ひな祭り・十三参り・利休忌にふさわしい着物とは ― 春の節目にまとう日本文化のこころ ―

投稿日:

三月は、日本の文化と行事が静かに重なる月です。
桃の節句であるひな祭り、子どもの成長を祝う十三参り、そして
茶道の祖・千利休を偲ぶ利休忌。それぞれに深い意味があり、装
いにも心を配りたい季節でもあります。

どれも子どもや先人を思う行事でありながら、そこには必ず「家族」
「師弟」「受け継ぐ心」があります。
着物という衣装は、そうした“受け継ぐ文化”と非常に深い関わりを持
っています。

「どのような着物を選べばよいのでしょうか」
「親は何を着ればよいのでしょうか」
「茶席ではどのような装いがふさわしいのでしょうか」

こうしたご相談を、この時期は多くいただきます。
本記事では、ひな祭り・十三参り・利休忌それぞれの由来とともに、ふさわしい
着物の選び方を丁寧に解説いたします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ひな祭り ―
桃の節句と子どもの健やかな成長を願う装い

ひな祭りの由来と意味

ひな祭りは、古くは「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれ、平安時代の厄払い
の風習に由来します。
人形(ひとがた)に穢れを移し、川へ流すことで無病息災を願いました。

やがて宮中の「ひいな遊び」と結びつき、そして現在の雛人形を飾る形へと発展
しました。
単なる行事ではなく、子どもの健やかな成長を祈る日本文化の象徴的な節句とな
っていったのです

雛人形は、立春から2月の中旬にかけて飾るのが最も良いとされています。

節分(2月3日頃)で厄払いをした後、春の訪れとともに飾るのがベストなタイ
ミングです。遅くとも3月3日の1週間前までには飾り付けを完了させるのが目安
です。特にお勧めは、大安や友引、または2月19日頃の「雨水(うすい)」の日に
飾ると縁起が良いとされます。

逆に3月3日の直前に慌てて飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされています。だから2月24日頃までには飾り終えたほうが良いでしょう。

※所によっては4月3日がひな祭りとされています。

ひな祭りにふさわしい子どもの着物


「こちらは京雛です」

お子様はかわいいお着物で親御さまはそうですねえ。家族だけのひな祭り
ならば気張らずに紬に名古屋、もしくは半幅でも良いでしょう。

たれ物の小紋などで名古屋帯と合わせても良いです。
思い出写真を撮られておくといいですね。

「ひな祭り茶会」「桃の節句の茶事」などとして、雛人形や桃の花を飾り、
春らしい趣向を凝らしたお茶会が楽しめるのもこの時期です。
気軽に楽しめるお茶会かと思います。

着付けを習い始めた方や、お茶をなり始めた方にお勧めです。
場慣れには緊張せず良い茶席かと思います。

こういう場合は大抵立礼が多いです。尚更気軽にいただけます。


チャットGPTにイメージで作って貰いました

更紗柄 小紋 着尺 京友禅 伝統工芸証紙付き ― 鳳凰と異国文様が映える上質な一反

都会的な感覚の着物です。趣味の会などにも重宝するお品です。
更紗ですので雰囲気がとても面白いです。
明るめの帯を合わせたら良いと思います。

八寸名古屋帯|国指定阿波藍染・天然灰汁建て 西陣織 弥栄織物謹製

重要無形文化財彫型写 伊勢型小紋 雪輪柄 正絹反物 ときがら茶|伝統工芸の
上品な着物

高級付け下げ [正絹未仕立て] お茶席や宮参りや七五三の付き添い、
観劇やお食事会やパーティーに

メーカー名 菱健

特選西陣織袋帯【西陣まいづる謹製】「裂取花樹獅子文」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

十三参り ― 大人への節目を祝う晴れの日

十三参りとは何か

十三参りは、数え年十三歳になった男女が虚空蔵菩薩に参詣し、知恵と福徳を
授かることを願う行事です。

関西では特に盛んで、京都・嵐山の法輪寺が有名です。

子どもから大人への移ろい。
その象徴が「本裁ちの着物」を初めて着ることでもあります。

詳しいことはこちらから

十三参りの着物選び

女の子は小振袖や中振袖が一般的です
華やかでありながら、まだあどけなさを残す柄行きが美しくもありかわいくも
あり映えます。最近では親御様の小紋をお召しになられるお子様も多いです。

男の子は羽織袴が一般的です。
それでは、お母さまはどうでしょう。

イメージを沸かせてもらうためにチャットGPTに画像を作って貰いました

着物のお色は良いのですが柄が多少違っています。

主役であるお子様を引き立てつつも、上品でセミフォーマルな装いが適して
います。子供が華やかな振袖や羽織袴を着るため、親は派手すぎず、かつお祝い
の場にふさわしい落ち着いた色柄
を選ぶと宜しいかと思います。

付け下げ、色無地あたりでしたら間違いはないかと思います。
色目や柄も大切となってきます。

最近ではお母さまのお着物をお子様に着せられて十三参りをされる方も増えて
ます。
実際に私どものお客様のお孫様もそのようにされました。
派手目なお色の華やかな小紋だったと思います。
お子さまが「お母さまの小紋」を主役の衣装として着用されて、お母さまが
「無地感の小紋」や「紬」を着用して全体の格を合わせられるのは、家族の
思い出作りを感じさせる素敵な選択肢になると思います。

お茶席ではなかなかお召しになれない紬をこのような時にお召しいただくのも
楽しいかと思います。

イメージを湧かせてもらうためにAIに作って貰いました

正絹紬【板場友禅】|上品で華やかな社交着におすすめの着物

おしゃれ用の気軽に結べる袋帯です。小紋や紬を気軽にお召しになって
頂きたいと思い仕入れた帯です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

利休忌 ― 茶道と装いの心得

利休忌とは

利休忌は、茶道を大成した千利休の遺徳を偲ぶ法要・茶事です。
三月下旬に各地で執り行われます。
茶の湯(茶道)を大成した千利休の道徳を偲ぶ追善茶会です。
旧暦の命日(2月28日)にちなみ、新暦の3月下旬
(表千家:27日、裏千家:28日など)に京都・大徳寺などで開催されます。
利休を祀る供茶(くちゃ)が行われ、菜の花を供えるのが特徴です。

「菜の花忌」とも呼ばれ
「供茶」の儀式    利休画像(肖像画)を掛け、お茶を供えます。

茶道において装いは、
単なる衣服ではなく“礼”の一部です。

利休忌にふさわしい着物

格式のある茶事では、色無地や江戸小紋が適します。
派手な柄は控え、落ち着きのある色調が望ましいでしょう。

供養の場であるため、華美を避け、地味な色無地紋付やグレーや藤鼠色
などの帯を着用されると宜しいかと思います。

以前利休忌に出席されるということで織成(しょくせい)という綴織の
織成袋なごや帯を買われて無地に合わせて出席された方がいらっしゃいます。

利休忌は「追善(供養)」の行事であるため、金銀が豪華に輝く袋帯よりも、
技術の粋を尽くしながらも光沢を抑えた「織成」や「綴」の帯が、茶人の
美意識に深く合致していてとてもよかったのではと思います。

 

利休忌にふさわしい帯の考え方

先程も述べましたように利休忌は、茶の湯を大成した 千利休 の遺徳を偲ぶ、
茶道において非常に大切な法要・茶事です。

この場における装いは、「華やかさ」ではなく控えめでありながら、確かな格
と品を備えていること
が何よりも重んじられます。

帯も同様で、目立つことを目的としたものではなく、着物を引き立て、席全体
の調和を保つ存在
であることが理想です。


利休忌に適した帯の種類

名古屋帯 ― 最も選びやすく、茶席向きの一本

利休忌において、もっとも多く用いられるのが名古屋帯です。

特に以下のようなものが適しています。

  • 染め帯(付け帯ではなく、きちんとした九寸名古屋帯)

  • 織りであれば、地紋が控えめなもの

  • お太鼓柄で、柄の位置が明確なもの

    板場友禅 九寸名古屋帯 正絹 染帯
    【世界最大級 野蚕繭 アタカス糸・与那国蚕使用】

    西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」

特選西陣織九寸名古屋帯【小森織物謹製】「有職柄七宝に若松菱 六通」

柄は、草花でも季節感を強く出しすぎないもの
抽象文様、吉祥文様などが好まれます。

金銀糸は「使ってはいけない」と言うわけではありませんが、
控えめに、静かに使われていること が大切です。

付け帯とは何を指すのか

付け帯と文化帯仕立ての違いとは

まず、「付け帯」と「文化帯仕立て」は混同されがちです。
厳密には意味の範囲が異なります。

付け帯とは総称です。

付け帯とは、あらかじめ形が作られており、結ばずに装着できる
帯全般を指す総称
です。

  • 胴に巻く部分と、お太鼓(または文庫など)が分かれている

  • 紐・金具・面ファスナーなどで固定する

  • 着付けの簡略化を目的としている

という特徴があります。

つまり、
「付け帯」という言葉は仕立て方の“総称” であり、
その中にいくつかの種類が含まれます。


文化帯仕立てとは(付け帯の一種)

