お勧め振袖ご相談会~お茶会向き小紋と名古屋帯~

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寒さの厳しい年です。

仕事をしようにも思うように体が動きません(寒くて)
温かいお茶を飲んでもちょっと経てばすぐ冷めます。

いつになったら思い存分動けるのでしょう。

そんな中でもお直しをとおっしゃるお客様がいらしてくださいます。
「衿の繰り越しをきものと襦袢を合わせて欲しい」というご要望。
着物を触るより襦袢の方がお値段がかからないので着物に合わせて
襦袢を直すことと致しました。多少着物の袖付けがほどきか出てい
たのでそこも一緒に直すということも受け合いました。

着用は6月ですが、早めにおっしゃってくださっているので
助かっています。

 

今は2月10日 大学でいえば春休みでしょうか。早い方は来年のお振袖
を決めていらっしゃる方は多いかと思いますが、まだの方。まだまだ間に合います。ご要望があればある程度そぐうように度力いたします。

こちらは、お買い求めもレンタルも可能です

レンタルセットで合わせてみました。

こちらもレンタルです。お着物は特徴のある「波」お色は茶系写真より
渋めです。お袖はあまり見ないかぶせとなっています。

本来、レンタルの振袖でかぶせのお袖はあまり見かけません。

最近は、振袖を買われる方よりレンタルの方が増えてきています。
買われる方を待っていても、いくらいいお品でも振袖が「かわいそう」
と思い、レンタルでお出しすることと致しました。

こちらのお品も3回貸してトントン4回目から少しの利益が見込まれ
るかと思います。

先日レンタルされたお品も勿論そうです。そちらも御所解き文様で細かい
柄行きや金加工。手の込みようが違います。

このように飽きないお品、特徴のあるお品を揃えております。

これからのちょっとしたお茶会の小紋はこちらはいかがですか?

手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄で
施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。

お色は葡萄茶色でなかなかシックなお色です

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

優しくて気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で
お柄は上品にまとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ
趣味性を漂う、洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿
を演出してくれる逸品の帯です。同系色でまとめていますが、濃淡が
はっきりとしていますので帯締めで全体をまとめてください。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色の
お色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現してござ
います。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

 

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通

「よろけ模様」を二重だてにして織上げ、幻想的な帯の表情を作り上げ
ました。まさに独創的な袋帯です。しかも総通しの全通ですので、お太鼓
の部分をあまり気にしなくてすむ安心なお品。軽くて、しなやかな締め心地
どのようなお方にもお薦めできます。 カジュアルな訪問着、付下げ、小紋など、
幅広いコーディネートでお楽しみいただけます。 お茶席などにもぴったりな
ひと品です。

 

正絹西陣織袋帯 【陰山織物謹製・箔屋清兵衛】 全通

多くのお着物愛好家さんやお茶をたしなんでいらっしゃる皆様ならば
ご存じの陰山織物。一般的には『箔屋清兵衛』の名で知られています。

山鳩色に近いお色が地色です。それに色々な名物裂文様が施されています。

箔を自由に綾なし深みある彩りで織り成された、お値段以上の風格が漂う
仕上がりですのでお茶のお席に結ばれたり、お稽古にも気兼ねなく結んで
いただけるお値打ち品です。柄も名物裂文様ですので正にお茶席のために
織られたお品ともいえるでしょう。お茶会に是非どうぞ。

 

春の着物と帯~お茶会や普段から着物を着ましょう

投稿日:

立春とはいえまだ寒いです。蝋梅も咲き始めいい香りがしてきます。


寒いから春の着物は・・・・・とお考えになっていたら間に合わないかもです。お着物や帯にはお仕立てが必要でございます。

そう考えれば、春の着物は今頃からご用意するのがいい時期なのかもしれません。

夏のきもの(絽の江戸小紋染)は今からご準備されます。勿論、染からなのでお時間が必要ですから早めにご準備に入っていますがそうすると、お仕立ても
配慮が出来ますので私どもも有難いです。

都会でお仕立てをすると高いですが、私どもの地域はどうもあまり高はないみたいです。
ネットを調べましたがこの金額で本当にお仕立てができるかしら?と不思議に
思うところもございました。お仕立て込みの所でかなりお安いところは尚更です。

