夏のお茶会の着物と帯 

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もうじき七夕です。
娘が幼稚園の頃に、短冊にお願い事を書いていたことを
思い出します。

さて、七夕を“たなばた”と読むのはなぜでしょうか。ご存知ですか?

いわゆる「たな」とは棚のことで、「はた」は機なのです。

七夕の夜 神を迎える為に、水上に棚づくりをしてその上で女性が機を織ることからきた言葉です。

しかも、それが七月七日の夕べの行事だったので『たなばた』に『七夕』
の字を当てたのです。

万葉集では、「織女」と書いて「たなばた」と読ませています。
新古今和歌集では、七夕となっています。

ともあれ、機(はた)を織る祀りからきたものですから、七月七日は、
夏のきものの日と呼ぶのがふさわしいのではないでしょうか。

最近は、夏物を着る人が少なくなりました。それだけに上手に着こなすと
目立ちます。
思わず「素敵~」とか「おしゃれ~」と言いたくなります。
(逆に一部では、「何事?」といやみを言われる方もおられます。)

どうしても「暑いから」・「面倒くさい」・「時間がない」等と言い訳を
して着ない方が増えてます。
夏物に夏の着物に袖を通すことは『究極のおしゃれ』ではないでしょうか。

こちらは、夏の付け下げです。絽の変わり織りですのでおしゃれにも
粋にも帯次第で変わります。おとなしめのお色ですので、お茶席には重宝します。
社中以外でのお呼ばれにお召いただけますし、社中が催すお茶会にお呼びする
お客様によっては、この辺りクラスのお着物をお召しになられた方が
間違いがないと思います。
また、夏の結婚式などのおよばれに是非どうぞ。

※帯はイメージです

こちらのような夏の袋帯をお薦めします。

シンプルな絽の付け下げ

※帯はイメージです。

気軽に小千谷ちぢみで夕涼みや社中でのお茶会(夜噺)などに

綿麻のきものです。

九月の単衣の着物にお薦めします。

その時の帯は、こちらはいかがですか。

帯地は軽くてしなやかな風合いですので、締めやすく、重さをまったく
感じさせません。お柄には更紗の柄を使った創作文様となっています。
袷のお着物にはもちろんの事、6月・9月の単衣の着物にも締めていただ
ける、スリーシーズンの袋帯です。


デザイン性の高い創作袋帯です。「綾羅織」と題された独特なよろけ模様を
織り上げた帯です。軽やかな風合いは、単衣の時期にも重宝して頂けます。


九寸名古屋帯(正絹)【弥栄織物謹製】「忍冬に華文様・淡グレー系色」
観劇・九月からのお茶会・研修会などにどうぞ


九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」
お茶席やご友人との会席や観劇など9月からは重宝する一品です。

きもの むらたや 

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TEL 0856-22-0095 (代表)
TEL 0856-22-0098 (ネット専用)
商品に関するお問い合わせは 、こちらまで

 

江戸小紋の魅力~むらたやがお薦めする名古屋帯~

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「江戸小紋」とは

細かくて精緻な柄と、文様の多様性です。

鮫や行儀、角通しと言った基本の小紋や縞、草花、道具、幾何、文字等々
柄行には限りがありません。
弊社が染めて頂いている染工芸さんは、12万枚という数の伊勢型紙を
お持ちです。又独自のブランド・・・貞子好みがあり又おしゃれです。




一見、無地に見えるほどの細かい柄だから、その文様が立ちすぎることなく、
あくまでも控えめでありながら、実は大変にお洒落な柄、
そのさりげなさが、江戸小紋の魅力です。
 

 

シンプルな柄行ゆえに、帯の取り合わせも幅広くさらっとお洒落着として
お召しになるのならば、染帯や名古屋帯を、フォーマルにお召しになるの
ならば袋帯や、格のある名古屋帯を、さらには紋を入れることで、色無地と
同格に近くお茶席などでも重宝にお召し頂けます。

細かい白の目と相まって出てくる江戸小紋の色目は、とっても柔らかい品の
良い雰囲気のお着物姿となります。

江戸小紋の生地の両縁には、地色の色が出てきますが、その本来の地色と生地
の中の白と相まってくる色目を比べますと、どれだけおさえた雰囲気で色目が
出てきているかよく分かることと思います。
本来の色の半分の濃さと考えられたほうが分かりやすいと教わりました。
例えば、染めた色がこちらで⇓    全体を見ると⇓
      

 

さらには、細かい柄の江戸小紋は、同じように柄がつながっている
とはいえ型彫り、染め付けそれぞれの工程では、すべて手で行う作業
のため微妙な力の強弱が付いてきます。

間近で生地を見ているときには分かりにくいですが、
すこし離れてみたり、お着物姿になったときには
全体に自然とぼかした霞の様に色の濃淡が微妙に現れてきます。

帯合わせ、取り合わせ、顔うつり・・・
全てにその色目の柔らかさが出てくるため
江戸小紋ならではのお着物姿を楽しむことが出来るのです。

大変難しい技術がことさら出てきて主張するのではなく、
控えめにさりげなく出てくる面白さ
でもぱっと見たときに何とも言えない深み・・・
難しい言葉で説明するのではなく、
お着物姿から自然と伝わってくる、そんな江戸の粋をお楽しみなって下さい。

◇江戸小紋に合う名古屋帯

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「扇面松竹梅・六通」

上品なお色の江戸小紋にあわしてメリハリをつけられると良いですし
このボリュームですので小紋から無地、付け下げまでお締め頂けます。

特選西陣織九寸名古屋帯【白綾苑大庭謹製】「色紙集・太白」

ぱっと見て名古屋帯とは思えないボリュームです。
お太鼓の所は、一重ですが付け下げや無地に合わせても十分お締め頂けます。
もちろん江戸小紋に合わせても品よく着姿を楽しめます。


只今セール中に付きこちらからお入りください。→お仕立て付き名古屋帯

九寸名古屋帯(正絹)【藤原織物謹製】「紹巴 ぶどう笹蔓文 六通」

こちらの名古屋帯の地色が素敵で、今まであまり見たことのない
きれいなターコイズブルーに古典調の柄を施してございます。
地味に思えがちな江戸小紋に合わせると映えるのではないでしょうか。

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「校倉裂さがら段文・濃茶色・六通」

江戸小紋や東京染め小紋に合わせて粋にお締め下さい。
普段にお締め頂くと“きもの通”になります。

まだまだ色々な帯が“きものむらたや”には揃っています。
是非じっくりとご覧くださいませ。

 

きもの むらたや 

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江戸小紋のいわれ

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東京染小紋の技術が発達して広まったのは、江戸時代の初期で、武士の
礼服の1つであるに細かな模様が染められるようになってからです。
当時、江戸には全国の諸大名の屋敷がおかれて、江戸の町に多くの武士が
増え、江戸で小紋が発達したのです。
その結果、将軍家をはじめ、それ
ぞれの藩は、武士の用に自分たち藩だけの柄をきそって
定め、シンボル
とししました。ひと目でどこの藩の武士かわかるようになりユニホームの
柄という感覚になりました。

大名が着用されていたという経緯より江戸小紋の中でもお定め小紋は格式
が高く、又 柄は家紋の結晶を意味します。
裃の柄の大きさが6段階あって、殿様に一番近い席に座る上位の家臣が一番
細かい柄を着用して下位になるほど柄は大きくなります。
7段階以降の家臣は、無地の裃を着用していました。これらの事からお定め
小紋は無紋でも礼装として着られる着物であり、一つ紋つきの色無地より
格上になると言えるでしょう。

鮫小紋             行儀           角通し

  

以上が三役となります。

「松葉」、「御召し十」 (徳川氏)
「万筋」、「菊菱」 (加賀藩前田氏)
「大小あられ」   (薩摩藩島津氏)
「胡麻柄」     (佐賀藩鍋島氏)等々


はじめ小紋は、男である武士のを中心に使われていました。しかし、
江戸時代も中ごろになると町人文化が発展し、町人の間でも着物などに
小紋(こもん)を染めるのが流行り、男性だけでなく、女性にも広まりま
した。小紋は町人のふだん着やおしゃれ着として、人々に愛されるよう
になりました。
そして、動物や植物を形どった柄や縁起をかついだり、
語呂あわせのあそび心のあったりする柄もたくさん生まれ、さかんに作
られるようになったのです。

こちらは、「家内安全」

色で染めますと↓

 

 

元々江戸小紋とは、江戸時代に諸大名が着用した裃の染めに由来する小紋です。
現在は、伝統柄で基本的には単色染め絹しか使わないという特徴の「江戸小紋」
とそれに比べて自由な創作が特徴の「東京おしゃれ小紋」の二種類に分類されて
います。

こちらは、東京おしゃれ小紋の一つです。
“きものむらたや”が特別にお願いをして受注しているメーカーさんから直々
に仕入れています。

こちらにお色をかけますとこんな感じになります↓

 

その他に「京小紋」「加賀小紋」「紅型小紋」などがございます。

京小紋
京友禅の派手な柄ゆきと型染を融合させたものを一般的に京小紋と言います。
基本的には、単色染めで、絹しか使わない江戸小紋に対して、多色染めであ
り様々な生地を用いています。一つ一つの柄も江戸小紋より大きく抽象柄よ
り具象柄が多くて、見た目に華やかです。

加賀小紋
京小紋の影響を受けて石川県で作られ始めたのが加賀小紋です。色使いに加賀
友禅の技法が取り入れられています。又江戸小紋の影響を受けて作られた加賀
小紋も存在します。

紅型小紋
沖縄地方の独特な染で、色や柄に特徴があります。

江戸更紗

古渡更紗

 

お茶席に良いお着物を取り揃えております。
帯もきものに合った尚且つご出席する場を考えて
ご相談にのらせて頂きます。

お着物のこと、帯のことについてお気軽にご相談下さいませ。

“きものむらたや”でも丸洗いや染め替えのご相談もお受けいたしております。

サイトの商品についてのご相談はお電話もしくは
こちらからお問合せくださいませ。

カジュアルに着こなせる名古屋帯を通販サイトで安く購入する秘訣

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◇「より簡単により軽く」を実現した名古屋帯

 

帯を締めながら「もう少し簡単に締められたらいいのに」「もう少し軽かっ
たら楽なのに」と考えるのは、昔も今も変わりません。今ではすっかり女性の
帯の代名詞のようになった名古屋帯は、大正時代に考案されたものです。
「少しでも手間を省き、より軽く」といった女性の願いを実現するものとして、
名古屋で誕生しました。

【名古屋仕立て】

【松葉仕立て】手先だけが半分に折って縫っていて胴回りは自由に幅を
変えれるようになっています。

こちらは、松葉仕立てでも大丈夫ですが、裏に糸がたくさん通っている帯は
名古屋仕立てにするか、松葉仕立てがご希望ならば、お染の松葉仕立てに
されると宜しいかと思います。帯幅を自由に広く取りたいという方には、
お染の松葉仕立てにとお薦めしております。
その旨は、お問合せよりご連絡ください

名古屋帯の形状としては、太鼓になる部分の帯幅が8寸(約30cm)ほど、
胴に巻く部分がその半分の幅になっており、総尺(布端から布端の長さ)が
5m近いものです。現在では、「八寸名古屋帯」と「九寸名古屋帯」の2種類
がよく知られています。これは、帯の幅による区別ではなく、帯を仕立てる
前の生地の幅による名称です。帯に仕立てた際の幅はほぼ変わりません。

8/1日以降はこちらより

8/1日以降はこちらより

8/1日以降はこちらより


8/1日以降はこちらより

8/1日以降はこちらより

「九寸名古屋帯」は、九寸ある生地の両端を五分ずつ折り、芯地を入れてから
裏地を合わせて仕立てたものになります。もともと広めになっている生地の端を
折って仕立てるため、着物をお召しになる方の体型に合わせることが可能です。
帯芯を入れて仕立てるように作られているため、薄く感じる生地が多く、生地の
種類も豊富。お召しになる方のお好みを反映しやすい帯です。

 

一方の「八寸袋名古屋帯」は、芯地を入れずに生地の幅そのままに仕立てたものになります。芯を入れなくてもよい硬さと張りを持つ、紬やつづれ織などが用いられてきました。どのようなかたちにしても、仕立てる際には、ご自身のお好きな幅で締めていただけることが重要です。

【八寸のかがりの名古屋仕立て】
こちらは、帯芯は入れません。かがるだけです。

 

 

◇名古屋帯の使い勝手の良さ

 

名古屋帯は一般的に、気軽なパーティーやお買い物、催し物などのお出かけなど、カジュアルな場面で用いられてきました。結婚式のような祝いの席で好まれる袋帯に比べて、ご自身で簡単に締められる形状が「使いやすい」「着こなしやすい」と人気を集めています。金糸や銀糸を使っていたり格調が高かったりする絵柄の場合は、セミフォーマルな場面でもお使いいただけるのが名古屋帯の特徴です。1本持っておくとその使い勝手の良さを実感していただけるでしょう。
となみ織物謹製の「九百佐賀錦・唐松」ですおめでたいお席に付け下げに
合わせても良いですし、江戸小紋や洒落た小紋にお締め頂きパーティーに
ご出席も素敵です。格も有りますので、お茶席向きとも言えます。
8/1からは、こちらより

8/1日からは、こちらよりご覧ください

こちらは、白綾苑大庭の名古屋帯です。こちらも格がありきものも付け下げ
無地・江戸小紋・とび柄小紋に合います。
お席としては、社中のお茶会でもおめでたい日やお呼ばれ、観劇などと重宝
する一品です。

8/1からは、こちらよりご覧ください。

8/1日からは、こちらからご覧ください

こちらは、源氏香に秋草文様となっております。
炉開きや秋から冬にかけてのお茶会などにはちょうほうする一品です。

「むらたや」の通販サイトでは、カジュアルにもセミフォーマルにも着こなしていただける名古屋帯を豊富に取りそろえ、皆さまのご要望にお応えしております。
着物の良さをより身近に感じていただけるよう、「より良い品をよりお安く」が「むらたや」が何代にもわたって受け継いできたモットーです。

メーカーから直接買い付ける江戸小紋をはじめ、メーカーさんが出店する時に
京都に出向き直にお話を聞きながら納得をして買い求めたり、問屋さんがメーカーさんに頼み込まれ安く買い取った品の中で、“むらたや”の目に適うお品があれば
出向いてきて見せて頂きそ中の選りすぐりのものを仕入れをしていますので、お求めやすいお値段を実現し、皆さまにお喜びいただいてきたことが、「むらたや」の誇りです。

 

◇まとめ

カジュアルな場面にもフォーマルな場面にも活躍する名古屋帯をお求めの方には、より高品質でよりお求めやすいお値段の「むらたや」通販サイトでのご購入がおすすめです。どのような場面で、どのような着物と合わせたいのかを相談いただければ、「むらたや」のスタッフが誠心誠意アドバイスいたします。ぜひ、お気軽にお声がけください。

お問い合わせはこちらより

お電話は、こちらからお入りください。

お客様購入システムは、こちらより

きもの むらたや 

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人気の江戸小紋どこで買うか迷ったら「きものむらたや」の通販サイトにお任せ下さい

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◇江戸小紋は礼装や正装として着用できる

 小紋というのは、反物に上下の向きはなく、型染で全体に同じ模様が、
一方方向に繰り返し描かれている着物全般を指す言葉です。
小紋には、染めの技法によって、「紅型小紋」「絞り小紋」「更紗小紋」
など、さまざまな種類があります。
小紋の中でも、皆さまの耳になじみが深いものは「江戸小紋」「加賀小紋」
「京小紋」の3つでしょう。

[ 江戸小紋 柄:家内安全 ]

[ 京小紋 柄:菊と橘 ]

ほとんどの小紋が型染めといった柄付けの技法で作られていて、 カジュアル
タイプから華やかなドレスアップタイプまで、幅広く活用できるのが小紋の
着物です。お稽古着や街着に優れていますし又、ドレスアップして幅広く活用
できるのが小紋の着物の良さです。
しかし小紋は一般的に、礼装や正装としては着用できないことになっています。
それは、着物全体に同じ模様が繰り返し描かれていて、一方向に柄を繰り返し
ていて全体に模様が入っているからです。

訪問着などは、生地を染める時点ですでに違い、上前から下前まで柄が続いて
います。胸やお袖と肩の方の経ち目の部分も柄がきれいにつながっているように
模様付け(絵羽)されています。「縫い目をまたいで繫がる。」それが格式を高め
ているのです。
しかし、「礼装や正装としては着用できない」という小紋の「常識」にも、例外
があります。コーディネート次第でカジュアルにもフォーマルにも着ることがで
きるのが江戸小紋です。

[ 江戸小紋 柄:扇子に小花柄 ]

 

 

◇フォーマルにも着られるのは江戸小紋の歴史から

江戸小紋の始まりは、裃(かみしも)です。裃は大名家で着用された武士の
礼装で、おしゃれな武士のたしなみでもありました。それが高じて、裃の
豪華さを競い合うようになった結果、幕府から規制を加えられる結果になっ
たのです。それでもおしゃれしたいという思いでこらされたさまざまな工夫が、
江戸小紋独特の模様につながりました。

 

遠目では無地にも見えるような細かな模様は、非常に高度な染色技を駆使した
ものです。各大名家ではそれぞれに使う模様が固定化していて、代表的なもの
だけでもいくつもの柄があります。紀州藩徳川氏では「鮫」「行儀」「角通し」
加賀藩前田氏では「菊菱」、薩摩藩島津氏は「大小あられ」、佐賀藩鍋島氏では
「胡麻柄」などさまざまです。これらの柄が、各大名家のシンボルとされました。

[ 徳川将軍家:御召十 ]


[ 紀州徳川家:鮫(江戸小紋三役の一つ) ]


[ 柄:角通し(江戸小紋三役の一つ) ]

[ 柄:行儀(江戸小紋三役の一つ) ]

[ 島津家:柄:大小霰 ]


[ 武田家:柄:武田菱 ]


[ 前田家:柄:菊菱 ]

こうした歴史があるため、江戸小紋は、柄の選び方や帯の合わせ方次第では、
略式の礼装としても見なされるようになりました。コーディネート次第では、カ
ジュアルにもフォーマルにも着られるというのが、重宝な着物として現代に至る
まで江戸小紋が愛用されてきた理由です。

◇まとめ

おしゃれな女性から江戸小紋は大人気です。一見すると地味にみえるかもしれ
ませんが、よく目をこらせば、一面に散りばめられた白抜きの繊細な柄が気品
を感じさせるでしょう。これが、江戸小紋の魅力です。「むらたや」にも、
かつての大名家のように、オリジナルの江戸小紋があります。
こうした江戸小紋が、通販でお安く手に入るのが、「むらたや」ならではの強み
です。ぜひ、「むらたや」オリジナルの江戸小紋でご友人の結婚式やお茶席に
出席して、周囲の視線を集めてみませんか?

 

参考情報

https://www.kimono-murataya.com/

 

品質が良くお安い江戸小紋をお求めなら「きものむらたや」の通販サイトがおすすめ  

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◇江戸小紋の粋と気品

 江戸小紋に憧れを抱きながらも、なかなか手が出せないとお考えの方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。
反物の一面に散りばめられた白抜きの繊細な柄、その中に感じる何とも
いえない気品など、さまざまな歴史的経緯があります。
おしゃれ着としても、略式の礼装としても着られてきたものが江戸小紋です。

もとは武士の礼装である裃(かみしも)がルーツで、かつては各大名家が
競って特定の柄を定めていたといわれています。
幕府からの規制の影響もあって、一見すると地味にも感じられるような柄の
中にさまざまな趣向がこらされているのが江戸小紋の特徴です。
こうした伝統柄に江戸の粋を感じるのも、江戸小紋の楽しみ方でしょう。
非常に高度な染色技を駆使している江戸小紋は経済産業省指定の伝統工芸品
としても知られています。

[ 柄: 家内安全 ]

江戸小紋は、小紋とはいえ色無地の感覚に近くて極めて細かい模様を型染めしたものを言います。(美濃の型紙を使用して、東京で染めたものしか「江戸小紋」という名称が使用できません。) 柄が非常に細かいため、遠目には無地に見えます。


[ 柄:鼓と束ね熨斗 ]


このようなタイプの場合、通常は名古屋帯で合わせますが、しゃれ感のある
袋帯を合わせても大丈夫です。

こちらは、加納幸謹製の破れ市松の柄のしゃれ袋帯です。
こちらのような袋帯を合されても良いです。

◇より良いものをより安く

 「むらたや」は、2代目村上公の代から「より良いものをより安く」をモットーに、帯や着物を厳選して仕入れてきました。それは、4代目である現店主の代にも変わることのない「むらたや」の姿勢です。職人のもとを訪ね、1点1点の着物や帯の品質を、店主自らの目で確かめてきた歴史が「むらたや」にはあります。その一方で、当店にわざわざ足を運んでくださったお客さまが決して無理されることなく、着物の美を日常で楽しんでくださるようにと、よりお求めいただきやすいお値段にするべく努めてきました。

 

1890年に創業して以来、現在でも、このモットーが「むらたや」には生きています。卸問屋を介することのない仕入れ方法で、より良い品をよりお求めいただきやすいお値段でご提供することが、「むらたや」のプライドです。

 

例えばこちら↓
奥田小由女先生の作品を老舗のとなみ織物が上品に仕上げました。
江戸小紋にも合いますし品格と上品さをも兼ね備えたお品です。
お値段はこちらから

 

 

◇まとめ

 「むらたや」では高品質でお安い江戸小紋をお求めの皆さまに「欲しかった着物はこれだ」と喜んでいただくため、着物の通販を行っています。着物や江戸小紋を愛する日本全国の方に気軽にご利用していただき、良い品をよりお安い値段でお届けしたいと考えるのも、お客様の声があるからです。より手軽な通販という形で着物の裾野を広げ、お客様に喜んでいただくため、社員一同今後も努めますのでご期待ください。

 

参考情報
https://www.kimono-murataya.com/

 

単衣向きの袋帯~おしゃれに粋に~

投稿日:

お仕立て付き袋帯のご紹介です。

これからの季節締める帯どうしよう?????
と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

「まだ㋄だけど暑い」、「お茶席だったら季節がほしいな」
「でも、長く使えた方がありがたいな」等々と色々と考えてしまいます。

また、お持ちの着物にも合わないと意味がありません。

私がお薦めするのは、こちらです↓

鎖美織の全通です。
柄の位置を気にせず、多様な結び方が楽しめる便利さも魅力です。
グレーの流水のような柄付に銀白の鎖のような織を施して、軽さやおしゃれ感
を出しています。
袋帯お仕立て付きSALE終了後は→こちらより

無地や江戸小紋、付け下げにも良いですが、とび柄小紋に合わせてみては
いかがですか。

紋意匠に葵文様が施されています。とび柄で尚且つ柄が小さいので
無地感となりますので重宝する一品です。又、お色からいって単衣にされて
これからの季節にお召し頂けます。
単衣お仕立て付きSALE終了後は→こちらより

こちらの袋帯の裏は、又おしゃれです。↓

他の小紋を合わせてみましょう↓

上品な柄付で流れるように施してあるので、着姿が大変美しいです。
そんなお着物に合わせますとおとなしめに感じます。
落ち着いた雰囲気をとお考えの方はこのような合わせ方はいかがですか。
単衣お仕立て付きSALE終了後は→こちらより


こちらは、とび柄小紋でも地色が淡いクリーム色で明るいイメージです
ので、鎖美織の帯と合わせるとメリハリが利いて粋な感じになります。
単衣お仕立て付きSALE終了後は→こちらより


同じ小紋ですが、写真の関係で色が違って見えますが、同じものです。
鎖美織の違うお色の柄模様に金白の鎖を施してある袋帯と合わせてみても
充分まとまっています。
単衣お仕立て付きSALE終了後は→こちらより

こちらの袋帯の裏はこんな感じです↓

無地ではありますが、織に工夫がありちらっと見える帯の裏にも注目して
頂きたい一品です。

 

きもの むらたや 

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単衣向きの着物と帯お仕立て付きSALE

投稿日:

 ◇単衣向きのきものお仕立て付きのSALE→こちらより
◇お仕立て付き袋帯・名古屋帯のSALE→こちらより
◇お仕立て付き振袖用袋帯大特価SALE→こちらより
◇夏の付け下げお仕立て付きSALE→こちらより

着物は、単衣仕立てで、衿裏・ゆのし・居敷当はが付いているお値段です。
居敷当無しでも同じお値段となっております。その場合は、セブセをお付けいたします。
夏の付け下げは、セブセと衿裏付きとなっております。

帯に関しては、芯・仕立て込みのお値段となっております。

着物にしても帯にしてもSALE品に関しては、本来のむらたや価格よりも格段とお安く
させて頂いております。

※パールトーン加工や紋入れは別途料金となっておりますの。
必要がなければ「加工なし」「紋入れなし」をご選択くださいませ。
着物にかんしては、お仕立て方法「居敷当て有なのかなしなのか」のご選択をお願い致します。

東京染め小紋(貞子好みより)

こちらは、サラッとした生地ですので単衣向きです。東京染め小紋ですので
染めた方も分かっていますしお薦めの一品です。

 

袋帯(綾羅織)

袋帯(スリーシーズン用)

軽くて締めやすくこれからの季節にはもってこいの袋帯です。お茶席や
観劇、色々と重宝する一品です。

 

名古屋帯

気軽におしゃれに着ものをお召しになりたい方にはこちらの名古屋帯を
お薦めします。
一見、見た感じでは、地味目に見えますが結構合わせやすく紬の単衣などに
合わせておしゃれにお召ください。

一部をご紹介いたしました。

着物の染め替えできます

投稿日:

早い方でお子様から手が離れた方もいらっしゃいます。
逆にまだまだこれからという方もいらっしゃいます。
環境は人それぞれですので、着物へ重きを置くタイミング
というのも違ってきます。
ただ一つ言えるのは、タイミングは違っても若いころの着物は
今着るとなると厳しいかも。
色、柄とその時代に流行ったものを使っているので今着ると
『ん~どうだろう?』と考えてしまいます。

そんな経験ございませんか?

「ただ、捨てるには勿体ないし、かといって着ないし、色が派手
すぎるし。どうしようかしら。売ったらお金になるかしら。」
などとおっしゃられる方もいらっしゃいます。

そんな時は、お客様に染め替えや仕立て替えをお薦めしております。

ご存知の方は、宜しいのですが、結構、染め替えや仕立て直しができる
と言うことをお知りになっていない方も多くおいでです。

最近も、無地でお色はオレンジ系のお着物でお客様曰く
「流石にこの色は着れないからどうしようかしら。」とご相談を受けました。
無地でしたので、きれいに抜けるならどんなお色にも染め上げられますよ。
とお伝えしましたら、値段を出して欲しいとご要望がございましたので、
ざっと見積もらせて頂きました。

正直、新しい反物を買われて作られるより、はるかにお安く出来上がります。
ただ、新品ではないし一度トキ洗いをしてお色を抜いて染め上げるという
作業になりますのでお時間は多少かかります。

