仲秋の名月~お勧めの着物と帯~

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【仲秋の名月】・
今年は、9月29日頃が十五夜のようです。秋の夜空に美しい月を眺めること
ができる日。

夏が過ぎ、涼しくなり始めたこの時期に、満月の夜を見て楽しむのは、日本
の秋の風物詩で、その時に合わせてお茶会をされる社中もあるのでは?

それは、気軽な会なのか?それとも点心を振舞われる会なのか?

「月見茶会」と言えば、
庭に台を据え、その上に萩・芒・桔梗・撫子・葛・藤袴・女郎花の秋の七草
を供え、団子、枝豆・柿・小芋・酒を並べます。そして明かりを消して月の
出をゆっくりと待ちます。

 

このように月見の茶会は夜がふさわしいのですが、昼間の茶会でも茶箱を
使ってそしてお道具の取り合わせに工夫を凝らせば名月を観賞する雰囲気
はできるかと思います。

点心をお出しするにも月を賞でる心をお取りになると相手の方には伝わる
と思います。

何せ今年は9月29日が「仲秋の名月」月の終わりごろの為、単衣が良いか
袷でも良いのか迷いますのね。この場合は社中の皆様に合わせた方が無難
と思います。どちらでもとおっしゃるならば、その頃が暑いかどうかで決
められてもと良いかと思います。
もしお誂えになられるのでしたら、今からでしたら袷にされた方が無理
なくお仕立ができます。

今回お勧めしている着物は単衣にも袷にもどちらでも対応できます。

きもの
【板場友禅】生地が紬です。柄は友禅染です。黒地に四季折々の花柄模様(唐華)が白抜きで施されているように型染めされてございます。とても手間のかかったお品です。


特選西陣織九寸名古屋帯【都 謹製】「唐草に松竹梅 六通」
しなやかに織り上げられたオフホワイトの帯地に「松」「竹」「梅」に似せたお柄が唐草の上に施されています。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド
白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色のお色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現してございます。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

京友禅染高級小紋[染の北川謹製] と
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「道長文模様・織成袋なごや」

 

きもの
地色が黒で赤や黄色、ピンクと綺麗な大輪の牡丹と蕾を施してございます。
大胆な構図で、しゃれ感があり粋でオシャレです。気軽なお茶会やご友人と
のお食事会や同窓会などでお召しになられたら素敵に際立つことでしょう。


織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる「七条織成
樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。軽くてしなや
かで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席向きの装い」と言
って間違いないでしょう。

結城紬 後染め小紋 社交着としてお勧め

 

お勧めのお品は、これから使える名古屋帯とお色は優しいお色ですが上品で袷にされても宜しいかと思う小紋。
何といっても、結城紬 後染め小紋です。柄が粋でしゃれてます。その着物に秋らしとなみ織物の名古屋帯を合わせるとその時だけかもしれませんが、だからこそおしゃれ感が増します。しゃれ袋を合わせて観劇などにも宜しいのかと思います。


特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「源氏香に秋草文様」

 

 

これからの季節楽しんでください。

9月の単衣から袷の着物~お勧め小紋~

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重陽の節句、お月見、秋の七草など色々となぞらえたお茶席を
ご用意することができます

【重陽の節句】
聞きなれない言葉の方もいらっしゃるかとおもいますが、
五節句の一つで、菊の節句のことです。
では、五節句とは何でしょう。
勿論お分かりとは存じますが、急に聞かれては、「えっと・・・・」
と一瞬考えてしまいます。
☆人日(七草の節句) ☆上巳(桃の節句) ☆端午の節句 ☆七夕(しちせき)

そして ☆重陽の節句 で五つです

菊の節句ですので菊が着物のもしくは帯に入っていると素敵に思えます。

 

 

【お月見にお勧めのお着物】

紋意匠に三日月の月象紋をとび柄で施した無地感の小紋です。
ちょっとしたお茶のお稽古や気軽なお茶会などにお召しいただける着物です。
月(三日月)をモチーフにしていますので女性らしい優しい雰囲気になります。

さりげなく着こなすおしゃれな名古屋帯。帯地の織も変わっていて、菱の中に
ウサギや菊といった秋の単衣から春先までずっと結べる重宝するお品となって
おります。かわいらしさの中にも優しく粋な表情を持っています。