今、帯芯にしても、胴裏、八掛にしても値上がりしています。

昨年家内労働について島根県から聞き取り調査が来られました。

私どもの仕立て屋さんのお一人は、インボイスに入って欲しい。
「でないと仕立物をこれ以上出せない」と言われたそうです。
その方は入らないときっぱりお断りになられました。

その上で私どもにお仕立物の金額から消費税を抜いて良いからお仕立物を出して
欲しい。と言われたんです。

そもそもが平成16年から最低賃金が上がっていないこの業界です。金額をあげる
ことはあっても下げるなんて今の時代に反しているでしょう。

そう考えるとお仕立て上がりでいくらというお品は

さて幾らの商品なんでしょう。不思議でたまりません。

 

特選 小紋 正絹 京友禅 [ 北斎模様柄 陰浅葱色 ]
お茶会 お稽古 新年会 同窓会 観劇 お食事会 趣味の会にどうぞ

 

年齢はとはないお品です
お茶席にお召しになるなら古典柄の名古屋帯が良いでしょう。
粋にオシャレになら八寸名古屋のしゃれ感の帯もお勧めです。

正絹西陣織袋帯 【廣部商事謹製】 ≪名物裂唐花双鳳凰文様≫

ベージュの地色に鳳凰の柄と花のようなそうでないような異国を思わせる
柄行です。名物裂だけあって、締めやすく、また一般の袋帯と違った味わい
がございます。上品にそれでいてきもの選びに苦労しない帯だと思います。
袷のお着物にはもちろん、9月の単衣のお着物にも締めていただけます。
着用期間の長い袋帯として、とても便利なひと品です。 あらゆるシーンの
お出かけにお使いいただけます。

お茶会、普段にどちらでも大丈夫です。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】観劇・お茶席・お食事会など

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。真の良い
洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な
博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物
にもおすすめです。

こちらの、八寸名古屋帯は、白をベースに正方形のドット柄が幾何学的に
配してあり、数色のお色で施されてございます。おしゃれで粋な感じを表現
してございます。博多織伝統の平織を利用した織物でございます。

こちらの帯と合わせると粋にオシャレになります。

 

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「幾何学模様・菱垣重ね」

若芽色の地色に菱垣のように柄を施していて、時期時期に関係なく
お締め頂ける重宝する名古屋帯です。おとなしめのお色ですが、合わ
せる着物でメリハリをつけるとおしゃれになります。
上の 北斎模様柄 等に合わせたらオシャレになるのではと思います。

ちょっとしたお茶会でしたら出席できます。

茶屋辻文様柄小紋 【板場友禅染】

 

 

丹後ちりめんんの生地に茶屋辻文様柄を板場で友禅染をしたお品です。総柄で
質感もございます。地色が黒でまたおしゃれです。正式なお茶席には難しいで
すが、気軽なお茶会、大寄せの茶会などでしたら大変見栄えのするお品かと
思います。また、趣味の会やご友人とのお食事会に是非どうぞ。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯
【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

 

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。
小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ
とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっ
かりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございま
す。銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせ
られるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。パールのような光沢が大変
魅力的帯となっております。

上の黒の茶屋辻文様の柄にはこちらのすっきり調の帯が素敵ではないでしょうか

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

しなやかに織り上げられたオフホワイトをベースにした帯地。その中に細やか
に七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良いお柄となっております。何処を
出されても良いですし、どのようなお着物のお色にも合わせやすくなっており
ます。軽くてしなやかな風合いですので、重宝する一本です

 

普段使いの着物と帯~小紋と名古屋帯~柴犬は益田が聖地

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「柴犬の聖地」今更ながらですが益田市美都町は
柴犬の聖地のようです。
本日いらっしゃったお客様が、たまたま教えてくださいました。

犬・・・・・癒されますよね。長年住んでいて初めて知ることがこんな素敵なこと
でなんだかありがたい気がしました。

冬になり気持ち寒さも厳しい気もしてきた最中、心温まるお話を聞けて嬉しかったです。

「普段着の着物を着て散歩をさせる」さまになりますね。オシャレです。

今年のお茶会もひと段落されたところかと思うので、普段使いのお着物に目を向けてみました。

正絹小紋 京友禅[紋意匠に縦縞文様]

遊び心のある縦縞の小紋です。おとなしめですが、普段に気軽にお召いただけるお品です。また、生地の具合からコートにしても面白いと面白いと思います。紋意匠生地に縦縞ですので光沢があるように感じられます。