文化帯仕立ては、付け帯の中でも特に、

  • 名古屋帯や袋帯をお太鼓結びの形に固定し胴部分とお太鼓部分を
    分けて仕立てたものを指します。
    「文化式」「文化帯」と呼ばれることもあり、お太鼓結びを美しく、
    安定して見せること
    を目的とした仕立てです。

整理すると、

  • 付け帯は広い意味での名称(総称)

  • 文化帯仕立て:付け帯の中の一つの具体的な仕立て方法

という関係になります。

※利休忌などの改まった茶席では、
簡易的な文化帯仕立てではなく、
通常仕立ての名古屋帯や袋帯が望ましいとされています。

近年では、帯を切断せず、
一本の帯のままお太鼓の形を美しく保てる仕立ても見られます。

外見や格を損なわず、所作を大切にした装いであれば、
場に応じた選択として受け入れられることもあります。

私どものお客様で今までは平気で帯を結んでいた方が年齢とともに
手が上がらなくなったと言われ文化帯を勧めました。
それで(切断無しの文化帯仕立て)ご出席されるようになられました。
それは、他の方に迷惑を掛けてはいけないという思いからだそうです。
トロトロしていたら他の方に悪いからとのこと

このように、
ご高齢や体の事情により、帯を結ぶことが難しい方もおられます。

そのような場合、文化帯仕立てを選ばれることは、決して略式ではなく、
周囲への配慮と茶の湯の精神にかなった選択と言えるではないでしょうか。


袋帯 ― 格のある茶事・役割のある立場の場合

利休忌でも、
・献茶式
・格の高い茶事
・亭主側や役割のある立場

このような場合には、袋帯が選ばれることもあります。

ただし注意すべき点は、
礼装用の華やかな袋帯は適さない ということです。

選ぶべきは、

  • 古典文様で構成されたもの

  • 色数を抑えた織り帯

  • 光沢が強すぎないもの

    特選西陣織袋帯【織悦謹製】「名物裂有悦織、太子間道柄」
    正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】 綾羅織 全通

正絹西陣織袋帯 【吉村織物謹製】備長炭染 全通

「格式はあるが、主張しない」
これが利休忌における袋帯選びです。


避けたい帯の特徴

利休忌では、以下のような帯は避けた方が無難です。

  • 季節を強く主張する柄(満開の桜、秋草が多すぎるものなど)

  • 大柄で遠目にも目立つ意匠

  • カジュアルすぎる八寸名古屋帯

  • 派手な配色やコントラストの強いもの

茶席では、
「目に入る」こと自体が、時に無作法と受け取られることがあります。

帯は「記憶に残らないくらいがちょうど良い」
それほどの慎ましさが、利休忌には求められます。


着物との格合わせ ― 帯が主役にならないこと

利休忌に多く用いられる着物は、

  • 色無地

  • 江戸小紋

  • 控えめな付下げ

これらはいずれも、帯が強く出すぎると全体の調和が崩れます。

そのため、

  • 着物より帯が目立たない

  • 帯が着物を支える役に回る

この関係性が重要です。

茶道における装いは、
「引き算の美意識」で成り立っています。


帯を通して表れる、茶の湯のこころ

利休忌の装いにおいて、帯は単なる装飾品ではありません。

控えめで、静かで、しかし確かな存在感を持つ帯は、
その人の茶の湯に対する姿勢を自然と表します。

「何を選ぶか」以上に、「なぜそれを選んだのか」。

その背景にある理解と心遣いこそが、
利休忌という場に最もふさわしい装いなのかもしれません。

※各地域の追善供養でも同じことが言えるのではないでしょうか。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

春の節目に着物をまとう意味

三月の行事は、いずれも「節目」を表しています。

成長、祈り、追慕――
それぞれに心を整える時間があります。

着物は単なる衣服ではありません。
場に対する敬意を形にするものです。

だからこそ、
節目には着物を選ぶ意味があるのです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

まとめ ― 行事とともに受け継ぐ日本のこころ

ひな祭り、十三参り、利休忌。
三月は、日本文化の奥深さを改めて感じる月です。

行事の意味を知り、
それにふさわしい装いを整えること。

それは単なる形式ではなく、
次の世代へと受け継ぐ大切な文化です。

春の節目に、
ぜひ着物で心を整えてみてはいかがでしょうか。

立春のお茶会と着物選び|袷の装い・寸法の整え方・名古屋帯と袋帯の違いまで解説

投稿日:

まだ吐く息は白く、朝の水は冷たい。
けれど暦の上では、春が始まります。

2月4日、立春もすぎました。

冬の名残を抱えながら、それでも春を迎えます。
この“気配の移ろい”を大切にするのが、茶の湯の世界です。

本来の意味と由来

掛物に選ばれるのは「春来草自生」のような一句。
花入には、凛とした白梅や紅梅。
主菓子には、ほころび始めた蕾の意匠。

まだ寒い。けれど、春は確かに来ている。

立春のお茶会とは、季節を先取りするのではなく、
季節の“兆し”をいただくひとときなのです。

その場に身を置く私たちの装いもまた、ほんの少しだけ春を含ませ
ることで、茶席の空気と静かに響き合います。

「三寒四温」今はそんな時期です。寒い日が続いたかと思うと暖か
い日が来ます。

日本では、本来の冬ではなく冬の終わりから春先にかけての、寒暖差
が大きい時期に冬から春への周期的な気候を指し使われることが多く、
春の訪れを感じさせる気候を表す言葉として定着しています。
「寒の戻り」や「花冷え」なども使われます。あいさつ文によく見ます。

2月の茶会、着物は袷で・・・・・

立春の茶会は袷です。

暦は春でも、気候はまだ冬。
無理に軽やかさを求める必要はありません。

けれど色や意匠で、ほんの少し春を感じさせる。

例えば、

・灰桜や薄柳などのやわらかな地色

・梅や早春草花の控えめな文様

・帯締めに淡い藤色や若草色を一点

“春を語りすぎない”ことが、二月の美しさです。

春らしいお色や柄、小物を使われた時、帯は少し四季を感じさせない
ものを持ってこられると宜しいかと思います。全体が春らしくなると
まだ、寒いと感じる日には先取りすぎるかと・・・・も思えます。


イメージをチャットGPTに作って貰いました。
着物のお色が少し濃いですがそして小紋の柄が見えませんがイメージは
こんな感じです。

合わせた帯は
特選 板場友禅 九寸名古屋帯 正絹 染帯
【世界最大級 野蚕繭 アタカス糸・与那国蚕使用】

上質な正絹紬地にさらりとした風合いで染め上げられています。
全体を板で張り、段ごとに異なる文様が描かれており、鳳凰の段、唐華の段
唐草、忍冬など、格式のある古典柄をふんだんに配しています。全通柄です
ので、どの部分を出しても美しく結べます。

お色は爽やかなブルー系を基調としグレーやグリーンが入ったエスニック調
の雰囲気を感じさせるそして、古典的な気品を併せ持つオシャレなデザイン
となっています。


イメージが分かるようにとチャットGPTに画像を作って貰いました。
合わせた帯は

上品で格式ある和装アイテム しなやかに織り上げられたオフホワイトの
帯地に、伝統的な「松」「竹」「梅」の図柄が唐草模様の上に美しくあし
らわれた特選九寸名古屋帯です。上品で格式高いデザインに仕上げられ
ています。お茶席、観劇、会食など幅広いシーンで活躍し、上質な和装
コーディネートでしあげます。。

立春の茶席で避けたい装い例

立春は春の始まりとはいえ、まだ二月上旬。
季節の“境目”にあたる時期です。

だからこそ、少しだけ気をつけたい装いもあります。


■ あまりに軽すぎる装い

暦が春だからといって、袷でも単衣のような軽やかな印象の装いは、季節感と
して少し先取りになってしまいます。

寒さの中に春を感じることが、立春の本質です。地色も大切です。生地の重みを
感じさせる柄行きもよいお着物には欲しい所です。


■ 金銀が前面に出すぎる帯

改まった席で袋帯を締める場合でも、全面に金糸銀糸が強く出る豪華な意匠は、
やや華やかすぎることがあります。
(出席するお茶席によります)

二月の茶席は、まだ空気が澄み、静けさの残る季節です。

光沢は抑えめに、落ち着きのある配色を選ぶと全体が整います。


■ 季節を急ぎすぎる色選び

明るい菜の花色や若草色は春らしく美しい色です。

けれど全体を一気に春色にしてしまうと、少し浮いてしまうこともあります。

地色は落ち着きを残し、小物で春を添える。

それが立春らしい上品な装いです。


立春は「変わる瞬間」の季節です。冬でもなく、春でもない。

一年の始まりです。正解は一つではありません。

冬でも春でもない、その曖昧さを楽しむことができれば、装いは自然と

整います。季節をほんの少し意識するだけで、茶席での佇まいは大きく

変わります。


着物を作りたいけど不安 ― 寸法が・・・・・

帯は比較的気軽に選ばれます。(寸法を気にせず)

