冬の足元に~お薦め袋帯(しゃれ袋)~

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◆足袋の下に履く【ヒート+ふぃっと】足袋インナー

女性は、足元が冷えます。そこで考えられた商品が東レからより
京都発「ソフトサーモⓇ」糸使用
極薄で温か。京都の寒い冬に舞妓さんたちの声から生まれた足袋の
下に履くインナーです。

私も冬場は足が冷えて椅子の上に正座をして座っていました。
それは、大変不便で仕方がなかったのです。
昨年に買い求めていたのですが使うまで至らなかったけど、
正座をするのに膝が痛くなりどうしたものかと案じていた時に
思い出したのです。
『試してみよう。』
すると、あれれ~熱くはなく温かい。これなら椅子の上で正座して
仕事をしたくても良いかも。なんで早く使わなかったのだろう。
そう思いました。定価¥600

これだけですと薄ですので着物の時はその上に足袋を履き
洋服の時は、この足袋の上からこちらのような「ほっとフットカバー」を
履こうと思っています。¥300

毎日、ジャケットを着ていると肩も凝りますし 見た目硬い感じがするので
最近は二部式の上をニットの上に羽織っています。
結構評判で、「いいわね。」と言ってもらえます。

こちらは、明るい色合いですので黒のニット着ても合います。
あと、二枚あるのですが、一枚は銘仙の生地です。銘仙にしては良いもの
と思いますが、色が地味で、若いころに気に入って求めましたがそれから
20年近く経ちます。すると気に入ってたのに、なぜか似合わない。地味だ。
そう思えるのです。若い時は地味な色目でも、若さである程度カバーで
きるけど。今となっては・・・・・(T_T)ショックです。
仕立てておいたのにΣ(゚д゚lll)ガーン。

現物より明るく見えています。実際は赤い所が暗い紫色のような感じです。

下の方は、単衣ですのでどのみち今からでは温かく感じません。
春近くになったら出して着ようと思います。

◆本日のお薦め袋帯

これからの季節に良い色合いです。
締めやすく、小紋、紬、付け下げなどに合わせて下さい。
気軽にお締め頂ける 「しゃれ袋」となっています。
こちらの価格は、11月末までとなっております。
それ以降は、こちらより どうぞ

こちらは、スリーシーズンお締め頂ける袋帯です。
お色や柄は少ないですが、鎖美織全通となっていてしゃれ袋としては
大変上等です。
お仕立て付き 西陣織袋帯 【高島織物 謹製】

 

裏の織も変わっていてお洒落です。

11月末までは、お仕立て付きのセール価格となっております。
それ以降は、こちらよりご覧ください。

お薦めの名古屋帯 と「分業」が良い訳

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帯を楽に結べる方法はないかしら?

やはり、時期だからでしょうか。ちょっとした所に「きもの」で
そうお考えの方が多いようです。

先程も年末に着物を着るけど作り帯はできる?
と聞かれました。
「勿論、できますよ。」そうお伝えしたら
「むらたやさんは、着付けを教えていないの?」とおっしゃられたんです。
私は、着せることができても 着付けの免除はないですし、
できれば、お免除を持ていて教えられて、きれいに着せられる方にお願い
したほうが、その方にとっても良いのではと考えました。

何でも一手に取り込むのではなく、「分業」と考えることも
大切なことではないでしょうか。やはり、その道のプロが一番です。

店の利益も大切かもしれませんが、しかし
着物を着たいという方の利益が一番です。

着物需要が減ってきた今は尚更と思います。

できるだけ多くの方に着物を着て頂きたいと思い
只今、セールを致しております。

年末に行事で着物を着られる方。年明けに初釜などのお茶会がある方。
卒業式や入学式に着物でとお考えの方に是非ご覧いただければと思います。

お仕立て付き九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】
「牡丹唐草文様・全通」お茶席向きです。

しなやかに織り上げられたホワイトグレーの地色に菊菱文を配した帯地に
牡丹唐草を施した全通の名古屋帯。グレーというお茶では大変好まれるお色
の帯ですので、色無地なども合わせたら上品になるのではないでしょうか。
小紋でも色々に合わせることができます。
持っていて重宝する名古屋帯です。

お仕立て付き西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】
「三色段に桜・全通」お茶席や観劇に小紋でどうぞ

淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してあり、帯は軽く
何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすいです。
国の象徴の桜が施されていることによりスリーシーズン(夏以外)お召し
頂けます。

お仕立て付き 九寸名古屋帯【山田織物謹製】
「校倉裂さがら段文・濃茶色・六通」気軽にお茶会、観劇に

生地の地模様には正倉院の校倉造りのデザインをモチーフにして、その間には
まるで帯締めを織り込んであるような別組織のストライプを配していて、とても
モダンな間道模様の柄を作り上げています。 品格を持ちながら、創作性に富んだ
デザインです。

お仕立て付き 西陣織袋帯【浅山織物謹製】
「蘭奢待」お茶席や観劇、パーティーに
箔糸を贅沢に使った世界感の名門機屋【浅山織物】の特選西陣織袋帯です。
おとなしめな雰囲気ですが、ある程度のお色のお着物にも合わせやすく重宝
する帯です。
お茶席はもちろん、レストランでの会食や同窓会、観劇などの楽しみにお締め
頂くと あなたの着姿が上品になること間違いないでしょう。

 

名古屋帯(お茶席用、気軽におしゃれに)

投稿日:

11月末までお仕立て付きで30%offのSALE中です。

本日のお薦め商品は、名古屋帯です。

こちらの三点は
特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」
セール期間中はこちらからお入りください

これらの商品は、光沢もあり格が高いですので、小紋だけでなく
江戸小紋はもちろん色無地、付け下げに合わせても十分お締め頂ける
価値のあるお品です。

変わったところで、こちらの名古屋帯はいかがですか?

ターコイズブルーの地色が素敵です。
紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、
唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。
オシャレにお締め頂ける一品です。

これからの忘年会のシーズンに良い気軽にお締め頂ける名古屋帯です。
どの名古屋帯も幾何学模様ですが、その中に古典柄を施しています。



こちらはどれも気軽にお締め頂ける名古屋帯となっています。

他の商品も色々と掲載しております。こちらより⇓どうぞ

 

袋帯、名古屋帯お仕立て付きの30%offセール

投稿日:

忘年会シーズン到来です。

きものでお出かけも寒さもしのげ、オシャレに粋に演出できます。

おしゃれ小紋に名古屋帯がお薦めです。

只今、“きものむらたや”では、「袋帯・名古屋帯」がお仕立て付きで

30%offとなっております。

来年の初釜や入卒の式典や結婚式に良い訪問着や付け下げもお仕立て付きで
30%offとなっております。
この機会をお見逃しなく‼

ここからは、お茶道具です
蓋置ですね。箱書きがあるようですが、読めなかったです。
これは、お抹茶?煎茶?どちらに使うのかしら???


綺麗なブルーに雲を施してあり、その場が明るくなるお道具です。
使う日が楽しみです。

こちらは、お煎茶でいう茶巾筒でしょう。
年代は分かりませんが、多分祖父か祖母がお買い求めたお品でしょう。
ちょっと古そうです。でもお稽古に出して使ったら喜んで頂けるかしら?

本日最後のお品です。
こちらは、少なくとも50年以上前に求めたお品と聞いております。
箱書きがありますね。

蓋を開けますと、きっと先代は大切にされていたのでしょう。
包んでございます。

さあいよいよお顔を拝見です。
んんん???
これは、以前聞いたことがございます。
おじいさまがお求めになって、その当時の大掃除の時に
価値の分からない方が雑に扱いひびが入った茶碗ではないでしょうか。
話には聞いていましたが、見るのは初めてでお義母さまがいつも話して
くれていました。「これは、先代からのむらたやのお道具だから、ひびが
入った所を直す職人さんに頼んで金を入れて修復して頂いたのよ。」と

その話の茶碗がこれなんでしょう。修復した箇所が分かります。

勿体ないかな。と思うけど、修復する技術は凄いです。

修復で思い出した品がございます。
おじいさまが戦前?戦後?に買ってこられた紅茶用カップ&ソーサーの五客と
ポットとシュガー入れのセットの品があるんですが、
お母様が慌てていてポットの注ぎ口を壊してしまい、直そう直そうと
お母様も考えていましたが、諦めたみたいです。自分でアロンアルファーを
使て直そうとしたみたいです。

