十月の茶会から十一月の茶会の装い

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「十月の茶会」

【野点】
昔は、野点のことを野がけの茶とか、ふすべ茶などと言っていました。
「ふすべる」というのは、炭火の代わりに松葉や木の枝を燃やして
湯を沸かしたからです。

後世では、茶籠や茶箱の点前が考案されました。
昔の野点には定まった作法がなかったため思いつくがままの趣向で
釜をかけていたようです。

地面に炉を掘り蓆か赤毛氈の上でお点前をしないと気分が出ません。
青空のもと、澄んだ空気の中でお茶を頂いてこそ野点の茶の湯と言われて
います。

特選型友禅染帯 きびそ【川村久太郎作・松煙染】名古屋帯
「きびそ」とは、お蚕さんが一番初めに吐き出す糸のこと。緒糸とも呼ばれ
ています。ごわごわと硬く繊度が不安定なため本来は生糸を引く際に取り除
かれ副蚕として絹紡糸の原料として使用されますが、上手にその糸を使って
もじり織ではなく従来の羅の粗さをイメージして経糸緯糸に太糸、細糸を
バランスよく織りあげた生地に幾何学文様の柄で染めたお品です。
染帯は柔らかいですが、こちらの「キビソ」の生地は糸自体が硬いので生地
にしてもハリがございます。おしゃれに、粋に結んでいただける貴重なお品です。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処で、真の良い洒落帯を作っておられます。しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物におすすめです。

合わせている小紋 : 正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]

 

【後の月】

旧暦八月十五日の仲秋の名月に対して九月十三日を後の月と言います。
今は、十月十三日が後の月になりこの日を「十三夜」と言われています。

十三夜は、別名「豆名月・栗名月」と言われ枝豆や栗が実る頃でお供え物に
するからなのではないでしょうか。

茶の湯ではその頃を「名残の茶」といってすべてが侘びに満ちた茶会を催し
ます。

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「源氏香に秋草文様」

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、名古屋帯といえど重厚な感じを受けます。
柄は源氏香と秋草で9月の単衣からお締め頂ける名古屋帯です。しゃれ感も
あり流行に左右されない古典柄ですので長くお締め頂けるときもの通のお客
様からも定評があります。 帯あわせのむずかしい、加賀友禅のきものや、東京
染江戸小紋などに対応してくれる、まさに上質な一品です。

 

九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】「牡丹唐草文様・全通」

しなやかに織り上げられたホワイトグレーの地色に菊菱文を配した帯地に
牡丹唐草を施した全通の名古屋帯となっております。グレーといっても淡い
お色ですので上品にお締め頂けます。牡丹柄が数色のお色で表されています
ので無地や江戸小紋ですととどのようなお色を持ってこられても合わせやす
く仕上がっております。

小紋 : 正絹小紋 京染め[紋意匠に葡萄唐草文様]

花菱文様の紋意匠生地にグレーが入った淡いブルーのお色に『葡萄文様』を
とび柄で施してあり一部に染びったで描いています。葡萄の実と葉と蔓を
文様化したものです。豊穣の象徴として貴ばれ、西方から中国を経て日本に
伝えられました。桃山時代の能装束にも見られます。お茶席に、ご友人との
お食事にと重宝する一品です。

 

 

それぞれの茶会を経て
十一月のお茶会

【口切の茶事】
【炉開き】が催されます

「十一月、中の亥の日に炉を開く」

宮中では囲炉裏を開き、昔は猪の肉を食べ、すると体が温まると
言われていました。

茶屋でもこの日に「炉開き」をします。茶の湯では、十一月初めから
翌年の四月末までを炉の季節としています。

炉開きとなれば、障子の紙も張り替え、垣も青竹に替えます。
すべてが一新するのでお道具の取り合わせも新しい季節を迎える気持ちで
なければならないようです。

このように順を追って茶会を観ていくとお着物もその場に合ったお着物に
しなければならないということが、良く分かります。

「口切りの茶事」これは、茶壷に詰めた新茶の封を切る。茶道におけるお正月
と言えるお茶会では、着物も格の高いものを選ぶ方が宜しいと思います。
おすすめなのは、落ち着いた色合いの紋付きの色無地。これは、外せない間違
いない着物でしょう。帯は格の高い織りの袋帯を合わせて、正統派のフォーマル
の装いにすると周りから見ても安心されるのではないでしょうか。

 

こちらは、初釜も予想してお勧めしている帯です。

特選袋帯【河村織物謹製】「本手織りの逸品 河村つづれ」

帯の手織り職人さんにより、丁寧に織りあげられたフォーマル向け
の袋帯です。 橫段の中におめでたい正倉院の唐草模様の柄が上品に
配置されています。機械織りではなく、職人さんの手織りですので、
そのしなやかさは抜群と言えるでしょう。

 

特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「縦雲取草花文様 金色・六通柄」

「雲取り」とは、古典的な模様の一つです。雲の形の曲線を図案化
して、その雲取りの中に、草花などの柄が納められています。
金には、シックな泥金を使っていますので、流行に左右されない
まさに高尚な古典フォーマルの高級袋帯といえます。

 

