お仕立て付き特別価格の商品のお知らせ

投稿日:

お盆も過ぎ少しずつですが日も和らいでいる気もします。
9月は単衣の時期です。
この度、お仕立て付き価格で『訪問着』『付下げ』『江戸小紋』
『袋帯』『名古屋帯』をお出しいたします。
8月末までの価格ですので是非ご覧ください。

夏の着物と絽の名古屋帯はお仕立て込みall30%offとなっております。

九月に入るとお茶会やご友人とのお食事会、観劇などと、暑い夏には
動くことができなかった分活動的になります。
そんな時のお着物や帯はいかがですか。

この度は、お仕立て付きと言うことで、単衣、袷もさせて頂きます。
訪問着や付け下げ、江戸小紋などはこの機会にぜひお求めくださいませ。

※袷の場合は、八掛のお色が必要となります。
ご相談の上、対処させて頂きます。必要ならば本品と八掛の見本長を
お送りいたします。その中からお選びください。
お任せいただけるのならばそれでもかまいません。

【江戸小紋・家内安全柄】

上品なお色の紫ですので主張しすぎずお召しになる事ができます。

こちらの証紙も貼ってございます。
正真正銘の江戸小紋です。
最近は、シルクスクリーンなどで綺麗に江戸小紋らしきものが多々出ています。
本来は、「江戸小紋」という名称は特許庁で地域商標を取得していますので
美濃の型紙を使用して、東京で染めたものしか
「江戸小紋」という名称が使用
できません。


こちらの袋帯で合わせたらいかがですか。
【吉村織物謹製】備長炭染 全通 《袷・単衣のスリーシーズン特集》

玄人好みの上質なお品を作る帯屋さんとして有名で、備長炭を細かく砕き
混合液として先染めいたしました。柔らかさと“こく”のある色彩がひと味
違う『上質』を漂わせています。羅織物に見られる独特の「よろけ模様」を
二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げました。総通しの全通
ですので、お太鼓の部分を気にしなくてすむ安心なお品で、軽くて、しなや
かな締め心地です。 カジュアルな訪問着、付下げ、江戸小紋や小紋など、
幅広いコーディネートでお楽しみ頂けます。

【浅山織物謹製】「蘭奢待」です

クジャクの羽をイメージした柄と唐草文様を調和させ銀糸を折り込んで
施されて華やかさを表現しています。

お茶席向きの袋帯を合わせますとこちらはいかがですか。

【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」


白地にグレーでおめでたい松竹梅をお洒落に粋に変形させて施してございます。
お茶席に適している袋帯と思います。
これからのちょっとしたお茶会から、正式なお茶席までお締め頂ける重宝する
袋帯です。

 

きものむらたや 

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TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

着用頻度が多い小紋と名古屋帯

投稿日:

正絹京染小紋【江戸五嶋紐監修】
柄は、飛柄ですので帯も合わせやすく、季節を問う柄ではないので、安心
して着られるおきものです。色は、ライトグリーン色ですので年齢は幅広
いと思います。これこそ帯によって年齢、季節等を変えられて便利な一品
になると思います。柄域は、まるで 蛍が飛んでいるかのような配置です。
その中には、厄除けのウロコ模様が施され正統派といえる柄です。女性の
厄年の時に長いものを送る等の際に活用することもおすすめです。シンプル
ですが、生地もしっかりしていて着用シーンは結構多いと思います。
お茶会は勿論、お花見、美術鑑賞、ご友人とのお食事会や忘年会、新年会と
気軽に着用できます。
これからですと、単衣の着物としてお仕立てしてお召いただけます。


特選総柄九寸名古屋帯【山田織謹製】

淡いグレー色を基調として縦にやや濃い色のグレーストライプでおしゃれ感
を出しています。しかし柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に七宝模様の
柄が施されています。全通ということで自分で締めるには大変締めやすく
尚且つ、品格のある柄ですので、お稽古事は勿論観劇、美術館等の格式の
ある場所へ気軽に着て行く余裕を持ちいつもと違う時間をお過ごしして
ください。色無地や江戸小紋等にも合わせてみてください。幅広いシーンで
御召いただける重宝する一本です。


