秋の大寄せお茶会向きの着物と帯

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「名残の茶事」

10月は茶の湯の歳末にあたり
 いわゆる「名残の茶」の季節です。

春につまれた新茶は、葉茶のままで、茶壺に詰められ夏を越して、初冬
11月になって初めて使われます。

夏から秋にかけては、昨年の冬から使い始めてきた古茶を、続いて使って
いるので、秋も深まり10月ともなれば、昨年のお茶の残りは殆どわずか
なものとなってきます。前の年のお茶も残りすっくなくなって、深まって
ゆく秋の気配とともに、何となく心わびしいこの時期に、「名残の茶」と
いうことでしょうか。

ゆく秋を惜しむ心と詫び錆の心で情緒を楽しむ。だからこそ、装いは、
箔使いの帯やきものではなく、また派手な付下げや訪問着は避けられる
のはいかがでしょうか?

 こちらは、こげ茶系と一般的には言うでしょう。もっとよく見ると、
「憲法染め」いわゆる赤みがかった黄色のくらい黒茶色に近いお色では
ないでしょうか。それにとび柄として菱の中に唐華を配しています。
正に、これからのお品といえます。

帯は、安藤織物「道長文模様・織成袋なごや」です。
織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席向き
の装い」と言って間違いないでしょう。芯を入れる必要がないため、軽くて
結びやすいという利点もございます。一般的な袋帯に劣らない格があります
ので、二重太鼓の帯結びが苦手という方や、柄の位置を気にせずに結べると
いう利点がございます。八寸名古屋帯の中では、お値段は少し高めでござ
いますが、自信をもってお薦めできる逸品です。

 

大寄せのお茶会向き

少し温かみのある「ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染] 」

 

地紋がペイズリーに近い紋意匠生地に、蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品です。
配色は4色でお色の持っていき方で雰囲気が変わります。京紫色、葡萄染
(えびぞめ)、白菫色、山吹茶の系統のお色の配色です。全体に温かみのある
色合いで施されていまので、名古屋帯でおしゃれに粋に合わせてお召頂きたい
です。

 

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

気品のある神秘的な紫を地色で柄は「忍冬唐草文」。上品にまとめて
ございますので、お着物に対して邪魔をせず尚且つ、洗練された表情
をしておりますので、流石「帯屋捨松」というところでしょうか。

こちらの名古屋帯を合わせるのもおしゃれかと思います。同系色が入って
いますがトーンが違いますので小物でオシャレができます。

 

 

九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】「牡丹唐草文様・全通」

 

しなやかに織り上げられたホワイトグレーの地色に菊菱文を配した帯地
に牡丹唐草を施した全通の名古屋帯です。
グレーといっても淡いお色ですので上品に結べますので、数色の牡丹柄
で表されていますので無地や江戸小紋、とび柄小紋に合わせやすい帯に
仕上がっております。

 

これからお召いただく小紋でしたらこちらはいかがですか?

「大寄せのお茶席向き」でもありますし、ご友人との会食にも適して
いると思います。ご友人との会食となれば紬系をお召しになりたいところ
ですがたまには、たれものをお召し頂き普段のお着物でも紬と雰囲気を変
えてお出かけされるのも「ちょっとよそ行き風」になって気持ちも変化す
るのではないでしょうか?

小紋 京染め[型染め・とび柄]

葡萄唐草でひし型を表現しそれを小紋の柄として施してございます。
唐華の向きは多少違います。落ち着いたお色で雰囲気が高貴な感じが
いたしますのでお茶席や趣味の会などにお勧めです。
お単衣でも宜しいですけども、袷にして長くお召いただくというのも
宜しいかと思います。

 

合わせる帯のお勧め

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

八寸名古屋帯は、白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配して
ございます。数色のお色で施されてありますので、おしゃれで粋な感じ
を受けます。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

紺地の着物に合わせるとメリハリがあってとてもいい感じになると思います。

 

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある
大倉織物の≪誠之輔≫ブランドです。博多織の名門処で、真の良い洒落帯
を作っておられます。博多織物ならではの、しなやかなハリと締め心地の
良さを持つ上質な帯です。

