「浴衣は着物の入り口|ゆかたまつりで夏の和装を楽しもう」

浴衣の季節がやってきました!

夏といえばお祭り、花火、そして浴衣。
毎年この季節になると、心がそわそわしてくるという方も多いのでは
ないでしょうか。
今年も、各地で「ゆかたまつり」が開催され、日本の夏がいよいよ本番
を迎えようとしています。

この記事では、そんな「ゆかたまつり」の魅力と、浴衣という和装の素
晴らしさについてお話しをしようと思っています。

そして、「着物の入り口」としての浴衣の楽しみ方もご紹介します。

「ゆかたまつり」って? 夏を彩る日本の風物詩

「ゆかたまつり」とは、浴衣を着て参加することを前提とした夏のお祭り。
地元の商店街や観光地、神社などで開催され、近年では「浴衣で来場する
と特典あり」なんて企画もよく見られるようになりました。

たとえば関西では「姫路ゆかたまつり」、関東では「浅草夏の夜まつり」、
地方でも「ゆかたで歩こう◯◯の街」など、浴衣が主役のイベントが多いです。

浴衣姿で屋台をめぐり、提灯の灯りに映える風情ある町並みを歩く……なんて
そんな光景は、まさに日本の夏の原風景ではないでしょうか。

浴衣は着物のはじまり。 和の装いの第一歩

「浴衣(ゆかた)」は、もともとは湯上がりに着る「湯帷子(ゆかたびら)」が
起源となっています。(湯上りに肌の水分を吸い取らせる目的で湯帷子が着られ
るようになり、これが浴衣の元となっています。)

江戸時代中期には庶民の夏の普段着となり、現代では「カジュアルな和装」と
して多くの人に親しまれています。

着物というと「難しい」「高い」「特別な場でしか着られない」と思われがちで
すが、浴衣はそのイメージをくつがえす、まさに“はじめての着物”にぴったり
の存在です。

特に最近では、仕立て上がりで購入できるリーズナブルな浴衣がございますの
で若い方からシニア世代まで、幅広く楽しまれています。

浴衣の魅力:気軽さ・涼しさ・華やかさ

浴衣の魅力は、なんといってもその「気軽さ」です。
帯も名古屋帯や袋帯のような複雑さはなく、半幅帯や兵児帯(へこおび)で
OKです。下着も専用の和装肌着を使えば汗対策も万全。思っているよりずっ
と楽に着られます。

さらに、涼しげな素材感と風通しの良さも夏にぴったり。
綿や綿麻など天然素材の心地よさは、暑さを忘れさせてくれます。

そして、浴衣は何より華やかで目を引く和のファッション
夏祭りや花火大会の人混みの中でも、涼やかな浴衣姿はとても印象的で、
写真映えも抜群です。

こんなときに浴衣を着てみてください
  • 地元の夏祭りや花火大会

  • 旅先の温泉街での夕涼み

  • 屋形船や納涼床での食事会

  • 親しい方との夏の食事会やデート

  • そして、もちろん「ゆかたまつり」へ!

浴衣はフォーマルな場ではなく、「楽しむための着物」です。
普段の服と同じように「今日は何色を着よう」「どんな帯を合わせよう」
と自由にコーディネートを楽しむのが、浴衣の醍醐味です。

「きものむらたや」がおすすめする浴衣の選び方

当店「きものむらたや」では、年代やお好みに合わせた浴衣を豊富に取り
そろえております。

たとえば

  • 大人の女性にぴったりの落ち着いた藍色や縞模様の浴衣

  • 若い方に人気の、淡いピンクや朝顔柄の可愛らしい浴衣

  • 綿麻のシャリ感が心地よい、涼感たっぷりの上質浴衣

  • コーディネートしやすい半幅帯や、柔らかく結びやすい兵児帯

また、着付けに不安がある方には、簡単に着られる「作り帯」もおすすめ。
LINEやブログを通じて、気軽にご相談いただけます。

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浴衣で、日本の夏をもっと楽しもう

「着物は難しいけど、浴衣なら着てみたい」
そう思ったことがある方、今年こそ一歩踏み出してみませんか?

浴衣は、和の装いを楽しむ第一歩であり、
「日本人でよかった」と思える素敵な文化です。

夏の夜、そよ風に浴衣のすそが揺れる――
そんな瞬間を、ぜひ今年の思い出にしてください。

「ゆかたまつり」には、あなたの一番似合う浴衣で出かけてみましょう。
きっと、新しい自分に出会えるはずです。

※夏のお茶事は本来、絽や紗の着物を着物を使われますが、最近は暑いので
浴衣をお召しになってお茶事をされる社中もございます。

社中の中でのお茶事でしたら浴衣でも許されるのでしょう。

帯はさすがに半幅とはいかないでしょうから、そんな時は博多織の八寸を結
ばれます。

帯芯を入れない分だけ暑く無いですし、博多帯はオールシーズン締められる
と言われていますのでご自身が許せば重宝する一品です。


特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの、八寸名古屋帯は、白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配
してあり、数色のお色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現し
てございます。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

夏に締めるのが暑いと思われたら(目が詰まっていますので)
こちらもございます。

夏・西陣織八寸名古屋帯【京都イシハラ謹製】

ただこちらは、八寸ですので本来は芯を入れません。
しかしながら、博多帯(大倉織物の誠之輔の帯)に比べて張りが
ございません。芯を入れたほうがお好きな方もいらっしゃるかも
と思います。

最近、お茶の先生も博多帯の魅力に気が付かれたようです。
西陣織の様なオシャレな帯を作られています。

八寸で縦糸を多く使用されていますので帯に張りがあり帯芯が不要です。

大倉織物の誠之輔シリーズの紋羅は作られているようです。
昨日仕入れました。
粋な帯です。見た目は夏物にも見えないので春先から(暖かくなった頃から)
11月ころまでは結べるかと思える帯です。

逆に先ほどの帯もご自身が許せば7月に締められても大丈夫かと思います。
8月は気候次第かと思いますが・・・・・9月からはずっと締められます。
かなり長く締められるお品ですのでお勧めです。