しかし着物となると、多くの方が足を止められます。

「寸法があるからです。」

これは本当によくあるご相談です。

・測るのが難しそう
・一度決めたら変えられないのでは
・失敗したらどうしよう
・センチでいいの?
・何処を測ったらいいのか分からない
・一枚も持っていないからどうすればいいのか分からない。

などなどと色々なご相談もいただきます。

寸法が決まるまでが(わかるまで)とても重要で何度かメールでやり取りを
させて頂きます。その上でこちらがある程度の寸法をご提示し、ご相談の上
で決めて頂きます。(最終結論を出して頂くという意味です)
それから、袷ですとお色を決めたりも致します。(これは同時にできます)

確かに、最初は少し手間です。

ですが一度きちんと寸法を整えれば、その後は何度でも同じ寸法でお仕立
てが可能です。

寸法は“面倒な作業”ではなく、“ご自身の財産”(少し大げさですが)。
体型さえ変わらなければ寸法が決まればずっとその寸法のままで大丈夫です。

数キロ太っても着物は融通がききますので少々は大丈夫です。
ただ、長襦袢と着物が合わなければ問題がございます。肩幅は同寸が常識
です。

測るのが面倒な方は一番着やすいお着物を送ってこられます。
それと同じ寸法で縫って欲しいと言われて・・・・・
ただ、年数が経っていると袖丈が一分や二分縮んでいたりする場合がご
ざいます。その場合は一応メールでお伺いをいたします。袖丈と裄は取り
返しがつかなくなるので一応念押しでお聞きします。身丈の一分や二分は
着用にはほぼ問題は無いかと思います。

 

茶席では、

・衿の抜け具合
・裾さばき
・座ったときの安定感

これらは寸法で大きく変わります。

実際に「襦袢から縫い直しました」という方もいらっしゃいます。
長襦袢が整うと、着姿全体が落ち着きます。

立春という節目は、寸法を整えるにも良い時期です。

着物の寸法・お仕立てについて詳しくはこちら

繰り越しも必要です。

実際測るのに一番難しいのが繰り越しと思います。
次に裄かと・・・・・

繰り越しについては概ね5分~8分の方が多いです。たまに1寸という
方もいらっしゃいます。

裄は肩幅と袖幅を足した長さが裄となります。
ご心配の方は袖幅と肩幅を分けて測り、もう一度裄全体の長さを測って
みられたら宜しいかと思います。(㎝で構いません)
肩幅+袖幅=裄 となれば間違いはないと思います。


名古屋帯と袋帯の違い|

  • 名古屋帯 : 約3.6m前後と袋帯に比べて短いです。お太鼓が一つですので
    その分だけは短いといえます。「一重太鼓」といいます。小紋や気軽な着物

立春の茶会ではどう選ぶ?

名古屋帯 ― 春の兆しをやわらかく

大寄せ茶会やお稽古には名古屋帯が最適です。

例えば

【染帯 白地 雪月花文様 お太鼓柄 名古屋帯】

白地に描かれた雪月花文様。
冬の名残と春の気配を併せ持つ意匠は、まさに立春の茶会に相応しい一本です。

着物姿において、後ろ姿はその方の美意識を語ります。

特にお茶会や趣味の集まりでは、華美すぎず、しかし格を失わない装いが求められます。
そのような場にふさわしい一本が、この白地の染帯「雪月花文様」のお太鼓柄です。

地色は清らかな白。
しかし素無地ではなく、織りによる地紋が美しく浮かび上がる紋意匠生地を使用しています。

白地の帯は「合わせやすい」と言われますが、実際には生地選びが重要です。
紋意匠を用いることで、白でありながら奥行きと品格を兼ね備えた仕上がりとなっております。

やわらかな袷小紋や江戸小紋に合わせることで、上品で静かな春の装いになります。

こちらは
草木下染め着尺紬「いぶき」お茶などのお稽古、観劇に【帯屋捨松】西陣織
八寸名古屋帯 ベンガル花文(空色)

イメージが湧きやすいようにチャットGPTに作って貰いました。

草木下染め着尺紬「いぶき」

紬の無地と言えます。地紋は経糸と緯糸で細やかな地紋を織りなしています。
「いぶき」と名を付けています。草木下染めで使用した植物はキク科の「蓬」
です。グレーのように見えますがほのかにグリーンが入った生地となっており
ます。

帯は【帯屋捨松】西陣織 八寸名古屋帯 ベンガル花文(百群色ブルー)


澄み渡る白群色と空色の間の地色に、異国情緒を感じさせる「ベンガル花文」
を織り表しました。ベンガル花文とは、エキゾチックな雰囲気を持つ華やかな            花模様。多彩な色糸を用いながらも、決して華美に走らない絶妙な配色です。
捨松ならではの意匠力の賜物です。

※着物が紬ですので正式なお茶会には不向きかと思いますが、気軽な茶会や
春にある花見に合わせてのどなたでも参加できる茶会などにどうぞ。
趣味の会で是非どうぞ。

立春の茶会におすすめの名古屋帯一覧はこちら
“立春の茶会におすすめ”という文


袋帯 ― 格を整える

改まった席や招待茶事では袋帯を。
袋帯 : 約4.2〜4.5mと長いです。お太鼓が二重結ぶためでもあります。
いわゆる「二重太鼓」です。おめでたいお席や格のある着物に合わせます。

★礼装・フォーマル用。結婚式、披露宴、成人式、卒業式など。金糸・銀糸
の入った華やかな柄が多い。

【西陣織 蒔絵 鳳凰桐菊文 袋帯】

蒔絵の気品を帯に映した逸品。
鳳凰や桐菊の格調高い文様は、春の節目の茶席にもふさわしい存在感です。

チャットGPTに作って貰いました着物の柄が多少違っていますがイメージは
分かってもらえるかと思います。

ぼかし染めされた地が美し訪問着です。落ち着いた綺麗なブルーお色を使っ
てございます。人とは違う雰囲気のおきものをお探しの方にお薦めです。
牡丹を抽象化したような花[唐花]で花・茎・葉を刺繍で施しています。豪華
さもあり上品さも兼ね備えていますので、より一層貴方様をお引き立てでき
るお召し物です。又、白場がございますので、帯も合わせやすくTPOにあっ
たコーディネイトで楽しめます。

意匠について|蒔絵 鳳凰桐菊文の魅力

本作の意匠は、蒔絵を思わせる繊細な輝きと奥行きを、西陣織ならではの多彩な織組織で表現しています。

  • 鳳凰:平和と繁栄を象徴する瑞鳥

  • :高貴さと品格の象徴

  • :長寿・不老不死を意味する吉祥文様

これらを重ね合わせた文様構成は、お慶びの席・改まった茶席・式典などに最適で、時代や流行に左右されない普遍的な美を感じさせます。

付け下げや色無地に合わせることで、格を保ちながらも重くなりすぎない装いになります。

芙蓉帯について|登録商標を持つ名作帯

「芙蓉帯(ふようおび)」は、その名の通り、華やかさの中に気品を宿した意匠で知られ、長年にわたり多くの着物愛好家・茶人から支持されてきた帯のシリーズです。

本品には
登録商標 第2018930号「芙蓉」
が正式に記されており、商標登録を取得した正規のお品であることが明確です。

現在市場に出回る芙蓉帯の多くは後継メーカーによるものですが、
森本織物が自ら製織したオリジナル芙蓉帯は、希少価値の高いコレクターズピースとも言える存在です。

特選正絹西陣織袋帯 【大庄謹製】 灰紫色・モザイク文様

しなやかな帯地は灰紫色で光沢感があります。金や銀、またブロンズ色など
の落ち着いた華やかさのある色目の糸で、モザイク文様が織り上げられてい
ます。柄は季節を選ばない柄です。


商品の特徴

  • 西陣織ならではの格調高い光沢と立体感

  • 蒔絵調の表現による、奥行きのある華やぎ

  • 古典文様でありながら現代の装いにも映えるデザイン

  • フォーマルからセミフォーマルまで幅広く対応

格調ある西陣織袋帯はこちら

西陣織袋帯【京藝謹製】「珠宝 正倉院文様」

地色は金彩を含んだ品のある黒地です。その中に豪華なムードで織り描かれた
正倉院文様の連珠柄が、いっそう、この袋帯に品格を添えてくれます。 流行も
ない柄ですので、末永くお使い頂けるひと品です。 礼装用として、色留袖、訪
問着、付下げなどと合わせられます。

雰囲気をご覧いただくためにチャットGPTに作って貰いました。

高級訪問着 正絹[絞りと花染め・大㐂百花]

