単衣の着物に合わせる軽い袋帯

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【衣替え】

四季にあわせて衣服を着替える習慣は、はるか昔の平安時代に始まります。

生活様式が変わった今日では、体調に合わせて衣服を考える等々。

衣替えの習慣はあるもののその定義が変わってきているように思えます。

お茶会や伝統を重んじる主旨の会等では、更衣のしきたりを心得る事は

大切だと思います。

十月から五月中は袷の着物で、六月からは単衣仕立の着物になり、

七月・八月は薄物とよばれる 絽や紗、麻等の盛夏の生地の着物を着ます。

帯も夏用の 絽・紗・羅 のように 単衣の帯を用います。

九月は六月と同様に単衣仕立ての着物に夏帯です。

帯は先取りと言われ、六月の単衣は夏帯で、九月の単衣の着物には

袷用の帯をしめるとも言われています。

その時に注意して頂きたいのは、着物の雰囲気をみて合わせてください。

軽い雰囲気の着物に重い雰囲気の帯では合いません。

温暖化の今日では、趣味の会や個人的な集まりには

六月一日を待たずとも単衣仕立てを着用します。

現代なら五月中旬から夏帯を締めても構わないと

思います。とはいえ なかなかその勇気もない場合は

最近スリーシーズン用の軽い帯もございますので、そちらをお薦めします。

西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「市松花立湧・スリーシーズン袋帯」
お茶席・お稽古・観劇向き

西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗丸華文・スリーシーズン袋帯」
お茶会・お稽古・観劇や同窓会の会食に

西陣織袋帯【弥栄織物謹製】「更紗華裂文・スリーシーズンの袋帯」
お茶席・お稽古・観劇向き

 

昔は四季と言うものを重んじるほど、春夏秋冬がはっきりしていましたので

あまり悩まずすんでいたと思います。

今は、ご自分の体調や天気を考えてお着物を選んで着てください。

『六月に薄い雰囲気の衣単衣が良いわ。』という方には

紗袷をお薦めします。薄物を二枚重ねて仕立てますから

六月九月に着ます。紗は糸が少ない軽い生地ですので

二枚重ねると生地が揺れ、モアレがでて清涼感を

誘います。大変贅沢なお着物といえるでしょう。

 

少し早いですが、夏の着物をご紹介します。
こちらは、絽の無地です。
落ち着いたお色ですので、お茶席には重宝します。
帯は、夏の袋帯です。
こちらは、6月くらいからお締め頂けます。

 

こちらは、絽の付け下げです。
大人しめな柄付です。
ブルーがかった淡いグレーで帯を描いた柄と帯締めを描いた柄が調和して
いる上品な付け下げとなっております。
訪問着より気軽にお召しいただくことができ、よそゆきから準礼装まで
対応ができる着用範囲の広いお着物です。格の高い袋帯をお締め頂いたり
すると色々な場での活躍がされ重宝致します。

 

令和元年のSALEを企画しております。予定では、15日ころから催せればと
考えています。

その時は、是非“きものむらたや”をお願い致します。

50代からの着物選び

投稿日:

令和最初のブログ第一弾は

50代からのお着物えらびです。

子育てから解放、または少し余裕が出てきたから趣味で。

はたまた、着物があるから何かしようかしら。

などなど理由は様々ですが、お茶に興味を抱きお稽古を始める方が

増えてきているのは確かです。

私どもの所でさえ、着付けから茶道の道へ入られる方がいらっしゃいます。

だからこそ、この年代からのお着物探しにお手伝いをさせて頂きたいと思い

令和元年5月1日のブログはこのお題にしようと決めていました。

50代からとひとえに言っても色々といらっしゃいます。

昔と違って皆様お若いです。そしておきれいです。見た目もですが、気持ちも

お若く明るいですのでお着物選びも楽しいですよ。

本日のお薦めは、

こちらはいかがでしょうか
正絹小紋 京染め[唐花文・パステルグレー色]