むらたやの逸品もののご紹介です。

右から:松井清々(初代)の付け下げ
あだち雅一の付け下げ
坂井教人東京染め作家作無地付け下げ
東京染江戸小紋(宝尽くし柄)
江戸更紗
江戸小紋の貞子好みより

色々な場所で活用できるお着物だと思います。

きものむらたや 

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振袖展~8月24日から9月2日まで~

投稿日:

今年の初めに振袖のレンタルや販売でトラブルがありましたので
ショッピングサイトでのご契約は、「不安」という方のお声を多々
お聞きしています。
かと言って、『むらたや』ではレンタルはしないと決めているもので
今、呉服屋がレンタルをするのは当たり前の時代になっていて、今更
という思いもあり、ショッピングサイトに力を入れてまいりました。

この地域では、呉服屋がするレンタルは一社しかなくその時に発生する
着付けとヘアー付きとなり美容院さんも悩んでいて私にお話を頂きました。
企画を練りこの度レンタルと販売する振袖展を催すこととなりました。
そこでお客様に喜んで頂き、リピーターとなって頂けるように努力していく
つもりです。

例えば、
こんな感じでご試着できます。

結構おしゃれなのが白地です。

赤やピンクは結構いらっしゃいますが、白地の着物の成人式でご出席され
ている方をみたことがあまりございません。
こちらでしたら、今後お色をお好きな色に染め替えることも可能です。

きものむらたや 

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九月からの小紋と名古屋帯~付け下げの語源~

投稿日:

もう少しでお盆です。
早い人で帰省された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私の娘は、試験も終わり本日戻って参りました。
ひとり暮らしで少し痩せた気がします。(本人も喜んでいます)
まあ、高校生頃が一番ピークな体重でしたから・・・・・

お盆には、
きゅうりは足の速い馬に見立てられてあの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるようにと供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうというように願いがそれぞれ込められています。

奥が深いですね~。

お盆が過ぎるとすぐ9月になり単衣時期のお茶会も増えてきます。
そんな時の袋帯や名古屋帯、着物をご紹介します。

単衣向きの着物です。
小紋:正絹小紋 京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]
お茶席や観劇、コンサートや同窓会にどうぞ

名古屋帯です。色の取り合わせは上の小紋とバッチリです。気軽なお茶席向き。
幾何学文様で、直線どうしが交わっている所にブルー、黄色、紫とそれぞれ一つ
の色の点を施しおしゃれに、色の取り合わせを幅広く合わせられるように工夫
されています。六通ですので出るところを考えることなくお締め頂けます。

こちらも名古屋帯です。幾何学文様でしゃれ感があります。
上の小紋と合わせるとメリハリがあり帯締めでグッと締めればバッチリです。
長方形がランダムに並んでいてその中に有職文様が施されていますのでおしゃれ
であり、古典調の小紋にも合わせられても良い感じになります。
単衣の着物だけでなく、袷の着物に合わせて、忘年会などにもご出席できます。
いろいろな場面に活用できますので重宝すること間違いございません。

こんな感じで名古屋帯を合わせても良いです。
こちらの名古屋帯は【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」です。

縦にやや濃いグレーストライプのオシャレ感を演出しています。 柄は正倉院の
御物にある唐花模様の間に七宝模様の柄が施されています。 しかも全て柄の
ある全通の帯という、贅沢な逸品ですので、締めやすく重宝します。

【付下げについて】

付下げと言われ訪問着とどう違うのと悩む方がいらっしゃいます。
実は私も嫁いだころは違いなど全く分かりませんでした。

訪問着より気軽に着れる・・・という事と付け下げは別八掛がつき、訪問着は
共八掛がついていると言うことと訪問着の方がボリュームがある。又、仕立て
る前は、訪問着は仮絵羽状態で、(着物の形にして仮に塗ってある状態)
付け下げは反物状態ですので違いは分かりやすいと思い、そんな感じで自分で
自分のものさしをつくり区別をしていました。

