お勧め小紋と名古屋帯

投稿日:

大寒が過ぎると本格的に寒さが厳しくなってきます。
お家から出ないことが多いです。

そんな時、お家でできる普段と違った楽しみ方として
着物を着てみてはいかがですか?
きものと帯合わせを考えるだけで楽しいです。

勉強にもなります。

巣ごもりをしている間にご自身の着物をご確認してみてはいかがですか?
そうやって春が来るのを楽しみに待つのも良いですね。

【お勧め小紋】
春の小紋でこちらはいかがですか

「月の紋」

【華菱文】

【丸に南天】

こちらの二点の小紋はまだアップされていません。来週中には投稿予定です。
(南天・華菱)

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】
織成なごや袋帯


こちらは、格のある帯です。鱗柄で厄除けの柄でもあります。
お色が数色使われていますので着物のお色はある程度合わせやすいです。
とび柄小紋、江戸小紋、無地、付下げあたりに合わせることがきる帯です。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】


こちらの帯で合わせるとメリハリが付きます。帯締め帯揚げで楽しめます

 

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】


淡いお色で合わせても楽しいかと思います。帯締めを濃いお色を持ってきて
楽しめます

 

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】

こちらも季節を問わない帯となっております。地色に似たお色が帯の中に入って
いますのでどの小紋でも合わせられます。

かなりお勧めの帯です。

 

鏡開き~お薦め小紋と帯

投稿日:

今日は、鏡開き

ぜんざいを作り飾ってあったお餅を食しその年の幸せと魂
いわゆる生きる力を頂きました。

     

さぁ今年も頑張って色々と発信していきたいと思います。

本日は、こちら↓↓↓

こちらの小紋です。


縦縞の小紋で、普段使いに是非どうぞ。
また、コートなどにされても宜しいかと思います。
きものとしてお召しになられるのでしたら、帯はこちらはいかがですか?

同系でまとめるとこんな感じはいかがですか?
小森織物の帯
七宝つなぎと松のおめでたい柄です

白綾苑大庭の帯です
源氏香が施されています

弥栄織物の帯
幾何学文様ですので結ぶ決め事はないです。

山田織物のなごや帯
唐草、七宝、花菱などであしらわれている柄はおめでたお席向きです

こちらの小紋もお薦めです。
ペーズリー調の地紋の生地に四配色で縦に施されているお色
その上から「ろうけつ吹雪染め」を施してございます。
二番目と三番目の画像の方がお色がより近いです。

こちらに合わせるとしたら
こちらはいかがですか?

となみ織物の九百佐賀錦の名古屋帯

特選西陣織九寸名古屋帯【川島織物謹製】 お太鼓柄です

こちらは、袋帯で、柄は雪輪ですが、全体的に生地が軽くどちらか
というと、しゃれっ気のある帯ですのでろうけつ吹雪染めの小紋に
合わせても合います

 

 

【訳あり商品】

2022年壬寅~お勧め小紋と名古屋帯

投稿日:

謹賀新年
心よりお慶び申し上げあげます

今年は、「壬寅」。寅年の中でも比較的優しいといわれています。
干支は、「十二支」と「十干」を組み合わせたもの。

十二支「子丑寅卯辰巳馬羊申酉戌亥」は時間を表します。

十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」は空間を表します。

双方を組み合わせた干支を『六十干支(ろくじっかんし)』といいます。
60年で一巡するので、「60歳のお祝いを還暦という」

今回は、昨年末に仕入れた振袖や小紋をご紹介します。

【振袖】

地色が黄色とブルーがとても綺麗でしたので思わず仕入れました。
こちらのお色は「むらたや」には今、無いお色でしたのででちょうど
良いかも。そう思いました。

こちらでしたら、黒地の帯で合わせたり、白地の帯で合わせたりしても
上品でかわいくなると思います

 

明日は、島根県益田の成人式です。
本来は1月2日なのですが昨年の子たちが成人式を迎えることができなかったため
2021年の成人者が1月2日、そして明日が2022年の成人者が晴れて成人式を迎えられます。

おめでたいことです。

無事に明日が迎えられますように(祈)

ここからは昨年末に仕入れた「小紋」をれに帯を合わせてみました

小紋は本日アップしました。

帯は只今セール中でお薦めです。

小紋(右)

(左)

なごや帯 中(二番目の写真)の写真を参考

有栖川文様の帯

小森の帯 七宝

お勧め小紋と名古屋帯

投稿日:

先日、「これいいなぁ~」と思う小紋を仕入れました。

ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

 