グレーというお色は大変お茶席に向くお色です。
かといって、濃すぎたり暗めのグレーですと地味になりがちです。
こちらでしたら、明るいイメージでお召し頂けます。
流れるように施された唐華は、地色と調和して主張していません。
ですから、お茶席に、お稽古に、ご友人との会食にと気軽に着て頂ける
そんな小紋です。

こちらは、無地付け下げに袋帯です。

無地付け下げは、「かたくり」をモチーフにされている、
鎌倉の友禅作家 坂井教人先生の作品です。
(こちらは、ネットには出しておりません。)
袋帯は、特選西陣織袋帯【服部織物謹製】
「手織・こはく錦製造織元・立浪四季花丸文様」です。
結婚式のお着物やお茶席のお着物。無地、付け下げ、訪問着
そして黒留袖にも合わせられます。
※無地付け下げが気になられる方は、お電話もしくはこちら から
ご連絡いただければ、お返事させて頂きます。

こちらは、東京染め小紋~貞子好み~です

全体的にベージュで柄は格子のようになっています。
オシャレに粋にお召しになられたい方にはお薦めです。
古典調とは少し離れた感じですが、江戸小紋染の技術で染められています。
型紙が工夫されているだけです。

本物の江戸小紋は、美濃の型紙を使って東京で染めたもの(伝統工芸士)
を江戸小紋といいます。

上の東京染め小紋は、東京で伝統工芸士が染めたものには違いありません。
“きものむらたや”がいつもお願いしている江戸小紋染のメーカーにお願い
をしてそのメーカーのオリジナルの~貞子好み~というブランドから
選んで染めて頂きました。

こちらは、正絹小紋 秋月洋子監修 [格子柄・ライトピンク色]

滑かな格子をあしらっていて、一見、洋?のように感じさせる雰囲気は
正に気軽に着て出かけられる。そんな小紋です。定規で引いたような線で
はないので、型ぐるしい感じがいたしません。
勿論、お茶会に着用できます。また、観劇やご友人とのお食事会など
多岐にわたる活用方法がありますので重宝致します。

お薦めの袋帯です。
正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製 】 全通 、袷はもちろん単衣時期にも
重宝する帯です。

「綾羅織」と題された独特なよろけ模様を織り上げた帯です。
軽やかな風合いは、単衣の時期にも重宝して頂けます。 意匠は銀色の地に
淡い桃色の横段柄です。その中は細かい市松模様になっていますので、 シンプル
且つモダンな表情の意匠なので、飽きのこないオシャレな袋帯に仕上がりました。 オシャレな訪問着や付下げ・色無地にそしてとび柄小紋などに合わせて頂けます。観劇、コンサート、お茶会など様々なシーンでご着用できます。

上の三反の小紋でしたらどれでも合いますよ。

「小紋だからやはり名古屋帯がいいわ。」とおっしゃられる方に
こちらはいかがですか。
西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」

お茶席やご友人とのお食事会、そしてお稽古など
気軽にお締め頂ける名古屋帯です。
桜の花模様ですが、昨今「さくら」は日本の花の象徴とされていますので
着用時期はあまり気にせずとも大丈夫です。

楽しんで着物lifeを満喫してください。

令和の時代は、また、着物に目を向けて下さる方が増えることを
期待しております。

万葉まつり茶会

投稿日:

毎年4月29日は、「万葉まつり」です。
そこで、お茶会が催されます。

この度、飲ませて頂いたのはお煎茶でした。
一煎目は甘く、お茶の何とも言えないいい香りがして
『ホッと』する一口目です。

二煎目は、少し苦みが出るのですが、甘いお菓子を頂いたのち
ですので、苦みも口に残ったお菓子の甘さで調和され大変美味しく
頂きました。

本来は、外の水の流れる情緒ある公園での茶会でしたが、
あいにくの天気ですので大事をとって屋根のある所でのお点前でした。
場所は狭いのですが、雰囲気作りを重視されていました。