 

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛され
ていた柄です。茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに
使われています。また、帯の柄などにも使われていてとても茶道と
深いつながりのある柄です。しかし、合わせ方によって粋にも
オシャレにもなります。

上の小紋に合わせるとオシャレに着こなしていただけるのでは
ないでしょうか。

 

ろうけつ染め小紋(正絹)[ろうけつ吹雪染]

ペーズリーの地紋の紋意匠の生地。蝋を吹雪加工で全体を和らげ上品に
仕上げています。気軽にお茶席や会食などにお召いただけるお品です。
配色は4色でお色の持っていき方で雰囲気が変わります。京紫色、葡萄染
(えびぞめ)、白菫色、山吹茶の系統のお色の配色です。全体に温かみの
ある色合いで施されています。名古屋帯でおしゃれに粋に合わせてお召し
になってください。

こんな感じで合わせても良いかもです。

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】
を合わせています。

これからお正月、新年会、同窓会、新春過ぎたらお花見などとまた行事は目白
押しです。

 

こちらの帯で合わせるとまた雰囲気も変わって宜しいかもしれませんね

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

雑誌「美しいキモノ」の日本のきものブランド50に選ばれたことの
ある大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処で、真の良い
洒落帯を作っておられます。しなやかなハリと締め心地の良さを持つ
上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、お茶席
にもお勧めですが普段使いのお着物にもどうぞお使いくださいませ。

こちらの帯は、とてもスッキリ感がございます。菊菱文様を変化させて
見方が変れば七宝にも感じられお太鼓部分は色糸を替えているだけです
ので結ぶ際に気にしすぎなくても大丈夫かと思われます。
(あくまで個人的な意見ですが)

前にくる部分もお太鼓と同じお色の糸が使われていますがそれも少しです。

 

大寄せ茶会のお客様と亭主の着物と帯~お勧め小紋~

投稿日:

 

気軽に着られるお茶会の着物や普段のオシャレ着のご紹介です。

気軽なお茶会といえば大寄せ茶会のイメージです。
いわゆる、茶道愛好家が集まり、茶の湯文化を楽しむ華やかで賑やかな雰囲気
で催されます。(※茶道愛好家=各流派と思います)

格式を重んじつつも、気軽に茶道を楽しむ機会としての意味合いもあり、
初心者から経験者まで様々な人々が集う場です。参加者が各席を巡りながら
異なる趣向のおもてなしを楽しみ、和やかな雰囲気で茶を楽しむ様子が楽し
のです。
会場には季節の花が飾られ、お道具や掛け軸も趣向が凝らされています。
視覚的にも非常に豊かな体験ができる場です。 特に着物をお召しになって
参加される方も多く、色とりどりの着物姿が集合されるので大茶会ならで
はの美しい景色も見どころです。

 

[大寄せに合ったお客様のお着物とおもてなしをする側の着物について]

お客様として参加する場合は、華やかさを抑えた、控えめで上品なお着物が
宜しいかと思います。

  • 訪問着ですと柄も少なく仮に柄が多くてグレードがあっても上品なお品が好
    ましいかと思います
  • 付下げも同様ですが、訪問着のように柄が多くないのでシンプルに上品に
    おとなし目が宜しいかと思います
  • 小紋は格式についてはやや劣ります。しかし飛び柄の小紋でしたら上品に無地感
    でお召しいただけてそしてしゃれ袋を合わせたら十分大丈夫です。

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]
お茶席や観劇などのお席に洒落袋や格高い名古屋帯で

 

 

正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】
全通で結びやすい袋帯です。
西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある袋帯です。 しなやか
でありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣のようにふん
わりとした風合いです。枯茶色(こげ茶に近い)と胡桃染め(こげ茶に
グレーを足した感)との横段に暈し織り上げられた帯地にペルシャ小花紋
を流れるように施してございます。上品で華やかさを求められるパーティー
や、お茶席でのご着用をお薦め致します。

 

特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】
「道長文模様・織成袋なごや」お茶席・観劇・お食事会など

織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法です。
軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、「お茶席向
きの装い」と言って間違いないでしょう。芯を入れる必要がないため、軽
くて結びやすいという利点もございます。一般的な袋帯に劣らない格があ
りますので、二重太鼓の帯結びが苦手という方や、柄の位置を気にせずに
結べるという利点がございます。八寸名古屋帯の中では、お値段がかなり
高めでございますが、自信をもってお薦めできる逸品です。