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品となっています。
お色は、四色。京紫色、葡萄染(えびぞめ)、白菫色、山吹茶等の近寄ったお色

これからのお茶会でお手伝いやお稽古、普段のお着物生活でお召いただいても
おしゃれで粋になります。

合わせる帯は名古屋帯。

お薦めは、こちらです。
【染帯・市松柄】

【名古屋帯/濵ちりめん染帯・お太鼓柄】
 
上品な染帯です。普段から気軽におしゃれに結んでください。

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】

こちらは、掛け軸のような名古屋帯です。シンプルに帯のお太鼓の部分にだけ
柄がございます。シンプルすぎて逆に難しいかとも思われがちですが、合わせ
る着物は、小紋でいろいろな柄があっても華やかすぎないタイプでしたら合わ
せ易いかと思います。上のろうけつ染めの小紋あたりでもしっくりくるのでは
ないでしょうか。


出す位置で後ろからの雰囲気が変わります。

 

網代のきもの(伝統工芸品)西陣着尺、お召地を組織化した反物

網代紋とは桧皮(ひわだ)や竹、葦などを細く薄く削って斜めや縦横に
編んだものを言い、天井や垣、屏風、団扇などに広く使われ、きものの
柄として好まれています。西陣着尺の内の一分野であるお召地を組織化
したもの。

特選塩瀬 和染紅型 栗山吉三郎の染帯

有名な「染の北川」が生み出した生地を使用。
(和木沢絹や松岡姫。そこから7年かけて出来上がったゴールドシルクを経
てさらなる白さとやわらかさを追求して生み出す。)
今回使われている生地がこちら≪CHUL THAI No.6≫の白生地です。
その生地に沖縄の紅型に魅せられた栗山吉三郎氏が、沖縄の色彩豊かで美し
い紅型染と日本のしっとりとした深みのある伝統色がをかけ合わせ素敵な
染帯に染め上げました。

同系色ですがこちらの帯を合わせると上品になり素敵になると思います。

たれの部分が無地の場合と柄の場合どちらでも大丈夫です。
しかし、メーカーお薦めは無地のようです。そして何より、柄の部分をたれ
にすると表の長さが多少短くなると思います。(たれの部分だけ裏に回るので)

 

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」

こんな感じであわされてもメリハリがあり良いと思います。

これから、師走、年が明け初釜となります。そうなると少しは落ち着いた感じの
きものもあれば重宝します。
そんな時、こちらはいかがですか?

こちらは、無地付下げです。

特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

上前の地紋の柄です(かたくり)


上前と衽の地紋の柄合わせです

 

後身頃の裾の地紋の柄合わせ

下前の裾の地紋の柄


お袖の地紋の柄(右の後ろと左の前にある)


八掛の柄

このように、裾とお袖に地紋があり八掛付きの無地です。地紋の付き方は
付下げ調です。
衿元は無地ですっきりとしています。
ベージュ系ですので帯は合わせやすいお色と言えます。

私がお勧めするならば、
袋帯でこちらです。

正統派でいくなら
特選西陣織袋帯【京藝謹製】「謹上之帯令和・百の吉祥文様尽くし」


どちらのタイプでも楽しめる帯です。
お若い時は上の柄で、65を超えたら下の帯の柄にされるようにプレスなどの
クリーニングをされたらいかがですか一本で二度楽しめる一生の帯です。

特選正絹西陣織袋帯 【大庄謹製】 灰紫色・モザイク文様

文様は幾何学模様でですので季節は関係なく結ぶことができます。お色は秋から
冬にかけて、また着物が淡いお色ですとメリハリを利かせるに十分な素敵なお色
です。

正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」

お茶席には大変重宝する帯です。

白地にグレーでおめでたい松竹梅をお洒落に粋に変形させて施して
ございます。真っ白ではなく少しグレーが入った多少光沢のある帯です。
お茶席には最適な帯です。

しゃれ袋で気軽におしゃれにお召しになられたい方には
正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】全通


しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣の
ようにふんわりとした風合いです。

 

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「ルーマニア立菱縞文、有悦織」

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「名物裂有悦織、太子間道柄」

こちらのタイプは紬のような洒落ものにも素敵に結べますが、たれものの
着物にも合わせられる重宝する帯です。控えめなお茶席や普段のお着物に
おしゃれにされたい時にどうぞ。紬のお着物でお食事会などとか(#^.^#)