この様なお茶会にお薦めの着物と帯のご紹介です。

こんな感じの小紋に江戸更紗の名古屋帯を合わせたら若い方から
少しご年配の方までおしゃれにお召いただけます。



平成最後の着物と帯のSALE

投稿日:

今日からGWです。

皆様、お出かけになられる方も多いと思います。
お客様で、すでに海外に出発された方もいらっしゃいます。

そうかと思えば、5月1日に新天皇ご即位そして令和となり
お嬢様が、そのお祝いの席のご案内状を頂いたという事で、
お母様が、急いで半襟と下着の襦袢と足袋、一応白の帯締め帯揚げと末広
のセットをお買い求めにいらっしゃいました。

今から、半襟を付けて送り出すとの事でした。

都会にお住いのお嬢様ですので、たまに着物を着てお食事会などを
催すみたいです。そうして日常にメリハリをつけられておいでです。

普段着は、手元に置いてるみたいですが、格の高い着物は実家に置いているので
その都度お母さまが送って差し上げてるようです。
何はともあれ、
このようなおめでたいお席にお招きされることは、まずありません。
「楽しんで」というべきか、「その場の雰囲気を味わって」といった方が良いのか
それは分かりませんが、
ただ、お嬢様の心からのお祝いがあれば良いのだと思います。

今日は、パーティー向きのお着物をご紹介します。
(叙勲を頂くときは色留でしょう。)
【訪問着】


【尾峨佐染繍】
世界中のあらゆる地域や民族に広く伝わっている歴史ある技法「刺繍」。
他の表現方法では決して真似できない立体感ある刺繍の美しさを創り上げ
着姿がより美しく、華やかになるように努力されているメーカーです。三大刺繍と称される「汕頭刺繍」・「蘇州刺繍」・「相良刺繍」をはじめ、刺子・金駒刺繍などを熟練した職人の手により作品が創り出されています。糸の光沢感と立体感を生み出し、着物になじむ柔らかな風合いは手刺繍でしか表現する事は出来ません。それを尾峨佐染繍は続けていかれています。

こちらの訪問着ですと、今からの時期や10月11月がお薦めの着用時期です。
しかし、おめでたい行事
お茶会、結婚式、入卒などはお薦め致します。

時期を区切ったのは、ブルー地と白場があり真冬では寒そうに感じられ
のではないかと感じたからです。お召しになる方が良いと思われれば
時期を問わない柄ですので大丈夫です。

【お薦めの袋帯】

特選西陣織袋帯 人間国宝・大場松魚の世界
【となみ織物謹製】「平文花鳥段重」
空想上の鳥とされている鳥が織り込まれていて段重ね中に金・銀と
優しいグリーン色と気品あるパープルの糸でそれぞれの文様を施して
います。名門「となみ織物」ならではの素晴らしい技術で上品な袋帯に
仕上がりますた。ここらクラスの帯でしたら訪問着だけでなく、黒留袖にも
お締め頂けます。

 


特選西陣織袋帯【となみ織物謹製】「織宝華柄」
訪問着や付け下げに合わせてお茶席に、パーティーにお締め頂けます。

地色はどんな色にも調和する、品格あるシルバーグレー色。
その上に名門「となみ織物」ならではの独特な花の柄をあしらっています。
その柄に使ってあるお色は様々な色合いの中にも落ち着いた色目をつかって
全体をまとめていますので、他では見ない独特な存在感のある袋帯に仕上が
りました。 着用年齢も幅広く、また観劇やパーティーなどいろいろな場所に
合わせて使っていただける最適な帯です。

この様に、色々と帯で変化します。
是非一度手に取ってご覧くださいませ。

平成の時代もあと少しです。
感謝の気持ちを込めて只今セール中です。

[お詫び]
本日気が付きました。全商品が何かしらのSALEとしたつもりでしたが
一部(付け下げ、訪問着)がセールとなっておりませんでした。
誠に申し訳ございませんでした。

