春の感謝SALE

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【本日のおすすめ】

キビソ・・・・お蚕さんが一番初めに吐き出す糸のこと。緒糸とも呼ば
れています。

ごわごわと硬く繊度が不安定なため本来は生糸を引く際に取り除かれ副蚕
として絹紡糸の原料として使用されますが、上手にその糸を使ってもじり
織ではなく従来の羅の粗さをイメージして経糸緯糸に太糸、細糸をバラン
スよく織りあげた帯を作られました。染帯の部類になりますが、張りがあり
結んでもしっかしとした安定感のあるお品となっております。

「キビソ」自体が数が少ないため大変貴重な帯となっております。

 

 

お茶会向きの小紋
油滴天目茶碗をイメージして作られた小紋に合わせています


きものを単衣にされても良いですし、袷にされても良いです。

帯を明るく織成袋なごや帯に合わせました。

鱗文様の帯の柄ですので季節に関係なく結べます

紋意匠生地に4色か5色で斑文 (はんもん) を表現してその上からお色を
かけるという手の込んだお品です。

 

こちらは春らしい小紋です。綺麗なブルーです。


柄はとび柄ですので、お茶席向きです。

 

 

 

お勧め小紋と名古屋帯

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大寒が過ぎると本格的に寒さが厳しくなってきます。
お家から出ないことが多いです。

そんな時、お家でできる普段と違った楽しみ方として
着物を着てみてはいかがですか?
きものと帯合わせを考えるだけで楽しいです。

勉強にもなります。

巣ごもりをしている間にご自身の着物をご確認してみてはいかがですか?
そうやって春が来るのを楽しみに待つのも良いですね。

【お勧め小紋】
春の小紋でこちらはいかがですか

「月の紋」

【華菱文】

【丸に南天】

こちらの二点の小紋はまだアップされていません。来週中には投稿予定です。
(南天・華菱)

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】
織成なごや袋帯


こちらは、格のある帯です。鱗柄で厄除けの柄でもあります。
お色が数色使われていますので着物のお色はある程度合わせやすいです。
とび柄小紋、江戸小紋、無地、付下げあたりに合わせることがきる帯です。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】


こちらの帯で合わせるとメリハリが付きます。帯締め帯揚げで楽しめます

 

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】


淡いお色で合わせても楽しいかと思います。帯締めを濃いお色を持ってきて
楽しめます

 

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】

こちらも季節を問わない帯となっております。地色に似たお色が帯の中に入って
いますのでどの小紋でも合わせられます。

かなりお勧めの帯です。

 

お薦め名古屋帯

投稿日:

【お勧め名古屋帯】

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「紅型の雲取り模様・織成なごや」

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席向きの装い」と言って間違いないでしょう。芯を入れる必要がないため、軽くて結びやすいという利点もございます。一般的な袋帯に劣らない格があります。

【坂井教人作・無地付下げ】

こちらのようなお着物に織成袋なごや帯を合わせるとお茶会などに重宝します

 

九寸名古屋帯(正絹)【濵ちりめん染帯・お太鼓柄】

濵ちりめんの生地にお太鼓の部分が市松柄となっています。上品なお色です
ので着物と合わせて素敵な外出着を演出してくれる帯となります

[紋意匠に縦に唐華文様]

こんな感じの小紋で合わせられても良いですし、着物を同系色で合わせて
帯締めで全体を締める感じにされても素敵です

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことの
ある大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処で、真の良い
洒落帯を作っておられます。しなやかなハリと締め心地の良さを持つ
上質な博多織の帯。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いの
お着物におすすめです。

京染め[紋意匠に葡萄唐草文様]
こんな感じのとび柄小紋であわされても良いですし、総柄小紋で
あわされても宜しいかと思います。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】
西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。
こちらの機屋さんは、袋帯でも裏地も同じ機で織っていますので、しなや
かでありながらハリがあり軽い帯地が特徴です。ベージュ系の帯地にブルー
の花々を施してございます。おしゃれで粋で都会感覚の名古屋帯です。

特選色無地無地 [斉藤三才のぼかしの無地・八掛付き]

こちらの無地に泰生の洒落感のある名古屋帯を合わせるのも素敵です。

となみの九百佐賀錦の唐織の名古屋帯を合わせるとぼかしの無地が紋付き
でも十分結ぶことができます。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても軽く
締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な黄色のお色に唐華を
施してあり、格高い名古屋帯となっております。

ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

 

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品です。
こちらの小紋に「となみ織物」の名古屋帯を合わせても素敵です。

これからの季節、大いに楽しんでくださいませ。

 

 

お勧め小紋と名古屋帯

投稿日:

先日、「これいいなぁ~」と思う小紋を仕入れました。

ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

 

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品となっています。
お色は、四色。京紫色、葡萄染(えびぞめ)、白菫色、山吹茶等の近寄ったお色

これからのお茶会でお手伝いやお稽古、普段のお着物生活でお召いただいても
おしゃれで粋になります。

合わせる帯は名古屋帯。

お薦めは、こちらです。
【染帯・市松柄】

【名古屋帯/濵ちりめん染帯・お太鼓柄】
 
上品な染帯です。普段から気軽におしゃれに結んでください。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

こちらは、掛け軸のような名古屋帯です。シンプルに帯のお太鼓の部分にだけ
柄がございます。シンプルすぎて逆に難しいかとも思われがちですが、合わせ
る着物は、小紋でいろいろな柄があっても華やかすぎないタイプでしたら合わ
せ易いかと思います。上のろうけつ染めの小紋あたりでもしっくりくるのでは
ないでしょうか。


出す位置で後ろからの雰囲気が変わります。

 

網代のきもの(伝統工芸品)西陣着尺、お召地を組織化した反物

網代紋とは桧皮(ひわだ)や竹、葦などを細く薄く削って斜めや縦横に
編んだものを言い、天井や垣、屏風、団扇などに広く使われ、きものの
柄として好まれています。西陣着尺の内の一分野であるお召地を組織化
したもの。

特選塩瀬 和染紅型 栗山吉三郎の染帯

有名な「染の北川」が生み出した生地を使用。
(和木沢絹や松岡姫。そこから7年かけて出来上がったゴールドシルクを経
てさらなる白さとやわらかさを追求して生み出す。)
今回使われている生地がこちら≪CHUL THAI No.6≫の白生地です。
その生地に沖縄の紅型に魅せられた栗山吉三郎氏が、沖縄の色彩豊かで美し
い紅型染と日本のしっとりとした深みのある伝統色がをかけ合わせ素敵な
染帯に染め上げました。

同系色ですがこちらの帯を合わせると上品になり素敵になると思います。

たれの部分が無地の場合と柄の場合どちらでも大丈夫です。
しかし、メーカーお薦めは無地のようです。そして何より、柄の部分をたれ
にすると表の長さが多少短くなると思います。(たれの部分だけ裏に回るので)

 

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」

こんな感じであわされてもメリハリがあり良いと思います。

これから、師走、年が明け初釜となります。そうなると少しは落ち着いた感じの
きものもあれば重宝します。
そんな時、こちらはいかがですか?

こちらは、無地付下げです。

特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

上前の地紋の柄です(かたくり)


上前と衽の地紋の柄合わせです

 

後身頃の裾の地紋の柄合わせ

下前の裾の地紋の柄


お袖の地紋の柄(右の後ろと左の前にある)


八掛の柄

このように、裾とお袖に地紋があり八掛付きの無地です。地紋の付き方は
付下げ調です。
衿元は無地ですっきりとしています。
ベージュ系ですので帯は合わせやすいお色と言えます。

私がお勧めするならば、
袋帯でこちらです。

正統派でいくなら
特選西陣織袋帯【京藝謹製】「謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし」


どちらのタイプでも楽しめる帯です。
お若い時は上の柄で、65を超えたら下の帯の柄にされるようにプレスなどの
クリーニングをされたらいかがですか一本で二度楽しめる一生の帯です。

特選正絹西陣織袋帯 【大庄謹製】 灰紫色・モザイク文様

文様は幾何学模様でですので季節は関係なく結ぶことができます。お色は秋から
冬にかけて、また着物が淡いお色ですとメリハリを利かせるに十分な素敵なお色
です。

正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」

お茶席には大変重宝する帯です。

白地にグレーでおめでたい松竹梅をお洒落に粋に変形させて施して
ございます。真っ白ではなく少しグレーが入った多少光沢のある帯です。
お茶席には最適な帯です。

しゃれ袋で気軽におしゃれにお召しになられたい方には
正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】全通


しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣の
ようにふんわりとした風合いです。

 

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「ルーマニア立菱縞文、有悦織」

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「名物裂有悦織、太子間道柄」

こちらのタイプは紬のような洒落ものにも素敵に結べますが、たれものの
着物にも合わせられる重宝する帯です。控えめなお茶席や普段のお着物に
おしゃれにされたい時にどうぞ。紬のお着物でお食事会などとか(#^.^#)

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「紅型の雲取り模様・織成なごや」

なごや帯ですが、織成(しょくせい)とという綴織の一つの織ですので
格があり、無地に結ばれて大丈夫な帯です。こちら重宝する帯です。

八寸ですのでかがるだけですので軽く結びやすく締まりもいい。
無地や小紋、紬などにも結ぶことができ重宝します。

是非ご覧ください

お問い合わせはこちらから

 

秋のお薦め着物と名古屋帯

投稿日:

【網代のきもの】

網代紋とは桧皮(ひわだ)や竹、葦などを細く薄く削って斜めや縦横に編ん
だものをいう。(お召しの組織化したもの)

こちらのきものに合わせるお薦めの帯

希少価値の高い「織成袋なごや帯・安藤織物謹製」です

つづれ織りの一種ですので、無地、とび柄小紋、江戸小紋、柄の少ない
付下げに合わせたり、普段使いですと大島や結城などに結ばれてお出か
けされても宜しかと思います。

こちらは塩瀬の帯です。栗山吉三郎の染です。

同系色系統ですが合わせた時、上品な感じになります。
こちらのタイプはパターン1ですたれの部分が無地となっております

パターン2

パターン2の方はたれに柄がございます。どちらでもお仕立は可能ですが、
メーカー推奨は無地です。その方がすっきりしています。それからたれの部分が柄になるとそれだけ帯の長さが短くなります。

こちらの帯に
お手持ちの大島や結城紬に合わせても素敵です。ちょっとした会にご出席
の場合にはおしゃれになると思います。

 

こちらの小紋に塩瀬の染帯を合わせても素敵です。
気軽なお茶会でしたら重宝する合わせ方です。

 

おしゃれにお召しになりたい方にお勧めのきものはこちらです
秋月洋子監修 [格子柄・ダーク・ブラウン色]

着物は勿論ですが、コートとしてもお仕立ができます。
秋ですので濃いめのお色をお薦めしてみました。

特選西陣織九寸名古屋帯【織楽浅野織物謹製】


大変シンプルな柄行ですたった一つの線がポイントです。その線をどの位置
に持ってくるかでお太鼓の雰囲気が変わります。これだけシンプルですので
着物は総柄の小紋など持ってきても粋になるのではないでしょうか。

色合い柄行からいって上の秋月洋子監修格子柄のきものに合わせてもおしゃれです

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金彩加工で縁取りされた柄に、白で染めた古典的な華文をとび柄にあしらった
上品な小紋です。

同系色の塩瀬の帯に合わせてもいいですし、
黒地にブルーの菱柄の八寸なごや博多帯【大倉織物】に合わせてもおしゃれです

こちらは、小紋の柄の雰囲気と似た感じですので尚更マッチします。

こちらは袋帯です

お茶をされる方にも絶大な人気を誇る「名門ふくい」の袋帯です。
しなやかで、ハリ感のある帯地で、軽く、スリーシーズン用に作られた帯です。
帯地が薄くて軽いのでこれからの季節にはちょうど良いです。
あえて時期を限定してお勧めするなら、秋の単衣、秋の袷のお着物にどうぞ

 

秋の単衣のきものと帯

投稿日:

単衣向きのお勧め小紋を選んでみました。
こちらは、単衣でも合わせでもどちらでもお薦めできるお品です

【小紋】


 

 

白綾苑大庭 謹製の名古屋帯
小花色紙紋の六通で、格のある帯となっております。
紫、ブルー、金茶のお色と花々をあしらった感じは、お城の石垣を思わせる
雰囲気で続いています。花も季節を感じさせない抽象的な描き方でですので、
九月から五月まで結んでいただける重宝する名古屋帯です。