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「紅型の雲取り模様・織成なごや」

なごや帯ですが、織成(しょくせい)とという綴織の一つの織ですので
格があり、無地に結ばれて大丈夫な帯です。こちら重宝する帯です。

八寸ですのでかがるだけですので軽く結びやすく締まりもいい。
無地や小紋、紬などにも結ぶことができ重宝します。

是非ご覧ください

お問い合わせはこちらから

 

お茶席にお勧めのお色~灰色~

投稿日:

【色の色々】

灰色・・・・・文字通り灰のお色です。
このお色をじっくりをご覧になられたことがございますか

お茶人さんは、特にこのお色にこだわりがあるといわれています。
じっくりと炉の中の灰に見入るのだそうです。

炉中の灰を筵(むしろ)の上に広げて、真夏の暑い陽光にさらし
幾度も幾度も番茶を煮だした汁をかけては素手でもみあげます。
(手の皮がむける人もいらっしゃるくらいです。)
そして丁寧に保存し、開炉を待つのです。

灰に寄せる茶人の心は深く、彼らは本当の「灰色」の素晴らしさ
をご存じなのです。

お着物のお色でも「利休ねずみ」等ございます。粋なお色です。
少し緑色を帯びた灰色は茶人千利休の好みでもあったのでしょうか。

実際、私共のお客がこのようにされています。

20年前店舗を建て直すとき、大きな朝鮮壺に灰が山のように入っていて
それを捨てたことをお客様にお話をしたら「まぁ勿体ない貴重よ灰は。」
と言われたので、二つの桐の火鉢の中の灰は残しておきました。
しかし、流石に私ではどうすることもできず、お茶をされているお客様に
相談をしましたら、快く引き取ってくださいました。
「50年も前の灰ですが良いですか?」「大丈夫よ。筵に広げてちゃんと
するから・・・・」と言われたのです

きちんとお茶をされている方は違うなと感じました。

当時の写真(昭和36年祖父と祖母)

火鉢や掛け軸、箏、今も私共の家で大切に保管しています。
箏は、娘が習っていました。親子4代、このお箏で練習してきました。
家を建て直したときに、床柱を飾りで使いました。
時代が変わり、家を建て直すときに「先代の気持ちといいものは残す。」
そう決めて・・・・・・
先代の思いを受け継ぐのならば床柱は形を変えても残そうということと
なりましたので三階のエレベーターホールの壁に飾りとして残しました。

これは、写真に載っている火鉢です。
   

こちらは、昔コタツの代わりにしていたのではないでしょか?
多分右のテーブルの下にこちらがあるのではないでしょうか。

 

これからの季節の着物~無地~

こちらは、斉藤三才の無地ぼかしです。お茶会の増える時期にぴったり
のお着物です。
帯は、その会によっていろいろと変えられます。

特選塩瀬 和染紅型 栗山吉三郎の染帯

ぼかしにいろいろなお色が使っていますのでこちらの染帯が上品になります。

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「鱗模様・織成なごや」

柄は鱗文様厄除けになるといわれています。

【白綾苑大庭の名古屋帯】源氏香と秋草

【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」

お茶席向きの袋帯となっております。
白地にグレーでおめでたい松竹梅をお洒落に粋に変形させて施してございます。
菱の形を基本に松・竹・梅他の柄を菱の形になるように描き落ち着いた雰囲気
を持つ帯です。

【洛陽織物 謹製】 「乱菊、六通」

重陽の節句のあるこの時期に結ぶに適した帯です。

重陽の節句とは
五節句の一つ。菊の節句です。旧暦の9月9日に催す行事です。
菊酒や栗ご飯で「飲んで、食べて、見て楽しみます」

こんな感じにしゃれ袋で合わせてもおしゃれです。

小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]
なごや帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」

紋意匠生地にプラチナ箔使用で松文を品良く飛び柄にあしらっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず上品に
仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける
帯合わせが楽しくなる小紋です。

これからのお薦め名古屋帯

投稿日:

先日、問屋さんが来られて京都の諸事情を聞かせて頂きました。

お茶関係では定評のある「藤原織物」さんが廃業されるということ。・・・・

前回も安藤織物の職人さんがご高齢のため織るのを辞められたとお話をしたばかり

なんだか寂しい話が多いです。

藤原織物さんは、確実に廃業ですので、各問屋さん、小売り屋さんがお手元に
お持ちでない限り手には入らないお品となります。

そこで、むらたやが今持っている藤原織物の帯を探してみることにしました。

【名古屋帯】
「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるぶどう笹蔓文で、
唐草と共に松・竹・梅・桜を感じさせるおめでたい柄を施してございます。

