初心者向けの着物と帯の選び方~お茶会やお稽古

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お茶席では、格式やTPO(時間・場所・目的)に合った着物を選ばれる
それが大切です。

初心者の方にお勧めの注意点

☆ 季節に合った素材や柄を選ぶ
☆ 動きやすく着崩れしにくいものを選ぶ
格式に(その場に)合ったものを選ぶ(普段稽古用・茶会用で異なる)

簡単に述べますとこの三点です。

では、もっと深堀してしていきましょう。

普段のお稽古のお着物を選ぶなら

★お稽古では、汚れても気にならないお着物ですとお稽古にも
集中できるかと思います。
★お茶席では着用不可のお着物でお稽古をされるとお道具から
着物の所作も集中できて宜しいかもしれません。

【例えば】
おすすめの着物の種類
☆ 小紋(江戸小紋、飛び柄小紋、総柄小紋)
☆ 紬(大島紬、結城紬などの上質なものもお稽古に)
☆ 無地の着物(一つ紋なしなら普段のお稽古に)

素材:お手入れが楽で扱いやすい生地
洗えるポリエステル
木綿   等もお勧めです。

東レの小紋(洗濯機で洗えます)

単衣にも袷にもできる東レの着物です。

左の小紋は東レ幾何学文様

右の輪繋ぎ文様も東レです

東レの小紋 (市松文様)無地感に近い反物です

これから暖かくなると袷では暑いと感じられる時期にお稽古には
綿麻の生地で単衣でお仕立てされるこちらがお勧めです

ちょっとかしこまった感じでお稽古されるなら
小紋でも飛び柄小紋が良いかと思います。こちらはちょっとしたお茶会には
お召しになれます。そのための予行練習と思ってお召しになられても宜しい
かと思います。

今ですと
手描き 糸目 友禅 着尺 正絹 [紋意匠生地 松の柄]

柄が笹蔓文様の紋意匠に松の柄というおめでたい着物です。松は飛び柄
で施されています。上品に描かれていますので帯の邪魔も致しません。
逆に帯が着物を引き立てます。お色も今の時期、これからの時期には丁度
宜しいかと思います。気軽なお茶会にもお召しになることが出来ます。
春の大寄せ茶会には宜しいのでは?

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれ
る高級小紋です。

お色が優しいですので春のお茶会向きです。

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。 地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる高級小紋です。

東京染小紋(正絹)≪貞子好みより

光沢のある生地に季節を問わない柄付で帯によって表情が変わるので、華やか
な場所にも落ち着いた場所にもお召いただける小紋です。この生地にこの柄で
とこだわり『むらたや』のオリジナルの一品を染めて頂きました。江戸小紋染め
のおしゃれ美です。こちらですと単衣にされると爽やかに感じます。

☆ 
半幅帯、名古屋帯(九寸・八寸)が一般的です。楽に結べる半幅帯がお稽古に
は人気です。しかし名古屋帯を結ぶといざという時にはフォーマル感がでてお
役には立つかと思います。

八寸名古屋帯 【大光織物 謹製】「吉野間道・六通」

吉野間道は名物裂の一種で、江戸時代に茶人や大名たちに愛されていた
柄です。茶道において茶道具の袋や、掛け軸の表装などに使われています。
また、帯の柄などにも使われていてとても茶道と深いつながりのある柄です。

九寸名古屋帯(正絹)【佐々木染織謹製】
「市松に陽と陰の唐華文様・グレーが入った青蘭色」

唐華を施して華やかに織り上げています。帯地は黒。裏は黒地に御召御納戸色
で立湧柄に菊菱が施されています。おとなしめな小紋、総柄でも江戸小紋や
飛び柄小紋のシンプルな柄行ですと着物も帯も映えると思います。

西陣織九寸名古屋帯【木原織物 謹製】

確かな品質、軽やかな風合いで結びやすい帯となっております。柄は、どち
らかというと、しゃれ感があり市松柄が主でその一つ一つに柄が織り込まれ
ています。全体的に主張はしておりませんのでお茶席などの控えめなお席に
お締めいただけます。着物が濃いお色ですとメリハリが出て素敵でしょう。

博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段使いのお着物にもおすすめです。

こちらの帯はとにかくよく締まります。お着物を着られても着物がたるんで
くることはないかと思います。(結ぶ腕も関係するかとは存じますが)