正絹西陣織袋帯 【帯清謹製】「植物や自然の柄文様」正装、準礼装のお着物に

西陣老舗機屋【帯清謹製】の最高級袋帯です。カチッとした帯地は、
お締め頂いている間に馴染んで大変締めやすくなります。金銀糸箔で
すので光沢感があり華やかです。柄も、松・梅・桜や四季折々の草花、
そして風景を思わせるように水辺に船や橋の一部分を入れ込んでいて、
何時お締め頂いても対応できるような柄行となっています。見た目に
華やかで格のある帯ですので留袖から色留袖、華やかな訪問着や付下
色無地紋入りのお着物に合わせて下さい。

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」

 

名門帯屋ならではの自信作です。自ら「白眉」と帯に名付けています。
お色は綺麗なクリーム色で柄は古典的ですので、長くお締め頂ける
お品です。鳳凰や華文や菊・松・桜などを施してバランスよく仕上げて
います。各柄のパーツを組み合わせてできた洗練された柄行となって
おり、色々な色の糸を使っていますので無地でも色々なお色が選べます。
付け下げや訪問着に合わせても大丈夫です。

 

本日より

特別企画商品 

蛤形ポーチ

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九月の単衣の着物と帯~扇子~

投稿日:

8月に入り蝉の鳴き声が一層にぎやかになってきました。

夏のお供とえいば、ハンディーファンで扇子では
なくなった気がします。(一部かも知れませんが)

先日神戸に出かけた時も若い子はハンディーファンが当たり前。
制服や会社勤めの方は様にもなるし効率も良いと思います。
でも、お着物をお召しになった時は扇子の方が品が良い気がします。

扇子にも色々とあり古典調や趣味調など様々です。
おしゃれなアイテムとなっています

 

お盆が過ぎた所、

まだまだ、残暑で何とも言えず暑さを感じますが、9月はもうすぐそこまで
来ています。慌てて単衣のお着物とならないために参考にしてください。

単衣向きのお着物のご紹介です。(勿論袷にもどうぞ)
お茶席向きの小紋です。染、柄付がとても良く仕上がっています。

帯は勿論「織成袋なごや帯」です。
格のある帯を乗せないと合いません。

 

染の北川の小紋【牡丹・赤・黄色・ピンク】

 

こちら、お勧めの紬です。【板場友禅】

 

こちらは都織物の帯です

モノトーンで表現されてますが華やかで帯によっていかようにも変化が可能です。
帯は、しなやかに織り上げられたオフホワイトの帯地に「松」「竹」「梅」に似せたお柄が唐草の上に施されています。

 

「染・結城紬」おしゃれ着

紬は着る人の個性を表現できる普段着であり、とてもお洒落な着物。
蚕の繭から引き出した糸に撚りをかけて織るのが紬。その手法には
「先染め」と「後染め」がありこちらは後者の後染めです。
紬の白生地に唐草華文様を施してございます。おしゃれに、粋にと
お召しになる方の雰囲気に合わせて帯も名古屋だったりしゃれ袋
だったりと色々と楽しめます。

 

 

夏の着物と帯~お勧め帯締め、9月の単衣

投稿日:

6月も20日を過ぎ着物は絽や紗になってきます。

それでは、今までお召しになってこられたお着物(単衣や袷)は
どうされてますか?

4月、5月とお茶会が多かったので着物のクリーニングを持って
来られる方が多かったようにおもわれます。正絹は特に汗で衿が
汚れほっておくとそこが落ちにくくなり色合わせ等でお金もかかります。

汚れだけは早いうちに落とされた方が賢明です。

お茶をされている方は雨の日用に東レの反物で着物を作っていらっしゃいます。
研修会の時などに便利とおっしゃられています。

とはいえ帯はやはり正絹の方が結びやすいです。
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】の帯です。東レとはいえ無地ですので
袋帯を締められた方が宜しいかと思います。

こちらは、夏・八寸名古屋帯[絽綴れ お仕立て上がり]の帯です

 

麻のきものと麻の名古屋帯です。
夏には麻が涼しくて軽いです。色違いを羽織にされたお客様がいらっしゃって
大変お喜びになられています。勿論着尺ですので、生地があまります。
残りは、半幅帯にされました。

こちらが、上の麻の着物の柄です縦の線が粋でおしゃれです。

 

夏とはいえ、お茶会がないわけではございません。

「朝茶」「月釜」「蓮見の茶会」「夕涼み茶会」と色々とございますが
TPOにあわせてお召しになるものをお考えになるのが一番。また、立場
を考える。お茶をされている方が一番悩むところです。
「亭主よりも正客よりも目立たぬようにとか、社中の先生のお立場を考えてとか」
大変です。

だから、無地が無難ということになるのでしょう。紋があれば格はございますし
安心という訳ですが、何故か少しさみしい気がします。少しで良いので華やかさが
欲しいものです。だからこそ帯はや小物は大切です。夏ならば尚更です。

こちらは、変わり絽の夏用付下げです。

 

帯は、
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】
です。

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある
大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。その帯です。博多織の名門処で、洒落帯
を作っておられます。経糸の数が多いため、しなやかなハリと締め心地の
良さを持つ上質な博多織の帯となっております。