NHKの大河に衣装提供をしている 青柳 謹製 の品です。それぞれの
技術に逸脱した方々が伝統を受け継ぎ、情熱をもって自然の息吹を積み
重ね一枚のきものに仕上げました。紋意匠に様々な技法の絞りを巧みに
使い描いた柄は、さすがです。染と絞りと手描きと箔と刺繍の技が素晴
らしい訪問着です。

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」

お色は綺麗なクリーム色で柄は古典的ですので、長くお締め頂けるお品です。
鳳凰や華文や菊・松・桜などを施してバランスよく仕上げています。各柄の
パーツを組み合わせてできた洗練された柄行となっており、色々な色の糸を
使っていますので無地でも色々なお色が選べます。付け下げや訪問着に合わ
せても、留袖、色留袖に合わせても上品にお召いただけます。


袋帯の「オランダ線」とは?歴史の名残

袋帯について語る際、時折耳にするのが「オランダ線」という言葉です。

  

  オランダ線または界切線↗

■ 場所と役割

オランダ線は、界切線(織り出し線)のすぐ上に位置します。
主に袋帯の柄の終わりや、仕立て時の折り返しの目安となる線です。

界切線とオランダ線の間を「たれ先」と呼びます。

■ 名称の由来

江戸時代、オランダ船が運んだ「唐桟縞(とうざんじま)」という細かな縦縞
の木綿布に似ていたことから名付けられたとされています。

■ 仕立てとの関係

通常、界切線とオランダ線の間は折り込まれ、外からは見えません。

現在主流の「関東仕立て」では、特に指定しなければ内側に折り込まれます。

また、現代の袋帯ではこの線自体が存在しないものも多くなっています。

■ 用途

西陣織などでは、この部分にブランドロゴや織元名(落款)が隠されることも
あります。

オランダ線は、帯の歴史的な名残を示す要素。
しかし近年ではほとんど意識されず、仕立ての際に使われない言葉となり
つつあります。

いわば“死語”に近い存在です。

知らなくても困ることはありません。

けれど、こうした言葉を知ることで、帯が持つ時間の重なりを感じることが
できます。


経験者の方へ

長く着物を楽しまれている方は、

・寸法を把握され
・格を理解し
・色の差異も見極められる

そのため、ご相談は具体的です。

「お色は具体的に・・・・・・」
「八掛は〇〇番ですとどうですか?」

画面では分かりにくい部分だけを確認されます。

情報は多すぎなくてよのですが、誠意をもってきちんとした
対応が逆に必要。お着物をご存じというだけあって誤魔化しは
ききません。(するつもりもございませんが)

本当に必要なことだけで十分な代わりにこちらもそれだけ詳しくないと
ダメと思います。


立春は、整える季節

・もう一枚仕立てたい
・寸法を見直したい
・格を整えたい

そう思ったときが、最良の時。

立春は一年のはじまり。

着物を知ることは、自分を知ることでもあります。

寸法は一度整えれば、一生の味方になります。

帯の歴史を知れば、装いはさらに深まります。

春は、目に見える前に、心に訪れます。

立春が過ぎその後の茶会に向けて、
静かに、整えてみませんか。

六月のお茶会、着物はどうする?

投稿日:

梅雨の装いと単衣のおすすめコーディネート

六月に入ると、いよいよ単衣の季節。茶道をたしなむ方にとっては、お稽古や小さなお茶会など、装いに気を遣う時期でもありますね。
特に梅雨の時期は、雨対策や湿度への配慮も必要で、「何を着たらいいのか迷ってしまう…」という声もよく耳にします。

そこで今回は、「六月 お茶会 着物」「梅雨 茶会 装い」「単衣 着物 おすすめ」「初夏 茶道 準備」など、実際に多く検索されているキーワードに沿って、この季節にぴったりの着物と帯の組み合わせをご紹介いたします。

写真付きで、雨の日でも安心な工夫や、涼やかに見せる色使い、単衣の選び方のポイントなどもお伝えしますので、どうぞ最後までご覧ください。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】

こちらは涼しい感じが出ています。

着物は正絹小紋[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]をイメージして着せて
帯を結びましたが着物のお色が少し濃くなってしまいました。しかしそれは
それであっているかと思います。こんな感じの合わせ方にもお勧めです。

九寸名古屋帯【しおみ織物謹製・西陣織九寸名古屋帯】

お茶席向きの小紋です。

先月、6月のお茶会で単衣の小紋を着るんだけど一枚はあるけど
あまり小紋は持ってなくて・・・・・というお問い合わせが
ございました。その日は絽の名古屋帯が気に入り
お仕立て上がりの西陣織の名古屋帯でお値段もお手頃でしたので
お買い求めいただきました。

違うタイプのお仕立て上がりの絽の名古屋帯はこちらです

夏・西陣織名古屋お仕立て上がり 【佐々木染織謹製】

夏・八寸名古屋帯[絽綴れ お仕立て上がり]

「夏・八寸名古屋帯」仕立ては、おそめ仕立てとなっておりますのでご自由
に前の帯幅を作ることができます。
柄は、お太鼓柄です。季節を問うような柄は使用していません。帯地はアイ
ボリーに淡い紫とブルーの模様が施されていて涼しさを感じさせる柄となっ
ております。お稽古や夏のお茶事のお手伝い、研修会などに結んでください。

☆梅雨のお茶会、雨対策は万全に:草履カバーとお着物の扱い方

六月のお茶会で一番気になるのは、やはり雨。
せっかくの着物を濡らしてしまうのは避けたいものですね。

まずおすすめしたいのが草履カバー。履いたまま簡単に装着できるタイプが多く、急な雨にも対応できます。ビニール製のものはコンパクトに畳めるので、バッグに常備しておくと安心です。

また、替え足袋と着物用の大きめビニール袋(もしくは風呂敷)を持っておくと、移動時の安心感が違います。
足袋カバーはこはぜ付きとつかないタイプがございます。
きねや足袋と口ゴムタイプです

口ゴムはこはぜがないので脱ぐのが楽でお茶の方には重宝されています。
やはりお茶をされている方は足袋カバーを履かれて家を出ます。それから到着して
上がる際にカバーを脱ぐのでこはぜが無い方が楽なようです。

しかしきちんとされたい方はこはぜ付きを選びます。

要は人それぞれです。が足袋カバーは必要ということです。

さらに、帰宅後に濡れた場合を想定して、着物の正しいたたみ方(裾を外に出す・湿気を逃がす)を覚えておくと、型崩れを防げます。

ただ、雨にぬれたりすると縮むのできれいにたたむというより取り敢えず
着物ハンガーにかけることを優先してください。そこで汚れがないかを確認
して汚れていたらシミ落としで呉服屋さんに持っていって落としてもらってく
ださい。ご自身で落とせるのであるならばその方が一番です。

ベンジンを使って落とせます。こするのではなく軽くたたくように一度で終
わらせようと思わず、何度も丁寧にたたいてドライヤーで乾かしたたいて乾かし
と根気よくすれば取れます。

その際に生地の下にタオルを敷いて行ってください。

☆蒸し暑さに負けない工夫:汗対策と涼感を演出する小物使い

六月は梅雨の湿気と気温の上昇で、着物姿でも汗が気になります。特にお点前
やお運びで動くことが多い方は、肌着選びが重要です。

おすすめは、吸湿性と速乾性に優れた和装肌着や、麻混の長襦袢。絽や楊柳の
素材を選ぶと、肌に貼りつきにくく快適です。

また、背中と胸元に汗取りパッドを入れるのも効果的。見た目は変わらず、汗
じみを防いでくれます。

さらに、お茶会では扇子を持ち歩くことが許されている場面もあります。移動
中や待ち時間にそっと使う扇子
は、見た目にも涼やかで粋。夏らしい色柄の
扇子を添えることで、装いのアクセントにもなります。

色合いがさわやかです

猫好きにはたまりません

和柄でプレゼントにも良いです。

雨の日のお茶会におすすめ|東レシルックの小紋で安心&きれいに

雨の日のお茶会やお稽古、何を着たらいいか迷うことはありませんか?
そんなときに心強い味方になるのが、東レシルックの小紋です。
驚くなかれ。最近の東レの小紋の反物はちょっとした正絹小紋と変わらないお値段
です。それだけ需要と価値が上がったのでしょうか?

