大寄せにお勧めの着物と帯

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二月は、そう夜咄のお茶事をされる方が多いのでは?

午後6時ごろから行い、雪などが降っていたら尚、趣が深いです
石灯籠や露地行灯のほのかな明かりが白い雪に映える様子はとても
美しく幽玄です。

冬の夜長を趣味のあった茶友と共に炉を囲んでお茶を飲みながら
語り合うのが楽しいのです。
茶も終わりましたら、夜ということもありごく軽い点心と酒の肴
になる献立でおもてなしです。

これを「一つの行事ととらえる」か、「お茶を楽しむ」かで
おもてなしの心が変わってきます。折角なので、とにかく楽し
んでみてはいかがでしょう。

その二月も終わりに近づくと今度はひな祭り、お彼岸のお茶会
色々です。

無地付下げ袋帯です。

お茶会となるとやはり、無地や付下げなど格のあるお着物が宜しい
かと思います。そして袋帯です。

この時期は雨などで物を濡らしては大変です。やはり雨コート。
道行必要ですね。

これは、夏のお話ですが、暑いですが雨も降ります。丁度、
絽の東レシルックがあり無地感が良いというご希望でしたので
思い切って絽の無地をお見せしたら気に入って頂きそれをコートに
作らせていただきました。

考えてみれば正絹ではないし汚れても洗濯機で洗えるし便利です。

〇献茶式があるから着物どうしようかしら?というご相談。

〇京都で結婚式があるんです。シワが気になるんです直りますか?
〇東京で結婚式があるんです。足らないものを揃えて送らないと
いけないので、腰ひもと伊達締め、たとうし分けてもらえますか?
などなど・・・・と少し暖かくなったのでやっとお出かけの準備が
できるようです。

そう考えると、春ですね。「お茶会」「結婚式」「式典」とおめで
たいお話のお声をお聞きすることが多いです。

 

そもそも献茶とは、抹茶を点てて神仏に供えることを言います。
神前・・・・・献茶
仏前・・・・・供茶
神前で濃茶と薄茶を供える儀式を言います。

やはり、お茶を楽しむため湯を沸かす茶の湯とは違います。
装いも格を言います。

とはいえ、茶の湯もお茶事によってお召しになるお着物が違ってきます。
いわゆるTPOですね。

 

春に向けて大寄せのお茶席も増えてくることでしょう。そんな時にお勧めの
お着物と帯のご紹介をいたします。

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]

 

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】

多くのお着物愛好家さんやお茶をたしなんでいらっしゃる皆様ならば
ご存じの陰山織物。一般的には『箔屋清兵衛』の名で知られています。
今回は、人気の「悠久の美・茶の心」のシリーズの袋帯です

 

特選西陣織九寸名古屋帯【おおばの帯】「鉤取辻が花文・六通」

しなやかながら打ち込みしっかりとした帯地は、錆御納戸色です。
鉤取辻が花文をあしらっています。芸術性あふれるセンスを感じ取
っていただけます。きもの通のお客様からも定評があります。 帯あ
わせのむずかしい、加賀友禅のきものや、東京染・江戸小紋などに
対応してくれる、まさに上質な一品す。日本の美しい意匠を大胆且
つ印象的に織り出しています。

 

ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品です。
配色は4色でお色の持っていき方で雰囲気が変わります。京紫色、葡萄染
(えびぞめ)、白菫色、山吹茶の系統のお色の配色です。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。こちらの
機屋さんは、袋帯でも裏地も同じ機で織っていますので、しなやかであり
ながらハリがあり軽い帯地が特徴です。ベージュ系の帯地にブルーの花々
を施してございます。おしゃれで粋で都会感覚の名古屋帯です。おとなし
そうに見えて帯で主張ができますので、上品で華やかさを求められる
パーティーや、お茶席でのご着用をお薦め致します。又、普段使いされると
粋に着こなしができます。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

真の良い洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを
持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。

こちらの、八寸名古屋帯は、白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に
配してあり、数色のお色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現
してございます。博多織伝統の平織を利用した織物です。

立春の着物と帯の選び方

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立春と言えば「春」のはじまりです季節を重んじる社会では季節によって
着分けるということは重要なことです。また、「季節の先取り」はよく耳に
されるのではないでしょうか?

しかしながら、必ずしも先取りをしないといけないという訳ではございません。
立春とは、暦の上で一年のはじまりということでまだまだ寒く着用される
お着物としては見た目に暖かそうな感じでも何ら問題はないかと思われます。

ただ、今時期は草花のお色が少なく寂しく感じられます。

あまりにお色がないと寂しいですのでお着物はあえて華やかなお色の
ものを選ばれるというのも一つの手かもしれません。

お色をパステル調にされたり、メリハリの利いた色合いも良いですね。
先取りをお考えの方は、桜をイメージしたピンクのお色や桜の柄
(とはいえ桜は今は日本の花として知られていますのであまり時期に
こだわらなくなています)
カタクリや藤なんかの柄のお着物も良いですね。

 

地紋でカタクリを描いています。無地付下げです。
特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]です

こちらは、まだサイトにはアップしてございませんが、ベージュはアップして
ございます。

主張しすぎないように地紋でかたくりを施しています。全体に地紋の
「かたくり」が施されているのではなく裾(上前・後・下前・衽)と
お袖(左の前・右の後)にあり他は、地紋がなくすっきりとしていて
帯も合わせやすい感じになっています。