※昨年、この技術で織れる唯一の方が引退されました。ここらクラスの帯
を織れる職人さんが辞められるのは寂しいです。でも、素晴らしい帯を今
まで織り続けて下さり感謝です。結びやすく品のいい「織成の帯」。です

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に縦に唐華文様]
お茶席や観劇、コンサートや同窓会にどうぞ

 

高級生地の丹後ちりめんを使用し、しっとりと柔らかく滑らかな大変心地の
良い生地です。紋意匠生地に淡いパープルグレー色の地色に縦長に唐華柄を
施したとび柄となっています。柄自体は主張しないので、帯も合わせやすい
です。

特選正絹西陣織袋帯 【洛陽織物 謹製】
「あぜなみ織」お茶席に観劇にお締め

黒地に洛陽織物の誇る、立体感を有するうねり紋様を施しているおしゃれな
袋帯です。洛陽織物が抱える「伝統工芸師」の資格を持つ最高の職人によっ
て丹念に手織りで仕上げた袋帯は、織の密度が高く、華やかな色合いを表現
しており、着物愛好家や呉服のプロをうならせる仕上がりとなっています。
また、「あぜなみ織」という織成特許をとられています。


正絹西陣織袋帯 【廣部商事謹製】 ≪名物裂唐花双鳳凰文様≫

ベージュの地色に鳳凰の柄と花のようなそうでないような異国を思わ
せる柄行です。名物裂だけあって、締めやすく、また一般の袋帯と違
った味わいがございます。上品にそれでいてきもの選びに苦労しない
帯だと思います。 袷のお着物にはもちろん、9月の単衣のお着物にも
締めていただけます。 着用期間の長い袋帯として、とても便利なひと
品です。

 

特選西陣織九寸名古屋帯 【秦生織物 謹製】
おしゃれな柄です。モダンに粋に

西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある名古屋帯です。こちらの
機屋さんは、袋帯でも裏地も同じ機で織っていますので、しなやかであり
ながらハリがあり軽い帯地が特徴です。ベージュ系の帯地にブルーの花々
を施してございます。おしゃれで粋で都会感覚の名古屋帯です。おとなし
そうに見えて帯で主張ができますので、飛び柄小紋に合うと思います。
上の袋帯より明るい感じになると思います。

 

おもてなしの側の場合は、さらに控えめでありながらも、上品で格式のある雰囲気や見た目が宜しいかと思います。
色無地は一色で紋付がふさわしいです。格も上がります。

  • 江戸小紋ですと遠くから見ますと無地感にみえます。そこが江戸小紋の良さです。
  • 一つ紋の着物ですと礼を尽くしていると思います。紋付というだけで格が上がる
    ので重宝します。
    ※紋は何の着物にも入れられると言う訳ではございません。

 

高級付け下げ [正絹未仕立て] お茶席や観劇、祝賀会などにお召しいただけます 

日本の四季は、人の感受性を豊かにしてくれます。歴史ある文化と
共に育まれた『きもの』は、時代が変わっても形は変わらず、柄行
や品質にこだわり続け末永くお召いただける日本の民族衣装として
生まれてきました。そんなおきものの中の付け下げをお探しの方に
自信を持ってお薦めします。
単衣にも袷にも良いお色の付け下げです。

※帯は、簡易的に合わせたものです。

特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」
お茶席のお着物、観劇にどうぞ。上の付け下げにも合うと思います。落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。

 

江戸小紋(正絹・未仕立て)【家内安全柄・薄紫色】

生地はもちろん高級浜ちりめんを使用しています。
型彫り、染め付け、全ての工程を手作業で行っているため、
着物になってお召し頂いたとき、色の濃淡が微妙にあらわれ
深みを感じます。シンプルな柄行きゆえに、帯のとりあわせも
幅広く、合わせる帯によってお茶席からお祝い事、また観劇や
お友達とのお遊びにとTPOの広さでは大変便利なお着物です。
また柄の中に細かく「家内安全」という文字が美術的にアレンジ
されたお品でございます。

 