色無地や小紋、江戸小紋、紬の他、御召などに結ぶことができて色々な
お席で使える帯となっております。お茶のお席にもちょっとした趣味の
時にも楽しめます。

柄は、甲冑の部分を表現しています。硬い感じもしますが、そこが又、
「キリッ」と感じ柔らかいキモノの生地にも合っていて素敵になると
思います。

こちらは、9月の単衣にも良い感になっております。

 

夏は、お仕立て上がりの名古屋帯も揃えてございます。
余りお召しになることのない夏着物ですが、イザという時には必要です。
ご自身の寸法に合った着物でお仕立がどうしても必要ですが、帯はお仕立
上がりでもなんとかなるものです。(気に入っていれば)

そんな時にお使いください。

「きものむらたや」夏の名古屋帯お仕立て上がり品

色々とご要望を承っております何かございましたらお問い合わせくださいませ。

 



 

 

 

 

 

春の気軽なお茶会の小紋と帯

投稿日:

今日は、寒が戻ったかのように寒く久々に昔作った上着を羽織りました。

銘仙の反物で上下を作ったんです。若いころに作りましたので
周りからは不評で(地味)なかなか着用の機会がなくそのうちに
何故かぷくぷくとふくよかに(T_T)尚更、着ることを避けてきたの
ですが、流石に寒くて(薄着でしたので背に腹は代えられず)着用
しました。

歳を重ねたおかげで、まぁそれなりに年相応になったとは思いますが、
義母から言わせると銘仙は銘仙。この反物は銘仙にしては物は良いけどねぇ~

そう言われたことが今でも忘れられずまたまた避けてきました。

そうはいっても、確かに銘仙は銘仙ですが、着物にすると生地が弱いから
直ぐ擦り切れたりしてダメになりそうだけど上着だけで着ると良いかも??

と思いだから、家着とすることにしました。ただ、一つ問題が・・・・・

昔は私のタイプと思っていたんですが、今は逆に歳を重ねた分もっと派手
なものの方がお顔移りが良いかしらと思う気がしてきました。少し地味かしら
と今更ながら思い始めてくる始末です。
それがこちら ↓↓↓

肩裏は多分残った正絹を使った気がします。20年前なので忘れました。

と昨日までは寒かったのにもう天気は逆戻りです😥

 

こちらは先日仕入れをしました小紋です。
淡いお色の細かい柄ですので上品にお召しになれるお品です。

単衣にされても宜しいかと思うお色と質感です。
こちらはちりめんのシボがございますので質感を損なわないため
加工によっては縮む可能性がございます。その場合はガード加工のみを
お勧めします。

茶系の小紋はこれからの単衣にはと思いましたが素敵で、お値段もそこそこ
しましたが、自身の目を信じて仕入れることにしました。
秋口の単衣でも宜しいですし、勿論袷にも良いと思います。

帯は、二度と織ることができない織成袋なごや帯を合わせてみました。
格のある帯ですがのせてみても全く大丈夫です。これでしたら帯締めや
帯揚で遊べます。工夫を凝らせば色々と楽しめます。

 

こちらは仮に小紋を単衣にしたとして帯を合わせてみました。羅織の帯です
ですからホント夏です。こちらの黒と色違いの白がございます。(まだネット
に上げていません(T_T))

 

 

こちらは、美しいキモノにも掲載された帯です鎧の甲冑をモチーフと
した柄は、あらゆる災難を除けるようにと想いがこめられています。
こちらの柄は、昔は嫁入り道具に必ず一つは入っていたお品の柄です

「守ってくれる」ということで親御様が持たせてくださっていたようです。

簡単な小紋に合わせてみましたが、こちらも質感がしっかりしておりま
すので色無地あたりから結べるのではないでしょうか。

 

 

別注デスが、夏の八寸素敵な帯を見つけました。

こちらは写真だけですがご覧ください

誠之助ブランドです右は見た感じ4月終わりから10月初めくらいまで
結べそうな気がしますが左は完璧に夏の帯です。

 

気になったことがあればお気軽にお問い合わせくださいませ

もしくはこちらよりお書きください

織成袋なごや帯~お勧め八寸名古屋帯

投稿日:
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】

今回、この技術で織れる唯一の方が引退されました。この技法の帯を織れる
職人さんはただおひとりです。後世に受け継いでくださる方もいらっしゃい
ません。寂しいですが今まで一生懸命織り続けてくださっとことに感謝いた
します。結びやすく品のいい「織成の帯」。
ご覧になられればきっとファンになること間違いないです。それだけの自信
のあるお品です。

 

 

只今ご紹介しているのは三種類です。あと一種類サイトに載ってございます。

こちらは鱗の柄です。こちらも厄除けにもなっております。厄落としには最適です

 

無地や付下げ、とび柄小紋や江戸小紋にお茶席に、紬に合わせておしゃれに
もどうぞ。

 