梅雨の時期は着物愛好家にとって悩みどころです。
ですが、東レシルックなら、撥水性・速乾性に優れた素材なので、多少の雨や湿気も気にならず、
しかも見た目は絹と変わらない上品な風合い
で、茶席にもふさわしい装いが叶います。

絽の小紋(横絽)雨の日、雨が降りそうな時のおでかけやお茶の
水屋仕事にどうぞ。控えめで品のある色柄です。
帯次第でお稽古からちょっとしたお茶会まで幅広くお使いいただけます。

東レの小紋 (市松文様) 雨の日のおでかけやお茶のお稽古やお茶会の
水屋仕事にどうぞ

さらに、東レシルックはご自宅でお手入れができるのも魅力の一つ。
お家の洗濯機で丸洗い。雨にぬれても洗濯機に入れて丸洗い。
衿の汚れは中性洗剤を軽くつけて軽く歯ブラシのようなもので軽くこすり
洗い落します。他が気にならなければ濡れた部分をドライヤーで乾かす。
全体的に濡れてしまったら軽く脱水して陰干しです。
クリーニング要らずで、忙しい日々にもぴったりです。

着物の選び方に「正解」はありません。
だからこそ、あなたと一緒に考えます。

「正絹の着物こそ本物」と思われる方もいれば、
「雨の日には東レシルックのような洗える着物が安心」と割り切って選ばれる
方もいらっしゃいます。

どちらが正しい、ということはなく、
着る場面や目的、そしてその人の美意識に合った一枚を選ぶことが何より大切
です。

たとえば、梅雨時期の茶会には雨に強くてお手入れも簡単な東レシルックの
小紋
がとても重宝しますし、
格式ある席や特別な場面では正絹の持つ気品と風合いが引き立ちます。

「雨の日 着物」「洗える着物 東レシルック」「正絹 小紋 比較」など、
着物選びに悩まれる方が多い今だからこそ、
私たちはそれぞれの選択を尊重し、お一人おひとりに合った装いを一緒に考える呉服屋でありたいと願っています。

お気軽にご相談ください

どんな些細なことでも構いません。
「雨の日の茶会に何を着ればいい?」「東レシルックってどう?」そんな疑問が浮かんだときは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
あなたらしい一枚を、一緒に見つけていきましょう。

東レシルックのページ

正絹小紋のページ

気軽なお茶会にふさわしい装い|季節を感じる着物と帯の選び方

投稿日:

気軽なお茶会に参加する際、どのような着物や帯を選べばよいか
迷ったことはありませんか?
この度は、先日のお茶会に寄らせていただいた際の「おもてなし」の
お菓子や茶道具の写真を交えながら、これからの季節にぴったりの
着物と帯をご紹介いたします。

季節を感じる茶席のしつらえ

先日参加したお茶会では、春を思わせる淡い紫ピンクの入った練り切
りの菖蒲の花が形作られています。黒文字は手作りだそうです

素朴で趣のある木彫りの香合が印象的でした。(筏に船頭)

初夏の紫陽花が描かれたお抹茶碗

【鮎の掛け軸】鮎の解禁は6がつで少し早いですが、お茶の世界も先取り
すがすがしい掛け軸で素敵です

気軽なお茶会におすすめの着物

  • 着物:淡い色合いの小紋や江戸小紋
    春から初夏にかけての季節を意識し、淡いピンクや若草色やブル―系など
    柔らかな色調の着物が最適です。小花模様や唐華や幾何学模様など、控え
    めで品のあるデザインが好まれます。飛び柄小紋で無地感覚にお召しにな
    られると宜しいかもしれません。
  • 帯:軽やかな名古屋帯
    紫陽花の花をモチーフにした帯や、自然素材を感じさせるシンプルな帯も
    素敵です。お茶会の落ち着いた雰囲気に調和し、季節感を引き立てます。
    逆に季節に全く関係のない柄で幾何学文様ならばいつの時期でも大丈夫です

    正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]

    丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
    華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄となっております。

    【華 文】
    花を抽象化して丸い形に文様化したもの。特定の花を表すのではなく、なんと
    なく花のような形をした華麗な文様全般をさす。 古くから織物、染物の文様
    として用いられてきた。現代でも重厚な文様として婚礼用の袋帯などに多く
    みられています。

    九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

    1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢のキモノ通
    の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。

    お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味性を漂う、洗練された表情をしています
    ので、ひと味違う着物姿を演出してくれる逸品の帯です。
    着用年齢や着用する場所も広い帯ですので親子代々引き継いで頂きたい逸品の
    九寸名古屋帯です。

     

    他にお勧めの着物はこちら

    茶席に映える上品な着物をお探しの方におすすめしたい、北出与三郎監修
    正絹小紋です。
    使用されているのは、繊細な紋意匠の正絹生地。地紋には伝統的な花菱文様をあしらい、見る角度によっては変わり七宝柄のようにも映る、奥行きのある美しさが魅力です。

    地色は、やわらかく落ち着いた淡藤色(あわふじいろ)。控えめで洗練された色合いは、春の茶会、研修会、観劇、カジュアルなお茶事など、さまざまなシーンで活躍します。
    柄の配置は控えめな飛び柄仕立てで、地紋と同じモチーフを用いることで、統一感がありながらもおしゃれな印象に仕上がっています。

    袷にも単衣にも対応する、季節を問わない一枚

    袷としても単衣としても着用可能な飛び柄小紋は、季節の変わり目に便利な一枚。年代を問わず着こなしやすく、帯次第でフォーマルにもカジュアルにもアレンジできます。

    未仕立てでお届け|お好みの寸法に対応できます

    本商品は、未仕立ての状態でご提供しておりますので、お好みの寸法にお仕立て
    いたします。

    日本製の高品質な正絹小紋は、お稽古着からお出かけ着まで、さまざまな場面で長くご愛用いただける逸品です。

    特選板場友禅 染帯 九寸名古屋帯 【世界最大級 野蚕繭 アタカス 与那国蚕】

    全体を板で張り段ごとに柄が違っています。鳳凰の段、唐華の段、唐草、
    忍冬などの柄と様々です。生地はさらっとした紬の生地です。全通ですの
    でどこを出されても良いですのでお一人でお召しになる時も便利です。

    同系色に近いですが洒落ています。

    【板場友禅】
    友禅染の技法のひとつで、長い一枚板の上に生地を張り、型紙をおいて
    染めるものです。板に載せた生地に刷り込んでいくことから、板場友禅と
    呼ばれます。

    西陣織袋帯【大光織物謹製】「七宝文様に唐華・スリーシーズン」

    しなやかに織り上げられた牡丹鼠色をベースにした帯地です。透け感のある
    薄い織り地ですのでスリーシーズン用にとメーカーさんが作られた帯です。

    盛夏を外した3月終わりから4月~7月始め、9月~11月ごろに結ぶのがお勧め
    です。

    西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】「唐華・六通」


    お買い求めやすく確かな品質、軽やかな風合いで結びやすい帯と
    なっております。
    銀糸を通した帯地に織りだされた唐華文様が上品にあしらわれています。
    紬、小紋に合わせておしゃれに少しドレスアップさせたり、気軽に普段
    使いでお召しになられたりと楽しめる一品です。

    グレーはお茶席にとても似合うお色です。
    お着物か帯に取り入れたらとても上品になるのではないでしょうか?

    もし、時期がずれて6月になるならば
    こちらの帯もお勧めです。

    夏・西陣織九寸名古屋帯【丸勇謹製】「唐織・吉祥文様」
    流れるような蔦や葡萄。それぞれに吉祥文様として、七宝、青海波、
    亀甲柄が唐織で施されています。お色も涼しい感じのする夏名古屋帯
    に仕上がっています。夏のお茶事、お茶会に又、ご友人との会食に
    是非どうぞ。葡萄は子孫繁栄ですしおめでたい柄が使われています。

    夏・草履「EVAコルク草履」フリーサイズ 普段にお稽古にと役立ちます

 

 

夏のお茶会やカジュアルなお出かけに最適な、EVAコルク麻混草履のご紹介です。
白地の上品なデザインは、着物の色柄を邪魔せず、清涼感を演出します。麻混の素材を使用しているため、夏用草履として快適にご使用いただけます。

この草履は、EVAコルクの軽量ソールを採用。柔らかく軽やかで、長時間の着用でも疲れにくいのが特徴です。見た目はお茶会向きの上品さを保ちながら、実用性も兼ね備えています。

☆ おすすめポイント

  • 夏用草履:麻混素材で涼やか

  • 白地:お茶会・お稽古・お出かけに最適

  • EVAコルクソール:軽量で歩きやすい

  • カジュアルな小紋・紬・木綿着物・小千谷縮におすすめ

  • 地域やお茶会の種類に合わせた柔軟な選択が可能

ランクの高い夏物の着物(訪問着・高級付け下げ)には不向きです。気軽なお茶会やお稽古着、普段着感覚の小紋・紬・木綿着物に最適です。特に小千谷縮などの夏着物との相性は抜群です。

お客様のお好みや、お茶会の雰囲気に合わせてご検討ください。

5月のお茶会におすすめ着物のコーディネート|新緑の季節に映える小紋×名古屋帯・洒落袋帯

投稿日:

5月は、新緑が美しく、茶の湯の世界でも「風炉開き」や「初風炉のお茶事」
など、節目の行事が多い季節。そんな5月のお茶会には、軽やかで上品な単衣
の小紋に、名古屋帯や洒落袋帯を合わせた着物コーディネートがおすすめです

