江戸小紋と袋帯

投稿日:

江戸小紋の柄は、型紙に模様付けされたものです。
表現される柄によって型紙の彫り方が違います。
鮫文様は江戸小紋の代表選手のようなもので、小さな点の連続で
図柄が構成されているのが特徴です。

色々ある文様の中でももっとも古くからある人気の文様ですので、
着物をよくお召しになる方ならお持ちになっているかもしれません。

円を描くように点が並んでいるので、茶道をする人や子供のお宮参り、
卒業や入学などの式典、友人や親戚の結婚式などの着物によく選ばれ
ています。鮫小紋は半円形を重ねた文様になっていて、半円形の曲線の
積み重なりが光を反射するので、着物の動きに合わせて美しくしなやか
な輝きを醸し出します。遠目で見ると光沢のある色無地に見えるのです
が、近くで見ると細かい匠の技に思わず感動します。


鮫小紋


青海波鮫小紋にたたき文様


七福神


家内安全

こちらのように、文字を彫った型紙もございます。
こちらも遠目から見ると無地に見え、一瞬ですと何の柄かしらと考え
させられます。よくよく見ると文字が施されているのが分かります。

誠に粋なお召し物と思います。こちらの江戸小紋に洒落袋を合わせて
みてはいかがですか?


角通し
通し文様も江戸小紋の柄の1つで、角通しは細かい正方形が縦横に連続した
模様になっています。角通しは、鮫、行儀と並んで小紋三役の1つとして数
えられていて、先端が正方形の彫刻刀で彫り抜いた錐彫りの型紙で染められ
ています。縦にも横にも筋を通すという意味を角通しは持っているので、非常
に格の高い文様です。同じ大きさ、同じ間隔で並んでいる模様を通しと呼び、
角通しは中の模様が正方形ですが、丸通しは中の模様が丸になっています。


行儀
行儀の柄は、斜め45度に小さな点々が規則正しく配列されています。
規則正しいことにより行儀作法の「礼を尽くす」という意味を持つ文様
です。45度は大切な相手にに挨拶をする時の最も丁寧なおじぎの姿と
いわれています。折り目正しく礼を尽くす。そんな振る舞いにふさわし
い文様といえるでしょう。


万筋
縞を染める型紙は、大変高度な技術が必要で、単に縞を彫っただけでは、
型紙がヒラヒラして、染める時にヘラがあてられません。だからこそ
「糸入れ」という作業が施されています。
まず第一にあらかじめ型地紙を2枚にはがしておいて、その2枚を重ねて
縞を彫ります。 彫り終わったら2枚にバラして、その間にに絹糸を横に
何本も張ります。 そして縞がずれないように2枚を柿渋で張り合わせます。
この技術は、重要無形文化財にも指定され、大変高度です。
今ではとっても稀少な技術となっています。


大小あられ
大小あられは、江戸小紋の文様の中でも人気の高い文様のひとつです。
薩摩藩島津家のお定め柄でした。
鮫(さめ)・行儀(ぎょうぎ)・通し(とおし)の江戸小紋三役に、
縞(万筋)・大小あられを加えて江戸小紋五役といいます。
三役、五役の文様は紋を入れることで略礼装とすることができる「格」
のある文様です。
紋をいれずに、お好みの名古屋帯などで気楽にお召し頂けます。
品よくお出かけの時に宜しいのではないでしょうか。


西陣まいづる謹製  袋帯
青海波の柄を洋風にアレンジした都会感覚の柄になっております。
江戸小紋にあわせてお締め頂くと着用の場が広がります。


小森織物謹製の九寸名古屋帯です。
柄は菊の文様でベージュと紫系のお色の段々となっております。
格の高い帯ですので江戸小紋や付け下げ、無地に合わせられます。


加納幸謹製の袋帯です。
薄いベージュ色の地に、細やかな鹿の子絞りのような柄で、ランダムな
市松模様を配置した上品なお品です。


志都香謹製
銀白地に熨斗の柄で色の配色のブルーが綺麗に施されています。
江戸小紋でも紋付の着物に合わせられと略礼装となり重宝します。

色糊調整

江戸小紋について詳しくは→こちらからどうぞ

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

普段に良い小紋と名古屋帯

投稿日:

お稽古や観劇、同窓会や友人との食事会などいろんなシーンで楽しめる
のが小紋の良さです。ちょっとしたパーティやおでかけにと気軽に着て
行ける着物ですので1枚あるととっても便利です。

きものむらたやでは、そんな一枚をお探しのあなたにお薦めしています。


橘と桐と菊の柄です。流れるように描かれていて質の高いお品ですので
お茶席や同窓会、観劇と色々とお召いただけます。

こちらのような格のある名古屋帯はいかがですか。
柄は、松です。おめでたい柄ですので、初釜にお締め頂けます。
帯締めで全体を締める感じにされると品よくバランスも良いと思います


となみ織物謹製です。ブルーグレーの地色がお着物をより一層の
上品さをだしています。

 


こちらは、七宝柄で七宝の中に絞りのように施してあります。全体的に
みますと大人しめですが、上品で生地の質も良く重みのある一枚です。
とび柄となっておりますので、帯で工夫を凝らして色々なお色の入った
名古屋帯やしゃれ袋が映えるのではないでしょうか。


こちらの白綾苑大庭の名古屋帯は、いかがですか。
白綾苑大庭の帯といえば、袋帯で正統派の代表とされています。
その機屋が名古屋帯を作られました。

どちらの小紋も名古屋帯も格があり、いざという時のお出かけにお茶席にと
お召し頂けます。

織りの着物とはまた一味違ったやわらかな風合いが魅力の小紋です。
気軽に街着としてや、格式張らない場でも、はんなりと着物で決めたい気分のときに楽しめる小紋のお薦めです。


蛍ぼかしのとび柄小紋です。何気ない日常も、着物をサラッと着こなす時に
いかがですか。着物を着るだけで気分は華やぐものです。

合わせる帯は、こちらの帯はいかがですか。

シンプルですが、帯もあまり柄柄していない方がバランスも良く
品よく気軽にお召いただけます。着用時期を問わないので合わせ
やすいと思います。

こちらのような名古屋帯で合わせても宜しいと思います。
柄は、お太鼓柄になりますが。単調な柄ですが、日本の世界遺産にも
認定されている日本の伝統工芸美濃の和紙を使い、和紙に色とりどり
の箔を貼り付けたものを橫に裁断し、横糸として織り込んである工夫
された名古屋帯です。普段にお召いただいた時にお締め頂くときっと
お褒め頂けるお品に間違いございません。

 

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

とび柄小紋の柄合わせ

投稿日:

とび柄小紋の柄の持っていき方を仕立て屋さんと
悩んできました。


裾はどこにしたら良いのかを考えています。

上前の柄の持っていき方で悩んでます。

柄が切れないように、又柄が、できるだけ並ばないようにと気を付けて
柄合わせをします。


後ろ身ごろの雰囲気です。
何処かしら並ぶところはございますが、同じ図柄は並ばないようにと
工夫しています。少しずらしてみたりとベストな位置を考えます。

肩のあたりも衿も柄の位置を考えて見積もりします。
お客様の身長や体格も考慮しています。
とび柄小紋は、仕立てるのになかなか柄の位置を考えるのに難しく時間を
要します。仕立て屋さん泣かせです。

大変なお仕事だと思います。

こちらの小紋の仕立て上がりが楽しみです。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

これからの着物と帯(小紋と名古屋帯)

投稿日:

10月も半ばが過ぎ季節は冬に入りました。
寒くなると一枚上着が欲しいですね。
私は、最近上着として二部式の上を袖を短くして仕立てました。

普段には重宝します。しかし、これから考えられる、
七五三、炉開き、忘年会、新年会、初詣や初釜など色々とございます。
その間にも、観劇、コンサートなど趣味でお出かけなどにも重宝する
着物と帯をご紹介いたします。