平地八寸名古屋帯・大倉織物 誠之助ブランド

※こちらは近々アップします。(きものむらたやにて 只今準備中です)
美しいキモノ2010年夏号日本の着物ブランド50選に選ばれたお品

結びやすく合わせやすい八寸の帯です。ファンの方が多いお品です。
気軽にも、ちょっとしたお茶会にも結べて便利です。全通ですので
とにかく使いやすい。おしゃれです。
伝統の博多織で平織りを利用して織られ、甲冑の栴檀板をモチーフと
した柄であらとあらゆる災難を除けるような想いをが込められているようです。

 

厄落としの贈り物にも良いかもしれません。

 

藤原織物の九寸名古屋帯

 

今では貴重となりました。藤原織物さんは、お茶をされている方には
定評のある機屋さんです。ですが閉められたので今ではのこっているのは
数少なくなっているはずです。

むらたやも名古屋帯数本と袋帯数本となってしまいました。

その中の一本のご紹介です。黒を基調にしたこちらは、ぼんやりした
お色の無地などに合わせたら上品になるのではないでしょうか。

 

特選八寸名古屋帯【繧繝霞・博多織物・全通】

これからお勧めしたい帯はこちらです。春夏秋冬オールシーズン使える
八寸名古屋帯です。「繧繝霞」その名の通りまるで霞がかかているように
色がやんわりと水平に変わっていくのが特徴です。
玉虫色調のボカシのみで表現されていて発色もよく見る角度によって色
あいが異なり様々な表情を楽しめます。横糸の束を織る前にグラデーション
になるように染め分けており、そうすることにより動きが均一ではありません
が色糸が変化する美しい織に仕上がります。見ていて素敵で不思議に感じ
させてくれます。

 

今回は、名古屋帯を重点的にお薦めをさせて頂きました。
これからの一本に是非いかがですか?

 

ある方がおっしゃていらっしゃいました。

何でも、新しいとワクワクするわね。それがいくら高価なものでも、頂き物
でも、安くても、気持ちは変わらないわ。・・・・・・と

 

確かにそうかもしれません。

新しくお召しになったり結んだりする帯はワクワクします。
そんなお気持ちを忘れずに着物を着ることを楽しんで、又、お茶をも楽しんで
下されば尚喜ばしいことです。

和の文化に触れてみてください。

 

 

春のお茶会やお出かけの着物と帯~お得品のお勧め

投稿日:

春になるとお茶会だけでなくお出かけする機会も増えてきます。
そんな時にお勧めなのがやはりお着物です。こちら訪問着ですが、
出しゃばらず、控えめに上品にお召いただけます。

高級訪問着 正絹[刺繍唐花柄] 尾峨佐染繍


世界中のあらゆる地域や民族に広く伝わっている歴史ある技法「刺繍」。
他の表現方法では決して真似できない立体感ある刺繍の美しさを創り上げ
着姿がより美しく、華やかになるように努力されているメーカーです。
糸の光沢感と立体感を生み出し、着物になじむ柔らかな風合いは手刺繍でしか表現する事は出来ません。それを尾峨佐染繍は続けています。

 

 

特選袋帯【河村織物謹製】「本手織りの逸品 河村つづれ」

帯の手織り職人さんにより、丁寧に織りあげたてれたフォーマル向け
の袋帯です。 橫段の中におめでたい正倉院の唐草模様の柄が品良く配置
されています。機械織りではなく、職人さんの手織りなので、そのしな
やかさは抜群です。

 

特選西陣織袋帯 人間国宝・大場松魚の世界【となみ織物謹製】

空想上の鳥とされている鳥が織り込まれていて段重ね中に金・銀と
優しいグリーン色と気品あるパープルの糸でそれぞれの文様を施して
います。名門「となみ織物」ならではの技術で素晴らしく上品で明る
さのある袋帯に仕上がりました。無地から留袖までの、フォーマルな
お着物に合わせて下さい。気品高くお召いただけます。

 

特選色無地無地 [斉藤三才のぼかしの無地・八掛付き]

絹の風合いを生かし、落ち着いた色彩をしっとりと上品に染上げ、慶弔両用できるきものとなっております。また、大きめの「シボ」のちりめんで「しわになりにくく、しわになっても戻りが早い」そんな特徴をもっています。だからこそお茶席には最適なお着物です

お勧めの帯

こちらは個人的な好みになりますが、

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

松・紅葉・梅などの植物を豪華に施し合間の雲取りの中に、波・唐華
唐草・鳳凰をあしらっています。全体的に優しい色使いですので上品
に訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋に合わせて色々な場面にお締
め頂けます。お茶席などに結ばれるとなお宜しいかと思います。品格
のあふれるお品ですので末永くご愛用いただける秀逸のお品です。

 

特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」

≪名門正統派の品格!≫ 精緻な織りの品格…中でも意匠・色彩の
素晴しい御品です。 正絹・西陣[服部織物謹製]こはく錦の袋帯です。
オフホワイト地に朱や草色・紫などの多色と金箔で立浪四季花丸文様
が柄付けされていて、さすが西陣の名門といえます。豪華で華やかな
袋帯です。

それが、なななんとこの度私共「きものむらたや」が【特別価格商品】
という位置づけのものを作りました。
その中の一つでございます。こちらの服部織物は特別どこの不具合が
という訳ではないですが、品物は良いものなのになかなかお嫁に行
けず日の目を見ることがなく今日まできました。ですので、大幅に
お値段を割いてお出しする決断といたしました。

