抹茶茶碗 お棗 むらたやのお道具

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今日、お客様がお越しになられた時にお抹茶をお出ししました。
こちらの茶碗でお茶をお出ししました。


「国焼きで飴釉の楽茶碗ね」と教えて頂き
思わず「へ~」と口走りましたが、正直分からないので詳しくお聞きしたら
お道具のお話になり、色々と教えて頂きました。

こちらは、値打ちがあるか無いかはさておき、代々受け継いできたお品
のようですので、とりあえず、これからの季節にお抹茶をお出ししようと
思っています。むらたやのお客様にお出しすることで、義母やお婆様もきっと
喜んで頂けるとお持っています。

お抹茶は、「お濃い茶をお薄として飲むと美味しいわよ。」と教えて頂いたので
只今は、京昔でお茶をたてています。

母は、豊昔が好きだったみたいです。いつも豊昔を買ってきて欲しいと頼まれ
ていました。「折角、飲むのだから美味しいお茶がいいわ」とよくおっしゃっ
ていました。私は、京昔でも十分美味しいと思っています。

そんな午前中が過ぎふと思い立ったことが、ブログにお道具を少しずつ載せる
ことで、覚えるし、何があるのかを知ることができるな。一石二鳥だと思い
早速写真を撮りました。
それが、こちらです。
なんと箱の紐が朽ちています。

さあ蓋を開けます

あれれ?木箱の中にまた、木箱?どうもお棗らしいですね。
松竹梅蒔絵?竹吹雪?どんな柄付でしょう?ワクワク(#^.^#)

やはり棗です。私が嫁いでから一度もお目にかかったことはないお品のようです。
主人の祖父?祖母?どなたがお求めになったお品かはわかりません。
どうも義母ではないようです。

村上家の家紋が梅鉢ですので、何かの時には出して使った方が良いかも

ホントに誰が求めたものでしょう?

蒔絵師の名?

ちょっと楽しかったです。
値打ちは分かりませんが、先先代が「むらたや」のお道具として集められた
ようですので、大切に使いたいと思います。

次回は、違うものを記録として残していきます。