お薦めの小紋と名古屋帯

投稿日:

只今、セールの真っただ中です。平成も残りわずかのお日にちを残すばかりです。
寂しい気もしますが、平成という時代に感謝を込めて催事を始めました。

着物文化に慣れ親しんで頂く為にと、着物と帯というものをもっと身近に感じて頂きたくお買い求めしやすい価格にさせて頂きました。

お薦めのお品をご紹介いたします。

【小紋】
正絹小紋 京染め[紋意匠に葡萄と河骨枝丸文のとび柄]

地色は、グレーが入った綺麗な淡いパープルです。
これからのお茶会にお召いただけます。
6月や9月の単衣にお仕立されても宜しいかと思います。

帯を合わせるとしたら、
こちらの名古屋帯はいかがですか?

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」
単衣でお召し頂くのであれば、こちらの名古屋帯は9月がお薦めです。
決して6月は締めれないという訳ではございません。
あくまで、帯は先取りと言われておりますのであえて9月をお薦めしました。


こちらは、柄的には厳密にいうとお太鼓柄なのですが、お太鼓の柄の所が
比較的広くとってあり、尚且つ全体をご覧いただいたらお判りでしょうが、
パープルとベージュの段がありその中に菊の模様が施されています。
お太鼓の部分だけが菊の描き方が違っていますが、お締め頂くときに多少ずれても
気にならない作り方となっております。

ポイントのお太鼓柄ですと、お太鼓の部分でどこに持ってくるのかで印象が
変わりますので、締めにくいと思います。

こちらでしたら、そんなことは、気にされずにお締め頂けます。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】
「市松地に唐草文様・ライトグリーン色・六通」

地模様は縦線、横線、の交互の市松模様の地紋が織り上げており、
見る角度によっては、より地紋柄が浮かび上がります。
着物の初心者の方から、上級者の方まで、幅広くおすすめのできる
ひと品です。柄は牡丹唐草といった古典調ですが、花の部分に5色ぐらい
使っておりますので、ある程度のお着物には(小紋)合わせやすく
なっております。

こちらは、サイトには載せていない商品です。
これからの季節、暑いからといって帯付だけではという方が多いので
特別にご紹介いたします。

私どもの地域のお客様は、京都に行かれる時などには、必ずコートをお持ちに
なります。そこで普通のコートよりもこれからの時期は、こちらのような
スリーシーズンのコートをお薦めしております。
問屋さんにお聞きすると今は作っていないとの事です。
お洒落ですので、好評でした。しかし、むらたやでも残り2反となりました。
ですから、いつもは飾っておりません。棚に保管されております。

でもやはり、着て頂ける方を探した方が、こちらの反物の為になります。
ですから、これからの時期は、お薦め商品とさせて頂きますので、度々
ブログに載せると思います。
その旨宜しくお願い致します。

お薦め名古屋帯~お茶席向き

投稿日:

お薦め名古屋帯

4月に注文しました名古屋帯が入荷しました。
併せて最近の名古屋帯でお薦めの商品をご紹介いたします。
※もちろんサイトにはまだ載っておりません。

小森織物(小森の帯)

「変わり七宝に格子に松」

地色はこげ茶系のお色です。
規則的に施された、松の柄は、お締め頂く時期を考えず着物に合わせて
お締め頂けます。
上で変わり七宝と申しましたが、見方によっては鎖繋ぎのようにも見えます。
ただ、松は主張しない程度に菱の形の中にあしらわれています。
だからこそ、バランスが良く地色とも合っています

こちらの帯は、小紋、無地、付け下げなどに合わせられます。
小紋でしたら、とび柄のお着物で淡い感じのお色で合わせられるとメリハリもあり
お茶席にちょうど良いです。

次は、今年になってから仕入れたお品のお薦め品です。

蔦にひょうたんの柄付です。

 