これから、異例の特別価格の商品には、そんなお得感のあるお品も
色々と出していく予定です。

勿論、それだけではなく多少ヤケのあるお品もございます。それは
ご納得の上、着用の際に目立たない所にお仕立はさせて頂くなどと
考えさせて頂きます。
それでもキチンとされたいとおっしゃられれば、お直しのお見積り
をお出しいたします。こちらは要ご相談となります。

何ら問題のない物もございます。

これから色々と増やして見やすくしていきたいと思っております。

着物好きな方で普段から着用されている方にお勧めもお着物は
こちら↓↓↓

 

【特別価格商品】

こちらは、普段使いできる着物です。大河ドラマの篤姫の頃に仕入れ
たもお品。時代から言うと少し古い?かなり?お召しになるには気軽
にお召いただける紬となっております。棚でずっとお休みになっていた
お品でお品ですので多分特別どこも不具合はないとは思いますが、もし
不安がある場合はこちらからご連絡くださいませ。ご対応させていただ
きます。こちらの商品は¥121000でお出ししていたものです。それを
「異例の特別価格商品」という形としてお出しすることにいたしました。
お着物のお好きな方に是非お勧めです。

そんな掘り出し物もございます。

 

 

 

春のお茶会の大寄せの野点などでは小紋をお召しになられる方も
多いのではないでしょうか。
無地が無難という所でしょうが、とび柄などならば遠目からは無地感
にも見えますし、上品にも感じます。そして何より雰囲気が明るいです。

そんなチョイスも良いのでは?

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用

 

 

お茶席向きのグレーのお色にプラチナ箔のとび柄小紋です

上品に、お召しになれます。帯や捨松安藤織物

   

こんな感じの名古屋帯と合わせても素敵になるでしょう

 

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 天平菱華文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅な菱や華を施してございます。
ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方にぴったりです。帯地の
お色もきれいなブルーで 品格の中にもおしゃれ感がある帯となっ
ております。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

 

お勧めの小紋と帯~振袖展ご相談会

投稿日:

松の内も明け新春という気分もそろそろ薄れてきた頃では
ないでしょうか?

私共は、1月6日より営業しておりました。
本来なら4日もしくは5日よりですが、最近はお正月気分が
なかなか抜けない感じがして・・・・・・(歳ですかねぇ~)

企画も一度にバッ~ンとopenには難しいので一般のSALEから
徐々に始めていきたいと思います。

(何せ小規模の呉服屋なもので(~_~;)(-_-;))

 

「成人式」 最近では「二十歳の集い」ですか?
時代も変わりました。でも新成人の方おめでとうございます。

新たな第一歩として色々とお考えのことと思いのことでしょう。
2.5回も祝った私としてはやり直したいことは多々ございます。

でもよかったことも多いです。「これも人生」として受け止め
前向きに進んでいってます(*^-^*)

 

そうそう。最近は振袖はレンタルが多いと思います。
それを否定するつもりは全くございません。
一生で一度の成人式(二十歳の集い)大人への第一歩
なのですからご自身の思いを入れたお振袖をお召しになって
ください。
(ただ、周りの意見もお聞きになるのも忘れないで(*^-^*))

着物を選んだら、それに合わせて帯を合わせて貰い、
帯締め帯揚げ重ね衿と合わせます。そうして徐々に出来上がって
きてその姿を見てからレンタルをお決めになるのが一番では
ないでしょうか。(この着物ではこの帯に決まりではなく)

決める楽しみもあればまた、着物を選びながら色々と
教えて頂けるので良いことだと思うのですが????

むらたやでは、いちから決めてお嬢様が満足いくまで
帯、帯締め、帯揚げ、伊達衿を合わせていきます。
(勿論むらたやからのお勧めも言います)
着物が満足いかなければ問屋さんに頼み探していただきます。

※前もってこんな感じが良いとおしゃっていただけるのが早いです。

お値段によってえらばれる方にはお仕立て上がりのお着物の中から選んでいただきます。(こちらは数に限りがございます)

こんな感じで振袖展を開催しております。
勿論お手持ちのお着物に合わせて帯だけのレンタルもしております。

ご相談も承っておりますのでお気軽にお電話くださいませ。

 

〖紫の振袖〗古典柄

 

こちらは、レンタル振袖です。
それぞれお値段は色々ですが、「むらたや」のコンセプトとして
いくら新品でも総額30万以上はレンタルでは取れません。

 


こちらは新品ですが、帯が2回目となりますので、15万のレンタル
となります。勿論、帯締め帯揚げ重ね衿、襦袢草履バッグ、ショール
がついてます。

 


こちらは着物と帯共に新品となります。
ただ、小物によりお値段が変わります。勿論帯を替えればお値段も変わります。

 

〖春のお茶会に向けて〗

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]

【年 代】
着用年齢は、30代・40代の方が宜しかと思います。

と私は書いたのですが、いざ50代になった自分に
こちらの小紋を着る?と問いかけたところ、鏡を見て多分
私なら「着るわ。」と思いました。
あくまでこの30代と40代というのは私の勝手な主観であって
着てはいけないという意味ではございません。50代の方でも
どうぞお召しになってください。

 

お勧めの帯はこちらはいかがですか?

特選陣織袋帯【華陽織物謹製】「牡丹唐草文様」

とても軽くて結びやすい袋帯です。六通ですので、お太鼓部分
を深く考えずに結ぶことができる重宝する一品です。
お着物が格がございますのでこちらクラスを結ばれても大丈夫です。

着物の汚れ落としどうしたらいい???

投稿日:

最近、着物の汚れ落としのお客様が多いです。
ということは、お着物をお召しになられているということで
喜ばしいことです。

勿論、着物に関心を持たれているというこです。

今日のお客様はこうおしゃってました。
「もっとかわいがってあげないといけないわ・・・・・」
分かる気がします
どうしても面倒くさがって手間を省きたがります。

先日式典に訪問着をお召しになられたお客様がいらっしゃいます。

「帰って数日陰干しをしてたのよ。仕舞おうとたたみかけた時
右胸のあたり汗シミがついていてショックなの。それだけって
取ること可能?」「見てしまったら、そのまま仕舞うのは無理」

 

と相談されました。

勿論、大丈夫なのでお引きうけさせて頂きました。掛けてキチンと
確認をさせて頂き京都に出すことといたします。

多少シワが気になりますがこちらはアイロンで何とかなるくらいの
シワです。
今は大丈夫なのですが、後々表の生地と裏の生地のつり合いが悪く
袋になる可能性があるかもしれないのでその時は袋直しが必要となる
でしょう。

こちらのお着物のメンテナンスとしては、それくらいです。
後は、カビ、に気を付けて保管しておけば大丈夫です。

綺麗に保管していらっしゃる方と思います。素晴らしいです。

 

こちらは、まちゼミでシミ落としの実演をした時です。

  

 

やはり得することを覚えて帰って頂きたいので、
日ごろから「むらたや」がお客様に伝えていることをお話ししながら
実演いたしました。

簡単なお話でしたが、豆知識として覚えて帰ってくださいました。
満足してくださったと思います。

コチラ↓↓↓の資料を頼りにどうぞ
きものワンポイント 

 

これから年末となり年明けは成人式やお茶会など着物を
着られる機会が増えます。

 

 

お茶席にお勧めの袋帯です

特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「縦雲取草花文様 金色・六通柄」

 

こちらは、礼装用の袋帯です留袖から色留、紋付無地、訪問着、付下げ
にお勧めの袋帯です。

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし」

 

手先を変えられるのでどちらをお太鼓にされても良いです。
でも、お勧めは華やかなタイプです。おめでたい百もの柄が
施されていますので圧巻です。

 

こんな感じの付け下げや訪問着などに合わせてみてはいかがですか?

 

気軽にお着物でお出かけ?
これから着物にチャレンジをされる方?
お家で着物生活されたい方?気軽に着物を着ていたい方に是非
こちらの名古屋帯をお勧めです。

80%offの商品です。実は・・・・・・
棚卸をした時に見つかったお品です。ネットを始める時に仕入れた
お品です。片づけをしたときにどこに仕舞いこんだか、分からなくなって
いた商品です。それが先日の棚卸で見つかりました。そのままのお値段に
するわけにもいかず、大特価という形で80%offで、「訳あり商品」とし
てお出しすることにいたしました。(~_~;)(-_-;)

【品 質】
・手織り織元 謹製
・日本製
・茶系縦縞に幾何学模様お太鼓柄
・絹:100%
・淡いクリーム色系
・生地幅 :約35.5㎝

【品 質】
・手織り織元 謹製
・日本製
・縦縞全通 市松柄お太鼓
・絹:100%
・茶系とパープルのグラデーション
・生地幅 :約35.5㎝

 

着物を気軽にお召しになて下さる方が増えると嬉しいです(#^.^#)

 

きもの丸洗い~お勧めの着物と帯

投稿日:

11月の半ばが過ぎると七五三の揚げも落ち着き
今度は、汚れ落としのお客様の対応となります。

七五三のお着物をお渡しをする時にお伝えをしているので
私が揚げを承った方は大丈夫と思いますが、それ以外の方も
お越しになる可能性もあると思いますので、

11月19日に着物についてのあれこれ分からないことの
まちゼミを開催することとしました。

勿論、まちゼミに参加は無料です。商店会が中心となって色々な
ことを教えてるという企画です。

私共は、着物の豆知識として
☆カビ、シミの対処の仕方
☆ちょっとした汚れ落としの方法
☆保管やお手入れの注意点 等など
専門店として、お伝えする義務があると思っています。

こちらのページには色々と書いてございます
↓↓↓
きものワンポイント

   

 

11月は、お茶会が多いみたいです。

まちの活性化には喜ばしいと思います(*^-^*)

先週くらいから「この着物に合う襦袢がとか」
「この着物にどの帯があうかしら」とか
「お茶会にいくんだけど何を持ってったら良い?」
「この組み合わせて良いかしら」等など
色々と問い合わせがございます。

本日も急なことなので着物に合わせて襦袢を作るお時間が
ないので、半襦袢で半襟とお袖がキチンとある着物を着た感じに
見える出来上がりのお品をお勧めすることといたしました。
それはそれで喜ばれました。
(お値段もそれなりでしたし・・・・・)

とにかく、お客様にとって間に合うことが先決のようで
私共の考えもございますが、やはりお客様の意向が第一です。

たまに、間違った道をお選びのお客様もいらっしゃいますが

その時は、何度かご説明をしてそれでも意志が揺らがなければ
やはりお客様の思いというものは尊重しなければいけないのでは
という考えを持つべきとも思っています。

この辺りが段々と難しくなってきます。

着物はこうあるべきと言われ教えられてきた世代の私共をこれから
の世代の方たちがみたら、きっとうるさがるでしょう。

よく問屋さんとお話をするのがこの話題です。
私共のはどうあるべきか?

生き残るために❕
きものを気軽に手に取ってもらうために❕
きものを形を変えても良いから着てもらうには❕
などなど
(これは日々の課題です)

 

午前中、印刷屋さんが来られて

「今年は雪が多いですかね。かなりのカメムシを見ましたよ」
と話していました。
寒むくなる冬到来ということですね。

寒くなると着物のお色もなんとなく濃い色を好む傾向がございます。
帯はいかがでしょうか?

こちらは、「あぜなみ織」の技法
立体感を有するうねり紋様織物です。うねり紋様をがあり陰影の
あるボリューム感が特徴です。

【品 質】
・洛陽織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.56
・正絹
・日本製
・六通
・あぜなみ織
・生地幅   : 約31.0㎝
・長さ      : 約4.5m

 

こちらは、藤原織物の名古屋帯です「紹巴 松葉木瓜華文 六通」

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・日本製
・六通柄
・絹:95% ポリエステル:5%
・紹巴の松葉木瓜華文
・濃いめのお色こげ茶
・生地幅 :約35.0㎝

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

「有職柄七宝に若松菱 六通」
【品 質】
・小森織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№54
・日本製
・絹65% 指定外繊維(紙)レーヨン・ポリエステル
金属糸風
・六通柄
・有職柄七宝に若松菱
・生地幅 :約35.0㎝

 

 

秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]

お稽古や気軽にご友人との会食、またコートにされても
宜しいかと思います。

年齢は問わないです。
これからの季節には必要な防寒用のコートとなります。

【品 質】

100%
生地 丹後ちりめん
日本の絹
スタンプ
有り
格子
ダークブラウン
長さ 約13.0m
量目 約720g
生地幅 38.0cm

 

正絹小紋【東京染め】

 

生地は国産の丹後ちりめん。お色は 綺麗なライトブラウンを基調
シルバーグレーとシルバーブラウンの細かい格子柄を表現しています。

普段にも、おしゃれにも、気軽なお茶会にも、研修会にも
また、コートにもどうぞ

 

特選天然草木染江戸小紋

【車輪梅染・紅藍舎(東京・京都・鹿児島)】

江戸小紋の万筋、その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらっています。シンプルな色柄行ゆえに、帯の取り合わせも幅広く、お洒落着として染帯や織名古屋帯で合わせおしゃれに粋にお召いただける小紋です。

【品 質】

100%使用
生地 長濵ちりめん
日本の絹
スタンプ
有り
伝統工芸士 関 正三郎
落款  
濃藍色(こきあい)
流水短冊万筋21世紀
長さ 12.0m
量目 約750g
生地幅 約37.5㎝

※車輪梅染のエキスを加えた草木染の江戸小紋柄

帯との組み合わせも色々と楽しめます。
これからの季節ですと着物で忘年会や新年会。
新年は着物での行事が楽しみになります。

小物を替えるだけでも気分が変わります。
是非やってみてください。

 

 

 

正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】

【品 質】
・洛陽織物 謹製
・西陣織工業組合品質表示証紙No.56
・正絹
・日本製
・六通
・生地幅   : 約31.0㎝
・長さ       : 約4.2m

よく菊を頂きます。可愛く咲くので又今時期が見ごろでしょう。
秋の菊。これからは寒の菊。菊って結構長いです。だから締める時期も
長いです。だから重宝します。便利です。

この帯は特に重宝するでしょう。

 

名残の月の着物~口切の茶事の帯

投稿日:

 

10月は名残り月です。
これは、昨年から使ってきた茶壷お茶が底をついて残り少なくなって
きたことを名残惜しむということと、この月で風炉の惜しむ別れの二
通りの意味があります。

 

ゆく秋を惜しむ心、詫び錆の心で情緒を楽しむ。だから、

装いは、箔使いの帯やきものではなく、また派手な付下げや訪問着は
避けた方が宜しいかと思います。

帯のお勧め

 

 

帯地はとてもしなやかで、裏地も表と同じ織機で織られたものです。
表と裏が同じ糸、織機を使っているということは手間がかかってい
るということです。それは、自ずと価格にひびいてくるものです。
しかしながら、さすが織悦さん。
良いものを妥協せず作られています。
こちらは、名物裂の有悦織り太子間道です。そして全通です。
茶系のお色で太子間道を表していておしゃれに、粋に結ぶことが
できます。
上の柄は、同じ織悦さんでもルーマニア立菱縞文の有悦織りです。
そして全通です。ほのかにピンク系のお色でまとめてあり、優しい
雰囲気の帯に仕上がっています。

 

特選正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「あぜなみ織」

黒地に洛陽織物の誇る、立体感を有するうねり紋様を施しています。
洛陽織物が抱える「伝統工芸師」の資格を持つ最高の職人によって
丹念に手織りで仕上げた袋帯です。織の密度が高く、着物愛好家を
うならせる仕上がりとなっております。
また、「あぜなみ織」という織成特許をとられています。

 

[お勧めの着物]

1.     無地
縫紋一つ/お色は秋を思わせる茶系、緑、紫系統で地紋のある生地より
ちりめんのしっとりしたものが好まれます。
大寄せの場合ですと無地に見えるごく細かな縞でも用いてお召しにな
ります。

2. 付下
派手めな訪問着より落ち着いた付下げ。おくみ中心に柄を施してある
附下が向いていると言えます。秋草、小菊、などの柄、縮緬にろうけ
つで施されているのも良いでしょう。秋草や辻が花の刺繍の付け下げ
いいです。

3.小紋
更紗やロウケツ染め、深みのある地色のとび柄小紋など

<ロウケツ吹雪染め小紋>

 

とにかく、おとなしめに名残惜しく去りゆくものをしみじみと
感慨深く・・・・・・・・

その後は【口切の秋】となります

[口切の茶事]

11月は茶の湯のお正月ともいわれています(*^-^*)

☆茶室の畳、障子、路地の竹垣、枝折戸、筧等青竹に新しくします

☆内口切・・・・茶壷一つに対して一度しか行われずお客も5人以下
の場合が多い。※年に一度の客に選ばれることは光栄なこと

 

[口切のお茶事に形式]

基本・・・正午形式で席入り後、すぐに壺の口切の儀式を行う
雑煮、八寸などの献立はお正月と同じとなります。
懐石の中盤に、先ほど口を切ったばかりの茶壷から
だした茶葉を茶臼で挽く音が水屋から聞こえてきます。
口切ならではの風情で厳かな緊張感の中に、挽きた
てのお茶を頂く格別なもので重要な茶事でです。

 

装い・・・正式な装いはやはり色無地紋付です。
染め抜きの5つ紋が正式ですが、そこまででなくても
3つ紋もあれば大丈夫です。(亭主や正客となれば別)
お色は、深い上品な色あいで季節にふさわしいものを
選びましょう。茶系、紫系、緑系などはいかがですか?

 

華やかなのは紋意匠でしょうが、素無地のちりめん生地は、どっしりと
重みがございます。紋生地の場合軽く感じる場合もございます。
もし紋意匠にされるのであれば、古典調の格のある紋意匠にされた方が
良いでしょう。

紋が3つも5つもつけば勿論帯は礼装用の帯を合わせます。
唐織、亀甲、松や菊、おしどりを織り出してあったりおめでたい感んが
する帯が好まれます。

百の格調高い吉祥紋
「吉祥百宝図」と長寿を願う寿をかくした「かくれ寿松文」です。
全く雰囲気の違う吉祥文ですので一本の帯で二タイプ楽しめます。
一つは色々な色の糸を使っていますので無地でも色々なお色が
選べます。お慶びの席などでしたら、この上ない後姿を演出して
頂けます。 全てのフォーマルな着物に合わせられるます。

こちらは、格が高いです。 人間国宝・大場松魚の世界を描いた
【となみ織物謹製】の「平文花鳥段重」の袋帯です。

 

【藤原謹製】「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型
有職菱などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してある
お茶席向きの袋帯となっております。

 

 

 

西陣老舗機屋【帯清謹製】

カチッとした帯地お締め頂いている間に馴染んで大変結びやすく
なります。金銀糸箔ですので光沢感があり華やかです。柄も、松
梅・桜や四季折々の草花、そして風景を思わせるように水辺に船
や橋の一部分を入れ込んでいて、何時お締め頂いても対応できる
ような柄行となっています。

見た目に華やかで格のある帯ですので留袖から色留袖、華やかな
訪問着や付下げ、色無地紋入りのお着物に合わせられます。

 

【秦生織物 謹製】全通

しなやかでありながらハリがあり軽い帯地です。

 

【都 謹製】「松華飾文・六通」

白地に豪華絢爛な吉祥文様で施してある格の高い袋帯です。
七宝の部分を松で施しその中には色とりどりの華文をあしらって
います。お嫁入りのお道具にも、お茶席にも、結婚式や披露のお席
にもどうぞ。

 

 

 

 

 

11月になればもっと茶会も開かれお茶をされている方はお忙しくなるのではないでしょうか?

研修会なども行われ絶えず勉強されていることでしょう。

私共の地域では、今年、追善茶会が行われたそうです。
9月の中途半端な時期なので汗もかき大変だったとの事

丸洗いにお出しいただきましたが、やはり背中がかなり大変な
事になっていました(^^;)

 

来年も供養があるとのこと。今からその対策に頭をかかえます😢

どなたか良いお知恵の方ご存じの方あればご一報ください