茶会・正式なお席向けの着物

茶会では、会の趣旨や場所によって着物の格が変わります。

格式の高い場所の着物について

☆ 色無地(一つ紋あり) 通常のお茶会や初釜向け
☆ 付下げ  格を少し上げたい場合
☆ 訪問着  正式なお席

一般的に紋付色無地は付け下げより格が上とされています。
お茶席などでは「紋」を重要とされます。

色無地(一つ紋)が重宝されるのが分かる気が致します。
どんな場でも対応できるということでしょう。

ただ、少し寂しい気も致します。無地さえ持っていれば「安心」も良いのですが
やはりTPOを考えて着物合わせも楽しんでいただきたいです。

【季節のポイント】

春夏秋冬で素材や柄を意識しましょう。

  • :桜や若草などの優しい柄、淡い色合い
  • :絽や紗などの透け感のある生地(6~9月)
  • :紅葉や菊などの落ち着いた柄
  • :椿や南天、寒色系の着物

※帯は先取りです。6月には絽の帯を結び、9月には普通の帯を結びます

【初心者におすすめのコーディネート例】

〇お稽古向け

  • 小紋 + 名古屋帯(木綿や正絹)
  • 紬の無地 + 半幅帯

〇茶会向け

  • 色無地(紋付き)+ 名古屋帯(格のある)または袋帯
  • 付下げ + 袋帯(正式な席向け)

※一番は社中の先生や先輩にお聞きして足並みを揃えることも
大切かもしれません。

 

春の大寄せ茶会~お勧め着物と帯のコーディネート

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春になるとお茶会のイベントとして「大寄せ茶会」が催されます。
そんな時どのような着物と帯のコーディネートで行けばいいのか
迷われることがあるかと思います。

大寄せとはございますがお茶席です。
※大寄せ茶会の格式によるとは思いますが・・・・・・

「春の大寄せ茶会では、春らしい優しい色合いの訪問着に、軽やかな袋帯
を合わせると季節感もでてお勧めです。」

例えば、淡い桜色の付け下げに、金糸が控えめに織り込まれた西陣織の袋帯
を合わせる。など

さくらネズ色に花筏に松・橘・菊・笹・梅等々の柄
こちらの付け下げなどはお茶席向きです。

※帯は、イメージです

お勧めの帯
特選西陣織袋帯 【となみ織物 謹製】 ≪優彩正倉院華文

品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾 された「華文唐草文様」
のお柄。 見る人に重たい印象を感じさせない女性ならではの、 気品豊かな
一品です。

特選西陣織袋帯【加納幸謹製】「縦雲取草花文様 金色・六通柄」

「雲取り」とは、古典的な模様の一つです。雲の形の曲線を図案化し
その雲取りの中に、草花などの柄が納められています。金には、シック
な泥金を使い、流行に左右されない、まさに高尚な古典フォーマルの
高級袋帯です。さすが「加納幸」の帯といえるでしょう。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

【きもの】
訪問着
(格式のある大寄せ茶会向き)
付け下げ(控えめながら品のある装い)
色無地(紋付き)
無難なチョイスです。


お色は春らしい柔らかな色(薄桜、若草色、藤色、水色など)が
宜しいかと思います。

柄は
3~4月なら「桜・菜の花・藤・蝶・流水」など春のモチーフ
4月下旬~5月なら「杜若・藤・青楓」など新緑の柄

格調を意識してあまり派手になりすぎないものを選ばれたら宜しいかと
思います。

【帯】
帯は格を合わせつつ、春らしく軽やかさを演出されることをお勧めします。
種類:
袋帯
(訪問着・付け下げには格式を揃えて)
名古屋帯(色無地や軽めの付け下げに)
色柄
淡い金銀やパステル系の帯(春らしく軽やか)
桜・流水・貝桶・菖蒲などの意匠があるもの
織りの帯(西陣織、唐織など)や軽やかな塩瀬の染め帯

小物のコーディネート
茶席では小物の色を控えめにまとめることで、全体が上品に仕上がります。

格の高い飛び柄小紋(上品な柄・落ち着いた配色)
色無地感覚で着られる控えめな柄付け
帯や小物で格を調整できる場合

飛び柄小紋のコーディネート

淡い桜色や、藤色、グリーン(淡い)、ブルーグレーなどの飛び柄小紋に
金糸がさりげなく織り込まれた袋帯を合わせると、上品で柔らかな印象
になります。飛び柄小紋は、無地感覚で着られるものを選ぶことで、お
茶席にもふさわしい装いになります。

飛び柄小紋は、選び方次第で略礼装として格を上げられます。帯と小物
で調整しながら茶会にふさわしいコーディネートにされたら宜しいかと
思います。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄。 柄の雰囲気は、
まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げている様は、お
茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただけます。