こちらなどは、を合わせると柄のブルーが映えて素敵かと思います。紺地
のきものに黒地の帯ですが小物でしゃれ感を出してみてはいかがでしょう。
少しおとなしめに感じるかもしれませんが控えめな方にはお勧めです。

 

正絹小紋 京染め[地紋おこし染め風・花唐草柄クリーム色]

【特別価格商品】 

こちらは、普段使いできる小紋です。総柄の小紋で気軽にお召けるお品です。
お稽古に、気軽なお茶会のお手伝いや研修会におめしいただけます。
画像ですと全体が淡いお色ですので目に留まりにくくスルーされがちな反物ですが
実際は、上品で普段ご友人との会食などにお召しになられても素敵かと思うのですが、又、総柄をいかして羽織やコートに縫われても宜しい気も致します。

こちらのお品は、ネットを始めた時に仕入れたお品です。年代も少し前となりますので「異例の特価価格商品」という形としてお出しすることにいたしました。

ご興味のおありの方は是非ご覧ください。

他にも異例の特価価格商品をご用意してございます。

 

もし帯を合わせるとしたらこちらはいかがですか?

九寸名古屋帯【弥栄織物謹製】「幾何学文様に有職文様の融合柄・ 六通」

地色は涅色で、一定間隔で遠近感を出している直線に、長方形がランダム
に並んでいてその中に有職文様が施されています。基本幾何学文様ですが、
有職文様を施すことによりお茶席などにも重宝する名古屋帯となりました。
一見、単純な柄の組み合わせに見えますが機屋さんのおしゃれ心が詰まった
帯に仕上がっています。 小紋や紬、また色無地などの袷のお着物にオシャレ
に合わせてお使いいただけます。

こちらのお品も「異例の特価価格商品」です

9月の単衣から袷の着物~お勧め小紋~

投稿日:

重陽の節句、お月見、秋の七草など色々となぞらえたお茶席を
ご用意することができます

【重陽の節句】
聞きなれない言葉の方もいらっしゃるかとおもいますが、
五節句の一つで、菊の節句のことです。
では、五節句とは何でしょう。
勿論お分かりとは存じますが、急に聞かれては、「えっと・・・・」
と一瞬考えてしまいます。
☆人日(七草の節句) ☆上巳(桃の節句) ☆端午の節句 ☆七夕(しちせき)

そして ☆重陽の節句 で五つです

菊の節句ですので菊が着物のもしくは帯に入っていると素敵に思えます。

 

 

【お月見にお勧めのお着物】

紋意匠に三日月の月象紋をとび柄で施した無地感の小紋です。
ちょっとしたお茶のお稽古や気軽なお茶会などにお召しいただける着物です。
月(三日月)をモチーフにしていますので女性らしい優しい雰囲気になります。

さりげなく着こなすおしゃれな名古屋帯。帯地の織も変わっていて、菱の中に
ウサギや菊といった秋の単衣から春先までずっと結べる重宝するお品となって
おります。かわいらしさの中にも優しく粋な表情を持っています。

特選西陣織九寸名古屋帯【河合美術織物謹製】
「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」

きれいなクリーム色に、品のよい色彩で表された「唐花文様」
西陣を代表する「唐織」は帯地の上に多彩な絹糸をもちいて柄を刺繍するように縫い取りで表現する技法で、もっとも高級とされています。

 

特選天然草木染江戸小紋【車輪梅染・紅藍舎(東京・京都・鹿児島)】
濃藍色染・流水短

江戸小紋の染料に鹿児島・奄美大島・沖縄に自生してタンニン酸と
褐色系の色素を含む染料(車輪梅のエキス)を混入させることで一層
のコクとキレのある染を実現。それを、濵ちりめんに草木染で全体に
は江戸小紋の万筋、その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらって
います。

 

【秋の七草】

覚え方

秋の草花の入ったきものや帯をお召しになると今時期ですとベストです。
9月とはいえむし暑く、台風の多い時期ですので小紋でも涼しく感じるお色
も宜しいかと思います。

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]

丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄です。

夏の着物と帯~お勧め帯締め、9月の単衣

投稿日:

6月も20日を過ぎ着物は絽や紗になってきます。

それでは、今までお召しになってこられたお着物(単衣や袷)は
どうされてますか?

4月、5月とお茶会が多かったので着物のクリーニングを持って
来られる方が多かったようにおもわれます。正絹は特に汗で衿が
汚れほっておくとそこが落ちにくくなり色合わせ等でお金もかかります。

汚れだけは早いうちに落とされた方が賢明です。

お茶をされている方は雨の日用に東レの反物で着物を作っていらっしゃいます。
研修会の時などに便利とおっしゃられています。

とはいえ帯はやはり正絹の方が結びやすいです。
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】の帯です。東レとはいえ無地ですので
袋帯を締められた方が宜しいかと思います。

こちらは、夏・八寸名古屋帯[絽綴れ お仕立て上がり]の帯です

 

麻のきものと麻の名古屋帯です。
夏には麻が涼しくて軽いです。色違いを羽織にされたお客様がいらっしゃって
大変お喜びになられています。勿論着尺ですので、生地があまります。
残りは、半幅帯にされました。

こちらが、上の麻の着物の柄です縦の線が粋でおしゃれです。

 

夏とはいえ、お茶会がないわけではございません。

「朝茶」「月釜」「蓮見の茶会」「夕涼み茶会」と色々とございますが
TPOにあわせてお召しになるものをお考えになるのが一番。また、立場
を考える。お茶をされている方が一番悩むところです。
「亭主よりも正客よりも目立たぬようにとか、社中の先生のお立場を考えてとか」
大変です。

だから、無地が無難ということになるのでしょう。紋があれば格はございますし
安心という訳ですが、何故か少しさみしい気がします。少しで良いので華やかさが
欲しいものです。だからこそ帯はや小物は大切です。夏ならば尚更です。

こちらは、変わり絽の夏用付下げです。

 

帯は、
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】
です。

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある
大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。その帯です。博多織の名門処で、洒落帯
を作っておられます。経糸の数が多いため、しなやかなハリと締め心地の
良さを持つ上質な博多織の帯となっております。

色無地や小紋、江戸小紋、紬の他、御召などに結ぶことができて色々な
お席で使える帯となっております。お茶のお席にもちょっとした趣味の
時にも楽しめます。

柄は、甲冑の部分を表現しています。硬い感じもしますが、そこが又、
「キリッ」と感じ柔らかいキモノの生地にも合っていて素敵になると
思います。

こちらは、9月の単衣にも良い感になっております。

 

夏は、お仕立て上がりの名古屋帯も揃えてございます。
余りお召しになることのない夏着物ですが、イザという時には必要です。
ご自身の寸法に合った着物でお仕立がどうしても必要ですが、帯はお仕立
上がりでもなんとかなるものです。(気に入っていれば)

そんな時にお使いください。

「きものむらたや」夏の名古屋帯お仕立て上がり品

色々とご要望を承っております何かございましたらお問い合わせくださいませ。

 



 

 

 

 

 

春の大寄せお茶席向き着物と帯のコーデ

投稿日:

そろそろ暖かい春になると、大寄せのお茶会が催される時期となります。
色々な趣向でお出迎え。お客様は何を着ていったらいいのか迷いますよね

初めて誘われたなら尚更です。
先ほどもお客様とお話をしていたのですが、
「いろんな所に出席したいけどビクビクして、緊張してしまうのよね。」
「着物もこれでいいのか不安で・・・・・」

今回は、大寄せのお茶会にお勧めの着物と帯のコーデのご紹介をさせて
頂きます。

【大寄せ茶会】
大人数で催されるお茶会。気軽に参加できるお茶会ですので装いも格式張
らなくて良いので色無地や小紋もよく見受けられます。
小紋では、とび柄や繊細な柄の江戸小紋ならば上品ですのでお茶席向きです。

帯を合わせるならば格をあげる工夫をされるとよりお茶席向きになります。

<とび柄小紋>[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]

柄の雰囲気は、お茶席向きと言えます。色目も使い過ぎず上品に仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わ
せが楽しくなる小紋です。暖色系で明るく感じさせるお色です。着る方
を若々しくお見せできる素敵なお色です。

こちらの小紋に織成袋なごや帯を結ばれるとお茶席にはぴったりです。

帯締め帯揚げで楽しめます。

 

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

小紋とは同系色ですが、だからこそ全体的にまとまりが出ます。
帯締めで全体を締める感じで着こなしてはいかがですか?