小紋はピンク地に牡丹唐草模様です。ピンクといえハッキリくっきりの
色ではないですので、若い方だけとは言えません。黒の地色の名古屋帯を
合わせていますので落ち着いた感じになります。そして普段着だけでなく
観劇、コンサート、気軽なお茶会などにお召いただけます。

こちらは、お召しです。無地として重宝する一品です。お洒落に粋に
お召いただけます。
お召しといえば、少し張りがありシャリ感がございましたが、最近は
サラッとした風合いでお茶席向きのお召が良く出ています。
京都から出張で来られる問屋さんも「お召しばっかりですよ。」
さすがに『お召し』のみだけ売れているとは信じていませんが、
多分、お召がよく売れているのではないでしょうか。

こちらもお薦めのお召です。(雪輪重ね)のような地紋になっています。
こちらは、お茶会、お稽古など上品に装う時に是非どうぞ。

どちらも袋帯、名古屋帯ともにお締め頂けます。
例えば、

こちらの名古屋帯と合わせられたら、普段気軽に、お食事会やお稽古
同窓会、これからですと忘年会などに重宝しますよ。


こちらのような袋帯を合わせますと、お茶会やどこかお出かけしたい
気分になります。画像では分かりにくいですが、写真と違って
締めやすく合わせやすいお品です。粋にお召いただけます。


名古屋帯は白綾苑大庭の帯です。格があり合わせやすいお品です。
小紋は流れのある淡い色です。上品にお召いただける小紋です。


これからの時期温かみのあるお色も良いのではないでしょうか。
こちらの小紋は、秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]です。
生地は「丹後ちりめん」を使用し、 すぐれた技術を持った職人さんと、
伝統的な古典の良さに、いま着たいという感覚をあわせもつ「ふだん着」を
作りたいという「秋月さん」の想いが込め得られた一品です。
伝統的でもあり、現代感覚にも通用する格子の柄となっております。
このような着尺でコート、道行を作られる方もいらっしゃいます。

普段着にお出かけにと重宝し、コートにしても違和感がなく逆におしゃれになる
素敵な小紋です。合わせている帯は洒落袋帯です。
ご質問お問合せがございましたらこちらまでご遠慮なくどうぞ。

只今小紋セール中です。
詳しくはこちらより→https://www.kimono-murataya.com/
ホームページのトップページとなります。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

お茶席の着物と名古屋帯

投稿日:

先日お茶会に行ってまいりました。
お道具も素敵で思わず写真を撮らせて頂きました。
こちらは、お煎茶(松月流)です。

設えもお考えになってお招きする気持ちが伝わってまいりました。

この日をはじめとし、お煎茶、お抹茶(裏千家)、お抹茶(表千家)と
続きました。

どのお茶席もお道具が素晴らしくて、色々とお聞きしました。
残念ながらカメラを忘れたり、カメラを持っていっても充電してなかったり
でこの後は、写真がございません。皆様に是非ご覧いただきたいと思って
おりましたが残念です。
初めて拝見するお茶碗もございました。
お抹茶(裏千家)は、お茶碗が出雲焼で、どっしりとしたお感じで
次席の方は京焼で豪華絢爛な染付でした。棗は、大棗で動物の柄に螺鈿が
張ってありしゃれていました。

表千家さんもまた、お茶碗からお棗や水差しも素敵で目の保養をさせて
頂きました。

お運びをされる方は、無地だけでなく、少し柄のあるとび柄小紋などを
お召しになられている方が多いように感じました。遊び心をお出しになられ
ている方もいらっしゃって、楽しませていただきました。

気軽なお茶会でしたら、こちらの
江戸更紗あたりをお召し頂いても素敵です。

主張しすぎず、控えめ過ぎずと丁度いい感じになるのではないでしょうか。


こちらのような名古屋帯で合わせても宜しいかと思います。
軽くて締めやすく真冬と真夏以外はお締め頂けます。


こちらは七宝柄の名古屋帯で、小森謹製の帯ですので生地もしっかりしていて
七宝の紫色が江戸更紗の柄のお色にあってバランスが良い合わせ方です。
帯締めを濃いお色にして全体を締めると感じにすればバランスが良くなるのでは
ないでしょうか。