正絹小紋[紋意匠に飛び柄松文・プラチナ箔使用]

紋意匠生地にプラチナ箔使用で松文を品良く飛び柄にあしらっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず上品に
仕上げている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯
合わせが楽しくなる小紋です。

正絹小紋 京染め[紋意匠に飛び柄華文]

金の縁取りに白色の古典文様の柄を飛び柄として品良く配置しています。
地色はまさに品格を感じさせる淡いクリーム色。都会的なセンスあふれる
高級小紋です。合わせる帯も幅広く、袋帯や九寸名古屋帯で着用のシーン
が広がる重宝な一品です。

 

【着物の選び方】

:春らしい淡色(桜色・藤色・若草色・水色・薄ベージュなど)
:遠目には無地に見えるくらいの控えめな飛び柄(小さな花、吉祥文様、枝ものなど)

【帯の選び方】
飛び柄小紋は基本的に「略礼装」として扱われるので、帯で格を調整します。

袋帯(金糸銀糸が控えめなもの)→ 訪問着風に格を上げられる
名古屋帯(上品な織り帯、格調高い染め帯)→ 控えめな茶席向き

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦・唐華・六通」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいですが、柄は大変重厚感があります。綺麗な黄色のお色
に唐華を施してあり、格高い名古屋帯となっております。

特選西陣織袋帯【小森織物謹製】「松・梅・紅葉に巻物柄・六通」

京の老舗[小森の帯]です。松・紅葉・梅などの植物を豪華に
施し合間に雲取りの中に、波・唐華唐草・鳳凰をあしらっています。
全体的に優しい色使いですので上品に付け下げ、色無地や江戸小紋、
飛び柄小紋に合わせてお締め頂けます。

 

九寸名古屋帯(正絹)【小森織物謹製】「有職段文に菊づくし 六通」

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互
に段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々
によって、菊の表情が変化してお太鼓に出す部分を変えると雰囲気も
変わります。

特選西陣織九寸名古屋帯【となみ織物謹製】「九百佐賀錦」

「九百佐賀錦」と名をうつくらい華やかな感じの帯です。帯自体とても
軽く締めやすいく大変重厚感があります。お色を考えると、淡いお着物
に合されるととても素敵になります。格の高い帯です。

春のお茶会~北出与三郎監修小紋と板場友禅小紋そして名古屋帯

投稿日:

2月はショッピングサイトを初めた月です。
写真の撮り方見せ方は全くの素人ですので未知の世界に踏み込んだ「むらたや」を
どのように成長させていくかが難問でした。

お客様とのやり取りは、対面のように手際よくはいかず手こずることも度々。

一番の難問は寸法です。
cmと尺では多少の誤差も出ます。こちらが疑問に思っていることを問いましたら
積極的に応えてくださる方が多く助かっております。
そんなサイト「きものむらたや」に成長させていただいたのはお客様のお陰と
思っております。【感謝】

 

立春も過ぎ少しは寒さも和らぐかと思いきや、今は本当に寒い日が続いています。
しかしそれも来週には少しずつ春を感じる日も増えてくるかと思います。

「春」になればやはりお茶会。大寄せのお茶席の企画を耳にする事が多くなり
ます。

お彼岸もございます。いわゆる彼岸会。春と秋の2回(春分、秋分の日の前後)
ご先祖様の供養、法要お墓参りがございます。お茶会を催すにもこの頃が季節的
に良いかと思います。ただ、お道具は仏ぽいものでなく、春を感じさせるお道具を
選ばれたら宜しいかと思います。

三月は「利休忌」がございます。
利休は秀吉の怒りに触れ、天正19年2月28日70歳で自刃しました。その日を
利休忌と定め2月28日に営まれていましたが、今は3月となっています。
利休の血統を受け継ぐ三千家では、「利休忌」には画像の前に供茶をし門弟と共に
利休を偲ぶ。
「忌」となりますので精進が主となるようです。

ひな祭りもあれば、お花見もございます。行事は目白押しです。

気軽に小紋。でも品が良くて綺麗な感じが良いですね。

そこでこちらをお勧めいたします。

北出与三郎監修 小紋 [紋意匠生地 花菱文様に変わり七宝】正絹 日本製

紋意匠は花菱柄です。時に変わり七宝とも思えるいう地柄になっています。
柄の雰囲気は、まさにお茶席向きと言えます。色と柄を使い過ぎず仕上げ
ている様は、お茶席だけでなく普段のおしゃれにお召いただける帯合わせ
が楽しくなる小紋です。着る方の年代層の幅も広く、まさにお薦めのお品
です。地紋と飛び柄を同じ柄にしている所がオシャレです。
見方によっては、落ち着いていてお茶席にお勧めです。