その前に今はまだ4月ですので寒くはないものの暑いわけではないです。

春風が心地よく吹き抜ける4月は、野に咲く花々が茶室を彩る、美しい季節
です。お茶席にふさわしい着物としておすすめしたいのが、「春の茶花をモ
チーフにした正絹小紋」です。
この時期の茶会では、「利休梅、山吹、花水木」といった春の名残を感じさ
せる花々がよく生けられます。そうした季節の花をあしらった小紋は、自然
な趣があり、さりげなく季節感を表現できます。特に総柄や飛び柄の小紋は、
格式を抑えつつもきちんとした印象があり、カジュアルな茶会や稽古の場、
気軽なお茶事に最適です。

地色はやさしい藤色や若草色、灰桜(はいざくら)などが春らしく、柄の色
使いも控えめなものを選ぶと、お席の雰囲気を損なわず品よくまとまります。
帯は、同じく季節の草花をあしらった名古屋帯や、織りの軽やかな洒落袋帯
などを合わせて、春らしい柔らかなコーディネートをどうぞ。

4月のお茶会は、「春の終わり」と「初夏の気配」が交差する特別な時間です。
季節の茶花を写し取ったような一枚の小紋で、お席の空気にやさしくとけこむ
装いを楽しんでください。

【北出与三郎監修 正絹小紋|紋意匠・花菱文様×変わり七宝柄】淡藤色の上品
な一枚|日本製・未仕立て|お茶席・観劇・気軽な茶会に

茶席に映える上品な着物をお探しの方におすすめしたい、北出与三郎監修による
正絹小紋です。
使用されているのは、繊細な紋意匠の正絹生地。地紋には伝統的な花菱文様を
あしらい、見る角度によっては変わり七宝柄のようにも映る、奥行きのある美
しさが魅力です。

色合いは、やわらかく落ち着いた淡藤色(あわふじいろ)。春の茶会や研修会、
観劇、カジュアルなお茶事など、幅広いTPOに対応できる一枚です。
柄の配置は控えめな飛び柄仕立てで、地紋と同じモチーフを用いているため、
統一感がありつつもオシャレな印象に。年代問わず着こなしやすく、コーディ
ネートする帯次第で表情が変わる楽しさも。

未仕立ての状態でご提供いたしますので、お好みに合わせて寸法をお仕立てく
ださい。
日本製の高品質な正絹小紋は、お稽古着からお出かけ着まで、さまざまな場面
で長くご愛用いただけます。

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]お茶席や観劇など
お席に洒落袋や格高い名古屋帯でどうぞ

 

「正絹小紋 秋月洋子監修【格子柄・ライトピンク】|お稽古・お食事会
羽織やコートにもおすすめ

 

正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]お茶席や観劇や趣味の会に

小紋×名古屋帯

爽やかなグリーンやブルー、白茶、若竹色など、新緑を思わせる色合いの
小紋に、季節の花や植物をモチーフにした柄や唐華、幾何学模様などの
九寸名古屋帯を合わせてみてください。初夏らしい落ち着いた印象を感じ
させてくれます。帯の素材は塩瀬や博多、軽やかな織の帯などが5月に
ぴったりです。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」
お茶席・観劇など

1854年創業、150年以上にわたり妥協のないものづくりを貫いてきた
京都・帯屋捨松謹製の逸品です。
こちらの九寸名古屋帯は、伝統柄「忍冬唐草文(にんどうからくさもん)」を
気品高く織り上げた一枚です。
地色は、落ち着きと神秘性を感じさせる優美なパープル(紫系)です。派手す
ぎず、上品な存在感があり、お着物の地色を邪魔することなく、しっとりと引
き立ててくれます。お茶席や式典、観劇、お稽古事、親しい方とのお食事会な
ど、幅広い場面でお使いいただけるデザインで、年齢を問わず長く愛用できる
のも大きな魅力です。柄は六通柄となっていて、着姿に華やかさと洗練された
趣を添えます。帯としての格も高く、付け下げ・色無地・上品な小紋などに幅
広く合わせられる正絹帯です。親子代々引き継いでいただけるような、品質・
意匠ともに優れた一本です。

小紋×洒落袋帯

格式をほんの少し高めたいお茶事や、おもてなし側として出席する場合は、
洒落袋帯が最適の場合がございます。名古屋帯よりも格調があり、控えめ
ながらも華やかさを演出してくれます。落ち着いた金糸や銀糸の入った織り
帯なら、茶席にもなじみます。勿論名古屋帯も格の高い帯もございます。
(ただ、単重太鼓と二重太鼓と意味合いが変わってきます。)

西陣織袋帯【山田織物謹製・全通】お茶席や、観劇、趣味の時に

地色はオフホワイト色の地色にブルーグレー色の円状の柄の輪を施しています。
秋から冬、春先にかけてずっと結んでいられる帯です。特に春には素敵に合わ
せられる帯です。全通ですのでお急ぎの時に便利ですし、 着用年齢も幅広いで
す。また観劇やパーティーなどいろいろな場所に合わせて使っていただける最
適な帯です。小紋に合わせて気軽なお茶会にもどうぞ。

西陣織袋帯【大光織物謹製】「七宝文様に唐華・スリーシーズン」
お茶席・パーティーや趣味の会に

西陣織袋帯【大光織物謹製】「唐華と幾何学文様・スリーシーズン」
お茶席・パーティーや趣味の会に

春から初夏、そして秋にかけての装いにぴったりな、スリーシーズン対応の
正絹帯です。やわらかくしなやかに織り上げられた帯地は、上品なブルーグ
レーを基調にしており、控えめながらも洗練された印象を演出します。

透け感のある薄手の生地は、3月末〜7月初旬、そして9月〜11月頃の単衣や
薄物の季節におすすめ。盛夏を避けた涼やかな季節のコーディネートに、軽や
かさと季節感を添えてくれます。

柄は変わり市松文に、唐華(からはな)と菱文様を単彩で上品に配したデザ
イン。過度な華やかさを避けつつ、モダンさと古典の美しさを併せ持った意
匠は、茶席や観劇、気軽なお食事会、同窓会などにも最適です。

帯合わせ次第で、訪問着や付け下げ、小紋、色無地まで幅広い着物に対応。
季節の変わり目を快適に、美しく過ごすための一枚として、ぜひ取り入れて
みてください。

帯まわりの小物で季節感を

帯揚げ・帯締めには、薄緑、水色、白など、爽やかで柔らかい色を取り入れて。5月の茶室にふさわしい、涼やかで清らかな印象をつくりましょう。

 

春のお茶会やお稽古におすすめ|小紋と帯のコーディネート

投稿日:

春の訪れとともに、着物を楽しみたくなる季節ですね。
特に、お茶会やお稽古、研修会などで気軽に着られる
着物をお探しの方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなシーンにぴったりの 「小紋と帯の組み合わせ」
をご紹介します。お茶をされていない方でも、普段のお出かけ着
として楽しめるコーデもご提案します。


小紋
… カジュアルなお茶会や研修会に最適なおすすめ飛び柄小紋

正絹小紋 京染め[紋意匠に華文様/Japanblue]
ブルーの飛び柄小紋爽やかなお色が春らしくこれからの季節を物語って
います。
丹後ちりめんを使用し、三種類の唐華華文をとび柄であしらっています。
華のある上品で控えめ過ぎず主張しすぎずといった感じの柄となっております。

合わせている帯はメリハリを持った方が持つようにと写真を撮った時がまだ
寒かったので濃いめのお色の帯を合わせました
特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

しなやかなハリと締め心地の良さを持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、
御召や江戸小紋など、普段使いのお着物におすすめです。

 

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体
とても軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗
な黄色のお色に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

 

九寸名古屋帯(正絹)【山田織物謹製】「院蔵特殊織裂・グレー色・総柄」

やや淡いグレー色を基調として、縦にやや濃いグレーストライプの
オシャレ感を演出しています。 柄は正倉院の御物にある唐花模様の
間に七宝模様の柄が施されています。 しかも全て柄のある全通の帯
という贅沢な逸品。 品格のある柄ですので、お稽古事、観劇とくに
お茶席にお奨めの一品です。

こちらの二本とも上のブルーの飛び柄小紋とは相性も良く名古屋帯とは
いえ格が高いのでちょっとした気軽なお茶会にはお勧めです。

 

季節の柄を選ぶとさらに素敵です

京友禅染高級小紋[橘桐菊文様]

 

クリーム色の生地に橘・桐・菊の柄が華やかに描かれています。
橘は、長寿と幸福の理想国、常世国の象徴としています。高貴な
象徴である桐との組み合わせは吉祥文様です。パーティーや
おめでたい初釜など色々とお召いただけます。

 

正絹小紋[紋意匠に飛び柄桐竹鳳凰紋・寿光織]

寿光織の紋意匠生地にとび柄小紋をあしらっています。 柄の雰囲気は
お茶席向きと言えます。色目も使い過ぎず上品に仕上げている様は、
お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただてて帯合わせが楽しく
なる小紋です。
お色が春らしく素敵です。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。
上品です。明るめのお色を合わせると明るくなりますが、同系色の小紋
京友禅染高級小紋の上に合わせると帯が負けるかもしれません。
(ピンクの飛び柄小紋寿光織でしたら良いと思います)

そんな時はこちらの袋帯を合わせられたら良いかもしれません。

特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】

バランスのよい品格の中にも、金彩はあくまでも 派手ではなく控えめな
色彩で品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 された「華文唐草文様」のお柄です。

無地感のブルーの飛び柄小紋でしたら合う柄と思います。着物に比べて
帯に格が少し高いのかもですが、バランスは良いと思います。お色が軽く
春らしく爽やかなお色の着物に合っています。

しゃれ袋感覚として結ばれたら良いかと思います。

 

春らしい付け下げでお茶席にのお勧め

高級付け下げ [正絹未仕立て・松波]

さりげない古典柄で女郎花色を基本に裾は少しぐれーが入っていて
落ち着いた雰囲気です。地色が日本人の肌の色に大変合って顔映り
も綺麗に見えるお色です。古典調ですので、流行に惑わされること
なくお召いただけます。※帯はイメージ

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」

自ら「白眉」と帯に名付けています。お色は綺麗なクリーム色で柄は古典的
長くお締め頂けるお品です。鳳凰や華文や菊・松・桜などを施してバランス
よく仕上げています。各柄のパーツを組み合わせてできた洗練された柄行と
なっており、色々な色の糸を使っていますので無地でも色々なお色が選べます。

上の付け下げに合わせて華やかに正式なお茶席にどうぞ。

 

特選西陣織袋帯【藤原謹製】「彩王朝菱文」

落ち着いたお色がベースになっていて菱型の中に青海波・紗矢型・有職菱
などを織り込んだ中に松竹梅や紅葉・唐華を施してあるお茶席向きの袋帯です。
藤原織物の帯といえばお茶の世界では好まれて締められています。

私のサイトの藤原織物の名古屋帯は殆ど完売です。特に「しょうは」のシリーズは
大変好評でした。

帯の選び方|春にふさわしい名古屋帯&袋帯

  • 名古屋帯 … 小紋や紬に合わせて、カジュアルなお茶会やお稽古に◎

    特選板場友禅 染帯 九寸名古屋帯 【世界最大級 野蚕繭 アタカス 与那国蚕】

    全体を板で張り段ごとに柄が違っています。鳳凰の段、唐華の段、唐草、忍冬
    などの柄と様々です。生地はさらっとした紬の生地です。全通ですのでどこを
    出されても良いですのでお一人でお召しになる時も便利です。遊び心のある
    染名古屋帯(紬)となっております。エスニック風でシャレ感がございます。

    西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「三色段に桜・全通」


    淡黄色と青磁鼠色と薄青色の三色段の続きに桜が施してございます。帯は、軽く
    何処を出されても良い全通となっておりますので締めやすいです。「さくら」は
    国の象徴の花ですので結ぶにはいつでも大丈夫です。しかし折角ですので「桜」
    の時期に着用されるのも粋な着方かもしれません。

  • 袋帯 … 格のある場にもOK。付け下げやシンプルな小紋と相性抜群特選西陣織袋帯【都 謹製】「松華飾文・六通」
    白地に豪華絢爛な吉祥文様で施してある格の高い袋帯です。七宝の部分を
    松で施しその中には色とりどりの華文をあしらっています。
  • フォーマル寄りの装い(付け下げ+袋帯)

お茶席にはとても落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

 

特選西陣織袋帯【京藝謹製】「白眉・吉祥文様尽くし」の帯を使って
訪問着と合わせてみました

 

こちらも正式なお茶会からパーティーに是非どうぞ

 

春のカジュアルお茶会コーデ(小紋+名古屋帯)

お色は黒地ですがだからこそ目立ちます。逆にお茶をされていない方ですと
オシャレにお召しになることが出来ます。
帯を替えたらもっと粋になるでしょう。

 

お稽古&研修会スタイル(お召しor紬+シンプルな帯)

このお品は黒地に四季折々の花柄模様(唐華)が白抜きで施されているように
型染めされてございます。とても手間のかかったお品です。おしゃれに、粋に
とお召しになる方の雰囲気に合わせて帯も名古屋だったりしゃれ袋だったりと
色々と楽しめます。

初心者向けの着物と帯の選び方~お茶会やお稽古

投稿日:

お茶席では、格式やTPO(時間・場所・目的)に合った着物を選ばれる
それが大切です。

初心者の方にお勧めの注意点

☆ 季節に合った素材や柄を選ぶ
☆ 動きやすく着崩れしにくいものを選ぶ
格式に(その場に)合ったものを選ぶ(普段稽古用・茶会用で異なる)

簡単に述べますとこの三点です。

では、もっと深堀してしていきましょう。

普段のお稽古のお着物を選ぶなら

★お稽古では、汚れても気にならないお着物ですとお稽古にも
集中できるかと思います。
★お茶席では着用不可のお着物でお稽古をされるとお道具から
着物の所作も集中できて宜しいかもしれません。

【例えば】
おすすめの着物の種類
☆ 小紋(江戸小紋、飛び柄小紋、総柄小紋)
☆ 紬(大島紬、結城紬などの上質なものもお稽古に)
☆ 無地の着物(一つ紋なしなら普段のお稽古に)

素材:お手入れが楽で扱いやすい生地
洗えるポリエステル
木綿   等もお勧めです。

東レの小紋(洗濯機で洗えます)

単衣にも袷にもできる東レの着物です。

左の小紋は東レ幾何学文様

右の輪繋ぎ文様も東レです

東レの小紋 (市松文様)無地感に近い反物です

これから暖かくなると袷では暑いと感じられる時期にお稽古には
綿麻の生地で単衣でお仕立てされるこちらがお勧めです

ちょっとかしこまった感じでお稽古されるなら
小紋でも飛び柄小紋が良いかと思います。こちらはちょっとしたお茶会には
お召しになれます。そのための予行練習と思ってお召しになられても宜しい
かと思います。

今ですと
手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

柄が笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄
で施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。お色も今の時期、これからの時期には丁度
宜しいかと思います。気軽なお茶会にもお召しになることが出来ます。
春の大寄せ茶会には宜しいのでは?

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれ
る高級小紋です。

お色が優しいですので春のお茶会向きです。

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。 地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる高級小紋です。

東京染小紋(正絹)≪貞子好みより

光沢のある生地に季節を問わない柄付で帯によって表情が変わるので、華やか
な場所にも落ち着いた場所にもお召いただける小紋です。この生地にこの柄で
とこだわり『むらたや』のオリジナルの一品を染めて頂きました。江戸小紋染め
のおしゃれ美です。こちらですと単衣にされると爽やかに感じます。

☆ 
半幅帯、名古屋帯(九寸・八寸)が一般的です。楽に結べる半幅帯がお稽古に
は人気です。しかし名古屋帯を結ぶといざという時にはフォーマル感がでてお
役には立つかと思います。

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた
柄です。茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。
また、帯の柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。

九寸名古屋帯(正絹)【佐々木染織謹製】
「市松に陽と陰の唐華文様・グレーが入った青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。おとなしめな小紋、総柄でも江戸小紋や
飛び柄小紋のシンプルな柄行ですと着物も帯も映えると思います。

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】

確かな品質、軽やかな風合いで結びやすい帯となっております。柄は、どち
らかというと、しゃれ感があり市松柄が主でその一つ一つに柄が織り込まれ
ています。全体的に主張はしておりませんのでお茶席などの控えめなお席に
お締めいただけます。着物が濃いお色ですとメリハリが出て素敵でしょう。

博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物にもおすすめです。

こちらの帯はとにかくよく締まります。お着物を着られても着物がたるんで
くることはないかと思います。(結ぶ腕も関係するかとは存じますが)

茶会・正式なお席向けの着物

茶会では、会の趣旨や場所によって着物の格が変わります。

格式の高い場所の着物について

☆ 色無地(一つ紋あり) 通常のお茶会や初釜向け
☆ 付下げ  格を少し上げたい場合
☆ 訪問着  正式なお席

一般的に紋付色無地は付け下げより格が上とされています。
お茶席などでは「紋」を重要とされます。

色無地(一つ紋)が重宝されるのが分かる気が致します。
どんな場でも対応できるということでしょう。

ただ、少し寂しい気も致します。無地さえ持っていれば「安心」も良いのですが
やはりTPOを考えて着物合わせも楽しんでいただきたいです。

【季節のポイント】

春夏秋冬で素材や柄を意識しましょう。

  • :桜や若草などの優しい柄、淡い色合い
  • :絽や紗などの透け感のある生地(6~9月)
  • :紅葉や菊などの落ち着いた柄
  • :椿や南天、寒色系の着物

※帯は先取りです。6月には絽の帯を結び、9月には普通の帯を結びます

【初心者におすすめのコーディネート例】

〇お稽古向け

  • 小紋 + 名古屋帯(木綿や正絹)
  • 紬の無地 + 半幅帯

〇茶会向け

  • 色無地(紋付き)+ 名古屋帯(格のある)または袋帯
  • 付下げ + 袋帯(正式な席向け)