先程、京都出張に出かけた折、どうしても時間の都合で回れなかった、問屋さんが
急に来店されました。
折角ですので、
新しいものをご紹介いたします。

これからは、夏物の帯になります。

もちろん、まだサイトにはアップしておりません。

地色は紺で夏の名古屋帯です。


黒地にお太鼓柄です。刺繍で施してございます。

前は、こんな感じです。

紗、博多の帯です。

涼しそう感覚が出ています。

紗の博多の帯です。
締まりも良いですし、とても涼し気です。
西陣も良いのですが、博多帯は博多織の良さが出ています。
お仕立ては、かがりだけです。

夏の小地谷ちぢみに合わせてお締め頂くとお稽古や、夕涼みなどに大変
重宝します。

本日、入りたてのほやほやのお品です。

今や、お茶席に名古屋帯は必需品となっております。
着物にもよりますし、名古屋帯の格にもよりますが、お稽古はもちろん
ちょっとしたお茶会にお手伝いでご出席されたり、お客様でいかれたりと、
色々と重宝します。

これからの着物に合わせておひとついかがですか?

~お知らせ~

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是非お友達追加して旬な情報を仕入れてください

これからの季節着物を着てお手入れ(クリーニング)に出される方が
多いと思います。そんな方の為に
きものむらたやのLINE公式アカウントポイント付与付きQRコードが
ございます。そちらをお支払いの時に着物と帯、襦袢をクリーニングに出されてお支払いされた数だけポイントがたまります。

10枚たまれば1枚丸洗いがサービスとなります。
※着物と帯どちらを買われても1ポイント付きます。
そんな特典を付けて沢山の方に気軽に着物を着て頂く企画を始めました
注)有効期限1年です。

商品についてのお問い合わせは下記の所からもご連絡いただけます

ご利用くださいませ

これからの付け下げお薦め品~袋帯と名古屋帯

投稿日:

今回お薦めするきものは、付け下げです。

お色からいってもこれからの時期にはぴったりと思います。

淡いブルーグレーのお色に古典柄をあしらった付け下げです。
こちらは、単衣にされても十分お召いただけます。

袋帯:正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】 「輪(リン)・粋の極み」
光沢のある白地にグレー系統のお色で松や梅、笹(竹)、菱を施してございます。
こちらは、お茶席に是非、お締め頂きたい袋帯です。

こちらの帯は、特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」
こちらもお茶席向きの袋帯です。
京の老舗[小森の帯]の帯で、松・紅葉・梅などの植物を豪華に施し、雲取りの中に、波・唐華唐草・鳳凰をあしらっています。全体的に優しい色使いですので上品に合わせることができます。

こちらは、名古屋帯で合わせてみました。

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「扇面松竹梅・六通」

白綾苑大庭の九寸名古屋帯は、大変珍しいお品です。
名古屋帯といえど重厚な感じを受け、又、柄も松竹梅と菊や紅葉そして
霞などを施してあり扇面に青海波や花菱などの柄も帯の雰囲気に溶け込んで
いて格の高い名古屋帯になっています。

だからこそここらクラスの名古屋帯は、小紋はもちろんですが、付け下げ
色無地にも合わせられます。

締めやすく、使いやすく合わせやすい。そんな重宝する名古屋帯です。

こちらは、白綾苑大庭の帯のマークです。
ここの帯は、名古屋だろうが袋帯だろうが、必ず入っています。

次にお薦めするのが、単衣向きの小紋です。

近くで見るとこんな感じです。
紋意匠の生地ですので、光沢がありますが、かといって煌びやかな雰囲気
ではなく、正にこれからのお茶席に良い小紋となっております。

小紋といえど、遠目から見れば無地感に感じられます。
しゃれ袋で合わせても十分おしゃれにお召いただけます。

こんな感じに合わせると、お茶席にうってつけではないでしょうか。
メリハリも利いています。
帯は老舗の(有)華陽の袋帯です。上質な感じが東京染め小紋「貞子好み」の
きものに合っています。
※こちらの帯はまだサイトには載っておりません。
お問い合わせはこちら もしくは、お電話0856-22-0098までお問合せ
下さいませ。

只今、平成ありがとうSALEを行っております。
こちらから是非どうぞ↓

五月のお茶会

投稿日:

新緑がまぶしい季節。

外での野点のお茶席が催される時期です。

そんな時のきものどうされますか?

季節に合った着物と帯にされると周りから高評価を頂けると

思います。

では、季節に合ったきものと帯?といえば、と聞き返したくなるかたも

おいでです。

時期的に、暑いのかどうか分からないのがひとつ。

季節に合うと言えば柄?生地?何をどうすればと悩まれる。

そんなこんなで迷う方が多いみたいです。

そこでむらたやがお薦めするのが、

【小紋】

京染め[紋意匠に飛び柄華文]


お色はアイボリーで五月の日差しを受けても涼し気に品よくお召いただけます。
シダの葉のような葉っぱを風車のように施してある華文は、金で縁取って有り
高級で上品に、主張せずお召いただけます。紋意匠生地で、都会感覚の小紋です。
お茶会、お稽古にと役に立ちます。

帯を合わせてみましょう。

【袋帯】
小紋の位置づけですので、本来は名古屋帯が宜しいかと思いますが、
とび柄小紋ですので、金銀箔の使っていないしゃれ袋でしたら合うと思います。

正絹西陣織袋帯 【田原大(京洛苑たはら)謹製】 「金唐」

淡いブルーグレーの地に唐草の柄を茶やグレー、金茶などの色糸で織り上げ
上品に仕上げてございます。

西陣織袋帯【織匠小平謹製】「変り七宝菊牡丹唐草」

変わり七宝を施した正統な帯に仕上がってます。
どちらの帯も帯締めで全体を締めたらグッとバランスが良くなると思います。

【名古屋帯】
九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたオフホワイトをベースにした帯地。その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄となっております。

着物と帯でメリハリをつけようと思えばこちらの帯はいかがですか?
九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「校倉裂さがら段文・濃茶色・六通」

生地の地模様には正倉院の校倉造りのデザインをモチーフにして、その間には
まるで帯締めを織り込んであるような別組織のストライプを配して、とても
モダンな間道模様の柄を作り上げました。 品格を持ちながら、創作性に富んだ
デザインとなっております。

次回は五月向きの付け下げをご紹介します。

春のお茶席むきの小紋と袋帯~京都受注会

投稿日:

【春の受注会】
先日、京都に行ってきました。
桜も良い感じに咲いていたと思いますが、何せ仕事という事で
ゆっくりと花見見物ともならなかった代わりに、大変目の保養ができました。


流れるような線で描いた忍冬や総付け。お色が濃いですので暑苦しく感じますが
これに白っぽい帯をしたところを想像してみてください。上品にまとまります。

こちらの総柄の小紋は、一目ぼれです。色といい、古典柄で、お茶席に
観劇やコンサートにと色々とお召いただけます。

こちらは、寿光織りの小紋です。存在感があり目を引くお品です。
地色がグレーで優しい感じがして、お茶席に好まれるお色ですので
5月のお茶会や単衣にされて6月にお召いただくのも宜しいかと思います。
ユリの花の柄で6月にお召いただくととても贅沢な感じになります。


こちらは、心が揺れた一本です。
存在感のある袋帯で、無地や付け下げに合わせて欲しい一本です。

こちらは、京都出張の前に行ったお茶会です。
好い加減で桜も咲いていて、風が吹くと花びらが舞って水辺に浮かぶ
そんな光景でした。

お菓子も桜の花びらをした主菓子で、特注で作って頂いたそうです。

お茶席といえど医光寺の桜とお庭を見に来られる方にこの日だけはお茶を
おもてなしをするという企画で無料でした(拝観料はいります)