特選西陣織九寸名古屋帯【河合美術織物謹製】
「納経唐花文・クリーム色・お太鼓柄」

きれいなクリーム色に、品のよい色彩で表された「唐花文様」
西陣を代表する「唐織」は帯地の上に多彩な絹糸をもちいて柄を刺繍するように縫い取りで表現する技法で、もっとも高級とされています。

 

特選天然草木染江戸小紋【車輪梅染・紅藍舎(東京・京都・鹿児島)】
濃藍色染・流水短

江戸小紋の染料に鹿児島・奄美大島・沖縄に自生してタンニン酸と
褐色系の色素を含む染料(車輪梅のエキス)を混入させることで一層
のコクとキレのある染を実現。それを、濵ちりめんに草木染で全体に
は江戸小紋の万筋、その上からいろいろな柄を短冊の中にあしらって
います。

 

【秋の七草】

覚え方

秋の草花の入ったきものや帯をお召しになると今時期ですとベストです。
9月とはいえむし暑く、台風の多い時期ですので小紋でも涼しく感じるお色
も宜しいかと思います。

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]

丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄です。

九月の単衣の着物と帯~扇子~

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8月に入り蝉の鳴き声が一層にぎやかになってきました。

夏のお供とえいば、ハンディーファンで扇子では
なくなった気がします。(一部かも知れませんが)

先日神戸に出かけた時も若い子はハンディーファンが当たり前。
制服や会社勤めの方は様にもなるし効率も良いと思います。
でも、お着物をお召しになった時は扇子の方が品が良い気がします。

扇子にも色々とあり古典調や趣味調など様々です。
おしゃれなアイテムとなっています

 

お盆が過ぎた所、

まだまだ、残暑で何とも言えず暑さを感じますが、9月はもうすぐそこまで
来ています。慌てて単衣のお着物とならないために参考にしてください。

単衣向きのお着物のご紹介です。(勿論袷にもどうぞ)
お茶席向きの小紋です。染、柄付がとても良く仕上がっています。

帯は勿論「織成袋なごや帯」です。
格のある帯を乗せないと合いません。

 

染の北川の小紋【牡丹・赤・黄色・ピンク】

 

こちら、お勧めの紬です。【板場友禅】

 

こちらは都織物の帯です

モノトーンで表現されてますが華やかで帯によっていかようにも変化が可能です。
帯は、しなやかに織り上げられたオフホワイトの帯地に「松」「竹」「梅」に似せたお柄が唐草の上に施されています。

 

「染・結城紬」おしゃれ着

紬は着る人の個性を表現できる普段着であり、とてもお洒落な着物。
蚕の繭から引き出した糸に撚りをかけて織るのが紬。その手法には
「先染め」と「後染め」がありこちらは後者の後染めです。
紬の白生地に唐草華文様を施してございます。おしゃれに、粋にと
お召しになる方の雰囲気に合わせて帯も名古屋だったりしゃれ袋
だったりと色々と楽しめます。

 

 

夏の着物と帯~お勧め帯締め、9月の単衣

投稿日:

6月も20日を過ぎ着物は絽や紗になってきます。

それでは、今までお召しになってこられたお着物(単衣や袷)は
どうされてますか?

4月、5月とお茶会が多かったので着物のクリーニングを持って
来られる方が多かったようにおもわれます。正絹は特に汗で衿が
汚れほっておくとそこが落ちにくくなり色合わせ等でお金もかかります。

汚れだけは早いうちに落とされた方が賢明です。

お茶をされている方は雨の日用に東レの反物で着物を作っていらっしゃいます。
研修会の時などに便利とおっしゃられています。

とはいえ帯はやはり正絹の方が結びやすいです。
夏・特選西陣織袋帯【大光織物謹製】の帯です。東レとはいえ無地ですので
袋帯を締められた方が宜しいかと思います。

こちらは、夏・八寸名古屋帯[絽綴れ お仕立て上がり]の帯です

 

麻のきものと麻の名古屋帯です。
夏には麻が涼しくて軽いです。色違いを羽織にされたお客様がいらっしゃって
大変お喜びになられています。勿論着尺ですので、生地があまります。
残りは、半幅帯にされました。

こちらが、上の麻の着物の柄です縦の線が粋でおしゃれです。

 

夏とはいえ、お茶会がないわけではございません。

「朝茶」「月釜」「蓮見の茶会」「夕涼み茶会」と色々とございますが
TPOにあわせてお召しになるものをお考えになるのが一番。また、立場
を考える。お茶をされている方が一番悩むところです。
「亭主よりも正客よりも目立たぬようにとか、社中の先生のお立場を考えてとか」
大変です。

だから、無地が無難ということになるのでしょう。紋があれば格はございますし
安心という訳ですが、何故か少しさみしい気がします。少しで良いので華やかさが
欲しいものです。だからこそ帯はや小物は大切です。夏ならば尚更です。

こちらは、変わり絽の夏用付下げです。

 

帯は、
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】
です。

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことのある
大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。その帯です。博多織の名門処で、洒落帯
を作っておられます。経糸の数が多いため、しなやかなハリと締め心地の
良さを持つ上質な博多織の帯となっております。

色無地や小紋、江戸小紋、紬の他、御召などに結ぶことができて色々な
お席で使える帯となっております。お茶のお席にもちょっとした趣味の
時にも楽しめます。

柄は、甲冑の部分を表現しています。硬い感じもしますが、そこが又、
「キリッ」と感じ柔らかいキモノの生地にも合っていて素敵になると
思います。

こちらは、9月の単衣にも良い感になっております。

 

夏は、お仕立て上がりの名古屋帯も揃えてございます。
余りお召しになることのない夏着物ですが、イザという時には必要です。
ご自身の寸法に合った着物でお仕立がどうしても必要ですが、帯はお仕立
上がりでもなんとかなるものです。(気に入っていれば)

そんな時にお使いください。

「きものむらたや」夏の名古屋帯お仕立て上がり品

色々とご要望を承っております何かございましたらお問い合わせくださいませ。

 



 

 

 

 

 

春の気軽なお茶会の小紋と帯

投稿日:

今日は、寒が戻ったかのように寒く久々に昔作った上着を羽織りました。

銘仙の反物で上下を作ったんです。若いころに作りましたので
周りからは不評で(地味)なかなか着用の機会がなくそのうちに
何故かぷくぷくとふくよかに(T_T)尚更、着ることを避けてきたの
ですが、流石に寒くて(薄着でしたので背に腹は代えられず)着用
しました。

歳を重ねたおかげで、まぁそれなりに年相応になったとは思いますが、
義母から言わせると銘仙は銘仙。この反物は銘仙にしては物は良いけどねぇ~

そう言われたことが今でも忘れられずまたまた避けてきました。

そうはいっても、確かに銘仙は銘仙ですが、着物にすると生地が弱いから
直ぐ擦り切れたりしてダメになりそうだけど上着だけで着ると良いかも??

と思いだから、家着とすることにしました。ただ、一つ問題が・・・・・

昔は私のタイプと思っていたんですが、今は逆に歳を重ねた分もっと派手
なものの方がお顔移りが良いかしらと思う気がしてきました。少し地味かしら
と今更ながら思い始めてくる始末です。
それがこちら ↓↓↓

肩裏は多分残った正絹を使った気がします。20年前なので忘れました。

と昨日までは寒かったのにもう天気は逆戻りです😥

 

こちらは先日仕入れをしました小紋です。
淡いお色の細かい柄ですので上品にお召しになれるお品です。

単衣にされても宜しいかと思うお色と質感です。
こちらはちりめんのシボがございますので質感を損なわないため
加工によっては縮む可能性がございます。その場合はガード加工のみを
お勧めします。

茶系の小紋はこれからの単衣にはと思いましたが素敵で、お値段もそこそこ
しましたが、自身の目を信じて仕入れることにしました。
秋口の単衣でも宜しいですし、勿論袷にも良いと思います。

帯は、二度と織ることができない織成袋なごや帯を合わせてみました。
格のある帯ですがのせてみても全く大丈夫です。これでしたら帯締めや
帯揚で遊べます。工夫を凝らせば色々と楽しめます。

 

こちらは仮に小紋を単衣にしたとして帯を合わせてみました。羅織の帯です
ですからホント夏です。こちらの黒と色違いの白がございます。(まだネット
に上げていません(T_T))

 

 

こちらは、美しいキモノにも掲載された帯です鎧の甲冑をモチーフと
した柄は、あらゆる災難を除けるようにと想いがこめられています。
こちらの柄は、昔は嫁入り道具に必ず一つは入っていたお品の柄です

「守ってくれる」ということで親御様が持たせてくださっていたようです。

簡単な小紋に合わせてみましたが、こちらも質感がしっかりしておりま
すので色無地あたりから結べるのではないでしょうか。

 

 

別注デスが、夏の八寸素敵な帯を見つけました。

こちらは写真だけですがご覧ください

誠之助ブランドです右は見た感じ4月終わりから10月初めくらいまで
結べそうな気がしますが左は完璧に夏の帯です。

 

気になったことがあればお気軽にお問い合わせくださいませ

もしくはこちらよりお書きください

春の京都~お勧め小紋と名古屋帯の仕入れ

投稿日:

四月も半ばが過ぎました。

春の京都は、人、人、人で凄かったです。

娘と問屋に行ったのですが問屋までタクシーに乗ろうとする私
是が非でもタクシーを使わずに行こうとする娘

とうとう親子喧嘩勃発寸前。人が多いため娘を見失う事態に

私の予定では10時には到着予定。でも京都駅でちんたらとしていたため
11時半前に到着。予定よりはるかに遅くなりヘトヘトで口数も少なくなっ
てしまいました。

でも、さすがに着物はは良いですね。

拝見しましたら元気になりました。(早めのお昼で上機嫌というのもありますが)

人間国宝のお品 夏のお着物です。

娘曰く 可愛い。欲しいわ・・・・・と
私は冷や汗もの問屋さんは(*^-^*)にこにこ。さっさとその場を去って
行く私。でも着いてこない二人。流石に値段を聞いて諦めたのかやっと
追いついてきました。

お客様のご注文の留袖をじっくり拝見。鏡裏の柄を探してかなりある
留袖の中からピックアップしました。

 

 

 

全体を広げていませんのでわかりにくいかと思いますが前にくる所です
上前の雰囲気が分かればおのずと想像はつきます。4番目が一番地味ですが
上品ではあります。でも何か物足らないかも。

 

次に拝見させて頂いたのは、付下げです。素晴らしいお品ばかり。

私は、ちょっと切れてしまったんですが右の付け下げが面白いかなと
思いました。改めて写真を撮り直しました。

 

西陣の名門「鈴木の帯」がございました。


私共のお客様でこちらの帯のファンの方がいらっしゃって全く同じ帯が
ないかしら?あれば買うのにというくらい。奥さんにあの時お売りした
お値段ではないかもですが良いですか?とお伝えしましたが「いいわ。」
「とにかく気に入ったものが良いの。」とおっしゃられたので探しましたが
今の所無いみたいです。

メーカーに直にいかないと難しいのかもですねきっと((T_T))
(探し始めて5年くらいになります。あいだにコロナもありましたし(-_-;))

 

先日仕入れた着物と帯の一部です。

単衣にしても袷にしてもいい感じの小紋で、お茶席向きや観劇に良い感じ
となっています。

    

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「能衣流水模様・織成なごや」

 

他にもございます。

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「紅型の雲取り模様・織成なごや」

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「鱗模様・織成なごや」

「織成の帯」こちらの安藤織物さんの帯はもう職人さんが引退され
ましたのでむらたやではあと残り4本となりました。

大変価値のある帯です。是非きものむらたやでご覧ください

 

私の娘は、着物を着て宝塚を観に行くのだと張りきっています。あとは、
着物を着て京都見物をするのだとか。

やはり着物は着る場所は作って貰うのではなく自分で作って着て出かけるのが
本当ですよね。

私がInstagramでフォローしている方はホントに着物がお好きで、
着物の好きな方と繋がりたいでハッシュタグをつけていらっしゃいます。

また、その方はきっと頭が宜しいんでしょう。書いていることが分かり
やすく読みやすく楽しいです。

また全く違う感じの方ですが、知性のある洗礼された感がある方がいらっ
しゃいます。この方も読んでいて楽しくて、勉強になります。言葉もお綺麗
で(数回お電話でお話したことがあるので)そうやって
私も日夜学ばせていただいています。

田舎者の私は、方言丸出しできっと「あの人何言ってるの」と思う時がある
かと思いますがお付き合いいただき有難うございます。

只今、異例の「特別価格商品」を作ってそれはもうお値段は変わりません。
その間SALEを続けて実施しております。

 

 

春の大寄せお茶席向き着物と帯のコーデ

投稿日:

そろそろ暖かい春になると、大寄せのお茶会が催される時期となります。
色々な趣向でお出迎え。お客様は何を着ていったらいいのか迷いますよね

初めて誘われたなら尚更です。
先ほどもお客様とお話をしていたのですが、
「いろんな所に出席したいけどビクビクして、緊張してしまうのよね。」
「着物もこれでいいのか不安で・・・・・」

今回は、大寄せのお茶会にお勧めの着物と帯のコーデのご紹介をさせて
頂きます。

【大寄せ茶会】
大人数で催されるお茶会。気軽に参加できるお茶会ですので装いも格式張
らなくて良いので色無地や小紋もよく見受けられます。
小紋では、とび柄や繊細な柄の江戸小紋ならば上品ですのでお茶席向きです。

帯を合わせるならば格をあげる工夫をされるとよりお茶席向きになります。

<とび柄小紋>[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]

柄の雰囲気は、お茶席向きと言えます。色目も使い過ぎず上品に仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わ
せが楽しくなる小紋です。暖色系で明るく感じさせるお色です。着る方
を若々しくお見せできる素敵なお色です。

こちらの小紋に織成袋なごや帯を結ばれるとお茶席にはぴったりです。

帯締め帯揚げで楽しめます。

 

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

小紋とは同系色ですが、だからこそ全体的にまとまりが出ます。
帯締めで全体を締める感じで着こなしてはいかがですか?

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの帯は着物と色合いは全く違います。だからこそメリハリが
あっていい感じになるのではないでしょうか。

博多織伝統の平織を利用した織物で、甲冑をモチーフとした柄は、
あらゆる災難を除けるようにと想いがこめられています。

 

これまでの三本は格もございますので安心して結んでご出席できます。

ちょっと気軽にとなれば、少しカジュアルになるようにこちらはいかがですか

正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

先ほどのとび柄小紋と違ってカジュアルにお召いただける小紋です。
コートや羽織にしても面白い素材です。

 

こんな感じの名古屋帯で合わせてみてはいかがでしょう。

こちらの二点は、特別価格商品で合わせてみました。

只今、振袖のご相談会開催中です。

レンタル振袖、お求めの方、最近ではお母様のお振袖をお召しになりたいお子様
もいらっしゃいます。そんな時、帯や帯締め、帯揚げ、重ね衿などのご相談も
させて頂いております。

お気兼ねなくお電話もしくはこちらからご連絡くださいませ

お問い合わせフォームはこちらです↓↓↓↓

 

 

 

織成袋なごや帯~お勧め八寸名古屋帯

投稿日:
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】

今回、この技術で織れる唯一の方が引退されました。この技法の帯を織れる
職人さんはただおひとりです。後世に受け継いでくださる方もいらっしゃい
ません。寂しいですが今まで一生懸命織り続けてくださっとことに感謝いた
します。結びやすく品のいい「織成の帯」。
ご覧になられればきっとファンになること間違いないです。それだけの自信
のあるお品です。

 

 

只今ご紹介しているのは三種類です。あと一種類サイトに載ってございます。

こちらは鱗の柄です。こちらも厄除けにもなっております。厄落としには最適です

 

無地や付下げ、とび柄小紋や江戸小紋にお茶席に、紬に合わせておしゃれに
もどうぞ。

 

平地八寸名古屋帯・大倉織物 誠之助ブランド

※こちらは近々アップします。(きものむらたやにて 只今準備中です)
美しいキモノ2010年夏号日本の着物ブランド50選に選ばれたお品

結びやすく合わせやすい八寸の帯です。ファンの方が多いお品です。
気軽にも、ちょっとしたお茶会にも結べて便利です。全通ですので
とにかく使いやすい。おしゃれです。
伝統の博多織で平織りを利用して織られ、甲冑の栴檀板をモチーフと
した柄であらとあらゆる災難を除けるような想いをが込められているようです。

 

厄落としの贈り物にも良いかもしれません。

 

藤原織物の九寸名古屋帯

 

今では貴重となりました。藤原織物さんは、お茶をされている方には
定評のある機屋さんです。ですが閉められたので今ではのこっているのは
数少なくなっているはずです。

むらたやも名古屋帯数本と袋帯数本となってしまいました。

その中の一本のご紹介です。黒を基調にしたこちらは、ぼんやりした
お色の無地などに合わせたら上品になるのではないでしょうか。

 

特選八寸名古屋帯【繧繝霞・博多織物・全通】

これからお勧めしたい帯はこちらです。春夏秋冬オールシーズン使える
八寸名古屋帯です。「繧繝霞」その名の通りまるで霞がかかているように
色がやんわりと水平に変わっていくのが特徴です。
玉虫色調のボカシのみで表現されていて発色もよく見る角度によって色
あいが異なり様々な表情を楽しめます。横糸の束を織る前にグラデーション
になるように染め分けており、そうすることにより動きが均一ではありません
が色糸が変化する美しい織に仕上がります。見ていて素敵で不思議に感じ
させてくれます。

 

今回は、名古屋帯を重点的にお薦めをさせて頂きました。
これからの一本に是非いかがですか?

 

ある方がおっしゃていらっしゃいました。

何でも、新しいとワクワクするわね。それがいくら高価なものでも、頂き物
でも、安くても、気持ちは変わらないわ。・・・・・・と

 

確かにそうかもしれません。

新しくお召しになったり結んだりする帯はワクワクします。
そんなお気持ちを忘れずに着物を着ることを楽しんで、又、お茶をも楽しんで
下されば尚喜ばしいことです。

和の文化に触れてみてください。

 

 

春のお茶会やお出かけの着物と帯~お得品のお勧め

投稿日:

春になるとお茶会だけでなくお出かけする機会も増えてきます。
そんな時にお勧めなのがやはりお着物です。こちら訪問着ですが、
出しゃばらず、控えめに上品にお召いただけます。

高級訪問着 正絹[刺繍唐花柄] 尾峨佐染繍


世界中のあらゆる地域や民族に広く伝わっている歴史ある技法「刺繍」。
他の表現方法では決して真似できない立体感ある刺繍の美しさを創り上げ
着姿がより美しく、華やかになるように努力されているメーカーです。
糸の光沢感と立体感を生み出し、着物になじむ柔らかな風合いは手刺繍でしか表現する事は出来ません。それを尾峨佐染繍は続けています。

 

 

特選袋帯【河村織物謹製】「本手織りの逸品 河村つづれ」

帯の手織り職人さんにより、丁寧に織りあげたてれたフォーマル向け
の袋帯です。 橫段の中におめでたい正倉院の唐草模様の柄が品良く配置
されています。機械織りではなく、職人さんの手織りなので、そのしな
やかさは抜群です。

 

特選西陣織袋帯 人間国宝・大場松魚の世界【となみ織物謹製】

空想上の鳥とされている鳥が織り込まれていて段重ね中に金・銀と
優しいグリーン色と気品あるパープルの糸でそれぞれの文様を施して
います。名門「となみ織物」ならではの技術で素晴らしく上品で明る
さのある袋帯に仕上がりました。無地から留袖までの、フォーマルな
お着物に合わせて下さい。気品高くお召いただけます。

 

特選色無地無地 [斉藤三才のぼかしの無地・八掛付き]

絹の風合いを生かし、落ち着いた色彩をしっとりと上品に染上げ、慶弔両用できるきものとなっております。また、大きめの「シボ」のちりめんで「しわになりにくく、しわになっても戻りが早い」そんな特徴をもっています。だからこそお茶席には最適なお着物です

お勧めの帯

こちらは個人的な好みになりますが、

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

松・紅葉・梅などの植物を豪華に施し合間の雲取りの中に、波・唐華
唐草・鳳凰をあしらっています。全体的に優しい色使いですので上品
に訪問着や付け下げ、色無地や江戸小紋に合わせて色々な場面にお締
め頂けます。お茶席などに結ばれるとなお宜しいかと思います。品格
のあふれるお品ですので末永くご愛用いただける秀逸のお品です。

 

特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」

≪名門正統派の品格!≫ 精緻な織りの品格…中でも意匠・色彩の
素晴しい御品です。 正絹・西陣[服部織物謹製]こはく錦の袋帯です。
オフホワイト地に朱や草色・紫などの多色と金箔で立浪四季花丸文様
が柄付けされていて、さすが西陣の名門といえます。豪華で華やかな
袋帯です。

それが、なななんとこの度私共「きものむらたや」が【特別価格商品】
という位置づけのものを作りました。
その中の一つでございます。こちらの服部織物は特別どこの不具合が
という訳ではないですが、品物は良いものなのになかなかお嫁に行
けず日の目を見ることがなく今日まできました。ですので、大幅に
お値段を割いてお出しする決断といたしました。