実は、まだまだ奥が深く、
『付け下げ』は、着た時に、前から見ても後ろから見ても柄が上を向いてい
ます。花も鳥も上を向くようにあらかじめ計算して柄付けされています。
肩山や衿山などを中心に柄をつき合わせて染めれば仕立てた時にすべて柄が
上を向きます。
このようにして一反の着物から作り上げてくるのです。
勿論、訪問着も同じで、一反の着物で縫い目を挟んで柄が続くようにと計算
されて作り上げていく熟練の技があってこそなのです。

付け下げが急速に広まったのは、昭和40年代の初めころではないかと思います。当時上前の身頃と衽を中心としてあっさりとした柄付けされた着物でした。そして、この付け下げの模様が、格(位)を高くして、訪問着の代わりに着られる迄
に至りました。
付下げとは、「肩山や袖山から柄を付けて下げる」とい所からきた語源ではない
でしょうか。

 

そんな付け下げをご紹介します。


※帯はイメージです。
こちらは上前と衽になります。↓

生地の感じはこちらからご覧ください。↓

こちらの付け下げに合わせる帯はやはり袋帯が宜しいかと思います。

袋帯のご紹介です。

【浅山織物謹製】「蘭奢待」
箔糸を贅沢に使った世界感の名門機屋【浅山織物】の特選西陣織袋帯です。
オフホワイトの地と淡いグレーの地色を交互に織り上げた上にクジャクの
羽をイメージした柄と唐草文様を調和させ銀糸を折り込んで施された袋帯です。

西陣織袋帯【織匠小平謹製】「変り七宝菊牡丹唐草」


きものむらたや 

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着物を次の世代の方へ~新企画~

投稿日:

最近、私共の地域では新しいものを買うより、昔のものを何とか利用できないか
とお考えになる方が増えてきています。古くても良いものは沢山ございます。
そこで弊社は、10年前からリフォームに力を入れはじめました。
実のところ、レンタルも考えたことはございますが、呉服屋としての本質から
かけ離れてしまう気がして、色々と葛藤した上で出した答えが、きものを売る
だけでなく、お客様のご希望
に副えるよう何か所かの悉皆専門業者さんと取引
してその方に合ったきもののお色の染め替えや選び方を一緒に考える・・・
というスタンスでやってまいりました。おかげさまで、嫁いでから20年になり
ますが、私自身勉強をさせて頂いたと思ってます。

きものは、奥が深く又、絶えず進歩していてシミ落としなど、落とせないもの
はないくらいのレベルまで行きついていると思います。しかし、まだまだ進歩
は続くと思います。だからこそ毎日が勉強だと思い、経験を大切にして知識を
増やしていくつもりです。「お客様からのお預かりの羽織です」

こちらは、染め替えてお仕立て直しをして羽織にします。
こちらは、白場を残して欲しいとのご要望でしたので、巻きぼかしで
させて頂きました。↓

お嬢様にお譲りになられると言うことで、お色を地味目に致しました。

「こちらは、染帯です」

オレンジというお色が気になって締めれないと言うことですので
柄を伏せて、一色掛けました。↓

こちらなら永く締められるとおっしゃられお喜びになられました。


むらたやは、在庫を持ちいつお客様がいらしても対応出来るよう品揃えは
万全を期しているつもりです。よって、年数によっては難が出てくるき着物も
ございます。いつまでも寝かしておいても仕方がないですので、この様な企画を
考えました。(振袖)
欲しい方や安くレンタルされたい方にご提供させて頂く企画です。

この企画は、私の娘の同級生のお母さまからの持ち込み企画です。↓

そのお母様は、美容師で長女さんもお手伝いをして頑張っていらっしゃいます。
着付けはお母さま、ヘアーとメイクはお嬢様の担当で今風の髪型や個性のある
髪型にして下さいます。(何度か打ち合わせあり)

着物は、むらたやがこの際見切ってお出しします。

沢山の中から選ぶのも良いですが(200着や300着)、プロが選んだしっかり
とした商品の中から選ぶのは一番の早道で間違いございません。
かと言って10枚や20枚程度ではございませんのでご安心を・・・・・・