こちらは、時々みんなで紅茶を飲む時に使っています。
勿論、お母様が元気な時から、「形あるものはいつか壊れるから元気なうちに
使いましょう」という事でそのカップとソーサーは何度かティータイムに
使っています。
きっとおじいさまもお喜びと思います。


どれも大切な思い出です。

抹茶茶碗 お棗 むらたやのお道具

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今日、お客様がお越しになられた時にお抹茶をお出ししました。
こちらの茶碗でお茶をお出ししました。


「国焼きで飴釉の楽茶碗ね」と教えて頂き
思わず「へ~」と口走りましたが、正直分からないので詳しくお聞きしたら
お道具のお話になり、色々と教えて頂きました。

こちらは、値打ちがあるか無いかはさておき、代々受け継いできたお品
のようですので、とりあえず、これからの季節にお抹茶をお出ししようと
思っています。むらたやのお客様にお出しすることで、義母やお婆様もきっと
喜んで頂けるとお持っています。

お抹茶は、「お濃い茶をお薄として飲むと美味しいわよ。」と教えて頂いたので
只今は、京昔でお茶をたてています。

母は、豊昔が好きだったみたいです。いつも豊昔を買ってきて欲しいと頼まれ
ていました。「折角、飲むのだから美味しいお茶がいいわ」とよくおっしゃっ
ていました。私は、京昔でも十分美味しいと思っています。

そんな午前中が過ぎふと思い立ったことが、ブログにお道具を少しずつ載せる
ことで、覚えるし、何があるのかを知ることができるな。一石二鳥だと思い
早速写真を撮りました。
それが、こちらです。
なんと箱の紐が朽ちています。

さあ蓋を開けます

あれれ?木箱の中にまた、木箱?どうもお棗らしいですね。
松竹梅蒔絵?竹吹雪?どんな柄付でしょう?ワクワク(#^.^#)

やはり棗です。私が嫁いでから一度もお目にかかったことはないお品のようです。
主人の祖父?祖母?どなたがお求めになったお品かはわかりません。
どうも義母ではないようです。

村上家の家紋が梅鉢ですので、何かの時には出して使った方が良いかも

ホントに誰が求めたものでしょう?

蒔絵師の名?

ちょっと楽しかったです。
値打ちは分かりませんが、先先代が「むらたや」のお道具として集められた
ようですので、大切に使いたいと思います。

次回は、違うものを記録として残していきます。

 

 

 

お子様の節目の行事

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  • ≪誕生≫
    お子様誕生後最初の行事は、出産七日目に行う「お七夜」です。
    現在では、七日目にこだわらず、命名の日に命名書を神棚に供えたり
    身内で祝ったりして健やかな成長を祈ります。

  • ≪初宮参り≫
    初めて産土神に参詣し、お子様の健やかな成長を願う儀式です。
    産後三十一日~三十三日に行うのが一般的です。
    男の子の場合は、先方の家紋を入れてお送りします。
    一般的には女性(嫁いだ方、養子に入ったら逆)が送ります。

地域によって考え方が様々です。
例えば、産まれた子が女の子でしたら女性の方が買い求めます。
男の子なら男性の方の家が買われます。考え方がその地域によって
変わりますので先方様とよくお話になって揃えるのが宜しいと思います。

  

熨斗をかけて壽と下には送る方の苗字を入れて納めます
左の方はフードセットです。


  • ≪お食い初め≫
    生後百日目に、子供が生涯食べ物に恵まれますようにとの願いを
    込めて行う儀式です。
    子供の為のお祝い膳にお椀や柳箸を揃えて、尾頭付きの焼き魚や
    赤飯などで祝います。

  • ≪初節句≫
    お子様が初めて迎える節句が初節句です。子供の月齢により翌年に
    する場合もございます。女の子なら三月三日にひな人形を飾り
    男の子なら五月五日なら武者人形を飾って祝います。

    