これから、異例の特別価格の商品には、そんなお得感のあるお品も
色々と出していく予定です。

勿論、それだけではなく多少ヤケのあるお品もございます。それは
ご納得の上、着用の際に目立たない所にお仕立はさせて頂くなどと
考えさせて頂きます。
それでもキチンとされたいとおっしゃられれば、お直しのお見積り
をお出しいたします。こちらは要ご相談となります。

何ら問題のない物もございます。

これから色々と増やして見やすくしていきたいと思っております。

着物好きな方で普段から着用されている方にお勧めもお着物は
こちら↓↓↓

 

【特別価格商品】

こちらは、普段使いできる着物です。大河ドラマの篤姫の頃に仕入れ
たもお品。時代から言うと少し古い?かなり?お召しになるには気軽
にお召いただける紬となっております。棚でずっとお休みになっていた
お品でお品ですので多分特別どこも不具合はないとは思いますが、もし
不安がある場合はこちらからご連絡くださいませ。ご対応させていただ
きます。こちらの商品は¥121000でお出ししていたものです。それを
「異例の特別価格商品」という形としてお出しすることにいたしました。
お着物のお好きな方に是非お勧めです。

そんな掘り出し物もございます。

 

 

 

春のお茶会の大寄せの野点などでは小紋をお召しになられる方も
多いのではないでしょうか。
無地が無難という所でしょうが、とび柄などならば遠目からは無地感
にも見えますし、上品にも感じます。そして何より雰囲気が明るいです。

そんなチョイスも良いのでは?

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用

 

 

お茶席向きのグレーのお色にプラチナ箔のとび柄小紋です

上品に、お召しになれます。帯や捨松安藤織物

   

こんな感じの名古屋帯と合わせても素敵になるでしょう

 

特選西陣織九寸名古屋帯【藤原織物謹製】「紹巴 天平菱華文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅な菱や華を施してございます。
ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方にぴったりです。帯地の
お色もきれいなブルーで 品格の中にもおしゃれ感がある帯となっ
ております。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】

 

春のお茶会~お勧めの名古屋帯~

投稿日:

お客様のご主人が60の手習いで始めたお抹茶で今とても熱心に
されています。お稽古は勿論のことお茶の歴史の勉強にも出かけ
ようかと素晴らしい意気込みです。

今、多分70歳近いとおもうのですが、十徳羽織をお召しになること
を許される迄となっています。

この度、炭点前を披露されるということで毎日家でレッスンされて
いるとのこと。(奥さま(先生)が昨日お越しになられて教えてくだ
さいました。)

せっかくですので、私共の所にございました「炭」「多分炉の炭です」
を分けて差し上げました。


昔は火鉢に鉄瓶を掛けていたんです。
その火鉢は今も残っていますが、重たいので使っていません。
中の灰は欲しい方に譲りました。
後ろを見ると時代を感じます(*^-^*)

【十徳羽織】
男性が着用する黒い絽・羅・紗の上衣。 紋は入れず、胸元には共生地
の紐が付いている。単衣仕立てですが、年中着用します。
十徳の丈は正座に合わせてございます。ですから短めです。現在は茶道
の上級者のみが着用を許されている茶人の正装となっています。

 

春になり少しずつお茶会のお話を聞くようになってきました
嬉しい限りです。そこでご紹介したいのが

<お勧めの帯>

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】

人気のブランド帯屋捨松さんの名古屋帯はお茶席にもご友人との
会食にも重宝する一品です。
問屋さんが黒地と紫と二色持ってこられた時に

「黒が合わせやすいので黒地に皆さん流れますよ」と言われます。
分かるのですが、こちらのお色がとても綺麗ですので黒より惹か
れてしまいまいました。紺系の濃いお色やグレーなどに合わせら
れたら上品に、お茶席に結べるのではないでしょうか。

 

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】

 

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、
「お茶席向きの装い」と言って間違いないでしょう。芯を入れる必要
がないため、軽くて結びやすいという利点があり一般的な袋帯に劣ら
ない格があります。二重太鼓の帯結びが苦手という方や、柄の位置を気
にせずに結べるという利点がございます。

今回、この技術で織れる唯一の方が引退されます。ここらクラスの帯
を織れる職人さんが引退されました。
今まで、素晴らしい帯を織り続けて下さり感謝です。結びやすく品の
いい「織成の帯」。後世に残る価値のある帯です。

柄の少ない付下げや色無地、勿論とび柄小紋などに合わせてください。
重宝する一品です。お色がスリーシーズン使える発色です。