江戸小紋(正絹・未仕立て)【つづみと束ね熨斗柄・ピンク色】

生地はもちろん品質の良さでは名高い浜ちりめんを採用。お柄は
つづみの柄とおめでたい束ね熨斗の柄をバランスよく配置してご
ざいます。 伊勢の高級和紙に型彫りをして、染付をしていきます
が、それぞれの工程は全て経験を積んだ職人の手で行っているた
め、着物でお召しになった時の着姿は色の濃淡が微妙に現れて、
いっそうの深みを感じます。
お色は上品な淡いピンク色です

「江戸小紋」という名称は特許庁で地域商標を取得して
いますので美濃の型紙を使用して、東京で染めたものしか
「江戸小紋」という名称が使用できません。
当社の江戸小紋はすべて東京の染元さんで染めて頂いた
本物の「江戸小紋」です。


特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】
≪優彩正倉院華文・金色≫お茶会や披露宴

バランスのよい品格の中にも、金彩はあくまでも 派手ではなく、その
控えめな色彩が、その場の ムードをより一層お着物と合わせて統一感を
出してくれます。 品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 さ
れた「華文唐草文様」のお柄。 見る人に重たい印象を感じさせない女性
ならではの、 気品豊かな一品です。 フォーマルな場所に合わせて、訪問着
色無地や飛び柄小紋などのお着物をお選び下さい。

 

 

 

こちらは、わたくしが京都に行ってこれはと思った小紋です。合わせているのは
上でご紹介をした織成袋なごや帯です

 

七五三の着物の違い~お茶席や行事用の小紋やそれに合う袋帯や名古屋帯

投稿日:

【七五三の着物のちがいについて】

子供の着物には、「のしめ」「一つ身」「三つ身」「四つ身」
がございます。

★「のしめ」は、赤ちゃんが無事に育つようにとの祈りを込め
着用というより赤ちゃんを抱っこしている方に赤ちゃんを
くるむような感じで掛けます。お宮参りの際に掛ける着物は、
産着や初着、掛着と呼ばれる祝い着です。背中に華やかな絵柄
があしらわれています。

★「一つ身」は、のしめを掛け着として使ったあとに、3歳の
お祝い着としてお子様に着せる慣わしがあります。
のしめは「一つ身」の裁ち方ですので、身巾が狭いです。
のしめを一つ身として利用する場合
↓↓↓
[女児の場合]
肩揚げ、腰揚げ、袖の丸味と袖口側は閉じます。(袖口は開ける)
紐の位置は変更した方が良いと思います。それから、のしめの時に襦袢
のお袖に一枚余分に重ねてあったお袖(つけ袖)は外します。

[男児の場合]
女児と同様に肩揚げ袖の丸味と袖口側は閉じます(袖口は開ける)
腰揚げもする場合が多いですが5歳でいたしますので身長が伸びてい
たら腰揚げが必要ない場合がある可能性もあるかもしれません。
男児の場合は袴を履きますので多少一つ身が短くても大丈夫です。

※[一つ身の裁ち方とは]
背中が並幅が背中が縫われていない状態を言います。のしめを使って三才の
宮参りをします。
(私どもの地域では宮参りの時に「のしめ」を一つ身にしてお参りします)

「肩揚げ」「腰揚げ」「袖の丸味」「紐の付け替え」のしめの時に使った襦袢の
お袖には別に赤(女児)やブルー(男児)がついてますが、一つ身としてお召し
になるのでしたら外します

★「三つ身」最近は作られなくなりました。一つ身と四つ身で十分足りる
からだと思います。丁寧にされるところはもしかしたら三つ身を作られる
のかもしれませんね。
三つ身の意味は、袖と衿を除いて身丈の3倍あればできるということです
背縫いはもちろんございます。
★「四つ身」は4歳~12歳くらいの子ども用の着物のことです。
四つ身は並幅の反物の、身長の4倍の長さの布を裁断して作られ、子どもの
成長に合わせて肩揚げや腰揚げをすることで、丈や幅を調整することもでき
ます。
ただ、美容院で着付けをしていただく場合は肩揚げだけの方がきれいに
おはしよりを着つけてもらえます。

私どもの所では肩揚げだけをお勧めしております。(襦袢の丈揚げはします)

【のしめ】三才の時の一つ身
※七歳の時は(女児)着用は無理です。四つ身となります。

【四つ身】

ハコセコや帯や帯揚げやたらしは使用できます。

 

[気軽なお茶会には]

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]