織成袋なごや帯
つづれ織りの一種の帯です。こちらは、織られる方が引退されましたので
むらたやには、織成袋なごや帯はこちらの柄を含め三点となってしまいました。
問屋さんにも数点した残っていませんでした。
それも、この度引退されるということで、売れ残っている可能性は低いです。

本来は、一本欲しい柄があったのですが似た色合いがございましたので断念
した次第です。

紋意匠生地に月象紋のとび柄小紋
「月」ですので、お月見など月に関係するお茶会や会食など、普段使い
の着物として活躍してくれる一品です。



白綾苑大庭の名古屋帯で、源氏香に秋草の模様です。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

東京染め小紋「貞子好みより」


ライトブラウン、お茶席や観劇、ちょっとした会食などいろいろな場面で
重宝されます。

合わせる帯は、名古屋帯やしゃれ袋が宜しいかと思います。


こちらで合わせると全体的に系統がいっしょですのでとても相性がいいです。
帯締めで全体を締めるとなおいいと思います。
八寸帯ですがつづれ織りの一種ですので格がございますので、江戸小紋の技法
で染められた着尺と合わせるとなお良いと思います。

季節柄、黒というお色を持ってこられてもおしゃれです。ブルーのお色が
映えています。こちらの帯ですと、お着物が、淡いグレーやブルーのお着物
にもとても合います。
こちらは、大倉織物の八寸なごや帯です。観劇、お食事会、お稽古に重宝します


こちらは、黒地に菱の中にいろいろな柄をあしらっています。兎や菊などですので
秋というか、これから時期に結ばれると粋ですね。

 

 


こちらは、染帯です。これからアップする予定の商品です。
小紋とあわせて気軽に結んでください。

京染め[紋意匠に縦に唐華文様]

合わせる帯としてこちらの名古屋帯はいかがですか

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。
こちらの機屋さんは、袋帯でも裏地も同じ機で織っていますので、しなやか
でありながらハリがあり軽い帯地が特徴です。ベージュ系の帯地にブルーの
花々を施してございます。おしゃれで粋で都会感覚の名古屋帯です。

秋からの着物と帯~コーディネート

投稿日:

立秋も過ぎましたので秋の装いのご紹介をします。

単衣にも袷にもお勧めの秋の付け下げと袋帯【加納幸謹製】

※付下げは、サイトにアップしていません(#^.^#)

これからの付け下げと袋帯

付下げはご連絡いただければ詳しいことお伝え出来ます。
帯はサイトに載っています。松竹梅の帯です。

こちらは付下げがサイトに載っていて帯はまだ載せていません。

付下げはおお色がきれいでお正月などの初釜にいい着物です。
もちろんパーティーや観劇、入卒などの行事の時にもどうぞ

御所解模様の訪問着(棒霞)

こちらの訪問着は、細かい柄ですので本来なら帯の柄が大きな柄で合わせ
た方がいいのかもしれませんが、こちらの帯が108個の宝尽くしで、大変
縁起のいい柄となっている『令和記念のの帯』として作られたお品です。

こちらの訪問着もお勧めです。

こちらの訪問着もお勧めです。合わせる帯のお色は範囲が広いです。

柄も上品ですので50代から着物をお選びになられる方にはこちらのような
訪問着をお勧めいたします。今は地味でも帯によってずっとお召いただけます。

こちらの訪問着と袋帯、特に袋帯がお勧めです。留袖にも色留、訪問着
格の高いお着物にずっと結んでいただけるお品です。

訪問着も流れるような柄付です。

 

ロウケツ染のきものです。おとなしめですが、品があってこちらもずっとお召
いただけます。

どちらかというと50代からのきものです。もちろん60代の方70代の方にも
お勧めです。
帯が派手と心配でも安心してください。「令和の帯は一本で二度おいしい」です↓↓↓こちらが反対側(手先側)の柄です

こちらは大人しめです。

秋からのきものと帯そしてコーディネートも合わせてご紹介いたしました
ほんの一部でしたが参考にしてください。

気になれば遠慮なくお問い合わせくださいませ

夏のきものとコート生地

投稿日:

蒸し暑く、風のない日などにお薦めはやはり
“小千谷ちぢみ”でしょう。盛夏のおしゃれ着として最高です。
涼しくて肌触りが良く、麻繊維ですので汗を吸収しやすく、肌に
べとつかないという利点がございます。
ただ、麻なのでシワになりやすいのが難点です。

しかしながら、麻の風合いは最高です。
ですので、朝の茶会や昼下がりのお出かけに是非お召いただきたいお品です。

「縮」と言えば小千谷の名が浮かぶほどその歴史は古く、また広く世に知ら
れています。苧麻(ちょま)の手紡ぎ糸を使って一面にシボのある夏向きの
きものです。記録によると1000年以上前から生産されていたと言われています。

モスグリーンの「小千谷ちぢみ」と麻の名古屋帯

小千谷ちぢみと絽の帯

夏のきものと麻の帯

 

こんな感じで気軽にあわせて、夏の行事にご出席されてはいかがですか?