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの帯は着物と色合いは全く違います。だからこそメリハリが
あっていい感じになるのではないでしょうか。

博多織伝統の平織を利用した織物で、甲冑をモチーフとした柄は、
あらゆる災難を除けるようにと想いがこめられています。

 

これまでの三本は格もございますので安心して結んでご出席できます。

ちょっと気軽にとなれば、少しカジュアルになるようにこちらはいかがですか

正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

先ほどのとび柄小紋と違ってカジュアルにお召いただける小紋です。
コートや羽織にしても面白い素材です。

 

こんな感じの名古屋帯で合わせてみてはいかがでしょう。

こちらの二点は、特別価格商品で合わせてみました。

只今、振袖のご相談会開催中です。

レンタル振袖、お求めの方、最近ではお母様のお振袖をお召しになりたいお子様
もいらっしゃいます。そんな時、帯や帯締め、帯揚げ、重ね衿などのご相談も
させて頂いております。

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春のお茶会やお出かけの着物と帯~お得品のお勧め

投稿日:

春になるとお茶会だけでなくお出かけする機会も増えてきます。
そんな時にお勧めなのがやはりお着物です。こちら訪問着ですが、
出しゃばらず、控えめに上品にお召いただけます。

高級訪問着 正絹[刺繍唐花柄] 尾峨佐染繍


世界中のあらゆる地域や民族に広く伝わっている歴史ある技法「刺繍」。
他の表現方法では決して真似できない立体感ある刺繍の美しさを創り上げ
着姿がより美しく、華やかになるように努力されているメーカーです。
糸の光沢感と立体感を生み出し、着物になじむ柔らかな風合いは手刺繍でしか表現する事は出来ません。それを尾峨佐染繍は続けています。

 

 

特選袋帯【河村織物謹製】「本手織りの逸品 河村つづれ」

帯の手織り職人さんにより、丁寧に織りあげたてれたフォーマル向け
の袋帯です。 橫段の中におめでたい正倉院の唐草模様の柄が品良く配置
されています。機械織りではなく、職人さんの手織りなので、そのしな
やかさは抜群です。

 

特選西陣織袋帯 人間国宝・大場松魚の世界【となみ織物謹製】

空想上の鳥とされている鳥が織り込まれていて段重ね中に金・銀と
優しいグリーン色と気品あるパープルの糸でそれぞれの文様を施して
います。名門「となみ織物」ならではの技術で素晴らしく上品で明る
さのある袋帯に仕上がりました。無地から留袖までの、フォーマルな
お着物に合わせて下さい。気品高くお召いただけます。

 

特選色無地無地 [斉藤三才のぼかしの無地・八掛付き]

絹の風合いを生かし、落ち着いた色彩をしっとりと上品に染上げ、慶弔両用できるきものとなっております。また、大きめの「シボ」のちりめんで「しわになりにくく、しわになっても戻りが早い」そんな特徴をもっています。だからこそお茶席には最適なお着物です

お勧めの帯

こちらは個人的な好みになりますが、

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

松・紅葉・梅などの植物を豪華に施し合間の雲取りの中に、波・唐華
唐草・鳳凰をあしらっています。全体的に優しい色使いですので上品
に訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋に合わせて色々な場面にお締
め頂けます。お茶席などに結ばれるとなお宜しいかと思います。品格
のあふれるお品ですので末永くご愛用いただける秀逸のお品です。

 

特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」

≪名門正統派の品格!≫ 精緻な織りの品格…中でも意匠・色彩の
素晴しい御品です。 正絹・西陣[服部織物謹製]こはく錦の袋帯です。
オフホワイト地に朱や草色・紫などの多色と金箔で立浪四季花丸文様
が柄付けされていて、さすが西陣の名門といえます。豪華で華やかな
袋帯です。

それが、なななんとこの度私共「きものむらたや」が【特別価格商品】
という位置づけのものを作りました。
その中の一つでございます。こちらの服部織物は特別どこの不具合が
という訳ではないですが、品物は良いものなのになかなかお嫁に行
けず日の目を見ることがなく今日まできました。ですので、大幅に
お値段を割いてお出しする決断といたしました。

これから、異例の特別価格の商品には、そんなお得感のあるお品も
色々と出していく予定です。

勿論、それだけではなく多少ヤケのあるお品もございます。それは
ご納得の上、着用の際に目立たない所にお仕立はさせて頂くなどと
考えさせて頂きます。
それでもキチンとされたいとおっしゃられれば、お直しのお見積り
をお出しいたします。こちらは要ご相談となります。

何ら問題のない物もございます。

これから色々と増やして見やすくしていきたいと思っております。

着物好きな方で普段から着用されている方にお勧めもお着物は
こちら↓↓↓

 

【特別価格商品】

こちらは、普段使いできる着物です。大河ドラマの篤姫の頃に仕入れ
たもお品。時代から言うと少し古い?かなり?お召しになるには気軽
にお召いただける紬となっております。棚でずっとお休みになっていた
お品でお品ですので多分特別どこも不具合はないとは思いますが、もし
不安がある場合はこちらからご連絡くださいませ。ご対応させていただ
きます。こちらの商品は¥121000でお出ししていたものです。それを
「異例の特別価格商品」という形としてお出しすることにいたしました。
お着物のお好きな方に是非お勧めです。

そんな掘り出し物もございます。

 

 

 

春のお茶会の大寄せの野点などでは小紋をお召しになられる方も
多いのではないでしょうか。
無地が無難という所でしょうが、とび柄などならば遠目からは無地感
にも見えますし、上品にも感じます。そして何より雰囲気が明るいです。

そんなチョイスも良いのでは?

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用

 

 

お茶席向きのグレーのお色にプラチナ箔のとび柄小紋です

上品に、お召しになれます。帯や捨松安藤織物

   

こんな感じの名古屋帯と合わせても素敵になるでしょう

 

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 天平菱華文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅な菱や華を施してございます。
ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方にぴったりです。帯地の
お色もきれいなブルーで 品格の中にもおしゃれ感がある帯となっ
ております。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

 

和のしきたりとお薦め訪問着

投稿日:

立春も過ぎ、毎年忘れるてる所なのですが、今年は覚えてました。

「お雛様」そろそろ飾らなければ、
(忘れてはいないけどまだ飾ってもいないんです(T_T))

私共の地域では4月3日まで飾ってますので三ヵ月飾ることと
なります。三月がけで縁起が悪いと思われる方もいらっしゃる
かと思いますが、最近はこだわらない方の方が多いようです。

綺麗なお雛様を飾って楽しんだ方が気持ちも晴れやかになります。

だから、私も毎年三月がけをしています。

 

和の「しきたり」について
陰陽の関係で考えれば、日月は(日が陽で月が陰)
上下(上が陽で下が陰)、左右(左が陽で右が陰)
紅白(紅が陽で白が陰)、前後(前が陽で後が陰)となる

これを日常生活の作法や配置に取り入れたら覚えやすくなります。

上座下座で言えば上が陽で左も陽なので、ご主人から見て左、
こちらから見れば向かって右に位置します。

では、
お雛様の男雛と女雛はどちらを右に飾りますか?

お内裏様はどちらがどちら?迷いませんか?
でも最近は、平均的に向かって左に男雛、右に女雛です。
しかし、昔ののお内裏様はその逆でした。
上座がの位置が雛段から見て左(向かって右)が上席とされて
いたからです。

明治になり国際習慣に従い天皇皇后両陛下がお写真を撮られるときに
向かって左を上座として天皇が立たれました。

それ以降東京の雛人形組合が男雛を向かって左にすると決めたそうです。
(雛人形の国際化?)

ただ、京雛は従来通り向かて右に男雛を飾っています。

【3月4月のお茶会やこれからの茶会やパーティーに】

紋意匠に橘を描き上品に絞りを使っている図柄は、優しい雰囲気に
仕上がりました。肩にブルーグレーのお色が使ってあり、肩から流れ
るように橘が描かれている所は、さすが「美の花」と感心させられます。
空間も上手に使ってますので、落ち着いた感じにもなります。橘の時期に
限らずにお召いただけます。長寿という意味合いと子宝に恵まれると言う
意味合いがございますので、初めてお作りになる晴れ着には大変縁起が
宜しいのではないでしょうか。

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし」

西陣織袋帯【京藝謹製】「美粧・正倉院華文様」

名門帯屋ならではの洗練された柄。また帯の地色は、どのような
お着物にも合わせやすい白地の帯。 とくにお慶びの席などに、この上
ない後姿を演出してくれます。柄には優美な花柄を華文のように織り成
して、上品で、それでいて女性らしいやわらかさを感じさせる袋帯です。

 

 

秋のお茶席のお勧め帯とそれに合う着物

投稿日:

10月は本来は神無月ですが、

しまねは、神有月なんです。神様が集結して下さるんです。

だから、10月は有難い特別な月なんです(#^.^#)

私共、「きものむらたや」にとって9月は決算が終わり新たな年度の
はじまりみたいなものでこれまた大切なんです!(^^)!

 

そこで特別SALEを企画しました。

第一弾は

第二弾は神有月(かみありつき)企画10/1~25日まで
(バナーは只今作成中です)

9月は決算後ですのでお宝が眠って?いた?感じのようにえええええ
ここにこんなものがあったけぇ?てな感じで出てくることがあります。

実は昨年も染帯が出てきました。勿論80%offで
訳あり商品に出しました。喜んで頂きました。実はその帯があともう
一反あるんです。それはまだ写真を撮っていないので載せれないので
すが、今訳あり商品に載っている「加賀友禅染名古屋帯」と柄違いで
ほぼ一緒です。品質は良いです。今年はそれも写真に撮って載せようと
思います。(-_-;)

今、棚卸最中ですから二階の帯の箱からあれれと首をかしげるお品が
見つかっています。どのように売ろうか?思案中です(;^_^A

取り急ぎ私お勧めの帯のご紹介です

特選八寸名古屋帯【繧繝霞・博多織物・全通】

春夏秋冬オールシーズン使える八寸名古屋帯です。

「繧繝霞」その名の通りまるで霞がかかているように色がやんわりと
水平に変わっていくのが特徴。この帯の場合裏地を付けなくても仕立
てられるほど強度がありながら透け感があります。
それでいてとても軽い帯です。こちらの帯地には「柄」と呼べるもの
はなく玉虫色調のボカシのみで表現されていて発色がよく、見る角度
によって色あいが異なります。

だから、9月の単衣時期にもお勧めです。
また、10月の時に気軽に結びたい帯をお探しの時にはきっと最適です。
暑いのかよくわからない時期なんかににはちょうどいいでしょう。

◇紬に合わせてご友人とお食事会なんていかがですか!(^^)!
気軽にこんな紬なんていかがですか⁈

私のお勧めはこれから天気が崩れた場合や水屋仕事で気軽に
お茶会でお手伝いの時に結ぶ帯として
そんな場合には東レのシルックの小紋と合わせていかがですか?

◇東レの小紋 (幾何学模様)

結構重宝します。こちらですと単衣でも合わせでもどちらでも大丈夫😊

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

「有職段文に菊づくし 六通」
しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を
交互に段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっています。
段によって、菊の表情が変化しています。お太鼓の部分の菊の
雰囲気を変えています。

こちらですと濃いめの小紋でも中間色の小紋、とび柄や小紋江戸紋
無地や軽めの付け下げなども大丈夫です。

お茶席などに重宝するお品です。これからが色々と使える帯です。
重陽の節句が9月9日ですから正にこれからがシーズンです。

重陽の節句について

お勧め無地付下げはこちら
[鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

「鎌倉友禅」とは、凛とした決意が感じられる気品ある友禅です。
それを生み出した方が坂井教人先生。この無地付け下げの作者です。
その先生のモチーフは「かたくりの花」や「水芭蕉の花」。その方の作品
の無地です。主張しすぎないように地紋でかたくりを施しています。全体に
地紋の「かたくり」が施されているのではなく裾(上前・後・下前・衽)
とお袖(左の前・右の後)にあり他は、地紋がなくすっきりとしていて帯
も合わせやすい感じになっています。
「かたくり」の凛としたたたずまいが上品です。お茶席や結婚式や入卒など
の式典などに重宝します。八掛もついています(*^-^*)

格調をあげたいならばやはり袋帯を合わせた方が良いでしょう

結ぶ方、場所によって帯が変わってきます。
いわゆるTPOです

お茶席それも気軽な~格式のあるとなるとまたまた変わってきます。
そうなると勿論着物自体も変わりますので着物に合わせてということで
選んでみましょう。

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】 全通

お茶席にはちょうど良い帯です。格もあり結びやすいので重宝します。

次はしゃれ袋ですが、こちらもお茶会やパーティーなどに重宝します

正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】全通

正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」

こちらは格が高い帯です。一応、お茶会などに合わせられるように
選んでみました。

いかがですか?

ほんの一部ですが
まだまだお宝がきものむらたやにはございます。
少しずつネットにアップもしていきます。

お楽しみくださいませ(*^-^*)
又お問い合わせもお待ちしております。
お気軽にどうぞ。

※こんなものあるかしら?とか
でも良いですよ。遠慮なくどうぞ。
ただしお返事が遅くなる場合がございます
その時は申し訳ございません。多少お時間を頂く場合がございますので
何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

秋の小紋~お茶席向き小紋と帯

投稿日:

萩・すすき・くず・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ
とくれば・・・・・秋の七草です。
春の七草が長寿を祈って粥に入れて食べるものなら、こちらは見て楽しむもの。

有名なのは、月見に欠かせない、「ススキとオミナエシ」
香りが良いのは「フジバカマとくず」というところでしょうか

秋はとても目の保養になる時期です。紅葉の季節ですし外でお茶会なんて
素敵ですよね。

野点でする茶会には、気軽に小紋ですか。周りの風景の邪魔にならず、それでいて
お道具の邪魔にもならない。そう考えると結構難しいです。

9月は単衣です。10月は暑くても袷、これまた考えますね。

京友禅染とび柄小紋[霞に月紋]

月と霞をアレンジしてとび柄であしらっています。三日月ですのでおぼろ月
とも言えませんが雰囲気はございます。お召しになる日を限定しないための
アレンジと思います。お色も淡色ですので上品になっています。

そんな工夫がお茶席を選ばない小紋と言えるのではないでしょうか。
合わせる帯はこちらが小紋ですので勿論、名古屋帯でいいのですが、とび柄
ですのでしゃれ袋でも宜しいかとも言えます。
この度仕入れました全通の帯も合う気がいます。

こちらが全通で柄はお茶席向きの帯です。

未だサイトには載せておりません。先日入荷したばかしのほやほやで
こちらの写真がとれたてです。

濃い目の帯がお好みの方にはこちらはいかがですか

市松模様ですが、その中にも柄が施されています。帯締め帯揚げが入ると
また違ってきます。着物って奥が深いですし、面白いです。合わせ方で
雰囲気が変わってきますものね。

 

 

特選西陣織九寸名古屋帯【織楽浅野織物謹製】

こちらは名古屋帯ですが
大変シンプルな帯ですだす位置を変えるだけです。かといってお太鼓の
雰囲気ががらりと変わる?というわけでもありません
だからお茶席の雰囲気を壊すこともなく、着物の雰囲気を損なうことも
ございません。

帯締めや帯揚げも色々と楽しめます

私でしたら江戸組の帯締めなどを結びます

     

 

正絹小紋 高級京友禅染め [唐華菱文・亜麻色]

地色は上品な亜麻色に近いお色。とび柄で3㎝×4cmの唐華菱文が
概ね25センチ間隔にあしらっています。小ぶりな柄ですので上品に
感じますのでお茶席のお道具にも邪魔にあらない小紋です。

いかがでしたか?

9月初めの第一弾でした。

ご質問等あればこちらからどうぞ⤵

九月からのお勧め着物と帯

投稿日:

まだまだ暑い日が続きますがそろそろ単衣から袷を考える頃?かなとも
いえます。秋はもうすぐ。9月の単衣にお勧めの無地付下げのご紹介です。

鎌倉友禅「坂井教人作・かたくり」です

お茶席向きのお着物です。帯はこちらはいかがですか?

 

藤原織物の袋帯「正倉院文様尽くし」

 

 

陰山織物謹製・箔屋清兵衛「悠久の美・茶の心青褐色(あおかちいろ)」


全通とはいえ柄にメリハリがございますので結んでいて色々な表情が
伺えて楽しく品よくお召いただけます。上の藤原の帯よりご年配向きです。

 

名古屋帯を合わせるとしたら

こちらの藤原の帯はいかがですか?
ブルーのお色が品よくまとまっていてベージュのお色に映えます

「紹巴 天平菱華文 六通」

【紹巴織】
「紹巴・しょうは」という名の由来に明確な史実はないのですが、
一説では千利休の弟子の「里村紹巴」から名をとった説があります。

高級品として代表的な「つづれ織」に似ていて、緯糸(ぬきいと)が
経糸(たていと)を包み覆うような織り方であり、緯糸によってのみ、
柄デザインや配色を織り上げています。
「絹鳴り」がして、ゆるみにくく、締めやすいのが特徴です。

最高級の国産絹糸のみが持つ、しなやかさと柔軟性、伸縮性に優れています。

 

濡羽色の帯地に上品に有職文様が施されています。
ベージュの無地付下げに合わせるとメリハリが利いて素敵です。

「紹巴 松葉木瓜華文 六通」

 

【小 紋】

丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄となっており
JAPAN蒼blueの企画お品ですので品よくまとまっていてきれいな
ブルーのお色が特徴です。

こちらも9月の単衣にお勧めです。勿論袷にもどうぞ。
藤原織物の紹巴の「天平菱華文 六通」と合わせるととてもおしゃれです。

 

【おおばの帯】

しなやかながら打ち込みしっかりとした帯地は、錆御納戸色です。
鉤取辻が花文をあしらっています。ブルーのとび柄小紋に大変合う
名古屋帯です。

 

 

こちらは柄からいって袷向きでしょう。少し気が早いですが正月の初稽古などに
気分を変えて新しいお着物はいかがですか?

 

 

 

 

こちらは一本で二度お徳の帯です
【謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし】

百のおめでたい柄が織り込まれている帯です。裏は松のみの柄です。

若いころは派手なお柄で、ご年配になられたら松だけのシックな柄で結ばれると
粋です。長く結んでいただける帯です

上品にこんなこんな感じの訪問着と合わされても格があり素敵です

春の感謝SALE

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【本日のおすすめ】

キビソ・・・・お蚕さんが一番初めに吐き出す糸のこと。緒糸とも呼ば
れています。

ごわごわと硬く繊度が不安定なため本来は生糸を引く際に取り除かれ副蚕
として絹紡糸の原料として使用されますが、上手にその糸を使ってもじり
織ではなく従来の羅の粗さをイメージして経糸緯糸に太糸、細糸をバラン
スよく織りあげた帯を作られました。染帯の部類になりますが、張りがあり
結んでもしっかしとした安定感のあるお品となっております。

「キビソ」自体が数が少ないため大変貴重な帯となっております。

 

 

お茶会向きの小紋
油滴天目茶碗をイメージして作られた小紋に合わせています


きものを単衣にされても良いですし、袷にされても良いです。

帯を明るく織成袋なごや帯に合わせました。

鱗文様の帯の柄ですので季節に関係なく結べます

紋意匠生地に4色か5色で斑文 (はんもん) を表現してその上からお色を
かけるという手の込んだお品です。

 

こちらは春らしい小紋です。綺麗なブルーです。


柄はとび柄ですので、お茶席向きです。