お茶の心~お薦め小紋

「残心」という言葉
茶の湯の用語ですが、その意味を紹鷗(千利休を教えた先生)は、
「道具は、取る時よりも置くときに、より綿密であれ」と教えているのです。

確かにそうですよね。

花瓶でもお茶碗でも取る時は、さほど神経を使わなくても粗相をすること
が少ないものです。ところが、置く段になれば「ガチャン」などと大きな音を
たてたり手を滑らせたり大変です。
大切に扱っていても、指輪で「かちん」とさせる可能性があるのでお茶席には
指輪などはタブーとなっています。

幕末の大老、井伊直弼」は「茶湯一会集」で亭主は客の姿が見えなくなるまで
見送る。そして、再び炉辺に独座して独服するのが一会の極意だと教えています。

「残心」は、人だけでなく、お道具のたたずまいに至るまで余韻をのこすものです。

京染め[唐花文・パステルグレー色]
お茶席を彩るにふさわしい上品な小紋です。

京友禅染高級小紋[花の夢舞・友禅]
加工がしっかりとしていますので、着物にしても合わせる帯は、名古屋帯
ですと少々格のある帯を選ばれた方が良いと思います。袋帯は、しゃれ袋帯
で合わせてみてはいかがですか?

京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]
市松模様かと思わせるような地模様のはいった丹後ちりめんの生地に
蛍が飛んでいるかのようなボカシが所々に施されています。
その白地のボカシの中に、淡いクリーム色の厄除けのウロコ柄があし
らっています。

こんな感じに合わせても素敵です。


帯は、【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通の名古屋帯」です。
桜は、日本の花ですので四季を問いません。

ですが、春のお茶会にこのような合わせ方でご出席されるとおしゃれに
なると思います。

こちらは、昔主人の祖父が買い求めたティーカップです。
戦前だったか戦後だったかは覚えてませんが、大切にしまってありました。
これも一つの思い出ですのでこちらのティーカップで2.3回お茶を入れて
皆で祖父を偲びながら紅茶を飲みました。
今度祖父の月命日にこちらのカップで頂きたいと思います。

カップ&ソーサー5客
ティーポット
シュガーとミルク入れ
以上の品がついていました。

思い出の品です。