お色を決める時も決断力というものが必要になると思います。
こちらもできる限りの情報をご提供いたしますが、お色をお決めになるのは
やはり“お客様”です。
むらたやでは、お客様のご意見に重きをおき、満足というより納得して
染め替え・仕立て替えに入らせて頂いてます。


奥様の若いころの羽織です。それをお嬢さまにお譲りになられると言う
ことで洗張りをして一色かけて地味に染めなおしました。

お嬢様もご納得のお色となりました。
(このお色に決まるまで試し染めを2、3回していただきました。)

このお色でしたら、30代からかなり50代まではお召いただけます。

 

お客様のほうから新しいきものを作りたいとおっしゃられるのであれば
もちろんご相談にのらせて頂きます。


小紋は、京染め[江戸五嶋紐監修・ライトパープル色]
名古屋帯は、【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」


小紋は、高級京友禅染 [とび柄七宝・ライトブルーグレー色]

帯(袋帯)は、【西陣まいづる 謹製】 「柄名銀影・シルバー色」

このような感じで合されるとお召しになる場も広がります。

きもの むらたや 

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小紋と名古屋帯~五月のお茶会~

投稿日:

お謡いをされていらっしゃる方が増えているように感じます。
時々お話を伺わせて頂くのですが、皆様、楽しんでされておられます。

先日は、新しい襦袢を作りたいというお話を頂きました。
年に数回ということですが、流石に襦袢が限界と言うことでしたので
白の襦袢にグレーの半襟を付けさせて頂くことになりました。
黒紋付をお召しになられるので、後々紋付を譲れるように白をお薦め
しました。

そうやって“和”のお稽古ごとをして頂くのは、嬉しいものです。
外国の方は、結構着物が好きで憧れるとおっしゃってくれるのですが、
日本の方で、「着物の買取りはしていないの。」と聞かれた折は
気持ちがかなり沈みます。「喪服?着るかどうか分からないし、娘が
いらない。と言っているから。」・・・・・・ともおっしゃられます。

着物の文化は昔に比べて、確かに減ってきたかもしれませんが、
まだまだ、着物を好きでいて下さるお客様がいらっしゃる限りは、私共も
頑張っていきたいと思います。

これからの季節ですと
野点をされるお茶席が増えるのではないでしょうか。
新緑を拝しながら、季節のお菓子を頂きお茶を飲む。
なんて風流なんでしょう。

こんな時は、色無地・江戸小紋・小紋などのように、かしこまった装い
ではなく、気軽な装いのもので大丈夫です。
小紋ですと、華の柄をモチーフにしたとび柄小紋などが、新緑に映えるのでは
ないでしょうか。

こんな感じで茶会での着物選びは、茶会が催される時期や、お茶会の種類に
よって違ってきます。
そして、茶会で選ぶ着物は、亭主のもてなしの邪魔にならないように、
又、着物が主張しすぎないようにと着配ることも大切です。

[お薦めの小紋]


上品な唐華文様が施されています。
上質な丹後ちりめんを使用し地色がパステルグレーに抽象的な華の柄を
流れるように描いていて、金で描かれた華の部分が一層上品さを出しています。
こちらは、特定の花をさすものではないですので、季節を問わずお召いただけ
ます。

色違いの小紋です。柄の配置はこんな感じになりました。
後ろから見た感じです。柄どうしを並ばせないように工夫してお仕立て
あげました。

前から見た感じです

衿の感じです。上前の衿が小紋でありながら見ごろと繋がっている感じ
になるように仕立て屋さんと相談をして配置しました。

[お薦めの名古屋帯]
地色が黒で巧みに織り成された橫段模様の間に、古典調で、尚且つ
モダンな花柄が配置されています。ワンランク上の名古屋帯として、
茶席にもお薦めです。【山田織物謹製】

こちらの名古屋帯は、【小森織物謹製】です。
有職柄に七宝と若松菱柄ですのでこちらも季節を問わずお締め頂けます。
※7月、8月以外です。

上の小紋とでしたら上品に合わせることができます。

きもの むらたや 

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