夏のコートもお薦めです。

☆紗のコート・スリーシーズン用(真冬以外)

【品 質】

  • しおりべ®紋紗コート生地
  • 生地・素材   正絹100%
  • 平織と絡み織り
  • 長さ    :         約12.8m
  • 生地幅 :   約38.5cm
  • 真冬以外のスリーシーズンにお召し頂けます。
  • 防水加工済み

お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋や織のおきものまで、幅広くご活用
頂けます。お急ぎで時帯なく思うように結べなかった時にもお太鼓の形を
隠せて便利です。

☆スリーシーズンのコート(真冬以外)
奄美大島本泥染技法と最高峰の染技術の融合

 

【品 質】

  • 女性用 奄美大島 本泥染 コート
  • 生地・素材   正絹
  • 本場奄美大島本泥染めの証紙 有
  • 奄美伝統染色家 赤塚次男
  • 長さ    :         約10.1m
  • 生地幅 :   約38.5cm
  • 真冬以外のスリーシーズンにお召し頂けます。

【着用時期】
まだ花冷えする季節から初夏、夏、初秋の涼やかな日にどうぞ。塵よけとしてもお役立ちいただけます。

【奄美大島本泥染め】
本泥染めは、テーチキの木を煎じて染め上げ、奄美地方に大古より湧出する泥を用い、自然に発色させており、独自の色合い、深味、落ち着き、渋さ等を備え持つ、正に日本風土を染め上げたて言っても過言ではない、最高級の染技法です。
又、何度も繰り返し染色を行うため、生地質も強くなり、母から娘へ、娘から孫へと親子三代、二百年以上もその美しさを失くことなく本当の意味での家宝ととしていつまででもお召しになれる着物です。

着物の部分名称とお薦め夏のきものと帯

投稿日:

きものについての常識語として呉服屋さんや仕立て屋さんが使っている言葉
私共は当たり前のように使っていますが、ご存知でない方が多いのではとの
ご指摘を受けましたので、まとめてみたいと思います。

※すべてを書き記すことはできませんので抜粋しています

 

【寸法を測る時の重要視】
着物を仕立てる時に襦袢と着物の裄が合わないといけません。
裄は、肩幅と袖幅を合わせたものを言います。
襦袢と寸法が同じでないといけないのは、肩幅です。
着物の袖幅は、襦袢の袖幅より2分くらい長いです。

ヒップやバストの寸法で前幅や後幅が決まります。
(若いころの着物で着物の重なる部分が少ないとはだけます。そんな時は幅だし
をされると着用可能となります。)

【着物の部分名称】
裄=袖幅+肩幅(図の通り)
裄(ゆき)    着物の背縫いの最上部から肩先を通り袖口までの寸法
前幅       前身ごろの裾の幅。
後幅       後ろ身ごろの裾の幅
袖丈       袖山から袖下までの長さ
袖付け(袖付き)   袖と身頃が接続する部分のこと
繰越       着物の衿を抜いて着るために必要な部分
身丈       和服の身頃の長さ。測る時肩から又は背からで長さが変わる
衽(おくみ)    身を置くので、置く身が衽になったようです。概ね四寸幅と
決まっていますが、その方の体型によって多少変化します。
ふき       袷の場合、袖口や裾に表から少しのぞいている部分。
「ふきかえし」という意味。袖口や裾が痛まない為にある
         袷の場合の袖口・裾に八掛が少しのぞいていることをさす。身八口      元々発汗作用の多い子供の為にできた脇の口が始まりですが、
八枚に裁ち分かれた身頃と袖をしっかりと繋いでいる場所。

※夏は、この身八つ口から入る風が胸と背中にまわり涼しく、冬はここの空気が
暖まる。身八つ口で身幅の調整をしたり、手を入れて衿元や、脇の始末をします。
若い方は帯を上めに結ぶので袖付きは短め。帯を下目に結ぶ人は袖付けをよくとり
身八口が余りあかないようにすると上品に着こなせます。(5寸5分~6寸くらい)

こちらは、気軽に着れる綿紬です。
これからの季節に絽の帯と合わせてどうぞ

半幅の帯で合わせても宜しいかと思います
博多織紗四寸単帯【井上絹織謹製】

夏の着物 小千谷ちぢみ(麻)

清涼感があります。お色も綺麗ですので夏にはぴったりのお着物です。
お稽古に普段使いにどうぞ。暑い夏でも涼し気に見えますし上品です

こちらはお色が紺です。濃いお色ほど透け感が良く分かり、夏の白い
お襦袢が透けるところが涼しそうに感じさせます。

こちらの絽の名古屋帯と合わせたらいかがですか

夏・西陣織九寸名古屋帯【佐々木染織謹製】

夏・西陣織九寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】

夏<横絽>・西陣織九寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】

 

着物のカビ予防のための企画~単衣の着物と帯

投稿日:

先日、お客様とお話をしていたら、

「どうしても喪服がカビになっちゃうのよね。シミにもなるし。」
「どうしたら良いのかしら。」「やはり虫干し?」「面倒よね」
「でもいざという時出したら着れないなんて嫌だし、せめて喪服ぐらい自分で
着れるようになっておきたいじゃない。」

等々。

そこで、「着物のカビ予防のための着方教室」を考えました。
普通の教室は、何処もされていることと思います。
(以前はむらたやでも行っていました。)
今回は、着方を習いたいのではなく、
「着れるけどわざわざ家で着物を出して着ないわ。」
「帯が少し不安。ちょっとアドバイスが欲しいわ。」
などと各々が教えあって談笑して気分を変え、着物のお手入れの代わりに
着物を着てみましょう。という会です。着物は何を持ってこられてもOKです。

とにかく、箪笥から着物を出してみることから始めてみましょう。
そして、ご自身で着る勇気が出ればその時に皆様で「ランチ」というのも
良いですよね。

「着物を着る機会もない。」「せめて喪服ぐらいは自分で着たい」
「我流だから、みんなの着方を見てみたい」というご意見の元
お教室ではなく着物を着て風を通しカビ予防をしましょう。
先生は各々が先生です。場所だけ提供しますという企画です。
勿論、経験のない方でも大丈夫です。

(やはり、ソーシャルディスタンスを考え1日5名まで、と考えております。)

箪笥に仕舞ってある着物をカビ予防のために着てみませんか。

 


ここからは、お薦めの着物と帯です。
夏物にはちょっと早いかもしれませんが、絽の無地と夏の袋帯のご紹介です。

【夏用の色無地と袋帯】

【夏の付け下げと袋帯】

合わせている帯は
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】「華唐草文様・六通」 

アイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさせます。
松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が施されています。
上品にまとまっていますので夏のお茶席、六月や九月のお茶席にも結ぶこと
ができます。こちらですと、無地から上のお着物に合わせられます。
また、合わせやすいという事です。ご覧の通り色合いの違うお着物ですが
結構しっくりきています。

 

【単衣向き小紋と名古屋帯】

京染め[唐織紋意匠に葵文様・薄クリーム色]
特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「小花色紙紋・六通」

京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]

合わせている帯は
西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」

 

※喪服について

私どもの地域は、嫁ぐときに家の家紋をいれるのが主流です。
地域によっては、おんな紋を入れられる方、嫁ぎ先の紋を入れる方
諸事情で、家紋が嫌だからご自身が作られる方色々です。

お客様が、おっしゃられる言葉は、「喪服着ないから」「その日は忙しい
から着ると大変でしょ。」「娘は全く興味がないから。」等々
正直、寂しい気がします。

実際、喪服はお道具ですが、ご自身の御守りなのです。「五つの紋」は、
ご先祖様やご両親をあらわしていて、いつまでもお嬢様を御守りするという
意味がございます。
だからこそ、女性が紋付の着物を作るとしたら「喪服」が一番といわれています。

よき風習は残していきたいです。それも我々の務めと思います。