こちらのようなこげ茶の名古屋帯で合わされても全体が締まっていいです。

 

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

本日よりお出かけ着物と名古屋帯セール

投稿日:

小紋・お召し・名古屋帯を最大50%offにさせて頂きます。
この機会に秋から新年にかけての着物と帯をお誂え下さい。

お薦めのお品(小紋)

新年に向けて、初釜、弾き初め、新年会、観劇、コンサートなど
来年の初着に良いお薦めのお着物です。

パーティーや新年会にいかがですか。

蛍ぼかしの着尺に伊勢型紙浪漫全通の名古屋帯を合わせています。
こちらの名古屋帯は、軽くそして薄い印象ですので真冬以外でお締め頂けます。
春先から単衣時期と初夏そして秋に最適です。

蛍ぼかしの着尺は、小紋にしても宜しいですしコートや道行にされても
良く重宝するお品です。

重宝する名古屋帯です
藤原織物謹製の名古屋帯です。しょうは織ですので、お茶席はもちろん
入学式、卒業式など改まったお席に着物を無地や付け下げにされても
問題なく、格のある帯です。柄も松や梅や桜などが施されていますので
新年にお締め頂けます。

名古屋帯それぞれ

気軽に観劇やショッピング、お稽古事やお茶会のお手伝いなど、合わせる
お着物によって幅広くお締め頂ける名古屋帯です。

江戸更紗です

生地も風合いもしっかりしていて着物にされると異国も感じさせるけど
日本独特の染付が情緒を感じさせてくれる粋なお着物です。

お薦めの名古屋帯のコーディネイトです。

こんな感じで同窓会や新年会、忘年会とお召しになってください。

 

生地のしっかりした京染め小紋と藍色の名古屋帯です。

メリハリの利いた合わせ方です。藍色の名古屋帯は一本お持ちですと便利です。

小紋着尺としゃれ袋です。

こちらの小紋はおしゃれに粋に合わせることができます。
又、道行にも適しています。

是非ご覧ください。

お召し一覧はこちらより
小紋一覧はこちらより
名古屋帯一覧はこちらより

少しだけご紹介させて頂きました。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

お茶席とそのお着物

投稿日:

今月に入りお茶会が続いております。
先月の終わりは、お月見の会で美しいお月様を拝見しながらお煎茶を
楽しみました。

野外でされましたのでまた違った雰囲気でよかったです。


結構早くながれてきますので取り損ねないように気を付けました。

お抹茶コーナーもございました。

昨日も一昨日もお茶会があり素敵なお道具も拝見させて頂きました。
皆様のお着物も色々と拝見させて頂き勉強になりました 。

とにかく10月というのに暖かくて袷をお召しになっていますが襦袢は半襟を変えた縦絽だったり、麻だったりと色々と工夫をされていらっしゃいました。

お召しが入荷いたしました。
[牡丹唐草文様]

[立菱段文様]

[雪輪重ね]

[花菱と割菱文様]

縦横とも強撚糸の先染めの糸で織り上げた平織の織物です。徳川家の11代将軍である家斉(いえなり)が、好んでお召しになられたことにより「お召」と呼ばれたという事です。縦糸につよい撚りをかけた八丁撚りという糸を用い、横糸にも一般の縮緬よりも撚りのつよい御召緯という糸を使うことによって、縮緬独自のしぼがより大きく、はっきりとあらわれるところに特色がございます。一般に和服では織りよりも染のものが格が高くなります。お召しは、織物の中で格が高いので、略礼装で着用できます。洋服で言うと、タキシードまで必要ないけど、スーツ着用のパーティーなどにお召し頂けます。お茶席のフォーマルとしても、洒落感でお食事をされても宜しいので重宝します。

帯のお薦めは、

[炭黒地色に立湧唐草]

このような帯にされるとメリハリが利いておしゃれにお召いただけます。
気軽なお茶席に是非どうぞ。

[網目織間道文様のベージュ色で六通]
独特の文様となっておりますので、しゃれ感をお出しいただいてお締め下さい。
グレーのお召しに合わせるとメリハリが利いていて素敵です。

