振袖と留袖について

もう師走です。来年の成人式の方々はすでにご用意をされてると
思います。

これからという方は、流石に今からお仕立てをするのは難しいので
レンタルをお薦めします。

本来でしたら、お嬢様の寸法に合わせてきちんと見定めてお決め頂いた
方が宜しいと思います。
私も二十数年前の成人式の時両親と一緒に振袖を見に京都まで行きました。
その時は、父が仕事上の付き合いで京都に知り合いがあり地元ではなく
京都に出掛けました。

概ねの呉服屋さんは、京都で仕入れをし地元で売るので、同じといえば同じ
なのです。そこを、「京都まで行って振袖を買ったのよ。」といえば、凄いね。
といわれますが、今になって考えれば同じことなのです。
歳を重ねると良く分かることで、
その時は、お付き合いのため出かけて行って買った。ただそれだけだったのです。
その時の着物です。

これから振袖をお考えになられる方のための知恵袋としてお話します。

着物の中で最も豪華なのが振袖です。未婚の第一礼装と決められています。
袖の長さは、
大振袖(約115センチ・三尺三寸)
中振袖(約105センチ・二尺八寸)
小振袖(約85センチ・二尺三寸)があります。
模様は、絵羽模様という付け方で、着物の上部(上前)は、衿・肩・胸・袖
の縫い目を渡って模様が施されています。下部(衽、下前)・脇・背の中心
を模様が繋がるように施されています。

昭和初期までは、黒地の大振袖を花嫁衣裳に用いていました。(私の母の時代
より少し前の写真で見たことがございます。)
現在では、お色直しの衣裳として色の大振袖を用いられる方がいらっしゃいます。ご友人の結婚式等にお招きを受けた時は、少しひかえられて考え中振袖にする方が無難で良いのではないでしょうか。(私も中振袖でした。)
それでも、お嬢様の一生で一度の成人式だから大振袖が良いわとお考えの方も決して間違いではございませんので是非そうなさってください。
人それぞれの考え方ですので、気になさらずに・・・・・

又、振袖にも染め抜き日向五つ紋を付けていたことがございます。
今日の振袖は、総柄模様で多彩で華やかなっていることから、紋を付けても
目立たないということで、付けなくなりました。
振袖は、紋がなくても、ミスの第一礼装として立派に通用しまのでご安心
ください。

振袖に用いる生地は、朱子縮緬〈シュスチリメン〉や紋綸子縮緬〈モンリンズチリメン〉などの、光沢があり、地紋のあるものが多く使われています。

色々な絞りを使ったお得な振袖です。地は赤で熨斗の柄です。
青海波や松エ霞、菊、流水、竹、梅などを絞りで上手に表現しています。


黒留袖は、既婚者の第一礼装です。格調が高いキモノで、生地は一越縮緬や
無地意匠縮緬等、地紋のないものを用いるのが一般的です。
模様は上半身には付けず、衿下から上前裾、後ろ裾にかけて、絵羽模様に付けられています。裾回しは、表地が引き返しになっており、表と関連のある模様が衽裏に付けられます。主に、吉祥〈キッショウ〉文様・有職〈ユウソク〉文様などを組み合
わせ、金・銀箔に刺繍などの入った大変豪華な着物で、親族の結婚式等、正式な祝儀の席にふさわしい着物となっております。
この着物には必ず染め抜き日向五つ紋を付けます。

※ 以前、黒留袖の下には、白い下着を用いて二枚重ねにして着用していましたが、現在では、ほとんど比翼(付け比翼)仕立てにして着用しています。

これまで、ミス・ミセスの第一礼装を取り上げました。次回は、色留や訪問着
などを書こうと思います。又、ご愛読宜しくお願い致します。

きもの むらたや 

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