「紹巴 正倉院草花文 六通」

紹巴という、しなやかな帯地がチョコレート色の濃さで、華やかなムードで
立湧きの唐草の中に華文を施してございますので結ぶ時期を考えずに
重宝する一品となっております。

【袋帯】
「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯
です。勿論、結婚式の披露宴や結納のお席で結んで頂ける礼装用袋帯です。
おめでたい柄行ですし様々なお色が使われていますので着物にも合わせや
すく華やかに上品にお締め頂けます。

今のところこれくらいですか。
もう少ししたら棚卸をしますのでわかると思いますが、多分これくらい
かと思います。

藤原織物のしょうはの帯はホントに定評があり支持層も広く私共としても
こちらの帯がないと、それに代わる主力商品を探さないといけないと思ってます。

今私共の所にある帯でいいな。と思う帯をご紹介しましょう。

前回お薦めした「織成袋なごや帯」
こちらは、お茶会にも良いですし、着物生活をされている方にも評判がいいです。
しかし、こちらも数が少なくなっていて、むらたやでも今あるのがすべてです。

気軽に結ぶ帯として八寸の帯
大倉織物(博多織八寸)

 

黒地にブルーの模様が映えています。八寸ですので、気軽におしゃれに
結んでいただきたいお品です。

こちらは、近々サイトに載せます。まだ載せていません。(入荷したばかりで)

同じ黒地でも雰囲気が変わります。
西陣織【佐々木染織謹製】「黒地に菱の中にウサギや菊」

お月見の時などにちょっとした時に結ばれるとおしゃれです。
こちらはサイトにございます。

 

となみ織物の
九百佐賀錦と名うっている九寸名古屋帯こちらもお薦めです。

名古屋帯ですので、小紋は勿論ですが、江戸小紋、無地、付下げくらいまでなら
結べる価値のある帯です。

光沢のある帯です


染びった柄を織り込んだ枠の中に丸い輪があり、形は菊や梅の雰囲気で施
されている、スリーシーズンの名古屋帯です


扇面型の松が幾重にも描かれております。スリーシーズンお召いただ
ける、大変重宝する帯

綺麗な黄色のお色に唐華・華文を施してあり、格高い名古屋帯となって
おります。無地などに上品に合わせられるとおしゃれです。

色々とございます。
お聞きになりたいことがあれば、遠慮なくお問い合わせくださいませ

文月のきもの

投稿日:

文月 夕涼みという夕食後の湯上りに「浴衣」はいかがですか?
浴衣で縁日、花火大会という日本らしい情緒ある風情があるのが良い所で
懐かしいところなんですが、今はなかなか情緒を感じる機会も減ってきて
寂しい気がします。

縁日のそぞろ歩き、浴衣を着て(夜は明るめの浴衣が映えます)足もとは素足
が美しい黒塗りの下駄で。
花火大会での浴衣、盆踊りでの浴衣、納涼大会での浴衣という風に
本来は、色々と着る機会がございます。

社中での朝茶の茶会にも浴衣をお召しになる方もいらっしゃいます。
せっかくですので、朝茶事に「蓮見の会」を催されても情緒があって素敵です。

今時期が良い時期です。こじんまりで宜しいので各社中で催されてみてはいか
がですか

 

源氏物語の浴衣

源氏物語の浴衣

鎌倉彫の下駄

 

◇盛夏(七月、八月)の外出にお薦めのきもの

☆絽、粋紗、薄お召し、薄大島、上布、明石、紅梅などの透けるきものです。
その時の長襦袢には注意を払ってください。絽か麻の白がよく、着丈が短く
足首が透けてみえるない方が良いです。

☆夏の薄物では、逆光に注意
盛夏の薄物のきものは、きものも襦袢も透けるものが多く逆光線に立つと足
形が透けて見えるるものが多いです。
暑いので、気持ちがゆるみがちになります。腰のくずし方や足の休め方に気
を付けましょう。

 

【お中元】
暑い時ですのでお届けにしても電話か葉書での挨拶ですませることが現代的
ですが、敬意を表さねばならない場合、相手先に出向くのは奥様のお役目。
そんな時に、粋紗のきものに紗の袋帯か羅の帯、献上博多なら紗織りの透か
したもので合わせてはいかがですか。

