50代からの小紋選び

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小紋を選ぶポイント~礼装との違い~

小紋は、留袖や訪問着のような礼装と比較すると、見た目の豪華さは
劣ります。ですが、小紋とは日本人の粋やおしゃれや柔らかさもっている
着物です。
お召しになる方が主役であり、その方のの魅力を充分に引き立たせることが
小紋をお選びになる時には、着用時を想像してみたり、実際に手にとってご覧
頂けるのでしたら体に合わせるなどして自分の印象を鏡に映してご覧ください。

むらたやでは、見てさわってというスタイルで販売しております。

[京染め・江戸五嶋紐監修]

[京染め・紋意匠に葡萄唐草とび柄]

  こちらの小紋は、おしゃれ着としてお召いただけますし、格の高い名古屋帯を
合わせてお紗席でお召し頂けます。

[東京染め・江戸更紗]

[京染め・紋意匠にとび柄葵文様]

こちらの小紋は、おしゃれ着にもなりますし、道行や羽織にされても宜しいかと
思います。色違いの江戸更紗を羽織にされた方がいらっしゃいます。
長羽織でおしゃれに仕上がりました。

袋帯の方が名古屋帯よりも60~70cm以上長いです。
それは、袋帯は二重太鼓を結ぶからです。
お慶びのお席には、二重太鼓で出席します。
よって
袋帯→4m~4m30cm程度
名古屋帯→3m60cm程度(仕立てあがって)

名古屋帯はでも格の高い帯もござますので、おめでたいお席に
お締め頂けます。袋帯と違って一重太鼓しかできませんので、その分軽くて
締めやすい帯となっております。

お太鼓とは、後ろから見て四角い部分(背中にあたる所)が二重になる事を
二重太鼓といいます。
二重太鼓とは、おめでたい場面や喜びが何回あっても良い場面=「喜びが重
なるように」の意味となっております。

格の高い名古屋帯
[となみ織物謹製・九百佐賀錦]


どちらも松の柄ですので、いつお締め頂いても大丈夫ですし、格も有り
上品にお締め頂けます。

一重太鼓とは、不幸があった場合そんな場面で=「重ならないように」と
いう意味ですので、喪服の黒共帯は一重となっております。
喪服自体は紋が五つあり礼装ですが、不幸が重ならない為に帯は一重と
なっております。

結婚式などのおめでたい場面では袋帯を締めて葬儀などの不幸があった
場面では名古屋帯をお締め頂くといのが一般的です。

こちらの説は戦後からです。それ以前に作られた喪服については丸帯や袋帯
が一般的でした。(礼装だから)
名古屋帯が喪の場面に登場したのは、縁起と言うこともありますが、どちら
かというと、袋帯よりも名古屋帯の方が葬儀の場面で着付けしやすい(二重太鼓
よりも一重太鼓の方が簡単)という理由が根底にあったそうです。

きもの むらたや 

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