
ざいます。ここで4色以上のお色を使っていますので、型紙も4枚以上使っ
ていることになります。全体にちりばめてから、上から一色お色を重ねま
す。そうすると深みのある素敵なお色になります。正に油滴天目茶碗の様
に趣のあるお品となっています。

袷にしても単衣にされても宜しいです。

お単衣にされた場合
こちらの八寸名古屋帯をお勧めいたします。
本来は夏帯ですが、5月6月はこちらの帯が重宝すると思います。

 

特選博多織紋八寸「夏・名古屋帯」
【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

 

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の夏帯です。こちらのタイプ
の織は特別で社長しか織れないとお聞きしました。しなやかなハリと締め心地
の良さを持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。

こちらの、八寸名古屋帯は、アイボリー系のベージュお色一色です。しかし織柄
で帯の良さを表現してございます。

 

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢
のキモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。 優し
くて気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で お柄は
上品にまとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味
性を漂う、洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿を
演出してくれる逸品の帯です。着用年齢や着用する場所も広い帯で
すので、親子代々引き継いで頂きたい逸品の九寸名古屋帯です。

 

紬 【板場友禅】 社交着としてお勧めのお着物です

紬は着る人の個性を表現できる普段着であり、とてもお洒落な着物。蚕の繭か
ら引き出した糸に撚りをかけて織るのが紬。その手法には「先染め」と「後染
め」がありこちらは後者の後染めです。このお品は黒地に四季折々の花柄模様
(唐華)が白抜きで施されているように型染めされてございます。とても手間
のかかったお品です。おしゃれに、粋にとお召しになる方の雰囲気に合わせて
帯も名古屋だったりしゃれ袋だったりと色々と楽しめます。

 

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通
《袷・単衣のスリーシーズン袋帯特集》

西陣織証紙番号NO.286番。【吉村織物】謹製の袋帯です。玄人好みの
上質なお品を作る帯屋さんとして有名です。山桃の樹皮を煮出した染色
液を化学染料に配合して染め上げた糸を使用して、「よろけ模様」を二重
だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げた、まさに独創的な袋帯
です。しかも総通しの全通ですので、お太鼓の部分をあまり気にしなくて
すむ安心な品。軽くて、しなやかな締め心地は、どのようなお方にもお薦
めできます。 カジュアルな訪問着、付下げ、小紋など、幅広いコーディネ
ートでお楽しみいただけます。 お茶席などにもぴったりなひと品です。

こんな感じで合わされて、帯締めで遊ばれても楽しいかと思います。
粋にお召しになられる時は、帯揚げを濃いお色にされるのも宜しい
かと思います。

帯合わせでTPOが変わってきます。小物を一つとっても変わりますので
楽しいです。

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。
こちらの機屋さんは、袋帯でも裏地も同じ機で織っていますので、しなやか
でありながらハリがあり軽い帯地が特徴です。ベージュ系の帯地にブルーの
花々を施してございます。おしゃれで粋で都会感覚の名古屋帯です。おとな
しそうに見えて帯で主張ができますので、上品で華やかさを求められるパー
ティーや、お茶席でのご着用をお薦め致します。又、普段使いされると粋に
着こなしができるのではないでしょうか。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

 

こちらも西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。
同様に裏地も同じ機で織っていますので、しなやかでありながらハリが
あり軽い帯地が特徴です。白地の帯地に市松に石垣柄を施してございます。
所々ラメ風に施してありモダン風な作風に仕上げてあり、おしゃれで粋で
都会感覚の名古屋帯です。お茶席でのご着用も良いですが、ご友人との
食事会などちょっとしたミニパーティーなどの会にも是非どうぞ。

 

夏の着物と帯~お勧め帯締め、9月の単衣

投稿日:

6月も20日を過ぎ着物は絽や紗になってきます。

それでは、今までお召しになってこられたお着物(単衣や袷)は
どうされてますか?

4月、5月とお茶会が多かったので着物のクリーニングを持って
来られる方が多かったようにおもわれます。正絹は特に汗で衿が
汚れほっておくとそこが落ちにくくなり色合わせ等でお金もかかります。

汚れだけは早いうちに落とされた方が賢明です。

お茶をされている方は雨の日用に東レの反物で着物を作っていらっしゃいます。
研修会の時などに便利とおっしゃられています。

とはいえ帯はやはり正絹の方が結びやすいです。
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】の帯です。東レとはいえ無地ですので
袋帯を締められた方が宜しいかと思います。

こちらは、夏・八寸名古屋帯[絽綴れ お仕立て上がり]の帯です

 

麻のきものと麻の名古屋帯です。
夏には麻が涼しくて軽いです。色違いを羽織にされたお客様がいらっしゃって
大変お喜びになられています。勿論着尺ですので、生地があまります。
残りは、半幅帯にされました。

こちらが、上の麻の着物の柄です縦の線が粋でおしゃれです。

 

夏とはいえ、お茶会がないわけではございません。

「朝茶」「月釜」「蓮見の茶会」「夕涼み茶会」と色々とございますが
TPOにあわせてお召しになるものをお考えになるのが一番。また、立場
を考える。お茶をされている方が一番悩むところです。
「亭主よりも正客よりも目立たぬようにとか、社中の先生のお立場を考えてとか」
大変です。

だから、無地が無難ということになるのでしょう。紋があれば格はございますし
安心という訳ですが、何故か少しさみしい気がします。少しで良いので華やかさが
欲しいものです。だからこそ帯はや小物は大切です。夏ならば尚更です。

こちらは、変わり絽の夏用付下げです。

 

帯は、
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】
です。

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある
大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。その帯です。博多織の名門処で、洒落帯
を作っておられます。経糸の数が多いため、しなやかなハリと締め心地の
良さを持つ上質な博多織の帯となっております。

色無地や小紋、江戸小紋、紬の他、御召などに結ぶことができて色々な
お席で使える帯となっております。お茶のお席にもちょっとした趣味の
時にも楽しめます。

柄は、甲冑の部分を表現しています。硬い感じもしますが、そこが又、
「キリッ」と感じ柔らかいキモノの生地にも合っていて素敵になると
思います。

こちらは、9月の単衣にも良い感になっております。

 

夏は、お仕立て上がりの名古屋帯も揃えてございます。
余りお召しになることのない夏着物ですが、イザという時には必要です。
ご自身の寸法に合った着物でお仕立がどうしても必要ですが、帯はお仕立
上がりでもなんとかなるものです。(気に入っていれば)

そんな時にお使いください。

「きものむらたや」夏の名古屋帯お仕立て上がり品

色々とご要望を承っております何かございましたらお問い合わせくださいませ。