  • ≪七五三≫
    古くから三歳、五歳、七歳に行われてきた儀式をまとめて行う
    ようになったのが「七五三」です。三歳は初めて髪を伸ばし始める
    「髪置の儀」、五歳は初めて袴を着ける儀式「袴着の儀(着袴の儀)」
    七歳は付紐から帯を結ぶようになる「帯解の儀(帯直し)」が原型で
    江戸時代から次第に十一月に行われるようになりました。
    現代では数え年、満年齢にこだわらず、男子は五歳、女子は三歳と
    七歳に行うのが一般的です。十一月十五日前後に神社にお参りし
    成長に感謝すると共に幸福を願います。三歳の時は、一つ身を利用します。
    七歳の時は四つ身を仕立てて、帯や小物はすべて(草履以外)
    三歳の時のものが使えます。(中寸の帯使用)
    こちらの四つ身は小学四年生まで着用できました。

    

四つ身に仕立てた着物です

 


  • ≪十三参り≫
    干支が一巡する数え十三歳に智恵と福徳を授かるように、虚空蔵菩薩に
    お参りするのが十三参りです。
    現代では、男女とも四月十三日前後にお参りするのが一般的です。
    関西は盛んで、京都の法輪寺が特に有名ですが、東京では浅草寺が知ら
    れています。虚空蔵菩薩に限らず地域の神社にお参りする人も多いです。

こちらは、娘の十三参りの時の着物です。当時お箏を習っていましたので
着物を仕立てる際に大振袖にせず短めでお願いしました。
襦袢は母の襦袢を仕立て直しました。
   

こちらのような束ね熨斗の柄で絞りが入っているお着物で
お作りになると柄も流行りがなく成人式の時にもお召いただけます。

袋帯は結びやすく変わり結びが作りやすい帯をお薦めです。


  • ≪成人式≫
    古くは、男子は髪を結って冠をかぶる「元服」、女子は初めて裳を着ける
    「裳着」が大人になったことを表す儀式でしたが、現代では二十歳で成人式
    を行うようになりました。昭和二十三年に成人の日が一月十五日に制定され
    今では一月の第二日曜日に行われます。
    地方では、成人式をお正月の二日か三日にされるところや、逆に夏にされる
    地域もございます。
        

このような流れで成長の節目のお祝いがございます。
まだまだと思っていても早いものですよ。節目の時の思い出をご家族で
共有して下さい。

こちらは、今年の新柄です。
とはいえ、古典柄ですので長くお召いただける振袖です。

忘年会に着物でお出かけ

投稿日:

飲んだり、食べたりする場に着物はちょっと・・・・
とお悩みの方。
高い着物だから勿体ないわ。
それでもおシャレに着物を着たいけどどうしよう。

先日も、そんなことをお考えの方のお話をお聞きしました。

ある方は、記念式典と立食パーティーで着用という事でした。
色々と悩んだ末、やはり着物でと決心されたようです。
流石、お茶をされている方で、TPOを心得ていらっしゃって
『少し身長が縮んだから長襦袢を直して』とおっしゃられてその後
『雨が降ったらいけないから雨コートも丈を直しておいて』と準備を
おろそかにせず、呼ばれたことに対して感謝しぬけが無いようにと
気を配っておられました。

流石です。

これからですと、忘年会や新年会、同窓会のように楽しい食事会も
増えていきます。
そんな時に、着物はいかがですか?

正絹小紋 京染め[江戸五嶋紐監修・ライトグリーン色]
飛び柄ですので、帯合わせもしやすく、季節や年齢を問いません。
色も落ち着いたグリーンの地色に蛍が飛んでいるかのような配置で
その中には厄除けのウロコ模様が施されています。
九寸名古屋帯(正絹)【弥栄織物謹製】「幾何学文様に有職文様の融合柄・ 六通」
遊び心を出してこちらの名古屋帯を合わせてみてはいかがですか。



九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「三彩織格子柄・淡いピンク色・総柄」
品格のある柄ですので、お茶席にも良いですし、お食事会のようにおしゃれに
とお考えの方にもお薦めです。


正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通
こちらは、袋帯ですが、洒落ていますし、とび柄小紋に合わせるのならば
十分おしゃれにお締め頂けます。
軽いですので長時間お締め頂いても楽です。
上の小紋に合わせるとメリハリが効いて宜しいと思います。

これからの季節、着物が良いです。暖かいですし、おしゃれです。
又、他の方からの見る目も違ってワンランク上の雰囲気を味わえると思います。
年末にかけて、着物で楽しんでくださいませ。