 

合わせる帯として
九寸名古屋帯がお勧めです。

九寸名古屋帯 (正絹)【帯屋捨松 謹製】「忍冬唐草文・パープル地・六通」

1854年の創業以来、実に150年。その妥協を許さない物作りは大勢の
キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです。 優しくて
気品のある神秘的な紫を地色にお柄は「忍冬唐草文」で お柄は上品に
まとめてございます。お着物に対して邪魔をせず尚且つ趣味性を漂う、
洗練された表情をしていますので、ひと味違う着物姿を演出してくれ
る逸品の帯です。こちらでしたら皇室御用達の北出与三郎監修の小紋
を合わせたら正式なお茶席でなければ十分お召しいただけて上品に
なると思います。

しなやかに織り上げられた淡いベージュと半色(はしたいろ)を交互に
段々で表した地をベースに、菊を施した帯となっております。段々により、
菊の表情が変化します。お太鼓に出す部分を変えると雰囲気も変わります。

おとなし目になりますが上品に気品高くお召しいただけます。

【北出与三郎】について
北出与三郎氏作の色無地がございますが、それは榊染めで生地に皇室の方のお印(おしるし)を地紋に織り込んだものとして知られています。
北出与三郎氏は西陣の名工で、特に紋意匠の技術に秀でており、皇室にもゆかりのある織物を手掛けていました。皇室の方々のお印を地紋に取り入れた色無地は、格式が高く、特別な場面で着用されることが多いです。この色無地は、肩山には地紋がなく全体はすっきりとシンプルながらも、地紋に繊細な意匠が施されていて、上品で洗練された雰囲気を持っています。(北出の本袋帯も有名です。オランダ線の所が丸北マークとなっています)
※本袋とは袋帯の一種で、本袋帯は織りの段階で筒状に織られるため、縫い合わせがなく、裏地も表と同じ織りの柄が続いているのが特徴です。帯の全体が一枚の生地で織られている帯のことを指します。通常の袋帯は、表と裏の2枚の生地を縫い合わせて作られます。
本袋帯は格式が高く留袖、訪問、無地着紋付などに合わせられます。

板場型友禅染 小紋 正絹【幾何学模様】紋意匠生地 変わり七宝柄

全体を板で張り幾何学模様で染めてございます。四角の柄で丁寧に銀で
縁取っております。型染めですので全体に同じ柄が続いています。お色も
明るくて洒落ています。ミント系の地色、生地は変わり七宝柄です。
それに四角をバランスよく並べ模様化して御座います。お色が爽やかです
ので春には白っぽい帯で秋にはお色の濃いめの帯にと楽しめます。

 

こちらの小紋(板場友禅染)同じところで染めた染名古屋がこちらです

流石にこちらを合わせるとくどいので、すっきりとシンプルに
そして粋にお召しいただきたいです。

小紋は、八寸名古屋帯を合わせてみるとか。それもシンプルな帯を
帯の方は、紬やお召しに合わせたらいかがでしょう。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

大倉織物の≪誠之輔≫ブランド。博多織の名門処の新柄です。
真の良い洒落帯を作っておられ、しなやかなハリと締め心地の良さを
持つ上質な博多織の帯です。小紋や紬の他、御召や江戸小紋など、普段
使いのお着物にもおすすめです。こちらの、八寸名古屋帯は、白をベース
に正方形のドット柄が幾何学的に配してあり、数色のお色で施されてござ
います。おしゃれで粋な感じを表現してございます。博多織伝統の平織を
利用した織物でございます。

 

特選博多織紋八寸名古屋帯【本場筑前博多琥珀織 大倉織物謹製・誠之輔ブランド】

こちらの八寸名古屋帯は、幾何学模様が全体に織り出されています。小さな菱重ねの模様がびっしりと並び、菱の中には十字の形が織り込まれ、とても立体的に見える不思議な織りです。本絹の糸だけで織られとてもしっかりとした打ち込みで、手に触れていても心地良く独特の美しさがございます。
銀色寄りの白の色でそれがまた上品に映ります。実際にお着物と合わせられるとお綺麗ですし合わせやすいと思います。

パールのような光沢が大変魅力的帯となっております。そこがシンプルですが洒落ていて板場友禅の着物には粋にお召しいただけるのではないかと思います