出雲や江津、他県の方からもお越しになっています。
出雲の方は、昨年から毎年来られているそうです。

お茶のおもてなしがあるとは、知らずに来られていて、
「良い時にきた。」とそうお喜びになる方ばかりでした。

お茶の文化って良いですよね。
落ち着きますし。

お道具も拝見できます。

桜のシーズンが終われば、新緑のシーズンです。
そのころにもお茶席がございあます。
そんな時の小紋をご紹介しましょう。

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]初釜や観劇や等
小紋の地色そのお色といいこれからのお茶席にはちょうど良い小紋と
なっております。



特選西陣織袋帯 奥田小由女の世界【となみ織物謹製】
「綾羅織」お茶席や観劇におしゃれにどうぞ。

可愛らしさもあり、オシャレでもあります。
それを帯にする。その技術は、【となみ織物】さんならではの
技術です。

[奥田小由女先生]について
日本画家の奥田元宋の夫人である奥田小由女さんは、現代日本を
代表する人形作家です。人形作家としては初めて日本芸術院会員に
任命され文化功労者として顕彰され日展の理事長も経験されています。

京都からの帰り、広島で見かけました看板です。
きっと魅了させて下さることと思います。

こちらの方にいらした折は是非こちらもお寄りになってくださいませ。

 

春のお茶会に小紋と名古屋帯

投稿日:


春のお茶会には桜は欠かせません。↑昨年の写真です。

実は、明日医光寺にてお茶会が催されます。
ちょっと楽しみです。
多分しだれ桜が良い感じに咲いているのではないでしょうか。

ただ、明日は大忙しで、お茶会の後、京都に向けて出発です。

一年に一度、問屋さんにメーカーさんもいらして自社の商品のアピールを
して注文を致します。
直に、メーカーさんとお話しし、感じたことやこんな商品が作れるのか等
をお話しできる唯一の日なのです。

だから、気合を入れて行ってきます。

私どもは、袋帯はもちろんなのですが、名古屋帯に力を入れていて
ショッピングサイトにそこそこの名古屋帯をのせていましたが、
売り切れが多くなってきて、新しい良い商品を絶対見つけて仕入れようと
思っています。

先日入荷したのは、袋帯でした。

確かに、袋帯もかなり出ました。こちらも本当は注文したい所です。
今まだ、写真に撮ってサイトにアップしていない商品もございますので
ちょっと悩みどころです。

しかし、春と言えば、お花見やお茶会です。そんな時は、気軽な小紋
と名古屋帯が良いのではと思います。

ゴールデンウイークにお茶会が催されます。そんな時は、
とび柄小紋と名古屋帯が着やすいのではないでしょうか。

こちらは、優しいお色で主張しすぎないとび柄小紋です。
白っぽい名古屋帯でも良いですし、濃いめの名古屋帯でも大丈夫です。

紋意匠生地に葡萄や河骨文と桔梗と唐草文様をバランスよく描き上品に
仕上げています。淡いパープルにグレーが混ざった地色でお茶席などに
好まれる小紋に仕上がっております。どちらかというと年齢は問わない
小紋となっております。

こちらの着物に合わせるとしたら、

こちらの名古屋帯はいかがですか?
九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】
「小花唐花文・薄サーモンピンク・お太鼓柄」


同系統のお色ですのでメリハリはございませんが、上品に合わせられます。
帯締めでグッと全体を締めるようにしたら良いのではないでしょうか。

こちらの名古屋帯も良いと思います。
九寸名古屋帯(正絹)【創作帯いまむら謹製】「牡丹唐草文様・全通」


牡丹唐草で、数色のボタンが施してありますので、着物も選びやすい
名古屋帯と思います。柄付からいって格もございますので、お茶席には
うってつけと思います。

明日から京都楽しみです。
色々と勉強してきて、色々とブログを更新していきたいと思います。

来月は、平成最後の特別売り出しを考えています。
又、“きものむらたや”をかわいがってくださいませ。

何卒、宜しくお願い申し上げます。