こんな感じの小紋に合わせられてもおしゃれです。

お茶席に良い付け下げです。

こちらの着尺を小紋としてお召いただくも良し、コートとしてお召いただくのも
宜しいかと思います。

付下げです。お茶席にいかがですか。
モダンな感じの印象ですが、お茶席や七五三の付き添いや入学式・卒業式
などにお召し頂けます。

こちらの付け下げは、これからの時期にお茶席向きです。
もちろんパーティー等にも宜しいかと思います。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

七五三の時のお着物

投稿日:

徐々に七五三のお着物が出始めました。
最近は写真とセットで着付けをしていくら?というレンタルが
多いみたいです。
その考えも一つかもしれませんが、残る写真の出来が悪かったら
ショックですよね。
私共のお客様で着物は自前で他のドレスはレンタルして思い出の写真
を色々と撮られた方がいらっしゃいます。ただその方が許せなかったのは
着物の色が写真すると違うお色に写っていて着物の持つ雰囲気と違い
たいそうショックを受けておられました。
「この金額を取ってこのクオリティーはないでしょ。」
その方は、違う場所で家族でスナップ写真のようにキチンとした写真屋
さんに撮って頂いた写真が鮮明で綺麗に撮れていたので尚更でした。

写真を撮る方の腕もあると思いますが、ごまかすためにかどうかは分か
りませんが、台紙に写真を貼るのではなく台紙に印刷をされていて
ぼかしまで入っていて色味が変わってきているのは間違いなかったです。
最終的には何を主で選ぶのかはお客様次第ですので、思い出ですので
失敗、後悔はされませんように。
[七五三に良い着物]

[訪問着]

こちらのような大人しめの訪問着で七五三の付き添いのお母さまの装い
又は、お茶席、入学式や卒業式にあうお着物です。
柄は少な目で控えめとなっており主役のお子様を立てている感じがします。
[付下げ]

七五三の付き添いならば、付け下げでも宜しいかと思います。
左は、辻が花を絞りで施しています。

こちらの着物は、

こちらの加納幸の帯をお締め頂くと相性は宜しいかと思います。
ピンク地の辻が花のお着物ですとメリハリが利いて大変良いと思います。

中央の付け下げは、雲取りで柄を施してありその雲取りの中におめでたい柄
打ち出の小づちや巻物などの七福神が持っている付属品が描かれていたり
雲取りの中に絞りに見せた柄や観世水に花が浮いた感じなどが施されています。


こちらの付け下げにこの袋帯はいかがですか。

こちらもメリハリが利いて相性が良いと思います。
正倉院文様ですので格高くお締め頂けます。

淡いグレーのこちらの付け下げは、昔話にでも出てくるような母屋が
描かれていて、その付け下げには、


こちらの袋帯をお薦めします。

短冊の中にウロコ文様や桐や青海波や四季を問わずお締め頂ける柄
が施されていて、おめでたい柄が多いので七五三の付き添いや式典
入卒、お茶席に適しています。

それぞれ重宝するお品だと思います。

何にでも使えるとしたら
紋付の無地でも宜しいかと思います。
こちらは、万能薬のように何にでも合わせやすいしどのような場面にも
お召し頂けやすいのでおひとつはお持ちになった方が宜しいかと思います。
又は、江戸小紋やとび柄小紋あたりも便利です。無地より少し華やかになります。
但し無地より活用場面は少ないかと思います。

その辺りをお考えの上色々と揃えていったら宜しいかと思います。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

これからお嫁入りの方の為に揃えるもの

投稿日:

これから、嫁ぐあなたにお薦めのお着物です。
最近は、「着物着ないからいらない。」「着物の手入れが大変だし・・・」
色々と理由を付けて嫁入りのお仕度に着物を作らない方もいらっしゃいます。

確かに色々と面倒かもしれませんが、あれば必ず着用されます。
又、嫁ぎ先によっては、着物が必要だったと後になってお買い求めされる方も
多々いらっしゃいます。

今回は、嫁入り仕度として最小限必要なものや地域によってあった方が良いものをご紹介します。

[喪服セット]