クリーム色の生地に橘・桐・菊の柄が華やかに描かれています。
橘は、長寿と幸福の理想国、常世国の象徴としています。高貴な象徴である
桐との組み合わせは吉祥文様です。パーティーやおめでたい初釜など色々と
お召いただけます。

正絹西陣織袋帯 【秦生織物 謹製】

西陣老舗機屋【秦生織物】謹製のしゃれ感のある袋帯です。
しなやかでありながらハリがあり軽い帯地は、能装束の上衣の水衣のように
ふんわりとした風合いです。枯茶色(こげ茶に近い)と胡桃染め(こげ茶にグレー
を足した感)との横段に暈し織り上げられた帯地にペルシャ小花紋を流れるよう
に施してございます。

上の小紋などに合わせて頂いても、これからですと良いのではと思います。
おさえ目なお色で小紋に対してはメリハリもございます。帯締めや帯揚げに
よっては、落ち着いた印象になります。お着物が華やかな分、帯で調節が幾
らでもできます。

お子様の七五三のお付きのお母さまが着用されても宜しいです。
無地や付け下げを考えがちですが、小紋でも格があって華やかなら宜しいのでは
と考えます。

 

正絹西陣織袋帯【織匠小平謹製】「変り七宝菊牡丹唐草」


西陣織の老舗の機屋さんの袋帯です。銀地に菊や変わり七宝を施した
正統な帯に仕上がってます。落ち着いた雰囲気の帯ですのでお茶席や
式典などにお締め頂けます。こちらですとググっと落ち着きます。
帯締めや帯揚げで変化を出してください。

 

九寸名古屋帯(正絹)【佐々木染織謹製】
「市松に陽と陰の唐華文様・グレーが入った青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。

上の小紋ですとメリハリのあるお色の帯かと思います。

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]

紋意匠生地にプラチナ箔使用で松文を品良く飛び柄にあしらっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず上品
に仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただけ
る帯合わせが楽しくなる小紋です。

お茶会には相性のいいお色の小紋です

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

柄は正倉院の御物にある唐花模様の間に七宝模様の柄が施されています。
全通の帯で、贅沢な逸品です。 品格のある柄です。お稽古事、観劇、お茶席
にお勧めの一品です。 色無地や江戸小紋、また小紋などと合わせて幅広い
シーンでお召しいただける重宝な一本です。

 

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」


優しくて気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で
お柄は上品にまとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ
趣味性を漂う、洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿
を演出してくれる逸品の帯です。グレーの飛び柄小紋に合わせて
お茶会に気軽にお召しになることが出来るのではと思います。

 

 

秋の野点向きの着物と帯~小紋と名古屋と洒落袋~

投稿日:
秋のような天気が良く、風景が美しい時期は、吹き抜け野点がぴったりの
季節です。 秋は涼しい気候と紅葉などの自然の美しさが重なり、野外なら
ではの茶会を楽しむには理想的です。
秋は外で過ごすのに最適な季節です。風が爽やかで湿度も低く、長時間
屋外で過ごす野点は、お着物も引き立ててくれます。お道具も野点に合うお品を拝見できます。いつもと違う雰囲気を味わうことが出来るのが醍醐味です。

着物を選ぶなら
小紋がお勧めです。 野点はフォーマルな茶会とは異なり、屋外でリラックス
した雰囲気の中で行われることが多いため、小紋のようなカジュアルであり
ながら品のある着物がぴったりです。

飛び柄小紋お色は優しいベージュ系クリーム色です
合わせる帯は、名古屋帯こちらはいかがでしょう。
特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」
しなやかに織り上げられたチョコレート色をベースにした帯地。
その中に細やかに七宝や若松菱を施し、おめでたいお席に良い
お柄となっております。何処を出されても良いですし、スリー
シーズンのお着物で淡いお色でしたらメリハリが効いて素敵です。
九寸名古屋帯【しおみ織物謹製・西陣織九寸名古屋帯】「吉祥柄段揃い」
※映した写真がうまく撮れていません((T_T))
桐・七宝・荒磯・市松・菊菱・青海波など他いろいろな文様を盛り込んで
段を作っています。さりげなく結ばれていても上品に感じられる帯です。
目立ちすぎずかといっておとなしめでもなく正統派の方にお勧めです。
正式なお茶席には名古屋帯ですので締めるのはお勧めできませんが、
気軽なお茶会や、社中や研修会などでは十分結べるお品です。ですから
野点などでの茶会には宜しいかと思います。
九寸名古屋帯(正絹)【佐々木染織謹製】
「市松に陽と陰の唐華文様・グレーが入った青蘭色」
唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。おとなしめな小紋、総柄でも本物の江戸小紋
や江戸小紋風の小紋などのシンプルな柄行ですと着物も帯も映えることでしょう。
かなりおとなし目にはなりますが、こちらの名古屋帯もございます。
西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」