※一番は社中の先生や先輩にお聞きして足並みを揃えることも
大切かもしれません。

 

春の大寄せ茶会~お勧め着物と帯のコーディネート

投稿日:

春になるとお茶会のイベントとして「大寄せ茶会」が催されます。
そんな時どのような着物と帯のコーディネートで行けばいいのか
迷われることがあるかと思います。

大寄せとはございますがお茶席です。
※大寄せ茶会の格式によるとは思いますが・・・・・・

「春の大寄せ茶会では、春らしい優しい色合いの訪問着に、軽やかな袋帯
を合わせると季節感もでてお勧めです。」

例えば、淡い桜色の付け下げに、金糸が控えめに織り込まれた西陣織の袋帯
を合わせる。など

さくらネズ色に花筏に松・橘・菊・笹・梅等々の柄
こちらの付け下げなどはお茶席向きです。

※帯は、イメージです

お勧めの帯
特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】 ≪優彩正倉院華文

品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 された「華文唐草文様」
のお柄。 見る人に重たい印象を感じさせない女性ならではの、 気品豊かな
一品です。

特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「縦雲取草花文様 金色・六通柄」

「雲取り」とは、古典的な模様の一つです。雲の形の曲線を図案化し
その雲取りの中に、草花などの柄が納められています。金には、シック
な泥金を使い、流行に左右されない、まさに高尚な古典フォーマルの
高級袋帯です。さすが「加納幸」の帯といえるでしょう。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

【きもの】
訪問着
(格式のある大寄せ茶会向き)
付け下げ(控えめながら品のある装い)
色無地(紋付き)
無難なチョイスです。


お色は春らしい柔らかな色(薄桜、若草色、藤色、水色など)が
宜しいかと思います。

柄は
3~4月なら「桜・菜の花・藤・蝶・流水」など春のモチーフ
4月下旬~5月なら「杜若・藤・青楓」など新緑の柄

格調を意識してあまり派手になりすぎないものを選ばれたら宜しいかと
思います。

【帯】
帯は格を合わせつつ、春らしく軽やかさを演出されることをお勧めします。
種類:
袋帯
(訪問着・付け下げには格式を揃えて)
名古屋帯(色無地や軽めの付け下げに)
色柄
淡い金銀やパステル系の帯(春らしく軽やか)
桜・流水・貝桶・菖蒲などの意匠があるもの
織りの帯(西陣織、唐織など)や軽やかな塩瀬の染め帯

小物のコーディネート
茶席では小物の色を控えめにまとめることで、全体が上品に仕上がります。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

飛び柄小紋のコーディネート

淡い桜色や、藤色、グリーン(淡い)、ブルーグレーなどの飛び柄小紋に
金糸がさりげなく織り込まれた袋帯を合わせると、上品で柔らかな印象
になります。飛び柄小紋は、無地感覚で着られるものを選ぶことで、お
茶席にもふさわしい装いになります。

飛び柄小紋は、選び方次第で略礼装として格を上げられます。帯と小物
で調整しながら茶会にふさわしいコーディネートにされたら宜しいかと
思います。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄。 柄の雰囲気は、
まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げている様は、お
茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただけます。

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]

紋意匠生地にプラチナ箔使用で松文を品良く飛び柄にあしらっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず上品に
仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯
合わせが楽しくなる小紋です。

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる
高級小紋です。合わせる帯も幅広く、袋帯や九寸名古屋帯で着用のシーン
が広がる重宝な一品です。

 

【着物の選び方】

:春らしい淡色(桜色・藤色・若草色・水色・薄ベージュなど)
:遠目には無地に見えるくらいの控えめな飛び柄(小さな花、吉祥文様、枝ものなど)

【帯の選び方】
飛び柄小紋は基本的に「略礼装」として扱われるので、帯で格を調整します。

袋帯(金糸銀糸が控えめなもの)→ 訪問着風に格を上げられる
名古屋帯(上品な織り帯、格調高い染め帯)→ 控えめな茶席向き

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な黄色のお色
に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

京の老舗[小森の帯]です。松・紅葉・梅などの植物を豪華に
施し合間に雲取りの中に、波・唐華唐草・鳳凰をあしらっています。
全体的に優しい色使いですので上品に付け下げ、色無地や江戸小紋、
飛び柄小紋に合わせてお締め頂けます。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互
に段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々
によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいく大変重厚感があります。お色を考えると、淡いお着物
に合されるととても素敵になります。格の高い帯です。

春のお茶会~北出与三郎監修小紋と板場友禅小紋そして名古屋帯

投稿日:

2月はショッピングサイトを初めた月です。
写真の撮り方見せ方は全くの素人ですので未知の世界に踏み込んだ「むらたや」を
どのように成長させていくかが難問でした。

お客様とのやり取りは、対面のように手際よくはいかず手こずることも度々。

一番の難問は寸法です。
cmと尺では多少の誤差も出ます。こちらが疑問に思っていることを問いましたら
積極的に応えてくださる方が多く助かっております。
そんなサイト「きものむらたや」に成長させていただいたのはお客様のお陰と
思っております。【感謝】

 

立春も過ぎ少しは寒さも和らぐかと思いきや、今は本当に寒い日が続いています。
しかしそれも来週には少しずつ春を感じる日も増えてくるかと思います。

「春」になればやはりお茶会。大寄せのお茶席の企画を耳にする事が多くなり
ます。

お彼岸もございます。いわゆる彼岸会。春と秋の2回(春分、秋分の日の前後)
ご先祖様の供養、法要お墓参りがございます。お茶会を催すにもこの頃が季節的
に良いかと思います。ただ、お道具は仏ぽいものでなく、春を感じさせるお道具を
選ばれたら宜しいかと思います。

三月は「利休忌」がございます。
利休は秀吉の怒りに触れ、天正19年2月28日70歳で自刃しました。その日を
利休忌と定め2月28日に営まれていましたが、今は3月となっています。
利休の血統を受け継ぐ三千家では、「利休忌」には画像の前に供茶をし門弟と共に
利休を偲ぶ。
「忌」となりますので精進が主となるようです。

ひな祭りもあれば、お花見もございます。行事は目白押しです。

気軽に小紋。でも品が良くて綺麗な感じが良いですね。

そこでこちらをお勧めいたします。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】正絹 日本製

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄になっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わせ
が楽しくなる小紋です。着る方の年代層の幅も広く、まさにお薦めのお品
です。地紋と飛び柄を同じ柄にしている所がオシャレです。
見方によっては、落ち着いていてお茶席にお勧めです。

 

合わせる帯として
九寸名古屋帯がお勧めです。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢の
キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。 優しくて
気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で お柄は上品に
まとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味性を漂う、
洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿を演出してくれ
る逸品の帯です。こちらでしたら皇室御用達の北出与三郎監修の小紋
を合わせたら正式なお茶席でなければ十分お召しいただけて上品に
なると思います。

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々により、
菊の表情が変化します。お太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。

おとなし目になりますが上品に気品高くお召しいただけます。

【北出与三郎】について
北出与三郎氏作の色無地がございますが、それは榊染めで生地に皇室の方のお印(おしるし)を地紋に織り込んだものとして知られています。
北出与三郎氏は西陣の名工で、特に紋意匠の技術に秀でており、皇室にもゆかりのある織物を手掛けていました。皇室の方々のお印を地紋に取り入れた色無地は、格式が高く、特別な場面で着用されることが多いです。この色無地は、肩山には地紋がなく全体はすっきりとシンプルながらも、地紋に繊細な意匠が施されていて、上品で洗練された雰囲気を持っています。(北出の本袋帯も有名です。オランダ線の所が丸北マークとなっています)
※本袋とは袋帯の一種で、本袋帯は織りの段階で筒状に織られるため、縫い合わせがなく、裏地も表と同じ織りの柄が続いているのが特徴です。帯の全体が一枚の生地で織られている帯のことを指します。通常の袋帯は、表と裏の2枚の生地を縫い合わせて作られます。
本袋帯は格式が高く留袖、訪問、無地着紋付などに合わせられます。

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に銀で
縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。お色も
明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄です。
それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が爽やかです
ので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽しめます。

 

こちらの小紋(板場友禅染)同じところで染めた染名古屋がこちらです

流石にこちらを合わせるとくどいので、すっきりとシンプルに
そして粋にお召しいただきたいです。

小紋は、八寸名古屋帯を合わせてみるとか。それもシンプルな帯を
帯の方は、紬やお召しに合わせたらいかがでしょう。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを
持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。こちらの、八寸名古屋帯は、白をベース
に正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色のお色で施されてござ
います。おしゃれで粋な感じを表現してございます。博多織伝統の平織を
利用した織物でございます。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。

パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。そこがシンプルですが洒落ていて板場友禅の着物には粋にお召しいただけるのではないかと思います