帯の柄~松について~

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着物や帯の柄と言ったら数えられない程ございます。
松一つを取っても色々な形があります。

唐松、磯松、松の花、若松、光琳松などなどです。
寒さの中でも葉を枯らさない松は、強さと長寿吉兆の意味があり、お祝いの席
で非常に喜ばれる吉祥とされていますので数多く文様化されています。

私共の扱っている名古屋帯や小紋勿論袋帯にも使われています。

例えば、こちら
となみ織物の九百佐賀錦の九寸名古屋帯に施されている柄も松です。


こちらの名古屋帯は、九百佐賀錦と名をうつ高品質の名古屋帯です。
小紋だけでなく無地や柄の少ない付け下げに合わせられます。
九月からのお茶席にお薦めです。

こちらは、藤原織物の名古屋帯です。そこに使われている松の柄は
松葉丸文です。


松と梅と笹(竹)、いわゆる松竹梅と葡萄唐草文様です。
おめでたい文様ですので、お茶席向きの帯です。

こちらは、小森織物の若松菱です。


七宝の中に松を施してございます。一見何の柄?と感じられると思います。
それだけ、松の柄は数多く使われています。

色違いの帯もございます。
色が違えば雰囲気も変わって見えますよね。
私どもも、上の帯を仕入れる時これは良いと思いました。
また、同柄があるとは思わず仕入れました。実際、よくよく見れば同じ柄
ではないですか。
きものむらたやの商品は覚えていたつもりですが色が極端に違っていたので
思い出せなかったのが事実です。(T_T)

九月の濃いめの色の単衣や袷に合わせるとメリハリがついて宜しいかと思います。

こちらは、安藤織物の八寸織成名古屋帯です。つづれ織りの一種です。
こちらの帯は、かなり貴重な品です。


こちらの松は、上のブルーの名古屋帯と同じ松葉丸です。ただ、色合いや作風が
違います。この帯の技法は今ご存命の方しか織れません。
よっていつの日か、織成名古屋帯の帯が無くなることとなります。だからこそ
貴重な帯なのです。“きものむらたや”ではついこの間お求め頂いたばかりですので
今現在は在庫としてはございません。でも又違った感じを今のうちに仕入れたいとは思っています。

こちらは、洛陽織物の袋帯です。お茶席向きの柄行です。


松竹梅のがらですがどれも菱型の中に納めています。松は唐松でしょうから
菱唐松という所でしょうか。

松をとってもまだまだございます。そんなふうに柄を楽しみながら着物や帯合
わせをしたらもっと楽しくなるのではないでしょうか。

一度じっくりとご自身の着物や帯の柄をご覧ください。

夏の茶事~夏の着物と帯

投稿日:

夏の茶事と言えば、朝茶が一番思い出に残っております。
若いころお手伝いで毎年先生のお宅に行ってました。そこで
色々と学ばせて頂きました。「おもてなし」がいかに大変か
ということと、その教えがいざという時に役に立つということを。
もの音をたてず粗相なく、流れよく運ばせることがいかに難しいか
ということを。
夏の早朝、午前6時ころからはじめられます。
席入り、初炭、懐石、中立、濃茶、薄茶の順に行われます。

亭主はもちろんですが、お手伝いの方も大変です。物音をさ
せずにことを運ぶ。静かな朝、床の間、掛け軸と花、お道具。
お客様を“おもてなし”する姿勢が素晴らしいと思います。

多くは、正午の茶事(昼会)です。こちらは一年を通して行われ
る茶事です。茶会の招きを受けますと、招かれた先に挨拶をし
ます。当日は、「寄付」に集まり、お客が揃いますと案内を受
けます。「外待合」で亭主の迎付を受け蹲で手や口を清めて席入
りをします。風炉の正午の茶事は、懐石、初炭、菓子、中立、濃茶
後炭、薄茶となります。

茶事に招かれるとなるとやはり絽の無地が無難でしょう。
勿論、絽の付け下げもありと思います。
暑い夏の日の茶事ですので、見た目も涼しそうな着物が好まれます。

お手伝いの方にお薦めの着物はこちらです。

【小千谷ちぢみ】

【小千谷ちぢみ】

【麻の名古屋帯】

 

【仕立て上がりの名古屋帯】

【絽つづれ】

【夏の名古屋帯】

こちらは、黒っぽく見えますが、紺です。

【紺仁綿紬】

【紺仁綿麻紅梅】

 

密にならないようにお茶のお稽古も増えてきています。
この夏のお茶事はどうでしょう。される所は十分に気をつけて
茶事をされることと思います。
是非、楽しんでください。