お買い求めやすく確かな品質です。軽やかな風合いで結びやすい帯と
なっております。柄は、どちらかというとしゃれ感があり市松柄が主で
その一つ一つに柄が織り込まれています。主張はしておりませんのでお
茶席などの控えめなお席には上品にお召いただけます。
紬や普段使いにされますと粋な感じになるかと思います。帯地に織りだ
された文様がモノトーンでまとまっているように感じられ紬や小紋の柄
は多少色目が多くても帯締めや帯揚げで調節でます。

 

 

京染高級小紋[染着尺・総柄]高級感のある小紋です

 

正絹西陣織袋帯【織匠小平謹製】「変り七宝菊牡丹唐草」
小紋に合わせるのですがここらくらいの袋帯でももしかしたら十分乗るのでは
と思いました。色合いや、雰囲気は合います。とても優しい雰囲気となります。西陣織の老舗の機屋さんの袋帯です。銀地に菊や変わり七宝を施した正統な帯
に仕上がってます。落ち着いた雰囲気の帯ですのでお茶席や式典などにお締め
頂けます。
特選西陣織八寸名古屋帯【安藤謹製】「能衣流水模様・織成なごや」
織成(しょくせい)とは綴織の一つです。古くは正倉院に伝わる
「七条織成樹皮色袈裟」という裂地から再現された格式の高い技法
です。軽くてしなやかで、綴織に準ずる格式をそなえていますので、
「お茶席向きの装い」と言って間違いないでしょう。芯を入れる必要
がないため、軽くて結びやすいという利点もございます。一般的な袋帯
に劣らない格がありますので、二重太鼓の帯結びが苦手という方や、柄
の位置を気にせずに結べるという利点がございます。八寸名古屋帯の中
では、お値段がかなり高めでございますが、自信をもってお薦めできる
逸品です。※現在西陣でこの技法で織れる方はただ一人で、尚且つその方はご高齢の
為、いつの日か生産が途絶えてしまうこととなります。だから今現在希少
価値の高い織物になっています。尚且つ年々作れる数も減っていますので
お値段も上がっています。
↓↓↓

※今回、この技術で織れる唯一の方が引退されます。ここらクラスの帯を
織れる職人さんが辞められるのは寂しいです。
でも、素晴らしい帯を今まで織り続けて下さり感謝です。結びやすく品の
いい「織成の帯」。
おひとつお持ちになっていても損はないお品となりました。

 

特選西陣織袋帯【織悦謹製】「ルーマニア立菱縞文、有悦織」

帯地はとてもしなやかで、裏地も表と同じ織機で織られたものです。
表と裏が同じ糸、織機を使っているということは手間がかかっている
ということです。価格が上がっても良いものを作ると言う志がある織悦さん。
さすがです。良いものを妥協せず作られています。こちらは、ルーマニア立菱
縞文の有悦織りです。そして全通です。ほのかにピンク系のお色でまとめてあり、優しい雰囲気の帯に仕上がっています。おしゃれに、粋に結ぶことができます。

こちらは、袋帯ではございますがしゃれ袋となりますので小紋に結んでも
大丈夫です。

秋お勧め小紋と無地付け下げ~秋にはどんな茶会がある?~

投稿日:

10月になってしまいました。
世の中は衣替えの時期です。
上着を一枚。着物ですと単衣から袷に

しかしながら日中はまだ暑いです。暑いというか
湿気ですかね。お茶と関係のない方は10月でも単衣を
着られるとおっしゃっていました。また、お稽古なら
単衣で練習するとおっしゃられているお客様もいらっしゃ
いました。