青、納戸系の涼し気なお色のきものに白の帯、帯締めでアクセントをきかせ
草履やバッグも色を揃えたり、白地にして盛夏のおしゃれを楽しんでください。

【お出かけ後】
帰宅後は、脱いだ着物はハンガーに掛けて吊るし、両手にきれいな濡れタオル
を持って、汗ジミの部分を挟んで軽く叩き、汗を吸い取らせる。(あくまで軽く
濡れすぎたタオルですと逆に着物の生地をが縮む可能性があるので注意)

【絽の無地】

 

 

【小千谷ちぢみ・杉山織物謹製】

 

 

汗やシミが気になる方には、東レの絽のきものがお勧めです。

【東レ絽の無地】

【東レ絽の小紋】

 

 

【絽の名古屋帯】

【八寸名古屋帯】

【絽の名古屋帯】

2022年の成人式の方まにあいます

投稿日:

そろそろ成人式の方の為の振袖展の企画を考えています。

私どもの地域は、来年に2021年にできなかった子と
一週間遅れで、2022年の子の成人式を執り行うようです。

流石に来年の子たちは振袖をご用意していることと思います。
が、まだ全くという方、今なら間に合います。
7月の終わりごろに振袖展を開催する予定です。

販売、レンタルどちらも承っております。
今回ご紹介するのはほんの一部です。
気になるお振袖があれば、遠慮なくお問い合わせください。

完全予約となっておりますのでご連絡いただけるとお時間を調整して
ご覧いただけます。

入荷したて(かぶせ袖)

入荷したて

これに似たタイプが2022年着用予定(M寸)こちらは未仕立て

2022年着用予定(仕立て済L寸)

お仕立上がり振袖(L寸)未着用

2022年着用予定(L寸)

2022年着用予定(L寸)

未仕立て

未仕立て

2020年着用済(M寸)
   

2020年着用済(M寸)
   

2022年着用予定(M寸・きものは化繊・帯は正絹)

 

ほんの一部ですが、レンタルも可能。お値段は色々です。

2023年成人式の方にお勧めです。
2022年の成人式でまだお決めになっていない方、お仕立て上がりの振袖が
ございますのでまだ、間に合います。

是非お問い合わせください

きもの部分名称~東レ夏の小紋~

投稿日:

きものの部分名称についてです。

着物をお召しになられる方は、ご存知の方が殆どと思います。着物のお得意な方も
着物初心者の方も、是非ご覧ください。

 

着物を測る時に知っておきたい着物部分名

着物の寸法を測る場所と注意点

☆着物と襦袢の肩幅は同じ
☆袖幅は襦袢より二分広め

着物

部分名称

身丈     和服の身頃の長さ。測る時肩から又は背からで長さが変わる。
※私共は肩から測ることが殆どです。
裄      着物の背縫いの最上部から、肩山を通り袖口迄の寸法。
袖幅+肩幅=裄

肩幅     身頃の背縫いから袖付迄の幅のこと
袖幅     袖の幅。袖と身頃が接続する袖付から袖口の先までの長さ
袖口     着物の袖から腕を出すために開い部分のこと
袖幅     袖の幅。
袖丈     袖の長さ
袖付     袖と身頃が接続する部分のこと

前幅     前身ごろの裾の幅。
後幅     後ろ身ごろの裾の幅
衽(おくみ)  身を置くので、置く身が衽になったようです。概ね四寸幅と
決まっていますが、その方の体型によって多少変化します。
衿下     衿先から褄先(裾)迄の長さ

繰越     着物の衿を抜いて着るために必要な部分
合妻幅    着物の衿先の付止まりでの衽幅
抱き幅    身八口の下の位置から衽付の縫い目までの横の幅のこと
肩山     肩の一番高い部分で、前身ごろと後ろ身ごろの折り目のこと
袖山     袖の一番高い部分
剣先     衽の先端で、剣のように尖った所のこと

ふき     袷の場合、袖口や裾に表から少しのぞいている部分。
       「ふきかえし」という意味。袖口や裾が痛まない為にある
袷の場合の袖口・裾に八掛が少しのぞいていることをさす。

身八口    元々発汗作用の多い子供の為にできた脇の口が始まりですが、
着物の身頃の脇の開きの部分

これからの小紋「東レの小紋・横絽」です

 

 

夏のきものと帯

投稿日:

~梅雨時期からの着物と帯~

梅雨入りをすると夏の始まりを感じます。梅雨は普通1か月~1か月半と言われていますが、梅雨明け(出梅)が過ぎると本格的な夏『盛夏』となります。そんな時期の「きもの」どうしたら良いのかしらと悩まれる方も多いと思います。
本来、六月ですと透けない単衣で帯は先取りですので絽の帯を結びます。