こちらは
京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]

クリーム色の生地に橘・桐・菊の柄が華やかに描かれています。
橘は、長寿と幸福の理想国、常世国の象徴としています。高貴な
象徴である桐との組み合わせは良く、吉祥文様です。これからの
季節には重宝する小紋です。

 

こちらは季節を気にせずに気軽にお召いただける小紋です
ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

 

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品です。
配色は4色でお色の持っていき方で雰囲気が変わります。京紫色、葡萄染
(えびぞめ)、白菫色、山吹茶の系統のお色の配色です。全体に温かみの
ある色合いで施されています。

合わせている帯は
九寸名古屋帯(正絹)【濵ちりめん染帯・お太鼓柄】

下の染帯と同じお品なのですが写真の写し方でお色が多少違って見えます。

濵ちりめんの生地にお太鼓の部分が市松柄となっています。上品なお色
ですので着物と合わせて素敵な外出着を演出してくれるお品です。普段
にお使いになられてもおしゃれです。紬に合わせて気軽にお出かけして
頂けます。

 

お稽古や普段のお着物にお勧めのお着物
こちらは「異例の特別価格商品」のお品です。

正絹小紋 京染め[地紋おこし染め風・花唐草柄クリーム色]

こちらは、普段使いできる小紋です。総柄の小紋で気軽にお召いただいたり
お稽古にと仕入れました。画像ですとなかなか全体がボヤ~とした淡いお色
ですので目に留まりにくくスルーされがちな反物です。実際私共の地域では
「お茶会にお召しになるお着物を」とおっしゃられる方が多いのでこちらの
お品は残ってしまいました。おしゃれにお召しになって素敵に着こなしてい
ただきたいのですが・・・・・・・なかなかです。ただこちらは、総柄です
ので見方を変えてコートにされても面白いかと思います。しかしながらネット
販売を始めたころに仕入れましたので年数も少し前となりますので「異例の
特価価格商品」
にさせて頂いております。こちらのお品は、特別和対所は見
当たらなかったと思います。ただ、時期が経っているだけです。

立春におすすめの帯

帯も着物と同様に季節によって分けられており、「夏帯」「冬帯」の2種類
がございます。両者の違いは透け感であり、袷に合わせるのは透け感のない
冬帯です。少し前に、スリーシーズンの帯というのもでました。こちらは帯
自体がとても軽いんです。

しかし、立春となると軽さを求めるより重みのある帯でしょう。
友人の娘さんが結んでいた帯が梅の柄でとても今時期に合っていてお着物の
バランスもよくコーデと着せ方はバッチリでした。衿具合も上品で良く、
「流石真面目に練習してるだけあるわ」と思ってしまいました。

小紋にあう帯・・・・・
私のお勧めは(これからのお茶席用に)

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

菊はどちらかというと春、秋、冬と咲く季節がございます。こちらの
色目からすると春らしい印象を受けますのでこれからの季節でも良い
のではと思います。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたオフホワイトをベースにした帯地。その中に
細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄となってます。
何処を出されても良いですし、お着物のお色が、何でも合わせやすく
なっております。軽くてしなやかな風合いですので、重宝する一本です。
有職文様が使われているおめでたい柄行の帯です。

西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してございます。
帯は、軽く何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすいです。
国の象徴の桜が施されていることによりスリーシーズン(夏以外)お締め頂
けます。春の桜の時期のお茶会にはお勧めです。

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金彩加工で縁取りされた柄に、白で染めた古典的な花柄を、品良く飛び柄
にあしらっています。 京染めではありますが、柄の雰囲気はまさに東京感覚
のオシャレな小紋です。丹後ちりめんの中に菱模様を地柄で配置して、見る
角度によって地模様の表情が変化します。着る方の年代層の幅も広く、お薦
めのお品です。お色もライトパープルでこれからお召しになるには適して
いるお色です。上のご紹介した名古屋帯にも合います。

こちらのとび柄でしたらしゃれ袋を合わせても良いです。

正絹西陣織袋帯 【織の弘彩 謹製】「宝玉彩」

こちらは、おしゃれ用の気軽に結べる袋帯です。小紋や紬を気軽にお召しに
なって頂きたいと思いこのような袋帯を仕入れました。格のあるきものです
とつり合いが取れずちぐはぐになりますが、普段使いやお茶のお稽古や気軽
なお茶会、趣味の会などには重宝する帯ではないでしょうか。そう私共も思
い仕入れたのですが地域的に向かなかったようで、残っていました。勿体な
いと思い「異例の特別価格商品」という形として好きな方を探すことといた
しました。だからかなりお得かと思います。

 

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「ルーマニア立菱縞文、有悦織」

帯地はとてもしなやかで、裏地も表と同じ織機で織られたものです。
表と裏が同じ糸、織機を使っているということは手間がかかっているという
ことです。価格が上がっても良いものを作ると言う志がある織悦さん。さすが
です。良いものを妥協せず作られています。こちらは、ルーマニア立菱縞文の
有悦織りです。そして全通です。ほのかにピンク系のお色でまとめてあり、優
しい雰囲気の帯に仕上がっています。おしゃれに、粋に結ぶことができます。

こちらもとび柄小物淡いパープルに合わせることができます。

それぞれ帯によって雰囲気が違って見えます。これが小物が入ると又変わります
不思議ですよね。でもそれが楽しいんです。

楽しみましょう。