東レシルックの洗える着物を単衣にされてお稽古されて
いらっしゃるとか。

東レの小紋 (市松文様) 雨の日のおでかけやお茶のお稽古やお茶会の
水屋仕事やお稽古にどうぞ

東レの生地は最高級ポリエステルきものとして、フォーマルな装いから
普段のお洒落着まで愛用されている「シルック®きもの」です。
洗濯機で洗えるので、天候を気にせず着用できます。金茶系のお色で市松
文様を施してございます。 遠目から見ると無地感ですのでお茶会などに重宝
します。趣味の会や観劇などとちょっとした時にお召いただける着物です。

 

【飛び柄小紋】正絹

クリーム色の生地に唐華の飛び柄小紋で上品にまとめて御座います。
ちょっとしたお茶席、大寄せの茶会、研修会、ご友人とのお食事会で
重宝されるかと思います。忘年会や新年会、同窓会なども宜しいので
はないでしょうか。

10月のお茶席といえば

日本の伝統文化や季節のテーマより茶道に特に適しています。
1. 菊茶会:などは良いのではないでしょうか。 菊は秋の象徴であり、日本文化
では長寿と清浄と関連しています。菊の形をした季節の和菓子をお出ししたり
お道具もお床も工夫が色々とできます

2. 月見の茶会というのも良いのでは? お月見は本来9月ですが、10月は月見茶会 を開催するのに最適な月です。この茶会は夜に開催され、装飾やテーマは中秋の
名月を中心にしています。月見とお菓子を、月明かりの下での屋外の静けさが
この茶会を引き立ててくれる要因かと思います。「月下の茶会」とか良いですね

3. もう一つの人気のテーマは、紅葉 です。紅葉の色の変化に焦点を当てた茶会では、茶室の装飾に赤いカエデの葉 (もみじ) などのモチーフを使用し、秋を捉えた
季節のお菓子、お道具、お床を添えると見ごたえがございます。

4. 10 月は日本では収穫の時期なので、自然の恵みを祝う茶道も素晴らしい選択肢
の一つかと思います。お茶菓子に米、栗、柿を使うと、季節の豊かさを強調できます。

 

すべてが、雅でなければいけないわけではございません。気軽に祝う会でも
十分に成り立つのがお茶会ではないでしょうか。その場で祝いながらその場にあったお話をしながらそのひと時を楽しむ。

なんて素敵なんでしょう。

場所にもよりましょうが、小紋などでも良いかと思います。

どなたでも気軽に出席できるこんなお茶会があればうれしいですね。

茶屋辻文様柄小紋 【板場友禅染】

 

丹後ちりめんんの生地に茶屋辻文様柄を板場で友禅染をしたお品です。
総柄で質感もございます。地色が黒でまたおしゃれです。正式なお茶席には
難しいですが、気軽なお茶会、大寄せの茶会などでしたら大変見栄えのする
お品かと思います。また、趣味の会やご友人とのお食事会、これからですと
忘年会、柄からいうと新年会も宜しいかと思います。

上で示したような気軽なお茶会でしたら大丈夫かと思います。

 

紬 【板場友禅】

紬は着る人の個性を表現できる普段着であり、とてもお洒落な着物。
蚕の繭から引き出した糸に撚りをかけて織るのが紬。その手法には
「先染め」と「後染め」がありこちらは後者の後染めです。このお品は
黒地に四季折々の花柄模様(唐華)が白抜きで施されているように型染め
されてございます。とても手間のかかったお品です。おしゃれに、粋にと
お召しになる方の雰囲気に合わせて帯も名古屋だったりしゃれ袋だったり
と色々と楽しめます。

 

特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

 

特選無地付下げ [鎌倉友禅作家/坂井教人・八掛付き]

 

こちらも上のベージュと同じものなのですがサイトにアップしていないだけです
それぞれ八掛付きです。

「鎌倉友禅」とは
凛とした決意が感じられる気品ある友禅です。
それを生み出した方が坂井教人先生。この無地付け下げの作者です。その先生
のモチーフは「かたくりの花」や「水芭蕉の花」、風景では木場風景・オーロラ
などです。その方の作品の無地です。主張しすぎないように地紋でかたくりを
施しています。全体に地紋の「かたくり」が施されているのではなく裾
(上前・後・下前・衽)とお袖(左の前・右の後)にあり他は、地紋がなく
すっきりとしていて帯も合わせやすい感じになっています。「かたくり」の凛
としたたたずまいが上品です。お茶席や結婚式や入卒などの式典などに重宝
すると思います。