こういった決まりごとがございますのでそれに沿ってお召し頂けると間違いはないのですが
暑くて汗びっしょりになって着られている方も多いですので、無理をせず、工夫をして楽しく着物をお召しになってください。
透けない単衣は、六月と九月に着用します。なので、六月の着物の小物選びは、夏用でも袷用でもどちらでも大丈夫です。
但し、衿元を夏の半衿にされるならば、小物はすべて夏物にしたほうが宜しいです。
逆に九月の単衣ですと着物は季節を先取りで着こなすので、夏が終わっても尚まだ小物や帯が夏物なのは宜しくありません。

 

≪単衣向きのきものと夏のきもの≫

[正絹小紋 京染め唐花文]
[東京染め小紋・貞子好みより]
☆左の小紋は、お茶席に好まれるグレーの地色でモダンな地模様の上に、花の柄が染めてある上品な小紋です。
☆右の小紋は、光沢のある丹後ちりめんの生地を使用して柄を施してございます。サラッとしていますので着心地は宜しいかと思います。
こちらの生地をお勧めして頂いたのはむらたやが江戸小紋を染めて頂いている富田染工場の社長様からです。やはり餅は餅屋ですね。
素敵に染め上がって参りました。画像ではこの小紋の良さをお伝え出来ないことが惜しいです。

 

[正絹小紋 京染め紋意匠に捺染染め総柄小紋]
[正絹小紋 京染め紋意匠に葡萄唐草文様]

☆左の小紋は、春から初夏にかけて気軽にお稽古、普段に着物生活をされる時重宝します。 お色から涼し気な印象を受けますのでご友人と
お食事にお出かけされても良いですね。 勿論袷にされても大丈夫です。

☆右は、オフホワイト系のクリーム色の紋意匠生地に葡萄唐草を施しています。私一押しの気軽に着れる小紋です。お色からしてこれからの
季節に適した小紋です。

 

[小千谷ちぢみ・杉山織物謹製]
[小千谷ちぢみ・杉山織物謹製]
☆両方とも夏にぴったりの麻の生地「小千谷ちぢみ」です。気軽にお出かけされたりお稽古や観劇、ご友人とのお食事会にどうぞ

 

[横絽に縦絹混ざり織り変わり絽の付け下げ]
[絽の付け下げ・五泉の生地]

☆訪問着より気軽にお召しいただき、よそゆきから準礼装まで対応ができる着用範囲の広いおきものです。訪問着に近い柄の付け下げとなっておりますので袋帯や格の高い織りの名古屋帯を合わせてください。。

☆右は、ブルーがかった淡いグレーで帯を描いた柄と帯締めを描いた柄が調和している上品な付け下げとなっております。左より柄行がおとなし目となっております。品よく上品にお召いただける付け下げです。これからのお薦めの帯はこちらです。

 

≪夏の雨の日にお薦めの東レの無地≫

[東レシルック・絽の無地]
[東レシルック・絽の無地]
☆東レの生地は最高級ポリエステルきもの「シルック®きもの」です。洗濯機で洗えるので、天候や汗を気にせず着用できます。

≪これからのお薦めの帯≫

 

[大光織物 謹製・スリーシーズン用 ]
[夏・特選西陣織袋帯・大光織物謹製]
☆透け感のあるブルーグレー地に織り上げられた生地に唐華と幾何学文様が施されていますので、盛夏を外した4月~7月初め。9月~11月がお勧めです

☆帯地に各菱の中に「松・唐華」が金糸銀糸が互い違いに施されています。お色からして涼しさを感じさせます。格のある柄行です。夏のお茶事にどうぞ

[西陣織袋帯・ 田中義謹製]

[特選西陣織袋帯・大光織物謹製 ]
☆帯地は、淡いグレーパープルです。金糸・銀糸で雪輪や波、観世水、抽象化した花などを施しています。夏の暑い時期に涼しそうなお色と柄行です
☆右はアイボリー色の地が変わり織りで織られていて涼しさを感じさせます。松・梅・桜・菊の模様化した図柄に垣根と波や七宝が施されています。

 

[西陣織九寸名古屋帯・京都イシハラ謹製]
[西陣織九寸名古屋帯・佐々木染織謹製]
☆左は段々にありあげられた帯地に幾何学も文様が施されている名古屋帯です。社中の夏のお茶事や研修会にお勧めです
☆右はほのかにピンク色とアイボリー色で織っていてその上に抽象化された花が施されています