こちらは、定番中の定番赤の地色に熨斗の柄、柄が絞りを使っています。

こちらは、訪問着と袋帯です。

訪問着はこちらより
袋帯はこちらより

多くのファンを持つ、「白綾苑大庭」の六通の高級袋帯を合わせています。
軽くて締めやすく、丈夫で長く愛用して頂け尚且つ困った時に頼りになる帯です。
きものによって、なかなかピンとこない帯合わせの時にこちらを合わされると
どのようなお着物にでものせ易く合わせやすい重宝する帯です。
大胆で鮮やかな色使いですが、「彩美色紙文」の名のごとく色紙の中に四季折々
の草花の柄を配置し、流行にとらわれない古典柄ですので安心してお締め頂け
ます。

こちらは、私がお薦めの袋帯です。↓

晴れの場所:結婚式や披露宴のお呼ばれや結納と色々とお締め頂けます。

きものむらたや 

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60代のお着物事情~お茶席にお薦めの着物と帯~

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譲り受けた着物と帯を使ってお茶のお稽古をされている方が多いです。
ただ、お母様と雰囲気や似合うお色が違うのにお母様のお着物を無理やり
着てお稽古される方も多いです。それも一つの手ですので、あるのならば
着た方が絶対に良いと思います。
しかし、時代もありますので「そのままで」友人とのお食事会などは
「センス」を問われますのでそんな時は、安くてもご自身に合ったきものと
帯を選ぶのが良いと思います。

今、お薦めの名古屋帯です。
九寸名古屋帯(西陣織)【藤原織物謹製】「紹巴 正倉院草花文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地でチョコレート色の地色となっています。
華やかなムードで立湧きの唐草の中に華文を施しお締め頂く時期を考えずに
重宝する一品となっております。ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方に
ぴったりです。 品格のある柄ですので、お茶席やお稽古事、観劇、など…
またパーティーなど様々なお席にお使い頂けます。

こちらの帯でしたら、淡いお色の小紋などに合わせやすいです。
例えば、こちらはいかがですか?


正絹小紋 高級京友禅染 [とび柄七宝・ライトブルーグレー色]
七宝の柄で上品に優しい雰囲気に仕上げてございますので、普段使いから
気軽なお茶席までお召しいただけます。


正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]お茶席にコンサート・観劇に洒落袋や
格高い名古屋帯でどうぞ
金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる
高級小紋です。

どちらも淡いお色ですので【藤原織物】の名古屋帯にはぴったりです。
どちらも年代を問わないお品となっておりますので長くご愛用して頂けると
思います。

とび柄小紋ですので、袋帯をお締め頂くこともできます。
その時は、こちらの帯はいかがですか?

西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通
《袷・単衣のスリーシーズン特集》

こちらですと、おしゃれ感も出て楽しく着物がお召し頂けると思います。
単衣時期になかなか帯を探すのが大変とおっしゃられる方には重宝します。

帯は先取りという事で、6月の単衣は、絽を締めて、9月の帯に悩みます。
生地が暑すぎると涼しく感じませんし、単衣の着物に合わせにくいです。
そんな時の帯です。もちろん袷にお締め頂いても大丈夫ですので長く締め
られて便利です。
他にと言えば、

西陣織袋帯 【高島織物 謹製】鎖美織全通 普段におしゃれにと重宝します

 

裏地はグレーで表は鎖美の織と流水ぼかしが施されています。
袷のお着物はもちろんですが、単衣のお着物にもお締め頂けます。
5月ごろから6月にかけての単衣時期には軽くて締めやすく重宝します。
しかし、元々袷用ですので、できれば9月からの単衣時期から5月の袷時期に
お締めいただくほうが良いと思います。

西陣織袋帯【にんな織物謹製】「有職唐花・濃茶 ・おしゃれ袋帯・六通」

 

こちらもメリハリがあってこれからの季節には合う帯と思います。
洒落感のある付け下げや無地、江戸小紋やとび柄小紋、紬などおしゃれな
着物に合わせてほしいです。

◇お嫁入りの時に持参した着物と帯

今は、お持ちのお着物を何とかしたいと言うお声を最近よく耳にします。
それだけ思い入れのあるお着物ですし、ご両親が作ってくれたから・・・
とおっしゃいます。

今の60代~70代の方がお嫁入りの時には、沢山のお着物をお持ちに
なって嫁がれた時代とお聞きします。その方々が今やっと自由になって
『着付けでも習おうかしら。』というお気持ちになられたみたいです。
私共呉服屋としては、有り難い事と思います。