人によっては葬儀の時着ないからいらない・・・・・とおっしゃられます。
確かに着ないからといわれれば必要ないと思われがちですが、
今は、いらないと思うだけで、後々「作っとけば良かった」と大抵の方が
おっしゃられます。
できれば、お家のお道具としてご持参された方が宜しいかと思います。

嫁ぐときに留袖を持たせられる親御様も少なくないです。
その時に留袖にするのか色留にするのかを迷われます。

若い時は、色留をお召しになって、年齢を重ねたら(40を超えたら)
黒留に染めなおす。そんな方もいらっしゃいます。

[色留袖]

シルバーグレー色に四季の花が施されています。季節は問いません。

以前染め替えをご希望された色留袖です。

染め替えた後、黒留袖にかわりました。

色留をお持ちですとこのように黒に染め替えができます。
今からお嫁入りの方はお若い方が多いと思いますので、色留袖をお作り
になられるか、染め替えはしたくないからとおっしゃられる方には。
黒留をお薦めします。

[色留袖]

[色留袖]

[黒留袖]

帯によって雰囲気が変わります。また、年齢によって帯を替えることにより
長くお召いただけます。

同じ留袖ですが、帯を派手にすると違います。

黒留袖は、あまり作り変えることはございません。この辺りの地域では、
嫁ぐときに作って持っていきその着物を大切に保管してお子様の結婚式や
ご身内の結婚式にすべてその留袖をお召しになる方が多いです。ですから
十分お召いただいてます。大切にされているとお嬢様に譲ることもできます。

先日お越しのお客様は、色留袖を二枚お買いになられ、お母様と寸法がほぼ
同じですので出る場所によって貸し借りをするわとおっしゃられた方も
いらっしゃいます。
いずれ、どちらかをお嬢様用の黒留袖にして1枚は色留として残しておくと
いうことです。

[訪問着]
お薦めの訪問着は色々とございますが、ネットに載せている中で言えば

 

こちらの訪問着は、手描き友禅の上、色々な絞りをの技法を使って柄を
施してございます。
ピンク地で若々しく見えますが、半身がベージュ系のお色ですので長く
お召し頂ける色使いとなっております。
締める帯を替えることにより表情も変わります。
柄は絞りを使ってますので華やかでどの方がご覧になっても納得がいく
素晴らしいものと一目でわかります。

[無地付けさげ]
いざという時は、無地が一番重宝します。
こちらは、無地より格が上がります。
坂井教人作  かたくりの図柄を生地に織り込んでいますので、無地感の
付下げの柄付となっております。肩山は、無地となっていますのですっきりと
した印象を受け、帯も合わせやすくなっております。

こちらは、上の着物と色違いで綺麗なベージュです。
名物裂の袋帯をあわせてみました。
所によってはお通夜の席は、必ず無地をお召しになる地域もございます。
そんな時の為に無地(紋付)をお作りになったら宜しいかと思います。

着物を着られる時は必ず晴れとは限りません。
できることなら雨コートと道行は持たせて差し上げたら宜しいかと思います。
よく言うのが、雨コートは2度作ったら良い。初めは若い時に、次は、60近く
なってからお作り頂くとずっとお召し頂ける柄や色を選べるからです。
道行も若い時と年配になってからですと色味も変わってきます。
初めに40代くらいまではお召いただけるような色合いでお作りになって
次はご自身が必要ならお作りになれば宜しいかと思います。

嫁がせるときに持たせてあげられるとしたらこの位はお揃えになられた方が
後々お嬢様にとっても着回しができるのではないでしょうか。

お稽古事をされている方ならば、小紋と名古屋帯を持たせてあげられるのも
助かると思います。
[小紋と名古屋帯]


小紋は先日入荷したばかりのお品です。
このように着回しのきく着物やどのような色柄にも合わせやすい名古屋帯を
お求めいただければ重宝致します。

これだけのものを一度に揃えるのは大変ならば、徐々に揃えられてご準備
されておくといざという時に困りません。
思い立った時にお考え下さい。

きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

お出かけの小紋と帯(名古屋帯・袋帯)