覚えておきたい茶道ミニ用語

投稿日:

「初めてのお茶席」、「茶道を習い始めた方」に、又、着物のお好きな方で
「お茶は習ってないけど、いざという時には覚えておいた方が良いかも。」
という方の為に茶道のミニ用語をお話しします。
気軽にご覧ください。

【茶銘】お茶席で茶銘という言葉を聞いたことがあると思いますが熟年され
た方はご存知ですが、習い始めの方は、何のこと?と思われる方もいらっ
しゃいます。実は私もそうでした。(T_T)
お席で正客が亭主に「お茶銘は」とお聞きすることでお茶の大切さが解り
ます。茶銘とは、茶につけられた名前(銘)で茶道のお家元が好みのお茶の
味に付ける名前のことです。濃い茶、煎茶にとってお茶は大切です。
名水のとれる場所の地名や禅語からお茶に因む言葉を引用するなど様々な
名づけ方がございます。

【亭主】茶事、茶会を主催される方を言います

【半東・伴頭】亭主の補助役を務める方のことです。禅院で大衆に粥飯を
供する役目の飯頭からきた言葉とも言われています。お運びとも言いいます。

【詰客】お詰、末客とも言います。お茶席で一番末席に座るお客のことです。
茶事では、正客の代わりにお茶を頂いた後のお道具を返すという大事なお役目
です。概ねお茶席に慣れた方がそのお役を負われることが多いです。

【寄り付き】お席入りする前に身支度をする場所で、部屋を指します。そこは、
亭主の趣向により季節飾りのしつらいや香煎などが頂かれます。
寄付きについての作法はこちらからどうぞ。
香煎のいただき方の作法はこちらから

【点前・点法】お茶を点てる(入れる)作法のことです。

【床の間】座敷を設けて床を一段高くし、掛け軸(掛物)などを掛けて、花入れ香合
を飾ります。座敷に通されたお客様は必ず、お床の拝見を致しますので亭主は、季
節のものやそのお席に合ったものを選んで飾られます。その亭主のお気持ちに感謝
しながら拝見されると宜しいかと思います。

夏の茶事やお稽古にお薦めの着物のご紹介です。

お太鼓柄 麻の名古屋帯

絽の名古屋帯です。気軽に結べる上品な帯です。生地のお色はほのかに
ピンクがかっています。合わせている帯締めは五嶋紐の夏の帯締めです。
こちらも持っていると便利です。


こちらは小千谷ちぢみの紺色です。画像ですと分かりにくいですが、清涼感
ある生地です。こちらはまだサイトに掲載しておりませんが、もしアップしたら
今アップしている小千谷ちぢみと同じ値段となります。こちらからどうぞ

まだまだ、ご紹介したい事がございますので、次回をお楽しみくださいませ

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お茶席向き名古屋帯

投稿日:

少しずつですが、お客様のご要望が届いています。
一つ身(初めてのお孫様)や忙しくない時期に四つ身を決めておこう等。

3月、4月、5月の初めはさすがに厳しかったです。いまも完璧に戻った
わけではないですが、春のお茶席の時期にすべて自粛は本当に気分が
どよんでいました。

「仕立て屋さんに仕事を出さないと」という課題も残っています。
洗張りでも裄直しや身幅直しでもいいから仕事を取ってこないとと奮闘して
います。まだまだ、持ち直すのに時間がかかりますが、頑張っていきたいと
思います。

今日は、名古屋帯をご紹介いたします

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、名古屋帯といえど重厚な感じを受けます。
全体は色紙の図柄の一部を切り取ってあるかのようにも見えますしお城の石垣
の部分に柄を施している様にも見受けられます。
合間に波や七宝などを施して上品に仕上げています。

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「市松に梅松柄・織成なごや」

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席
向きの装い」と言えます。

※現在西陣でこの技法で織れる方はただ一人で尚且つその方はご高齢の為、
いつの日か生産が途絶えてしまうこととなります。だから今現在希少価値の
高い織物になっています。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・市松に四季の花」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
帯自体とても軽く締めやすいですが柄は、大変重厚感があります。
お色を考えると、透けない単衣のお着物に合わせてはいかがですか?

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。
綺麗な黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、
唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してござい
ます。帯のお色がきれいですので今からの時期にはぴったりです。


着物の右前と左前~お薦めの帯

投稿日:

着物を着られる時に右前・左前と言いますが、その言葉の使い方を
誤解していらっしゃる方も少なくありません。

ご存知の方が多いかもしれませんが、今一度お話します。
ご自身で着られて、上にくる方が前と思われている方がいらっしゃいます。
着物を着られる場合、前とは胸に近い方を言いますので右前が正解です。

そして、右前であるわけは、ほとんどの方が右利きということで、
右手がすぐ懐に入れられて懐に入っている小物をすぐ取り出せるという
合理性が必然的にルールを生み出し、作法になったといいます。

「生きている方は、右前。亡くなられた方は左前。」というのは
勿論、ご存知でしょう。
転じて、財産が傾くと死に近くなるという意味から「左前になる」という
言葉が使われます。
また、品物が使い物にならなくてオシャカになるとかオシャカにしたと
言います。これは、お釈迦様が左前の着物を着て寝ている所からきた
ものです。

先日は、小紋のお薦めをしましたので今回は、帯のご紹介です。


藤原織物の名古屋帯です。
お色がきれいですので、これからの季節に映えるのではと思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「有職文様段・六通」

年齢を選ばない名古屋帯です。
気軽に、お稽古やちょっとしたお茶会、会食などに是非どうぞ。

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通

モノトーンのお色ですのでおとなし目に感じます。だからこそ
合わせやすい帯といえます。黒地ですが、帯自体が軽いですので
これからの小紋にメリハリをつける際に重宝します。

九寸名古屋帯(正絹)【大光織物謹製】「伊勢型紙浪漫・全通」


こちらは、特に薄くて軽い名古屋帯です。スリーシーズン用ですが、
裏を絽にすれば全通の袋帯にもなります。
気軽に結ばれるなら名古屋帯が良いとは思います。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「幾何学模様・菱垣重ね」

幾何学文様ですので結ばれる年齢は関係なくご使用になられます。
合わせる小紋のお色によって色んな表情をしてくれます。
気軽に結べる一本と思います。

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お聞きしたい事があれば下記のお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
遠慮なくどうぞ質問して下さい。

お茶の心とお薦め着物と帯

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茶の心・・・・・「百尺竿頭一歩を進める」
百点満点で満足しないでそれ以上のものを目指す。
かと言って百十点を取るという意味ではないんです。
百尺の缶竿を上りつめて、さらに登れば墜落します。
頂上を確かめた上で少し降りなければならない所を見つけるのです。

千利休が豊臣秀吉を茶に招いた時のお話です。
最高の客来ということで弟子たちは大騒ぎで準備をし、庭や路地などは
塵一つないほどに掃き清めました。
下見に来られた千利休は、暫く眺めていたのですが、突然庭木に手を
かけて、ざわざわとゆさぶりまし。
せっかく掃除をした庭に木の葉が5,6枚パラパラと舞って散りました。
家人は、びっくりしたとの事です。しかしながら、改めて見直すと庭の
風情が格段に良くなっていました。

百達成して戻るのは、手を抜くのではなく風情なのです。
お茶の世界は、特にそうなのだと思います。

お薦めの小紋と帯

こちらは、京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]です。
お茶席に重宝する小紋です。
単衣にされても宜しいかと思います。

合わせる帯は、名古屋帯、しゃれ袋帯などでしょう。


こちらの袋帯を合わせるとメリハリもありおしゃれになると思います。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】
「有職段文に菊づくし 六通」


しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
段々によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

今は、自粛ムードですのでお茶会の話を聞きません。
この度、「益田まつり」「万葉まつり」もございません。
3/29日に予定していた桜を見ながらのお茶を出す会もキャンセルとなりました。
ですが、茶道をされている方は、研修会などはきちんとされて日頃から
鍛錬されています。いつなんどき何があっても良いように日々努力をされて
いらっしゃいます。素晴らしいことです。

私も、少しでも皆様にご協力ができればとブログで「きもの」「お茶会」「お茶」
について発信していきたいと思います。

LINEでも発信しております。是非ご登録お願い致します。
入荷したてのお品や、今のお薦めなどを載せています。
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又、お聞きになりたい事があれば遠慮なくお問い合わせくださいませ。

 

単衣向きの着物と帯

投稿日:

春にお薦めの着物と帯のご紹介です

こちらは、特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】
「九百佐賀錦・唐華・六通」

きれいなレモン色の帯です。一見合わせる着物が難しいように
思えますが、帯の中の唐華のお色で合わせるとしっくりくるのでは
ないでしょうか?
例えば、こちらの小紋を合わせたらいかがですか?

唐華の中にこちらのお色が使ってございますのでしっくりくると思います。
プラチナ箔で施されている小紋柄ですので高級感がございます。
生地も紋意匠生地ですので光沢もございます。

こちらの小紋は、、京染め[紋意匠に縦に唐華文様です。
地色がお茶席向きのグレー系の紫ですので落ち着いた雰囲気になります。
こちらで合わせても宜しいかと思います。

こちらの名古屋帯は
特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 縅花段文 六通」

こちらの帯は、何度かブログでご紹介させて頂きました。
ホントにお薦めですので再度ブログに登場させました。
上品で格がありお茶席に大変重宝するお品です。
色無地に合わせたり、付け下げにも合わせられます。
名古屋帯は、本来は小紋などに合わせるべきものなのですが、作りが
格が高い名古屋帯も沢山ございます。そんな帯は、無地・付け下げに
合わせても十分と言えるでしょう。

こちらの小紋に合わせたり、

こちらの小紋に合わせたりと色々と楽しめます。

こちらは、単衣向きの小紋です。
江戸小紋染めで染め上げています。紋意匠生地で光沢が少しあります。


画像より実物がやはり良いです(T_T)
単衣にされて藤原織物の帯を合わせられると5月の後半から6月・9月の
お茶会にお使いいただけます。

 

只今、店舗では春のSALEを行っております。

サイトでもSALEをしておりますので是非覗いてみてください

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気軽に名古屋帯と正式な袋帯

投稿日:

お茶席にお薦めの小紋、名古屋帯、袋帯、無地感お召など
取り揃えております。

今、お茶会が延期になったり、中止になったりと気分が低迷することが多いなか、
室内でも庭園を拝見しながらお茶を頂く。いわゆる締めきっていない所でお茶を
頂けるところは中止とはなっておりません。
そうなると少しは豊かな気持ちにさせて貰えるのではないでしょうか。

気分転換にネットで着物や帯を観るのも目の保養になります。
そんな時、是非“きものむらたや”のサイトをご覧ください。
⇒https://www.kimono-murataya.com/

 

【お薦め名古屋帯】

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】
「市松地に唐草文様・ライトグリーン色・六通」

色は品のあるライトグリーン色に、柄は古典的で流行のない更紗と小花の
柄を全体に配置してあります。地模様は縦線、横線、の交互の市松模様の
地紋が織り上げており、見る角度によっては、より地紋柄が浮かび上がります。


九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプのオシャレ感
を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に七宝模様の柄が施
されています。 しかも全て柄のある全通の帯という、贅沢な逸品です。

こちらは、好きずきのある柄と思いますが、合わせやすい帯ですので重宝する
こと間違いなしです。
お茶席、お稽古にどうぞ。

色違いもございます。こちらからどうぞ

【お薦めの袋帯】

特選西陣織袋帯【山城機業店謹製】「寿宝尽くし段文」

能装束唐織は、西陣を代表する織物「唐織」は綾織地の上に多彩な色糸を
使い、 柄を刺繍のように縫い取りで織り出す技法で、錦地の中で最も高級と
される織物です。将軍など限られた人の装束や能衣装として用いられていた
技法です。黒地に色とりどりでおめでたい柄、吉祥文を施しています。

こちらクラスは、色留袖、訪問着、紋付無地、付け下げに結んでください。
黒留に結ぶには少し地味になりがちかもです。格からいうと黒留クラスには
重宝する帯ではございます。

こちらは、お茶席向きの袋帯です。

特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。
勿論、結婚式の披露宴や結納のお席で結んで頂ける礼装用袋帯です。

こちらは令和の帯です

令和を記念して作られたお品です。
上の方は令和にちなんで100の柄の違うおめでたい吉祥文様を施してございます。
下の方の柄をお太鼓にしても良いようにできています。
裏はこんな感じです。

こちらの令和の帯はネット通販では受け付けておりません。
(ネットに出さないようにと仕入れ先から忠告されました)
ですから、お電話もしくはお問い合わせからご連絡いただけると対応させ
て頂きます。下記のお問い合わせフォームからでも大丈夫です。

きものむらたやのLINE公式アカウント:https://lin.ee/pqRjwDg

 

お茶席向き名古屋帯

投稿日:

お茶席向き名古屋帯のご紹介です。
こちらは、小紋から無地、柄の少ないおとなし目の付け下げに合わせることが
できる色々と重宝する名古屋帯です。

「帯のお太鼓が一重だからお茶席に無難な無地には結べないわ」と思われて
いる方にこそよくご覧いただきたいお品です。

「藤原織物 謹製」の九寸名古屋帯です。


色違いはこちらです。

紹巴という、しなやかな帯地に鎧の「さね」の部分を模様化した名古屋帯です。
格式が高く上品に施された「縅花段文」です。お茶席やちょっとしたお呼ばれ、
改まり過ぎず、きちんとした装いの時に合わせる帯としては大変重宝します。

【品 質】
・藤原織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№107
・絹90% ポリエステル5% レーヨン5%(金属糸風)
・日本製
・六通柄
・紹巴 縅花段文

 

九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】「牡丹唐草文様・全通」

この帯のグレードでお茶席に重宝する帯はなかなかご縁があるものでは
ございません。
こちらの名古屋帯は、全通ですのでお茶をされている方、着物でお過ごしの方
には大変魅力ではないでしょうか。
しなやかに織り上げられたホワイトグレーの地色に菊菱文を配した帯地に
牡丹唐草を施しています。

【品 質】
・創作帯いまむら 謹製
・日本製
・全通柄
・絹:88% レーヨン・ポリエステル指定外繊維:12%

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプのオシャレ感
を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に七宝模様の柄が施
されています。全通の帯ですのでこちらも又贅沢なお品です。
品格のある柄ですので、お茶席にはお奨めです。

【品 質】
・山田織物 謹製
・西陣織工業組合産地証明証紙№326
・絹 100%
・日本製
・全通柄
・グレー色
・院蔵特殊織裂
・生地幅 :約35.0㎝

 

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50代からの春の小紋と名古屋帯

投稿日:

春の小紋と名古屋帯のご紹介です。

こちらは、プラチナ箔を使用しているとび柄小紋です。
柄は、「松」です。常緑樹の松は、色の変わらぬ不変性が尊ばれいます。
吉祥の木とされていますので、お茶席でのお手伝い、野点のお点前の時に
お運びで着用されると、緑陽樹合い重なって上品に映るのではないでしょうか。

こちらも同じで、プラチナ箔使用の小紋です。

柄は、同じ松文ですがお色がグレーですので少し落ち着いた感じになり
お茶席にはぴったりです。

両方の着物と合う帯をと言われたら難しいですが、
こちらの帯なら対応できます。
特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「瓢箪に蔦唐草文様・六通」

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、大変珍しいお品で、名古屋帯といえど重厚
な感じを受けます。柄は、瓢箪と蔦唐草で施されています。地色がアイボリー
ですのでどのような柄のお着物にも合わせやすくお茶席等の雰囲気に溶け込み
やすく格の高い名古屋帯になっています。

又、特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「小花色紙紋・六通」

梅や菊をモチーフにして変化させたもののように見受けられます。
波や七宝なども施してあり、全体は色紙の図柄の一部を切り取ってあるか
のようにも見えます。合間に波や七宝などを施して上品に仕上げています。
流行に左右されない古典柄ですので長く結んで頂けるお品です。
格も有りますので小紋だけでなく無地や付け下げにも載せてみたらしっくり
くるのではないでしょうか。

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

 

地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。合わせる帯も幅広く、
袋帯や九寸名古屋帯で着用のシーンが広がる重宝する一品です。
年齢は問わないお品です。若い方から、ご年配の方までお召いただけます。

こちらの小紋にお薦めの名古屋帯は
特選西陣織九寸名古屋帯【山田織物謹製】
「有栖川文様・紺に引き箔・六通」

紺地に引き箔そして鹿文。有栖川文様の素晴らしい所を施してある
名古屋帯です。

こちらは、特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】
「市松に梅松柄・織成なごや」


織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
こちらを織る方はただお一人で尚且つご高齢すので織れなくなったら手にする
ことが困難になる価値の高い八寸名古屋帯です。

 

正絹小紋 京染め[地紋おこし染め・ユリの花の総柄模様]

草花の地紋のある生地にユリの花を施してございます。
ユリと地紋とのコントラストが絶妙なバランスで仕上がってございますので
遠近感も感じられます。地色は、柄を邪魔しないためになのか、グレーがかった
淡いピンク色となっておりますが、主役のユリの花をしっかりと表に出している
ハイセンスな総柄小紋となっております。

こちらのような総柄の小紋はシンプルな帯がしっくりきます。
例えば、
九寸名古屋帯(正絹)【弥栄織物謹製】「幾何学文様に有職文様の融合柄・ 六通」

地色は涅色で、一定間隔で遠近感を出している直線に、長方形が
ランダムに並んでいてその中に有職文様が施されています。
基本幾何学文様ですが、有職文様を施すことによりお茶席などにも重宝
する名古屋帯となっております。

 

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他は、30%off(江戸小紋を除く)を実施しています。