そこで、お客様はご自分のお着物を何とかしたいと思ってらっしゃいます。
勿論、私共からすれば新しいお着物を買って頂きたいと思いますが、呉服屋
の観点からしたら・・・やはり お客様の思いを尊重しお持ちのお着物を
染め替え・仕立て直しをして再生して思い出と一緒に着用して頂く。
とにかく着物を着て楽しんで頂くことが大切だと思っています。

それからお付き合いが始まり・・・何かの時にお役にたてれればと考えて
おります。

又、私共も勉強してお客様にきものとは・・・とお伝えできるようになら
なければ、本当の呉服屋にはなれないと思います。

少しずつですが、ブログにも書いて記憶に残していき、地元のお客様に喜んで
頂ける呉服屋を目指していきたいと思ってます。

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]お茶席や新年会、初釜や弾き初めなど
おめでたい場にどうぞ

高級訪問着 正絹[絞りの世界] 結納やお茶席やご結婚の決まった際に持た
せてあげられる一品

【京都手描友禅 つけさげ小紋】


友禅・・・・
模様を筆で彩色する。防染して刷毛で引き染めする。江戸時代初期
宮崎友禅斎によって始められました。産地は、京都・加賀・東京・十日町など。

【東京染め小紋(江戸小紋)・家内安全柄】


江戸小紋・・・・
もともと小さいもよう言う意味。江戸時代に武士の裃の柄が変化したものです。
色は一色、遠くから見ると無地染めにみえます。

辻ケ花・・・・

桃山時代を中心に染められていました。その後絶えてしまった幻の染めです。
絞りを主体にした染めで箔や刺繍も加わり現代の染めとして復元しました。

紅型・・・・


沖縄で染められた型染。模様や色彩は南国にふさわしく鮮やかな独特な
タッチです。

更紗・・・・(古渡更紗)

更紗・・・・・(江戸更紗)

桃山時代にインドから渡来。ジャワ・ペルシャ・シャムなどはそれぞれ
違うムードがありま使用す。

絞り・・・・

鹿の子絞り・一目絞り・帽子絞りなど様々な技法があります。
大変手間がかかり、豪華でよく振袖にも使用されます。

草木染・・・・

合成化学染料に対して草木の天然の染料による染めで、化学染料
では出せない味があります。

【お薦めの袋帯】
今からですと、気軽に締められる袋帯などをご用意されて9月のお茶会に
供えてはいかがですか。

むらたやの本日のお薦めの袋帯です。

備長炭を細かく砕き混合液として先染めいたしました。柔らかさと“こく”の
ある色彩がひと味違う『上質』を漂わせています。羅織物に見られる独特の
「よろけ模様」を二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げました。
総通しの全通ですので、お太鼓の部分を気にせずお締め頂けるのでお薦めです。


【高島織物 謹製】鎖美織全通金白 普段におしゃれにと重宝します。

 

きものむらたや 

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振袖の世界~初めての試み~

投稿日:

私は、呉服屋に嫁いで20年近くになります。「昔よりは、着物が売れなく
なったと」と嫁いだ当時から言われていましたが、今ほどではなく
いざと言う時の為に在庫は必要不可欠でした。
今は、どちらかと言うと在庫を持たないお店が増えてきているように感じます。

お客様も、着物に対して『着れない・分からない・持ちたくない。』そんな
三大則のように思い込んでいらっしゃるように感じます。
本当は、着物に対して憧れはあるのだけど、こんな時は何を着ればいいの?
金額は?等々。実際、このように着物がよく分からないから敬遠しがちなの
だと思います。

その中で、「娘に振袖だけは着せてあげよう。」そんな思いは親御さんに
あるようです。買ったり、レンタルしたり、友達に借りたりとそれぞれです。

そこで、緊急に計画をしました。
呉服屋(着物と帯一式揃い)、美容院(髪のセット、着付け)、写真(プロ)が
集まりレンタルや販売といった感じで企画を致しました。

呉服屋は入りにくいとの事でしたが、場所を借りるにもお金がかかります。
なるべく経費をかけずにすると言うことで只今奮闘中です。

こんな感じで少し手狭に思えますが、広すぎると商品が少なく思えるし
何より、多すぎるとお客様が悩み過ぎて仕舞には分からなくなるみたいです。
でも、不思議なもので、お客様って多い中から選ぶのが嬉しいみたいです。

だからこそ、呉服屋の(専門の目の肥えた方)厳選した着物と帯の中から
着物と帯のプロとヘアー、着付け(美容院を営み長年成人式に着付けヘアーを
してきた)それぞれのプロが選んで差し上げる着物と帯で喜んで成人式に
ご出席して頂けるようにと企画しました。

30年8月24日~9月2日までです。

お母様のお着物を着られるという方も多いと思います。
そんな方でも、ご覧になりにいらして下さい。目の保養になると思います。
そして、小物一つでも足らないものがあればおっしゃってください。
又、「出してみたけど凄いシミが・・・どうしよう。」とお悩みの方も
是非どうぞ。お直しができます。又、お嬢様と寸法が違う方もできる限り
直します。(その折は見積もりを取ります。)

特価の新作袋帯です。




私共呉服屋がお客様を育て又、お客様が我々呉服屋を育てていく。そうする
ことによりお客様との信頼関係が生まれ、いざと言う時に頼って頂ける存在
になるのではないでしょうか。最近私はこう思います。

商品を売る・・・だけでなく、何でも相談して頂ける。相談がしやすい。
そんなお店作りを考えてきました。
呉服屋に嫁いでから少しずつ得た知識を基にお客様と信頼関係を築く。そこから
始まる繋がりは強いように思えます。

だから、今回の企画は私のおもいにぴったりと言えます。
多くのご来店をお待ちしております。

 

嫁ぐときに持ってきた振袖。昔は、元を取る位着られた方も多いと思います。
しかし、お手入れという知識がなかったので、「たとうしを開くのが怖い。」と
おっしゃられる方も多いです。
「どうしましょう。この着物、着れるようになるかしら。」振袖に関わらず
そのような相談を受けることが増えました。

安心して下さい。最近の悉皆屋さんの腕は素晴らしくこのシミは無理でしょと
思われるものまで落とします。(お値段はお見積りご相談の上です。)
但し、新品同様にはなりませんので、そこらあたりは気を付けてください。

せんじつも20年前の振袖の洗いとしみ抜きを持ってこられました。
お値段がそこそこかかりましたので「洗いだけでいいわ。」とのことでした。
商品が戻って来てみると、確かにシミは落ちてはいませんが、表面のほこりなど
くすんだ部分は洗い流されそしてピシッとプレスをしているので綺麗に見えて
お客様も満足でした。
そんな方もいらっしゃいます。。

それに「身幅や裄が違うけどどうしよう。」と言われた方もいらっしゃいます。
そんな方には、京都にカビ取りを兼ねて洗い張りにお出しして見積もりを取り
ます。むらたやでは、必ず見積もりを取りご納得していただき、それから作業
に入ります。初めてなら尚更です。お客様は“不安”なのですから。そういった
ことも含めて信頼関係を作れたらと思います。

共同に企画することで、売るだけでなく、レンタルというジャンル
私共が介入する勇気のなかったところへ導いていただいたことはうれしく思い
ます。そして、あるものを有効活用できるようにご提案させて頂くのも我々の
仕事です。

昔の着物は良い加工を施してあるものが多いですので、いつまでででもお召
いただける商品もございます。譲れるものはお譲りになられた方が絶対に良い
と思います。今買えば、かなりするような品物が多いですので尚更です。

それでもと思われる方は、レンタルの道もございます。
幅を広げることにより融通の利くお店にもなっていきます。

8月24日~が楽しみです。
是非ご来店のほど宜しくお願い致します。

きものむらたや 

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これからのお茶席の着物と帯

投稿日:

むらたや別注 東京染 小紋(江戸小紋) 【家内安全柄・薄緑色】

【品 質】
生地    :  高級浜ちりめん
型紙      : 伊勢型紙(伊勢の和紙で彫られた細かい柄)
江戸小紋柄   :[家内安全]
染め士   : 伝統工芸資格保持者 佐藤勇山作
染め工場  : 富田染工芸
東京都染色協同組合証紙№34

細かく“家内安全”と染め上がっております。遠目から見ると無地に
見えます。江戸小紋を一枚お持ちですと重宝します。紋を入れてお茶
席に着られる方、仏の時に着られる方様々です。

帯を合わせるとしたら名古屋帯・袋帯どちらもいけます。ただし、袋帯
の場合 格が高すぎますと着物に合わせた時にしっくりきません。

“きものむらたや”の江戸小紋は、
伝統の技法と理念を忠実に守り続ける職人が作っていますので、当店の
江戸小紋には、すべて東京染小紋であることを示す証紙が貼ってございます。
ホンモノの江戸小紋―「東京染小紋」にこだわるのが“むらたや”の姿勢です。

 

むらたやは、何故良いものを安く提供できるのか?
良質な商品を安くご提供できるのは、3つの理由があります。

一、卸問屋を介さずにメーカーから直接購入しているから。
こちらは、社長自ら東京の江戸小紋を染めていらっしゃるところに
出向き(何社か)色々とお話をして「島根という田舎の呉服屋にもかか
わらず、親身になってお話を聞いていただき快くお引き受けして頂い
た所と今もずっとお付き合いをして頂いております。

二、「浮き貸し」を行わないから。
多くの呉服店では、商品を問屋から借りて、売れた分だけ問屋に代金
を支払う
という「浮き貸し」という手法を取っています。そのほうが
在庫リスクが減らせるからです。
しかし、それではお客様が高くお買いになるので、
むらたやでは一切
浮き貸しを行わず、
すべて購入して仕入れています。だからこそ、より
良いものを吟味できますし、
何より安い価格で仕入れることができます。

三、島根だから。
島根は、どこにあるのかお分かりになる方は余りいらっしゃいません。
出雲大社のあるところという付属の言葉がないと出てこないという
あまり人に知られていない地域です。いわゆる「田舎」と言いましょうか。
  だから物価も安く、土地・建物は自社のものなので賃料がいらず固定費が
抑えられるためです。

だからこそ、商品の販売価格も抑えることができるのです。

江戸小紋は、このような見本から柄と色を選び染めて頂きます。
また、他に色々な型紙があります。

鮫小紋

行儀

角通し

こちらの「名古屋帯」「袋帯」を合わせてみてはいかがですか?


藤原織物謹製「紹巴正倉院華文」
江戸小紋に締めると上品になります。格もある帯ですので、お茶席や
観劇など色々とお締め頂けます。

 

こちらは袋帯です。

吉村織物謹製
単衣・袷どちらでもお締め頂ける重宝するお品です。織り方は、
綾羅織でデザイン性の高い創作袋帯です。

 


となみ織物謹製
「優彩正倉院華紋」

どれもこれからのお茶席にぜひどうぞ。

きものむらたや 

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TEL 0856-22-0095 (代表)
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むらたやが選ばれるわけ~江戸小紋~

投稿日:

江戸小紋って高いでしょ。と皆様おっしゃられます。
しかし、むらたやの江戸小紋のお値段を言うと『えっホント』
と驚かれます。

では、何故むらたやは他社よりお安くお求めいただけるのでしょうか。

それには、3つの理由があります。

①卸問屋を介さずにメーカーから直接購入しているから。
むらたやの社長が直々にいろいろな東京のメーカーを当たり、その中から
自社にあった素晴らしいメーカーを見つけて一からの染めだしをお願いしたところ
快く引き受けてくださいました。そのご縁で今に至っております。

②「浮き貸し」を行わないから。
多くの呉服店では、商品を問屋から借りて、売れた分だけ問屋に代金を支払うと
いう「浮き貸し」という手法を取っています。そのほうが在庫リスクが減らせる
からです。でも、むらたやでは浮き貸しを一切行わず、すべて購入して仕入れて
います。だからこそ、より良いものを吟味していますし、何より、安い価格で
仕入れることができます。

③島根だから。
島根という土地柄で、土地建物は、自社の持ち物ですので賃料がいらない分
他の諸々の発生する金額が抑えられるため、その分、商品の販売価格も抑える
ことができるのです。

このようにして、むらたやでは品質の良さにこだわり、安くて良い品をご提供しております。

そこでお薦めの江戸小紋をご紹介しましょう。
今からですと、単衣にもお仕立てができ九月のお茶会に間に合います。

図案が『鼓と束ね熨斗』となっています。

図案は『家内安全』です


図案は、『鼓と束ね熨斗』

縫い紋を入れても良いですし入れずに、おしゃれにお召いただくことも
できます。合わせる帯は、袋帯や名古屋帯いろいろとあります。
袋帯ですとこちらはいかがですか。

【加納幸謹製】
どの江戸小紋にも合うと思います。これからのお茶席には重宝する袋帯です。【高島織物謹製
涼しさを演出するにはこちらの袋帯はいかがですか。
なかなか面白い袋帯です。洒落感が強いお品ですので、とび柄小物などに
お締めいただけます。
鎖美織全通柄のおしゃれな袋帯です。裏地はグレーで表は鎖美の織と
流水ぼかしが施されています。

【洛陽織物謹製】

こちらは、江戸小紋にあわせてお茶席に重宝する袋帯です。


【となみ織物謹製】九寸名古屋帯


四季折々の柄が図案化されている九百佐賀錦です。九月も良いですし
十月からの合わせ時期にも重宝します。江戸小紋やとび柄小紋にもいいです。
格のある名古屋帯ですので、無地や付け下げにもお締めいただけます。

これからが楽しみになりますね。

大いに着物姿で外へ出かけましょう。

きものむらたや 

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お盆の語源と単衣向きの着物と帯

投稿日:


八月に入り、お盆が近づいてきましたが、
お盆の語源はご存知ですか?

仏教でいう「盂蘭盆会の略」と思われている方が多いようです。

あながち間違いではありませんが、そもそも「お盆」とは、いわゆる

ご先祖様にお供えを盛る器のことだったのです。これが、盂蘭盆の盆

と混じりあった意味になっています。盂蘭盆は、サンスクリット語の

ウランボンの音訳で、逆さに吊るすという意味があります。

亡くなられた方々が、そんな苦しみを受けてはいけないので、その苦

しみを救うための供養が盂蘭盆会なのです。どうぞ丁寧に手を合わせ

てあげてください。

丁寧に手を合わせると、両手のしわとしわが合わさって

「しわあわせ→しあわせ」幸せになるのです。

そうでないと、両手の節だけが合さり、「ふしあわせ」 不幸に

なりかねません。ともあれ、お盆は浴衣の季節です。取りあえず、浴衣

から着てみるのも着物に慣れるには一番早道ではないでしょうか。

只今、益田の石見美術館(グラントワ)にて浴衣展が開催されています。
昔の浴衣、ルーツ諸々を学芸員の方々が丁寧にお話して下さいます。
是非、足をお運びください。

ちょっといつもと違った時間を過ごすことができます。
着物ってそんな魅力のあるものだと思います。
夏は、是非浴衣から・・・・・

今、小千谷ちぢみが涼しくていい感じです。

淡いピンク地

紺の小千谷です。向こう側が透ける感がとっても涼しそうですよ。

【単衣の着物とこれからの帯】

8月となりそろそろ9月の単衣の着物と帯を考える時期となりました。
お茶席などに良い着物をご紹介します。


小紋:とび柄七宝柄

袋帯:柄名銀影シルバー【西陣まいづる謹製】

単衣にされてもしっかりした生地です。
袋帯ですがおしゃれに結べます。


小紋:江戸五嶋紐監修の小紋ライトパープル色

名古屋帯:有職段文に菊尽くし【小森織物謹製】

同系色でまとめました。お茶席や観劇に是非どうぞ。気軽にお召いただけます。

きものむらたや 

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