投稿日:

京小紋は、小紋柄を多色づかいで染め上げた着尺地が
特徴です。あでやかで、はんなりとした色合いはいかにも
京都らしい優美な華やかさがございます。

今は9月ですので単衣仕立てにしてお出かけにお召し頂いたり
袷にすれば10月から4月、5月まで風格のある外出着としてお
召し頂けます。

その小紋を羽織やコートに仕立てて無地っぽい紬の着物に羽織ると
なかなか素敵です。

              ⇓

長めの道行コートをお仕立て致しました。
若いお嬢様のお仕度にお持ちになられるそうです。

[京小紋]


こちらは、お薦めの紋意匠生地にとび柄小紋で白色の古典文様に金の縁取りを
施してございます。若い方からご年配の方までお召いただけるお品です。

合わせる帯について

[名古屋帯]

お茶席やパーティー、観劇や入園式・卒園式、入学式・卒業式や七五三の
お母さまの召しものに、又は、謝恩会や格式の高いコンサートの改まった
お席に重宝するお名古屋帯です。
とび柄小紋はもちろんですが、無地や江戸小紋、付下げに合わせることが
できる格のある名古屋帯です。

[名古屋帯・八寸]

メリハリを出したい方は、こちらの織成帯をお薦めです。
大変締めやすく季節の植物が施してありますので季節を問わずお締め頂けます。

[袋帯]

こげ茶色の生地に上品な華文を形や大きさを変えて位置してございます。
控えめな地色により柄が華やかになり嫌味のない品格を表しています。
軽くて締めやすい袋帯となっております。淡い色のお着物に大変マッチ
すると思います。

[袋帯]

白っぽい生地に淡いグレー色をぼかしてあります。そこに円のような異国を
思わせる柄を施してあり、中世的な感じのする袋帯です。とび柄小紋に合わせて
お出かけ用の着物としてお召し頂けます。

[小紋・雪輪ぼかし]


こちらも無地感でお召し頂ける小紋です。
「四海波」とは、日本を取り巻く四つの海の波の通称で、国の内外が平和で
ある事を文様化したものです。お茶席やお出かけのお着物として、入学式や
卒業式にお召し頂いても宜しいかと思います。

あわせる帯としてお薦めは

小森謹製の名古屋帯です。しなやかに織り上げた生地に七宝や若松菱を
施してある合わせやすく締めやすい名古屋帯です。四海波の雪輪ぼかし
の小紋に合わせるとメリハリも効いて大変しっくりくると思います。
お茶席はもちろん、観劇や七五三のお供をされるお母様や若いお婆様にも
お薦めです。

[袋帯]

お茶席にお召しいただくならしゃれ袋帯でも宜しいかと思います。
こちらは、スリーシーズン(夏以外)お締め頂ける帯で尚且つ全通
いわゆる手から垂まで同じ柄が施されていますのでどこを出されても
大丈夫ですので、締めやすい帯です。これからですと、炉開きや
忘年会でお召し頂けます。比較的合わせやすい帯の地色や柄ですので
気軽にさりげなくお締めください。

[七五三のお供のお母様にお薦めの訪問着と袋帯]


訪問着は紋意匠に様々な技法の絞りを巧みに使い描いた柄です。若いお母様や
これからお嫁に行かれるお嬢様に“むらたや”一押しのお品です。
ここまでのお品ですので、袋帯も柄的に重みのあるものでないと合いません。
そんな時に品よく合わせる帯としてお薦めなのが
“白綾苑大庭”の袋帯です。ネットにはまねっこした帯も多数出ておりますので
気を付けてください。



こちらが白綾苑大庭の品質表示証紙番号です。

こちらが、白綾苑大庭の帯であるという証拠のマークです。

良い品をお安くご提供できるように“むらたや”は、日々精進していきたいと
思います。
分からないことがございましたら、遠慮なくお電話して頂ければお応えを
させて頂きます。

 

 きもの むらたや 

%e3%82%80%e3%82%89%e3%81%9f%e3%82%84%e5%86%99%e7%9c%9f

TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで